今年もやります、報告会(1年ぶり3回目)

みなさんご機嫌いかがでしょうか。すっかり春らしい季節で色々ありますね。国内国外のニュースも色々ありまして、なんだかもうサッパリよくわかりません。そんな春めき始めて春一番もびゅんと過ぎ、港区議会も無事本日閉会いたしました。まもなく卒業式とか春休みとか入学式とかそういう中で、小倉りえこいつもの報告会を開催いたします。

 

年に1回を2回。いや、正しくは年に2回と言うべきなのか、いやいやでもでもやっぱり1回。まったく同じご報告をですね、平日の夜週末の昼と10日ほど間隔開けまして2パターンご用意してですね、ご都合良い時に是非ふらりとお立ち寄りくださいということでございます。椅子ありますし、給茶機ありますし、食後の休憩でお立ち寄りくださいくらいな感じ。ホントに。出入りだって自由です。途中退席とか全然OK。

 

というか、日曜のストレッチだけしにきてくれて全然OK。おうちでできる簡単ストレッチ(全年齢)を教えてくれるのが今年ももれなく講師・竹内亜矢子。ウィキペディアのページがあるくらいの、アーティストの振付師としてずっと活躍してきた方であったりもしますが、個人的には某お料理番組のお人形ダンスの振り付けもしている実績がなんだか味わい深いんです。

 

それはさておいて、『無理はしないで伸ばすのよ!』とモットーに今年もご自宅でできるストレッチを教えてくれる会付きの報告会もございます(ただし4/15のみ)。

 

小倉りえこ区政報告会は桜咲く季節

のはずが、毎年桜が咲くのが早まって、入学式じゃなくて卒業式が桜満開になっちゃいそうな地球温暖化。なんで春なの?ってよく聞かれます。だって丁度いい季節じゃないですか。5月から任期始まって3月とか4月って、だいたい1年が終わるサイクルだし。自分ではそう思ってたんですけど、よくよく話を聞いてみますとね、『他の議員は秋とか多いよ』と教えてくれました。へぇー。

 

ヨソはヨソ、ウチはウチ。お母ちゃんもそう言ってたで。

 

なんとなく色んな人に聞いてみると、秋は確かにまだ年末でもないし、年度末でもないし、色んな方がそんなに忙しくない時期なのかも。なるほど。でもヨソはヨソ、ウチはウチ。ウチはゲストも少なく春に無料で開催する、小倉りえこがしゃべくり倒す1時間のスペクタクルトークショー……ではなくて、時間きっかりに終了するプレゼンショーです。真面目なやつ。

 

何を報告する会なのかしら?

 

えっと、一応毎年報告会が終わったあとに『こんなことご報告いたしました』と、まとめレビューを作成してウェブサイトに資料抜粋して掲載しています。ええ、よく言われます、お前はそんなに事務作業ばかりして暇なのかと。ちゃいますねん、こういうの全部備忘録ですよ備忘録自分のためにもやってるんです。情報公開とかカッコいいことなんて言いませんよ。

 

2016年は初めて1年のサイクルを終えたばかりだったので、『議会の1年ってこんな感じ』とか『ぺーぺーの分際だけど議員に求められる能力ってこういうことかもしんない』とか人間観察してきたことをお伝えしたり、1年の中でこういうこと言ったらこういう風にちょびっと反映されたよとかお話したり。

 

2017年は『昨年からこういうことがこうなったよ』とか進捗をお話したり、『新しくこういう街の課題に興味を持ってるよ』とかこれからの計画をご報告したり。まぁアレですよね、自分のことだけっちゃあ自分のことだけかも。

 

あ、あとは政務活動費の使い道もちゃんと毎年報告してます。

 

何をご報告しようかしら

と、来月の報告会に向けて、もう少ししたら4月号と言えど3月末に発送しちゃう報告書12号とともにプレゼン資料の作成を始めるような季節であります。フォトショとかイラレとか持ってないし触ったことないし使えないんだけど、意外とパワーポイント万能なんですよね。今年は何をご報告しようかしら、今年は少し『議員あるある』とか『ここだけの話』でも混ぜてみても怒られないかしら。

 

多分、真面目に活動報告もいいけれど、みなさん本当に聞きたい知りたいのはこういうゴシップに毛が生えたようなお話かもしれないし、むしろ自分が本当に報告したいのがこういう類のことなのかもしれない。いや、別に悪口とかそういうのじゃなくて。


 

オリンピコ、おおオリンピコ、冬のピコ

この辺からもブルーインパルスの5つの輪が見えたんだよと、50何年前の記憶を昨日のように嬉しそうに語ってくれる方々によく会います。それだけインパクトがあることだったんだと、また、ここら辺からもそれだけよく見えたんだと、ビルに囲まれた今はそういうのは見えないだろうなと、そんな事を考えながら自分の記憶の中のオリンピックを振り返ってみることにします。

 

オリンピコ・メモリー

記憶に残ってる1番古いのが1984年のロサンゼルス大会。9歳ですか。コマ切れでちょっとづつ色々なことを覚えてます。開会式で人が空飛んでたとか、観たいテレビがオリンピック中継で放送してなかったとか、陸上とか体操とか柔道とか。なんかよくわからないけど、『ロサンゼルスオリンピックは赤かった』と、何故か赤という色のイメージが強烈に残ってるのはなんでだろ。カール・ルイスのユニフォームかしら。

 

その次はソウル、冬はカルガリー。このあたりは多分観てるんだけどそんなに記憶にない。夏はボーッとでも観てると思うんだ。夏だし、そうめんズルズルしながらとか。バルセロナとアルベールビルも多分似たような感じ。

 

