港区議会定例会におきまして

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おはようございます。まずは登庁のアレ、ポチりました。さて、昨年の9月の一般質問登壇デビューの際に、登壇までに質問考えて原稿考えて取材があったり赤ペン先生されたりのくだりをつらつらと報告しました。今回2度目ということで、多少なり勝手がわかったものでもありますし、結構楽しく準備を終えたわけです。

 

港区議会定例会におきまして、ここ改善したほうがいいんじゃないかなあということがひとつ思い浮かびました。これってどうですー?と会派のパイセンにお話してみたことなんですけどね。

 

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これ、代表質問とか一般質問をする人に事務局から配布される通告書。ちゃんとご丁寧に記入サンプルまで毎回毎回。紙媒体でも電子媒体でも、中身が伴ってればこの様式以外でもいいということです。

 

よーく見ると『項目』『小項目』『要旨等』とあって、ほんとそのまんまなんですけど、大きな括りから小さな括りへ、そんで具体的な質問だったり意見だったりを記載して提出するわけです。それを事務局がチェックして『ここの質問は項目2つに分けたほうが』とか『この表現ってどうなんでしょう』とか、区民のみなさんにわかりやすいようにちょいちょい手直しが入ったりします。もちろん誤字脱字とかも。そんで、その修正した(しない場合もありますけど)ものを傍聴でこられた方への配布資料だったり、ネット中継とかの質問アジェンダとして掲載するわけですね。

 

つまりこれのことです。区議会のサイトにも載ってます。

 

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それがこんな感じ(右側)。大中小項目と、わかりやすくなった資料となります。しかしここでビミョーな問題が。個人的にビミョーと思う問題なんですけど。

 

質問を前もって出すということは、前もって回答を作る必要があるからであるわけで、そこは別にどうでもいいと思うんですよ。紙読み合いの出来レースとか言われても。質問提出する我々としてみればその場で初めて区長なり教育長なり答えを聞くわけで、そこから『ほほぅ、なるほど』と次に繋げることができるわけですからね。でも、前にも書いたんですけれど、通告書を出した後に『取材担当』という課長さんが質問の意図をチェックしたり、その質問に対してどこの課が答弁書作るだとか、そういう調整が入るわけです。

 

その最中に『こういう言い回しの方がいいかも』とか『表現変えようかな』と変わる場合もあるんですね。そうすると必然的に質問も少しずつ変わってくることもある。あとは『この質問はこっちにまとめてもらう方が回答しやすい』とか色々あるようで、個人的には質問に対して回答があるならどの順番でも構わないんですよ。でも、場合によっては質問の方向性やら質問自体が90度から180度変わっちゃう場合もあるようで。聴いてる限りそう感じます。

 

でも、実際の定例会で配布される、いわゆる『区民向けにわかりやすく』という質問一覧表は、取材の入る前に提出した通告書。だから中身とズレがでてくるわけです。一覧表を見ながら議員の質問を聴いてたりすると、『あれ、この項目すっとばされてるよ?』とか『これの質問、触れられてもいないけど?』とか不思議に感じることも多々あるわけです。

 

でも、記録としてはそれがずっと残っちゃうわけで。ネットの録画にしても、質問項目がそのまま掲載されちゃうんですよ。そうすると『質問してないけど、質問一覧表に掲載されてます』となっちゃって、『質問してないけど、質問したことになりました』と。

 

区民のみなさんに向けたわかりやすいものというのであれば、通告書〆切過ぎて修正した後のものでも、中身とマッチした質問一覧を配布するほうが区民のためでもあるし、議員のためでもあると思うんですよね。

 

そんな感じです。あ、私のは大丈夫です。さ、一般質問してきまーす。