TOKYO都議会議員選挙について正直に思うこと

 

明日の6/23から7/2まで、東京都が賑やかになります。『賑やか』が正しい表現かどうかわからないけど、確実に『やかましく』そして『けたたましい』感じ。街場じゃなくとも、テレビを付けりゃやれどうの、新聞見てもやれこうだ、ネットの世界にダイブしたらテレビ新聞では絶対に報道されないような内容が拡散されてばかり。こんな状態で何が正しくて何が間違ってるかなんて判断付かず、そりゃウンザリすることも多々あるでしょうね。

 

今回の都議選の争点はコレだアレだと色々言われておりますが、そういう大きなところじゃなく色んな人には是非地に足を付け直して考えてもらいたいなあと思います。イチ都民として。冷静に。オレだってこれでも有権者、貴重な1票持っとるんだぜ。

 

まずはいつものようにどうでも良さげな方からね。ほら、自分が区議会議員になって選挙というものを初めて経験したからこそ『なんじゃコリャ?』と感じたこともたくさんあるわけ。そこを今更ながらに発表いたしたく。

 

日本の選挙がやかましくてけたたましい理由は、多分みなさんもれなく感じる選挙カー。『名前連呼しやがってウルセー!』とか『こっちは午前中寝なきゃいけない夜の仕事で日本を支えてんだよ!』とお怒りの方はたくさんいるかと思います。ごもっとも。マジその通り。ごめんようるさくて。公職選挙法というトリッキーな法律がある理由から、いわゆる選挙カーぶんぶん回してギャンギャンする『選挙活動』は立候補届を出した日から最終投票前日までしかできないもの。普通の時にできない分、集中砲火になるわけさ。

 

ま、そういうことでこれは大目にみてあげてください。本来であれば、そういうところで名前連呼しなくとも日々の活動を知ってもらえるといいんだけど、一般に普通に暮らしてる我々の方も正直そんなに興味をもって議員とか議会とかみてないのも現実。他にも色々あるけどまた次の機会に。

 

今回の都議選、ものすごく客観的に眺めるとシンプルに『自民党vs反自民党』な煽りですよね。豊洲だ築地だ、都知事だなんだと色々ありますけど、結局は政党の話。人によっては『自民党vs都民ファースト』と感じるとこもあるとは思います。世間一般のゴシップ的な話に無理やり落とし込もうとしたら、『反省しなければならんことに気付いているのか気付いていないのかわからない集団vsこのままいったら批判してたことを正当化して同じこと繰り返す可能性のある集団』な醜い争いに。ケンカ両成敗、ここは平等に両方disっておこう。

 

あ、しかも片方の背後には今回わかりやすく表に出てきてない集団もあるので、万が一アレな時はもれなくソレもついてくることも忘れずに。そして知らない間にそこが中心になってるかもネ、なーんてここも平等にdisっておこう。

 

何をどう都議選に期待するかは、これはもう都民のみなさんの判断に委ねるしかないと思ってます。でも、自分がある意味組織の末端に属して色々ややこしいめんどくさい立場のイチ議員としては『個人の好き嫌いは仕方ないけど、その人個人のがんばりによる結果をきちんとみてあげて欲しい』『東京という大きな枠だけじゃなく、自分の住んでる狭い地域の中の課題をちゃんと認識できてる人を見極めてもらいたい』というのが心情です。

 

ちなみにイチ都民としては『必要であれば都知事にNOを言える人』がいいなと思うし、イチ区民としては『東京都しか解決できない港区の課題を都議会で訴えてくれる人』がいいなと思うし。

 

実績で選ぶも良し、政党で選ぶも良し、期待値で選ぶも良し。でも東京都がどうのこうのより、なんだかんだ言って自分の生活に自分の身に間接的に関係してくることを忘れずにお願いします。

 

そんな都議選。明日から港区内で色んな選挙カーや政党カーの姿を見かけることが多くなりますが、時折車に乗ってたり手を振ってたりマイクで喋ってる姿をみかけることもあるかもしれませんがどうぞよろしく。やかましくご迷惑おかけしますが、どうか正しい選択を。