ショッキングな1994年

なんか同じ年に夏と冬でオリンピックやってたよね。それが1994年の冬から変わったんだよね、確か。冬のリレハンメル大会、オリンピック自体やってること知らなかった。その時、日本で通ってた高校中退してアメリカの高校に編入して1年目、寮住まいで勉強づくめだったからテレビも観てなくて、というか寮住まいだからテレビなんか観れる自由もなくて。

 

当時インターネットとかそういう便利なのなかったし、寮に1台置いてあるテレビはまわりのアメリカ人のみんなは限られた少ない時間の中でトークショーとかコメディドラマとかしか観てなかったし、ニュースとかそういうの誰も興味なかったし。

 

時々日本へかける電話で『リレハンメル観てる?』って聞かれて、『ハァ?なに?リレ?それ何?オリンピック?冬の?なんで?ついこないだやってたじゃん?え?今やってんの?え?というかリレハンメル?どっかの場所の名前?どこの国?

 

と、得たものも大きかったけど失ったものも大きかった10何年くらいのアメリカ暮らしのスタートを切ったのが思い出のリレハンメル大会(いっこも観てない)。

 

その後は

アトランタは少しだけ観てました。でも長野とシドニーは観てない。その理由、時差とお金

 

ご存知の方も多いと思いますけど、アメリカさんってオリンピック放送するのって民放は基本1局(スポーツ専門の有料チャンネルもアリ)、しかも朝から晩まで放送してるわけでもない。しかもケーブルテレビ加入しないとザーザーで民放1局も映らない(ところもある)わけ。

 

アトランタが観れてたのはケーブルテレビ入ってて時差がなかったからテレビつけたらなんとなくやってたから。長野は時差があるので1日遅れの録画みたいなもんだったし、フィギュアスケートのミシェル・クワンとタラ・リピンスキーしかやってなかったし。

 

シドニーは働き始めたばかりのニューヨークでケーブルテレビ加入せずギリギリ映るか映らないかのザーザー言うテレビから微かに聞こえたようなそうでもないような。2000年になるとインターネットがそこそこ充実してきたのでネットニュースのトピックスで速報みてたくらい。

 

USAテレビ事情

当たり前のことだけど、まあアメリカさんが強い競技はアメリカのゴールデンタイム・プライムタイムの放送ですよね。んで、当たり前のことですけどそんなばっかり観てるとやっぱ気分は『USA!USA!』ですよね。これは仕方ない。国歌歌えるくらいそこそこ長くいたわけだし。

 

ソルトレイクの時はテレビ観れるところに住んでたので、その時のアメリカさんはそう言えばショートトラックのアポロ・アントン・オーノ一色だったな。仕事から帰ってきてテレビ付けるとオリンピックやってた的な。

 

あっ、そう言えば当時聞いたアメリカ的ゴールデンタイム、プライムタイムなんですけど、東海岸の午後8時からというのが鉄板。というのもですね、アメリカさん広いわけですよ。東海岸と西海岸で時差3時間あるくらいの広さですよ。だから全米で生放送とかいうと『仕事あってもおうちに帰って観れないわけではない』西海岸の夕方5時開始がマストだと。野球の試合とかいい例かしら。ワールドシリーズとか。

 

ホラ、国内の仕事するにも業種によって時差考えるから朝6時(東海岸9時)スタートして午後3時(東海岸午後6時)に終わらせる働き方の人もいましたし。というかそういう人本当にいましたし。仕事終わったから早く帰る人いっぱいいたし。むしろ文化と感覚の違いですかね。

 

今はどうなんだろ。まあいいや。変な方向に記憶が改ざんされてたらごめんなさいね。だって所詮は人間だもの。

 

USA一色でした

と、よくよく思い出してみると私のオリンピックはアメリカさん一色であります。だからこそ2004年のアテネは帰国まもなくで開会だったから、ずっと観ることができなかった日本人選手を目当てに一日中テレビ観てたのかもしれない。あっ、ハイ、充電期間で当時無職でしたし暇でしたから。

 

と、昔話はこれくらいにして、そんなことを色々思い出してる中でピョンチャン大会が始まったわけです。テレビで観てるわけじゃないですか。開会式の前に予選とかやったりしてるとオリンピックの始まりがイマイチわからんとか、テレビつけなきゃオリンピックムードってそう言えば皆無だよなとか、テレビ無い若い人とか多いわけだしネットでわざわざオリンピック観るのかなとか、それともいつぞやの自分のようにニューストピックスだけで終わるのかしらとか。そうすると2020年のことを考えるわけですよ。

 

夏と冬とオリンピックのボリュームは異なれど、多分同じような時間帯で同じような放送スタイルで同じような生活を例えしてたとして、いくら学生は夏休みであろうと、仕事ある人もいるわけですしみんながみんなオリンピックパラリンピック言ってるのだろうかと。でも遠くだからまだしも、すぐそこ何駅か向こうで実際オリンピックやってるんですもんね、今とは確かに状況も違いますよね。でも2020年の7月とか8月とか9月なわけですよね。普通の生活の中にオリパラがあるわけで、オリパラの合間に生活してるわけじゃないですもんね。

 

そんな事を考えながら、明日明後日の男子スノーボードハーフパイプのショーン・ホワイトを楽しみにしてる小倉りえこでありました。仕方ないじゃないですか、ショーンですもの。

 

普段の生活をしている中で放送みれるのかしら?問題はそこ。


 

港区議会定例会が始まります。

2月の中旬から港区議会定例会が始まります。この季節、平成30年度予算審議というやつも含まれまして、約1ヶ月という期間で世間一般の『議会』というやつです。港区議会自民党は一期生である私と黒崎議員、定例会ごとに代わりばんこで一般質問に立ってます。小倉、黒崎、小倉、黒崎、次小倉

