港区議会定例会が始まります。

2月の中旬から港区議会定例会が始まります。この季節、平成30年度予算審議というやつも含まれまして、約1ヶ月という期間で世間一般の『議会』というやつです。港区議会自民党は一期生である私と黒崎議員、定例会ごとに代わりばんこで一般質問に立ってます。小倉、黒崎、小倉、黒崎、次小倉

 

一般質問:区議会定例会の場において、議員が区政に関して広く説明や報告を求めたり、将来に対する考え方などを区長や教育長に質問すること。

 

多分こんな感じではなかろうかと。要は『区役所にモノ申す!』『あーせい、こーせい言わしていただく!』をオフィシャルに言う機会。世間一般的に。

 

議場の前のとこでででーんと立って、事前に摘出した公開質問状を読み上げる。これが質問。まあアレですよね、素材のクオリティは別として、写真映えはアレですよね。ぽいぽい、議員ぽい。ひゅーひゅー。

 

おかげさまで年に2回、ルーティンを守りながらこれまで5回質問に立ちました。なので今回6回目。時々、議員評価を質問回数とか時間とか言う方もいらっしゃいますけど、実際中に入ってみると、そんなモンはどうでもよいモンであると感じることが多々あります。

 

何回質問に立ったかどうかなんて関係ありません。どれだけ長く喋ったかなんて関係ありません。要は、野球で例えたら、バッターボックスに立つか立たないか、立ったら立ったでヒット打つか三振かって話ですよ。

 

野球は3割打てば勝ちっていうくらいですし。というかホームラン打つこととか首位打者になるのが良い議員とかいうわけじゃないし。それとも球速は遅くともワンバンでもキャッチャーミットにボール入ればいいのかもしれないし。…いや、ストライク取るのが良い議員とかいうわけでもないし。むしろぶつけた方がいいかもしれないし。

 

と、質問は数打ちゃいいものではないと思われます。一般質問は議員全員に権利がありますし、やるかやらないかはアナタ次第(慣例的に議長&副議長除く)。予算決算委員会では1人60分質問できる権利がありますし、やるかやらないかはアナタ次第(慣例的に議長&副議長、委員長&副委員長、監査除く)。

 

区役所の進めたいこと(素晴らしいものに限る)を応援するという隠れた大切な援護射撃も時々ありますし。要は質問って中身が大事ですよね中身、ということを考えながら、相変わらず色んなことに疑問を感じているわけでして。すいません。

 

で、質問に戻ります。立場が変われば受け止められ方も違います。議員が真面目に考えてする質問なわけですけども、お区役所にしてみれば

 

『ああ、また実現不可能なこと言われるんだろうか…』

『ああ、また意味ない主張を聞かされるんだろうか…』

『ああ、またわけわからん提案をされるんだろうか…』

 

そんなことだって思う人いますよ多分。質問なんかしやがってめんどくせーって思われますよ。そりゃそうですよ、議員だって他の人の質問聞いて『ほほぅ』と感じることなんて砂金をさらうくらいの割合しかないですよ。言い過ぎましたすみません。こびりついたお茶碗の中のお米粒くらいです。

 

でも『質問してくれるってことはウチの部署の業務に関心持ってもらえてるってことですよね!ありがとうございます!』的なこと言われたこともあるので、立場変われば色々なんだなあって。

 

奥が深いぜ、質問って。

 

誰に対して『ほほぅ』と感じてもらえる発言なのか、そこ考えちゃいます。実際に物事を作って実践してってくれるのはお役所ですし、でもみなさんからのご意見についてちゃんと触れましたよーっていうのも大事だし。

 

質問は中身とセンスなんですかね。ああ無情、じゃなくて、ああ修行。

 

あっ、2/9が質問通告の〆切なんですが、もう通告どころか質問原稿全部作ってみました。〆切1週間前、大体いつもこんなもんです。心に余裕を。お役所にできるせめてものサービス。サービスちゃうねん、駆け引きやで(休日出勤とか残業とか働き方改革的な取り組みに全力で貢献いたしますので、良い前向きな回答ください)。