オリンピコ、パラリンピコピコ、オリンピコ(5・7・5)

ここ数ヶ月の小倉りえこ、頭の中は98%くらい未知の領域のことでいっぱいいっぱい。毎日が未知との遭遇、21世紀まちづくりの旅。どうも小倉です、区議会議員やってます。自民党さんぽくないと言われますけど自民党さんです。一応。

 

先日、都議会棟にお邪魔することがありました。新国立競技場建設・周辺まちづくり推進研究会という、それはまあ素晴らしきかな会に参加してきました。研究会会長・研究会幹事長、共に自民党都議。参加したのも国立競技場周辺の新宿区、渋谷区、港区の多分みんな自民党区議と各区役所の所管課長さん、東京都の関係局さん、日本スポーツ振興センターさん。

 

新国立競技場、ただ今絶賛建設中。最寄駅的にはJR千駄ヶ谷、JR信濃町、大江戸線国立競技場、銀座線外苑前、こんなとこでしょうか。港区からは外苑前からてくてく歩いて、秩父宮ラグビー場を通り過ぎ、神宮球場を通り過ぎ、そしたら見えてきますねちょろっと前の方に。

 

先日、青山のとこのイチョウ並木を眺めついでのお散歩がてらにあの辺てくてく歩いてたんですよね。そしたらトンカントンカン工事してましたよ、新国立競技場。なんか結構できてた感じ、カタチ的に。えーと、その写真がですね…

 

写真…ない!撮ってない!

 

ま、そんな新国立競技場なわけです。今色々とややこしい東京都でありますが、状況のご報告や意見交換を含めて会合があったということですね。そんでお勉強させていただいたと。周辺区への情報共有、どうもありがとうございます。

 

新国立競技場のPRムービー見せてもらったり、建設スケジュールとか教えてもらったり。輸送のオペレーション含め、なーんにも決まってないに等しくて、決まってるのは開催期間だけというようなお話もあったりなかったり。うーん

 

その中で質問タイムがありまして、渋谷と新宿の議員さんからのお話をへえーって聞いてました。他区がどういうことに関心を持っているのか、正直全然わかってなかったし、1ミリたりとも気にしたこともなかったんです。ごめんなさい。

 

心配事

新国立競技場へは公共交通機関をご利用くださいとかが東京都の姿勢みたいだけど、近所の人は自転車だってアリよ。駐輪場少なくね?もっと先のこと考えなさいよ。

的な課題もあれば

新しい明治公園とかどうするのさ?

的な疑問もあれば

交差点の名前をわかりやすいやつに変えないと誰も辿り着けないわよ?

とか。

 

ふーむ。近隣区の区議さんとか近隣区選出の都議さんとか、もちろん港区選出の都議さんもですけど、自民党さん一丸となって色々頑張っております。あっヒトゴトぽくなってしまってごめんなさい。そういうアレではないんですけど。

 

どんな事が気になっているか、どんな問題がまだ残っているか、全体のお話を知るとってもいい勉強になりました。港区だって色んな影響ありますし、オリパラきっかけに区民マラソン大会やりましょうとかそんなことで一喜一憂してる場合じゃなさそうな、真面目な課題山盛り。

 

都議さんからのお話の中で、やっぱり自民党さん的なものなのかもしれませんけど、一番大きな問題と思われるものが『環状2号線』。アレです、豊洲とか築地とかのアレの延長的なお話ですけど。

 

一番いろんなことに影響ありそうな心配事

選手村から新国立競技場まで選手を運ぶため、大型バス300台がピストン輸送。道路がどのルートで何車線あるのかは置いといて、300台を一列に数珠つなぎに並べると、約3キロ。常時3キロの渋滞が2020年7月24日(金)に起こるのに解決策未だにゼロ。

 

各国VIPとかお偉いさんの扱いとか、開会式を見に行きたい一般ピーポーとか、海外から観光客ピーポーとか、オリパラ関係なくお仕事してる方々は含まれてはないわけですよね。選手とはまた別の話。解決策、今のところまったく提示されてないようで。

 

だからこそ、7/24の開会日を休日になんてお話が出てきちゃうんでしょうかね??

 

おおおお、オリンピコとかパラリンピコどうなるの。しっかりしてよユリコ。

 

そんな心の声まで聞こえてきちゃう。議員さんの立場とかお役所の視点からになりますと、『誰かがなんとかするんじゃないの』『どうにかなるでしょ多分』という人任せはダメなわけでして、とかいって個人で解決できるような問題ではないわけですし。とかいってアイツのせいだ的なことばっかり言い続けたってなんの解決策にもならない。あああ不安。なんかできることないんですかねえ。

 

2020

個人的にも気になることひとつあるんです。質問とかするまでのものではないんですけど、すっごい気になってることが。つまらんことかもしれないですけど。

 

港区さん、『2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会』を『2020東京大会』と短く簡潔にわかりやすく縮めた単語にしました。これで統一してくださいと、書面だとか記載だとかお役所表現としてこうなってます。2020東京大会。

 

『2020』。さ、みなさんこれ何て読む?

 

普通のひと:にせんにじゅう

港区さん:にーぜろにーぜろ

東京都オリパラ準備局:にーまるにーまる

 

 

どれやねん!

 

港区は行政が『にーぜろにーぜろ』で統一します、という風になっているので、お役所含めた世間一般でにーぜろにーぜろという読み方で統一されてるのかと思いきや、研究会では東京都のオリパラ準備局の方が『にーまるにーまる』って読んだんですよ。ほとんどの人は気付いてるか気付いてないか知らないけど、スルーしたと思いますけど。

 

読み方が統一されてないくらいだもの、そりゃオリンピコに向けて気運がどうのこうのなるわきゃない。