 

一般質問:区議会定例会の場において、議員が区政に関して広く説明や報告を求めたり、将来に対する考え方などを区長や教育長に質問すること。

 

多分こんな感じではなかろうかと。要は『区役所にモノ申す!』『あーせい、こーせい言わしていただく!』をオフィシャルに言う機会。世間一般的に。

 

議場の前のとこでででーんと立って、事前に摘出した公開質問状を読み上げる。これが質問。まあアレですよね、素材のクオリティは別として、写真映えはアレですよね。ぽいぽい、議員ぽい。ひゅーひゅー。

 

おかげさまで年に2回、ルーティンを守りながらこれまで5回質問に立ちました。なので今回6回目。時々、議員評価を質問回数とか時間とか言う方もいらっしゃいますけど、実際中に入ってみると、そんなモンはどうでもよいモンであると感じることが多々あります。

 

何回質問に立ったかどうかなんて関係ありません。どれだけ長く喋ったかなんて関係ありません。要は、野球で例えたら、バッターボックスに立つか立たないか、立ったら立ったでヒット打つか三振かって話ですよ。

 

野球は3割打てば勝ちっていうくらいですし。というかホームラン打つこととか首位打者になるのが良い議員とかいうわけじゃないし。それとも球速は遅くともワンバンでもキャッチャーミットにボール入ればいいのかもしれないし。…いや、ストライク取るのが良い議員とかいうわけでもないし。むしろぶつけた方がいいかもしれないし。

 

と、質問は数打ちゃいいものではないと思われます。一般質問は議員全員に権利がありますし、やるかやらないかはアナタ次第(慣例的に議長&副議長除く)。予算決算委員会では1人60分質問できる権利がありますし、やるかやらないかはアナタ次第(慣例的に議長&副議長、委員長&副委員長、監査除く)。

 

区役所の進めたいこと(素晴らしいものに限る)を応援するという隠れた大切な援護射撃も時々ありますし。要は質問って中身が大事ですよね中身、ということを考えながら、相変わらず色んなことに疑問を感じているわけでして。すいません。

 

で、質問に戻ります。立場が変われば受け止められ方も違います。議員が真面目に考えてする質問なわけですけども、お区役所にしてみれば

 

『ああ、また実現不可能なこと言われるんだろうか…』

『ああ、また意味ない主張を聞かされるんだろうか…』

『ああ、またわけわからん提案をされるんだろうか…』

 

そんなことだって思う人いますよ多分。質問なんかしやがってめんどくせーって思われますよ。そりゃそうですよ、議員だって他の人の質問聞いて『ほほぅ』と感じることなんて砂金をさらうくらいの割合しかないですよ。言い過ぎましたすみません。こびりついたお茶碗の中のお米粒くらいです。

 

でも『質問してくれるってことはウチの部署の業務に関心持ってもらえてるってことですよね!ありがとうございます!』的なこと言われたこともあるので、立場変われば色々なんだなあって。

 

奥が深いぜ、質問って。

 

誰に対して『ほほぅ』と感じてもらえる発言なのか、そこ考えちゃいます。実際に物事を作って実践してってくれるのはお役所ですし、でもみなさんからのご意見についてちゃんと触れましたよーっていうのも大事だし。

 

質問は中身とセンスなんですかね。ああ無情、じゃなくて、ああ修行。

 

あっ、2/9が質問通告の〆切なんですが、もう通告どころか質問原稿全部作ってみました。〆切1週間前、大体いつもこんなもんです。心に余裕を。お役所にできるせめてものサービス。サービスちゃうねん、駆け引きやで(休日出勤とか残業とか働き方改革的な取り組みに全力で貢献いたしますので、良い前向きな回答ください)。


 

報告書を作りました。

えー、年に4回、1月4月7月10月に報告書というものをチマチマと作って、ポチポチとウェブサイトに掲載をしています。新しい号を掲載しましたのでお知らせまで。あっ、今回は初めて新聞折込バージョンというものを作成してみまして、明後日1/29に折込される予定です(特定地域のみですごめんなさい)。こちらも掲載してますのでご興味あればご参照ください。サイトはコチラ

 

なんとなく『新聞折込ってそういえばしたことないなぁ』と思いまして、『そうだ、折込しよう』と思ったわけなんですけど、自民党さんはある程度の活動地域とやらが暗黙の了解で決まっているわけでして。地元だから地域限定の折込なんですね。そういうものだと思ってます、前任の区議さんとか前都議さんとかから『地域があってそのために自分があるんだからね』と言われ続けてますから。

 

なので、興味があるようでしたら今後どこかで見かける議員さんはどこら辺の地域を中心に活動してるのかしらとか、ちょっと観察してみるといいですよ。

 

むしろ、区議会議員なんてどこで何してるのかサッパリわからんし、興味もないわという方の方が世の中多いんですけどね。それもわかるわかる。よっぽど目立ちたい人でなければ、我々の活動なんて地味なもんです。活動してなければもっと地味。


 

六本木中学校、英語科国際ネイティブ・コース その2

さて、六本木中学校に英語科国際という授業を見学に行ったという話の続き。英語科国際というのは、平成18年度から港区が独自に行っている英語コミュニケーション能力を高める目的の授業。週1でやってると。普通の英語の授業を合わせると英語は週5時間ということです。そこにレベル分けを初めて導入したのが六本木中学校。それがスタンダード・コースとネイティブ・コース。

 

英語科国際、ネイティブの先生(NT)が基本主導権を握りながら、教員免許持った英語の先生がサポートに回ると、2人セットのクラス運営。ほら、教員免許の関係で。ネックだぜ教員免許。とかいってみんな教員免許無かったらそれはそれでアレなんですけど。

