ご長寿の秋、委員会の秋

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9月、それは世間一般では夏休みも終わって次に楽しみなのはシルバーウィークとやらではなく、それすっ飛ばしてクリスマス以降の年末年始な季節。そして、梨とか桃とか葡萄とか美味しい果物が出回る季節。じゅるり。そして10月になったら『体育の日ってやっぱり10/10がいいわよねえ、第何週の月曜とか未だにわからないわー』とハッピーマンデーに難色を示す(事もありそうな)本格的な秋の到来がそのうちやってきます。

果物の秋、防災の秋、スポーツの秋、そしてご長寿の秋。港区には75歳以上が2万人いらっしゃるんですって。お元気にいきいきでよろしくお願いします。

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本日、東京オリンピック・パラリンピック(略してオリパラ、だそうで)対策特別委員会が開催されました。5月からの任期で初めてのオリパラ委員会。巷では色々な問題も課題もあると何かにつけて騒がれる、アレの委員会。

一昨日の正式発表と会見であったはずの午後6時の前、夕方前には区役所一帯に貼ってあったあのポスターを剥がし、なんとなくフライングをしてしまった感があるような港区役所。

違います。最先端をいきました。素晴らしいスピードでぺりぺり剥がしました。最先端を行く港区ですからね。

さて、そんなオリパラ委員会、区としてどのような事を話し合っていかなければならないのかという点。東京都が招致したわけだし区って何やるの?という疑問がありません?競技会場の整備だけしてろ!みたいな雰囲気ありません?港区はお台場海浜公園でオリンピックではトライアスロンと水泳マラソン10kmの2競技、パラリンピックではトライアスロンと自転車(ロード・レース)の2競技が開催されることが決まってます。

区が競技の他に考えること、もちろんアスリートへの配慮だったり、オリパラを楽しみにしているたくさんの方々のための区内整備だったり色々ありますが、本日の委員会の議題は主に2点。

文化プログラムと事前キャンプ。

スポーツと文化の祭典ということで、文化芸術の域のエキシビジョンのようなものがオリンピック憲章で定められております。アートだとか、伝統文化だとか。色々な策が講じられるのではないかと。

そこでいっつも引っかかる点がありまして。日本人というのは、どうも、なんというか、その、文化に対しての理解と知識と宣伝に疎いというか、そんな感じ。日本の文化ってなんですかー?と聞かれて、即答できる人はほとんどいないのではないでしょうか。

歴史ある国ですからね、古いモノはたくさんあります。古いモノを文化と言い張るにしても、それが今の現代にどう繋がって生活に繋がっているのかを説明できるほど、残念なことに知識がない。

着物も浴衣も文化であるし、町中に溢れる自動販売機も文化だし、外国人が日本語で話しかけてきても外見で勝手に判断しちゃって『ノーイングリッシュ!』とかつい言ってしまうのも、ある意味文化ですよ。欧米に憧れてしまっているのも文化ですし、そして英会話取得が夢の夢である表面的な国際化もまた文化。自分たちでは当たり前の事すぎて興味のないことでも、一旦外から誉めたたえられたら一気にムーブメントになってしまう盛り上がりも、これまた文化。

そんな文化とか国際化に関して思うことはまた別の機会にでも。とにかく文化プログラムというのを区でもとりあげて、文化の祭典に取り組みましょうという課題。

そしてもうひとつは事前キャンプの地に選ばれるため施設を整備したり、招致活動をしたりする計画。例えば今の港区、みなとパーク芝浦のスポーツセンターのバスケットコートとバレーボールコートの2種だけが国際規格にマッチ。他8種競技がちょこっと整備が必要。

招致したいのか、できるのか、区としてどのような計画・行動をするのか、のような協議が必要になってくる、そんなオリパラ委員会です。

私の所属しております自民党議員団、ミスタースポーツとして知られる新人同期の黒崎ゆういち議員もオリパラ委員で、委員会では椅子を並べて座っております。本日の委員会でも彼はナイスな質問・指摘しました。素晴らしい。

港南地域といえば黒崎ゆういち、スポーツといえば黒崎ゆういち、なんという重量級の安定感、そして抜群の安心感。オリパラ委員会に欠かせない黒崎ゆういち港区議会議員。

大切なことなので2回言いました。

ベテラン議員もたくさんいらっしゃる中、新人2人も頑張っていきますのでよろしくどうぞ。