港区議会 H27年度 決算特別委員会 その4

20161008-2

さて、決算特別委員会の最後は教育費。なんとなくメガネを着用、だてメガネではなくガチメガネです。視力が悪い人はわずかな変化に気付きにくいんですが、確実に近づいてきている気配を感じます…今あなたのすぐ後ろにいるの…。わたしローガン。見やすく行こうぜ40代。

 

国際化国際化と叫ばれるこのご時世で、なんとなく風潮が『仕方なく国際化』っぽくなってきてるのをヒシヒシと感じます。教育で国際化ってなんやねん、何したら国際化いうねん、そんなプレッシャーもヒシヒシと感じます。

 

とりあえず英語?英語話せたらいいよ?中学からの英語を前倒しにしたら自分たちの時代の時以上にできるようになるかもよ?英語が好きになる子増えるかもよ?でもちょっと待って?興味でてくる人もいるかもしれないけどつまづく人も多分増えるよ?つまづく時期が前倒しになったら中学厳しいよ?

 

感覚からすると、数学を小学校に前倒しするのと同じような感じなんでしょうかね。xとyの使用を小学校から始めると数学がわかりやすくなるだろうとか。数学に馴染ませるためにとか、理系人口を育てるためにとか、なんとか算を解きやすくなることに期待を持ってとか。英語と数学は全然別物でありますし、どちらにせよ興味を持てなければね…なんてそういうこともあると多い思います。日本人が外国語を〜というアプローチも必要かもしれませんけれど、外国の方々に日本語を〜という日本語人口を増やすアプローチもあってもいいかと思います。あると思います!

 

そんなことはさておいて。教育費の質問は日本語学級と日本語指導についてがメイン。

 

Q. 東町小学校に国際学級ができて5年くらい。その間に笄小学校の日本語学級に通級する児童数の推移は?

A. H24年度から順番に29人、28人、30人、30人、34人。

 

Q. 日本語学級に通える期間は?

A. 通い始めた日から2年間。

 

Q. ちなみに、国際学級に通える期間と、日本語学級に通えない等の理由で日本語適応指導を受けれる期間は?

A. 国際学級は制限なし。日本語適応指導は年間48時間で終了。

 

Q. 国際学級と同じくらい日本語学級の取り組みも大切だと思うけど、これからどういう風に?

A. 今現在、笄小学校の日本語学級に通級する38人のうち、約6割が元々笄小学校の児童。その他、それぞれの在籍する学校で47人が日本語適応指導を受けている。今年度中にニーズ調査を行う。

 

日本語学級は予算特別委員会くらいから質問をするようになって、今回のやりとりの中で『うわぁ港区素晴らしいわぁ』と感じるようになったのが、日本語学級についてのニーズ調査を始めて行うと明言されたことです。がんばってください。もちろん日本語適応指導の検討も含めて。正しい方向でやってもらいたいものです。何が正しいのかは色々あるでしょうけれど。