 

スタンダード・コース(通常クラス)

まずは2年生スタンダード・コースから見学。20人くらいいたかしら。

 

What’s your favorite school lunch? (給食で何が1番好き?)とか、先生が生徒一人一人に質問投げかけてました。もちろん『えーっとえーっと』と悩む子考える子いますし、そういう時は先生がヒントを出したりしますし、クラスメイトが手助けして教えてあげたりもしますし、カタコトの単語だけでも非常に良いコミュニケーションが取れる授業という印象。ふむふむ。

 

会話のキャッチボール、つまりコミュニケーションが取れたという『できた』っていう事実、これって自信に繋がるんですよね。わかる、わかるわあ。

 

で、みんな一巡した後に『さーて、今日から新しいトピックで勉強するよー☆』的な素敵なノリで、先生が黒板に書いた文字。それはExtreme Sports。

 

エクストリームスポーツ

私は思いました。え、こんなこと中学校の授業で取り上げて良いトピックスなの?と。それは何故かと言いますと、エクストリームと聞いた瞬間に頭の中には、

 

エクストリームアイロニング人里離れた場所でアイロン台を広げて服にアイロンを掛けるエクストリームスポーツである。このスポーツのプレイヤーはアイロニスト (ironist) と呼ばれる。〜ウィキペディアより)

 

エクストリーム出社早朝から観光、海水浴、登山などのアクティビティをこなしたのち、定刻までに出社をするエクストリームスポーツ。また、リフレッシュを主目的としてレジャーを楽しむ、早朝から出社までのプロセス。この場合、スポーツとしての競技性はともなわない。エクストリーム出社のプレイヤーは、一般的な通勤者と区別して、出社ニストと呼ばれる。〜ウィキペディアより)

 

この2つがチラついたからです。相変わらず自分の頭の中の偏りっぷりがひどい。それはさておいて。

 

ベースジャンプとか、ウイングスーツジャンプとか、パルクールとか、そういうどちらかと言うと最近のエクストリームスポーツのお話で、動画を見たりしながらの楽しそうな授業。みんな興味津々。高いところから飛ぶ映像見て、きゃーとかひゃーとか。

 

こ、これが今時の教育教材か…。そりゃICTだネット通信環境だタブレットだ、必要になるわけですよ。

 

スタンダード・コース、時間まるまる見れたわけじゃないですが、基本先生は英語、生徒は英語で返したり、日本語でしゃべったり、でもすごいなあと思ったのがみんなある程度は理解できているということ。ヒアリング的なスキルが高いという印象です。個人差はあるにしても、小学校から英語に親しむ的な教育の成果が出ているのかしら、という感じは確かにしました。

 

ネイティブ・コース(上級クラス)

1コマの授業の中でスタンダードコースとネイティブコースを両方見に行くわけなので、途中アウト途中イン。ちょっと失礼して別室の2年生ネイティブコースへ。

 

見学した2年生のネイティブ・コースで学ぶ子は5人。そしたらこちらもエクストリームスポーツで授業してました。見てる動画はちがう上、ドキュメンタリーぽいインタビューとかも含まれてるやつ。レベルは違えど、学ぶトピックはおんなじで。

 

映像を観ながらというか聴きながら、英語で書かれたプリントをみんな一生懸命やってるの。もちろんその映像に関することね。そーね、例えば『世界記録樹立したのはいつ?』とか『アイガーってどこの国にある?』とか、『この人、なんで飛び続けるの?』とか。そして先生のトークも早い早い。早いというか普通。

 

でも動画というか映像というか、ネイティブじゃない子達、ヒアリングがまだちょっとという子達に向けて先生が『さて、もう一度同じの見るけど、再生スピード今と同じままにする?それとも少しゆっくりにする?どっちがいい?』と聞いてましてね。ちゃんとそういうのも配慮してくれるんですね。

 

六本木中学校にはいわゆる外国人と呼ばれる子達が約1割、いわゆるハーフとかダブルとか呼ばれる子達が約1割、合わせて30人くらいになるんでしょうか。そしてネイティブ・コースにはおおまかに3パターンの子が在籍しています。1. 英語が母国語2. 英語が母国語ではないけれどそこそこ慣れてる3. 英語が母国語ではないけれどレベルが少し上で頑張ってみたい子。生徒と保護者の希望と、先生と学校と面談してクラス決めるそうです。

 

クラス分けのよいところがですね、入れ替えがある程度フレキシブルということです。頑張ってみてやっぱり難しいようならスタンダードに、もう一度頑張ってみたいならネイティブにと、学校側の判断もあるけれど可能な限りドロップアウトからの英語嫌いにならないような策を取りたいと、取っていると。先生方もものすごく慎重に、気を使っておられると。そうですよね先生。

 

次に1年生のネイティブ・コースを見学したわけなんですけど、お休みしてる子もいたようですがその日は6人。男子と女子、離れすぎですよ。わからないでもないけど。いや、別にいいんですけど。

 

1年生のネイティブ・コース達の子、2年生と比べてわいわいがやがやしてて楽しそうな感じでしたね。授業の内容は風力発電とかクリーンエネルギーについて。英語の授業なんだけど英語じゃない。なんだろ、英語圏に留学してる雰囲気(勉強面においての話)が十分得られるような、そんな感じがします。ものすごくいい。私、好き。

 

ネイティブ・コースの特徴は、『英語を英語で理解する力を得ようとするスキル』が付くかもしれない機会の場を提供していると思います。そこにいれば自然とどうにかなるというわけではなく、興味を持ってもう少しできるようになりないなとか、そういうキッカケ作りにとても良いコースかと。

 

確かに、難しいコースではあると思います。ネイティブ・非ネイティブが混ざる中でどの子のレベルに合わせた方がいいのか、先生方も悩むというし。

 

ネイティブ・コースのもうひとつの利点

さっきも少し触れましたけど、海外にルーツ的なものをもつ生徒が六本木中学校は約2割。日本語の語学レベルはちょっと置いといて、そういう子達にとってもネイティブ・コースは必要なんです。特に英語圏に所縁がある子。

 

みんな楽しそうなんですよ。リラックスしているんですよ。ひょっとしたら環境とか文化とか言語の違いからくる、色んなストレス発散の場になってるぽいんですよね。そういう子達にとって少しでもリラックスできる場があるというの、とてもいいことだと思うんです。

 

先生方もそう言うくらいですもの、本当にリラックスできる場なんでしょうね。わたくし、日本人で英語力高めの子のためのクラスがあったらいいな、とだけ思ってたフシがあるわけですけれども、今回見学することで考えたこともない新たな波及効果を初めて目の当たりにしました。もっと色んなことを、可能性を考えないとダメですね。反省。

 

まるっと見学まとめ

英語科国際 = 素敵

スタンダード・コース = 素敵

ネイティブ・コース = 素敵

 

特にネイティブ・コースは自分が高校生でアメリカに留学したころ、高校に入る前にホームステイしながら少し通った外国人のためのESL(英語が第2外国語用の人)クラスみたいで、『英語で考える』ことが大変だけど辛いけど少し楽しくなってきた、そんな感じのことを思い出すような雰囲気でした。見てただけだけど。

 

ネイティブの子はイキイキしてるし、ネイティブじゃない子はドキドキしてるし、でも不安で不安で仕方がないという子はいないような気がします。週1回1時間の英語圏留学、そんな感じ。いや、よかったな見学させてもらって。がんばれ六中生。君達が得るのは、週1回だけど私立並みかそれ以上の環境と、あと確実にガッツです。


 

六本木中学校、英語科国際ネイティブ・コース その1

城南中…もとい六本木中学校の英語科国際の授業に『ネイティブ・コース』とやらが開始されてまもなく1年、今更の時期でタイミング的にどーなのというご指摘あるかもしれませんが、校長先生にお願いをしてクラスを見学させていただきました。視察なんてそんなおこがましい、見学です見学。

 

東町小みたいな国際学級のある学校、ない学校でも港区は小学校から英語とか国際科のような充実したカリキュラム様々で、外国の子も日本の子も結構英語の理解できてる子が多いわけですけども、そのあたりモチベーション下がらないようなレベル別のクラス展開が中学で要りませんか?

 

そんなようなことを区長・教育長に向けた一般やら予算委員会で初めて取り上げたのが確か2016年の今の時期。2年前か。

 

その後もお願いし続けた結果、港区さんは『じゃあ週一回の港区独自の英語科国際授業でオールイングリッシュのクラス作ってみることにしますね』と、まずは六本木中学校にネイティブ・コースというのを設置してくれたんです。そういう経緯があります。

 

まあまあ、たまには実績的なもの超絶アピールさせていただいてもバチは当たらないかと。だって地域のみなさんが望んでたことがある意味カタチとなったんですもの、オレの意見採用されたよ頑張ったよ!(本当に頑張ってくれたのは港区と六本木中学校)と、時々セルフモチベーション高めないとツライ時だってあるんです。人間だもの。

 

先生から聞いた話、このネイティブ・コースができたから六本木中学校に来たという生徒も少なくないようで、学校選択理由アンケート的なものでも上位だそうです。

 

東町小の卒業式でも六本木中の入学式でも『ネイティブ・コースで勉強するのが楽しみです』的なことを言ってくれた子もいたし、そんなの聞くと多少なりなんか役に立ってることあるのかなあって、おばちゃん涙腺よく崩壊するの。

 

(´;ω;`)ブワッ

 

で、そんな英語科国際授業なんですけども。

 

どういう授業をしてるのか、どんな効果とか成果的なものがあるのか、前々からずっとずっと気になってはいたものの、奥ゆかしい性格故に『見学したいって言ったら学校の邪魔にならないかな』とか、そんな遠慮をずっとしてたんですけども。快くどうぞどうぞと。ありがとうございます。

 

でもね、先生。これちょっと小っ恥ずかしいです。いや、こういうの無かったらほんと普通に不審者なのかもしれないですけど。はずかちい。とにかく、ようこそ!と入り口から快く受け入れてもらえました。すいません。

 

 

本当は火曜日にアポイント頂いてたんですけど、ホラ、月曜大雪だったじゃないですか。火曜日の朝1時間目からの授業ってどうなんだろうと思ってたんですけど、やっぱり学校の色んな都合でちょいとアレでしたので延期に。降りましたねえ、積もりましたねえ、雪。雪かきしないところの歩道、日が当たらないと溶けない上に凍って未だにツルンツルンですよ。

 

ということで、前置きが長すぎて内容は次回に続く。いつものパターン。これが安定の小倉りえこクオリティ。


 

1日の過ごし方

ねえねえ、毎日何してるの?』とか、『ねえねえ、陳情とかって結構あるの?』とか、つまり議会ない時って何してるの的な質問をよく聞かれます。議員になる前は議員の1日のスケジュールとか知らなかったし、むしろまったく興味ない方だったわけですけど、なってみて初めて知ること結構多い。要は経験って大切。

 

議員の1日的なスケジュール的なモノを聞かれた時、例えばの例で『こんな感じです』と聞かれた時に出しがちなのは多分『忙しくしてる日の一例』になりがちです。コレ、何かに似てると思いました。アレです、『試験前に寝てない自慢』。違うけど違わない。

 

例えばこんな感じ

おお、なんかとっても忙しそうな雰囲気醸し出してる。

 

そりゃいくら私ですらこういう日だってありますよ。会う、相談を受ける、立ち話の世間話、区役所から委員会関連の報告を受ける、区役所から当該地域の議員向けの情報提供を受ける、相談されたことを役所に聞いてみる、自分じゃどうにもならんことを信頼できる議員に相談してみるなどなど、多々あります。

 

ちなみに昨日の1日

予定予定の隙間に色んなことしますよね。お洗濯だってしましたよ。

 

母校の東町小学校、日本文化の授業でお餅つきやる季節。東町地区防災協議会のみなさんとPTAのみなさんとお餅つきしますよ。豪快なつき手のイメージがおかげさまで定着しましたけど、今年は返し手のおばちゃん。みなさんお疲れ様でした&ありがとうございました。

 

また、こんな日だってありますよ。

9時から5時まで的ではないお仕事は世の中にもあるもので、私たちが寝てる間にお仕事されてる方もいるわけですし、生活サイクルがズレるのも人それぞれ。

 

 

こんな日だってあります

…どの日においても共通なのが、よく寝ることと考え事でしょうか。あ、もちろんもですけど。

 

考え事ってなんじゃろと不思議に思う方もいるでしょうか。区議会議員なんて地域問題のミカワヤさんと感じてるくらいですもの、『おーい、どこそこの道路がアレだからちょっと見ておいて』とか、『ちょっと、あの道のゴミとかさぁ、どうにかならないものかね』とか、『これこれこういうこと、将来的にちょっと考えてもらえないかな』とか。

 

お役所にそのまま報告してどうにかなることはいいんですけど、そうじゃない場合が殆どです。例えばそうですね、まちづくり関係とか、行政システム関係とか、法律とか条例が絡むことはもちろんのこと、区の方向性とか判断に絡むものも多いわけ。

 

電話しながらPC画面見ながら、更にスマホでリサーチしながら会話するカオスな図がこちらになります。

 

研究はあんましたことないけど、こちらも一応元研究職の下の下。よりベターなことができるのかどうか考えます。

 

考え事と調べ物

みなさんの意見(問題提起)→現状確認→仮定→可能性→選択肢→実現可否

 

区に区民の代表としてかけあったり交渉したり、意見を採用してもらうのが区議会議員なのかどうなのか難しい話はさておいて、言われたことをそのままお役所に投げる以外にも色々考えないとダメですよね。

 

文献読んだりもしますし、国の法律とか東京都の条例とか区の条例とか、全然知らないし詳しくないことだってたくさんありますからそりゃネットで調べものもします。現場見にいったりもしますし。行きました!って記念撮影はしない方です。

 

頂いた課題の中で、どんだけ解決策の可能性を提示できるかが勝負ですよね。とまあ、調べ物と考え事は時間がかかるもんです。半年くらいは考えて考えて、ある程度頭の中でまとまったモノを議会の一般質問とか予算とか決算の委員会で質問にしていく感じになるんでしょうか。

 

あ、もちろん定例会以外で解決することも多々ありますよ。

 

ヨソの人はどうか知らないけど、こちらはそんな感じです。考え事が多い人もいるんですよっていうこと、是非ご理解いただきたい。

 

時間の使い方

ヨソの議会は知らないけど、港区議会では基本的に議会は午後からとなってます。そして基本的に17時くらいまで。昔は夜中までやってたんだヨ的なお話も聞くことがありますけど、色んな経緯とか経緯とかあった今があるんでしょうね。他にもお仕事されてる議員だっていますし。

 

つまり、↑のような期間限定のコアタイムを含んだ4年間のスーパーフレックス業務が議員の1日と。自由時間というのは少し違うかもだけど、完全成果主義でもないし、選挙という方法で選ばれるので能力評価されるわけでもない。ほら、風とか知名度とか容姿とか。残念なことだけど。

 

…よく考えたらこれほど恐ろしいものは中々無いような。

なんでこういうことをまとめてみようかと思った理由に、『24時間365日頼まれごとがあるわけでもないでしょ?頼まれるまでただ待ってるの?』と聞かれることがあったんです。

 

色んな人がいるから単純に比較するのはできないけど、待ちの姿勢よりは自分から営業もしますし、予習も復習もしますよって答えたけど合ってるのかどうか、正しいのかどうかもわからぬ。多分これ永遠の悩ましいテーマ。

 

改めて自分自身のやってることを見直してみると、どう考えても寝すぎです。どうもすみません。あ、年4回の報告書、まもなく発送いたします。あ、今回は別バージョンも作ってご近所の新聞にも折り込みしてみることにしました。近いうちにウェブサイト掲載します。

 

今年も色んなことに試行錯誤。支離滅裂だけにはならないように気をつけます。かしこ。


 

2018年はニャンともワンだふるで

絵文字というのか顔文字というのかaaというのかどうでもいいことですけど、((((;゚Д゚))))))) なのか (´Д` ) なのか ( ゚д゚) なのか (● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾ なのか 。゚(゚´Д`゚)゚。 なのか、色んな意味にも取れるようなことをよく耳にします。

 

ま、大抵は誹謗中傷の類です。よくあること、仕方ないですよね。公職的なモノに就いてるわけですし、あっ公職的なモノ関係なくてもあるわけですけど。ご家庭の中でもあるかもしれませんし、学校職場だって然り。仕方ないですよね、好き嫌いはあるもんですから。私だってありますよ好き嫌い。ナスだけはお漬物以外ちょっとね…あ、ナスDは結構好きです。

 

先日、とある方から『がむしゃらに頑張りなさい』と言われました。それからしばらくしてとある方から『頑張りすぎるとダメだからね』と言われ、同じくらいにとある方を通じて『誰々さんが必死になりなさいよって言ってたよ』とも言われました。そしたらまたとある方から『今まで通りでいいからね』と。

 

この3年近く『頑張るってなんだろう』と毎日疑問に感じてる身、頑張って毎日考え事をする、頑張って地域を歩いてご意見聞く、頑張って調べ物する、頑張って年4回報告書作る、頑張って年1回誰でもどうぞの報告会開く、頑張って議会の質問考える、頑張ってみんなの要望を採用してもらえるようにあの手この手を考える?

 

…はっ!当たり前のこと過ぎて頑張ってねえし!というか頑張らなきゃできないことじゃないし!こんなことで頑張らなきゃいけないなら議員ってどんだけポンコツの類だよ!…あっ、特になんもしてないけど最大限何かやってる感を出すことだけに頑張れっていうならそれは無理、ムリでーす!

 

365日そんな頭の中なわけですよ、ほら、誰よりも議員という生き物をdisってる議員なんですもの。聞いちゃいますよね、『頑張るってどういうことで頑張ることを期待されてるのか?』と。聞きましたよ。

 

議員あるある

頑張りなさいよ=新年会たくさん行きなさいよ(ご招待いただいてないとこにも行きたいんですけどってアピールしなさいよ)

 

…OKグーグル。『頑張る』がこの基準になると、1年のうち11ヶ月はテレビ観てるだけでいいみたい。アカン、アカンでソレ。議員とか議員経験者とか議員に近い人からしか出てこない発想かもしれんコレ。

 

そんなことばかりを考えて、議員のお役目ってなんじゃろなと365日考えて、3年近く経つわけじゃないですか、そりゃそういう目でしか議員を見てない人から言わせると『アイツ、やる気ないらしい』らしいです。知らないけど。

 

『新年会は誰々より多く行かなきゃな!』というような鼻息荒い活動の仕方も、ま、よくある話だそうですよ。知らないけど。色んな方とお話できて貴重な機会であることは間違いないです。新年会は色んなこと考えさせられます。

 

2018年とは

人間色々、立場によって2018年がどういう年かはバラバラです。十人十色。それはそれはもう、ニャンともワンだふるな年にしたいと。

 

今年は来年に向けて準備の年です』とか、そんなこともご挨拶でチラホラと聞くたびに(´Д` )って顔になっちゃいます。

 

それはそうと、そろそろ季節的にとっくの昔に誰かが畑を耕して種まきして毎日水やりしてさあお花を咲かせる準備が整ったよというところに、私もバケツで一回水まきしたからという理由で『私が咲かせました!』と言い始める人がでる時期らしいです。よく聞きます。知らないけど。

 

『言ったもの勝ち』というのが政治の世界らしいんですけど、あんまそういうの好きじゃないし真面目にやってる人に対してとっても失礼な話でもあるし、そういうの議員になって改めて初めて知ることでもありましたし。学ぶことも学んだことも常にたくさん。

 

とりあえずそうですね、公立中学英語科国際のネイティブコース日本語学級の需要あたりは大切に大切に畑耕して種まきしてきたものでありますんで、そのあたりをニヤニヤしながら耳をダンボにしていきたいと思います。

 

ま、もちろんたくさんの人が『それアリだよね!』と後追いしてくれる視点って結果的にいいことですもんね。最終的には港区のいいことに繋がりますように。


 

港区ワールドフェスティバル。大使館も商店街もあるよ。

さて、今年もやります港区のワールドフェスティバル。いくつかたくさん目玉はありますが、やっぱりメディアの取材を含めて国際色豊かな港区らしさを前面に出せるのが、大使館等周遊スタンプラリーというやつですかね。

 

基本、毎年のように宣伝と言いますか、注意事項と言いますか、そのあたりをこの時期にお知らせしているわけですけども。2016年には「2015年に参加してくれた大使館は15だったけどそれを30まで増やすのが目標です!」という区役所の計画を応援すべく、実行委員会とともに大使館に足を運びプレゼンして交渉してみたり。

 

大使館にご迷惑かからんようにみなさんご協力お願いしますね、とかお願いしてみたり。ああ、いろんな大使館を訪問して港区のためにご協力をお願いしますと…もう2年以上も前の話なのか…大変だったけど楽しかったなあ…。

 

昨年も同じように宣伝と注意事項をお知らせしたり。あぁ、一年経つのって早いなぁ…。

 

そんな港区ワールドフェスティバル、1/17(水)から3/25(日)まで、いろんなところでいろんな方法で、いろんな楽しみ方を個人個人で見つけてみてください。大使館訪問、予約でいっぱいになるところも多いです。でもこれは大使館の善意というところがとても大きいんです。

 

人数制限あって時間も指定で、しかも平日の午前とか昼間とか無理ゲーです』と、そりゃ確かに生活スタイルで無理ってなる方も多いでしょう…というかほとんどそうかもしれないです。でもでも、予約も不要で訪問できる大使館もあります(指定日だけど)ので、そこは諦めたら試合終了です。

 

時間的に訪問って絶対できない生活スタイルだけど、冊子持って散歩で大使館巡りするだけでも面白かったよ。別に入らなくとも外から見るだけでも面白かった』という、超マイナーなお声も聞いたことありますし。

 

大使館に興味なくとも、区内の参加店舗をご利用いただくと、国紹介のカードもらえます。特定数集めると、最終日の打ち上げ的なイベントで何か当たる抽選権利でます。あれですね、◯谷園のお茶漬けの浮世絵カード的なコレクションとしても良いでしょう。今回、実家の店舗が配るのはオランダです。このカード誰のだ、オラんだ、のオランダです。

 

楽しみ方は人それぞれ。

 

ワールドフェスティバルは港区最大の国際交流イベント、内閣官房東京オリンピック・パラリンピック競技大会推進本部より正式に「beyond 2020プログラム」の認定を受けてるワールドフェスティバル。『こんな港区しかできないような国際交流、オリンピックの文化プログラムとやらの条件にビッタリじゃん!』と言ってみたら、翌年には認定申請してくれたワールドフェスティバル。課題とか色々言いたいことはありますけど、色々な意味で感慨深い。


 

木を気にする中での気になる木

この木なんの木、ハナミズキ。港区の木というやつですね。ちなみに港区のお花はアジサイとバラです。バラはちょっとよく観察したことないのでわからないですけど、ハナミズキとアジサイは道路っぱたでよく見ます。たくさん植えられてますよね、港区。

 

↑の画像は赤羽橋から芝公園までの道のとこなんですけど、ここは都道だからかと思いますが『この木はハナミズキでっせ』と、荏原製作所さんと東京都の名前入りのプレートとセットになって、通る方々にハナミズキという木であることをお知らせしてくれてます。どうもありがとう。

 

港区さん、都会の真ん中だからこそといいますか、緑を大切にしたいと常々言っておられます。自然を大切にとか緑被率とか、その割に自然とか文化的なもの潰したりもしてたり、なんだかなあと感じちゃうときも時々ありますけど、それは今回さておいて、街路樹のお話をほんの少し。

 

中途半端に伐採

昨年のいつ頃でしたかね、夏前くらいでしたかね、いつものようにまちをウロウロしてた時にすっごく中途半端に伐採されてる街路樹があるのを見つけたんですよね。何だろうかと思うと同時に、『もうちょっと低かったら座れる切り株で便利だったのに』と一瞬思ってしまったことを覚えてます。

 

幹の中とか痛んだり腐ったり、倒木の恐れアリと判断された街路樹だったようで。スパーッとちょん切られてたわけですね。ちゃんと港区中の街路樹を樹木医が点検をしていると。素直にへぇーっとなりました。

 

そのうちどうにかなるんだろうなとしばらくの間観察してたんですけど、特に変化なく。そしたら何人か地域の方々から『アレ、どーなの?』『なんなの、アレ?』と聞かれるようになりまして。植え替える予定であるということを支所が教えてくれたわけです。

 

植え替えるにあたって、植樹に適した季節っていうのがあるんですって。そういうの全然詳しくなかったもんで、へぇーって。でもハンパにちょん切られた木をそのままにしておくのもあんまりねぇ…という地域の希望もありまして、根っこを先に抜いてもらって土系の水がちゃんと通るような素材で植え替えまで穴を塞いでもらったり、そういうことを支所に対応してもらったのが夏前の話。

 

植え替えの季節

木によって植え替えの季節は異なるようで、そういうことにも明るくなかったのでへぇーっとしたのはお伝えしました。『寒くなってからね!』ということだけは聞いてました。そしたらですよおくさん、お恥ずかしながらわたくしそこで初めて『港区の街路樹って何種類かあるらしい』ということも初めて知ったわけです。いやはやお恥ずかしい。

 

『港区の木はハナミズキっていうから街路樹は全部ハナミズキだと思ってました』、くらいの認識でした。ホントすいません。

 

お花や身の付く木なら見た目でわかるんですけど、葉っぱだけの木はシロウトには判別難しく。まして『あれ?あそこの木って花咲くやつだっけ?咲かないやつだっけ?』なんて、昨日の晩ご飯何食べたかも時折思い出すことが困難になるときもかあるじゃない、人間だもの。

 

なので木があるかないか気にも留めなかった方もいらっしゃるとは思いますけど、とりあえずそろそろ植え替えですと役所から教えてもらったところをいくつかご紹介。

 

↑ここ、クスノキです。抜根は既にしてもらってるので、植え替えは3月末。麻布十番商店街の大通りね。靴屋さんのとこ。

 

↑ここ、ハナミズキ。今月1月下旬に植え替えだそう。ここは大通りじゃなくて雑色通り。焼き鳥美味しいとこ。

 

↑ここ、トチノキ。1/18に抜根して、ここも下旬に植え替え。パティオ広場の化粧品屋さんのとこね。

 

↑ここ、コブシ。一昨日の1/10に抜根して、やっぱ下旬に植え替え。大通りのスーパーのとこね。

 

↑ここ、マテバシイ。1/17に抜根してやっぱり下旬に植え替え。ちょっと古い画像だけど仙台坂上の公衆トイレのとこ。

 

とまあ、今回気付いたとこだけで5種類。港区管理の街路樹が区内にどんだけあるんだろうかと。調べればわかりますけど、要はたくさんあるわけです。

 

年イチのタイミング

今回色々聞いたりお願いしたりしたわけですけど、しょっちゅう植え替えはできないもんなのねと改めて学びました。つまりはおそらく年1回のタイミング、どういうタイミングで何をアレするのが景観的にも役所の仕事効率的にも良いものだろうかと途方に暮れてみたわけ。

 

『夏前に切る→植え替えは年明け』で半年以上空くのが普通なのか、『切る、抜く、植え替える』を同時にするか、『切る理由は倒木の恐れアリだからとりあえず先に切って』できるだけ短期間で全部をやるのがベターなのか。

 

街路樹の管理をしているのは各地域の支所のまちづくり担当課。もしお住いの地域でハンパな木があって、どうしても気になるようなら連絡してみてください。多分『植え替えますのでちょっとお待ちを』という回答だとは思いますけど。

 

ただ、ただですよ、三田1丁目近辺にあるこういう木、これは何だろう。倒木の恐れアリにしては木が細すぎるし、なんか植え替えに失敗して育たなかったとかなんでしょうかね?気になる木。