区民文教常任委員会報告

さて、本日は区民文教常任委員会がありました。いつものように簡単な報告と委員のみなさんからのQなどを添えて。

 

1. 港区国際化推進プランについて
2. 港区文化芸術振興プランについて
3. 第3次港区産業振興プランについて
4. 第3次港区観光振興ビジョンについて

えーと、そもそもなんですが2018年度から見直しスタートされる「港区基本計画」というものがありまして。その港区基本計画という、港区の施策の一番根幹のところ、6ヶ年計画なんですよね。2015年度から2020年度まで、これを前期後期と3年ずつに分けまして、後期計画の見直しをするわけです。そこにぶら下がるような形で色んなジャンルの小さい計画、そこから順々に見直します。

 

区民文教常任委員会の担当のところは大きい基本計画を合わせて、全部で14。今日の委員会では14のうち4つの概要を説明することとして、次の委員会からは分野別に質問なり審議なりする予定でいきますので、そこんとこよろしく。

 

はーい。

 

5. 特別区区民税等のクレジット納付(モバイルレジクレジット)について

特別区民税と軽自動車税、来年の6月開始予定でクレジットカードで税金納められるようにしますね。モバイルレジというバーコード読み取りでネットバンキングで納付できるよう、4年ほど前から始まってますけど、そこにクレカ機能を付けました。でも今のコンビニ納付と同じで、1回限度は30万円で。あ、手数料はモバイルレジと同じように区が一定額は同じように持ちます。

 

Q: 手数料について決めた経緯とか教えて、システム開発にかかる経費ってどのくらいなの、カード払いする人ってどのくらい想定してるのかな、区民のみなさんからの要望ですかねコレ、など。

 

以上。


 

港区立中学校英語発表会

先日、港区立中学校の英語発表会をみてきました。最初から最後までぜーんぶみてたわけでして、『とっても素晴らしかった』以外の感想がみつからない。でもですよ、しいて何かプラスαが必要なのであれば、もし私が賞をあげれるのであれば、あの子とあの子とあの子にあげたいわと思った英語スピーチコンテスト。

 

『最近の中学生はあんなに英語できるんだ』というシンプルな感想を持ったわけ。いや、何をもって『英語ができる』かは人それぞれの指標があるわけだけど。審査員のお一人に『みんなすごくいいけど審査の基準ってどういうところなの?』と聞いてみたら、イングリッシュ(発音含め)とデリバリー(伝え方)とコンテンツ(内容)だねと、シンプルな答えが返ってきました。そりゃそうだよね、スピーチコンテストだもの。

 

区内の中学校ではなかったですけど、そういえば中学3年の時に英語の授業プラス学校のアレで、こういう英語スピーチコンテスト的なものがあったことを思い出しました。あれ?中学校だっけ?あれ?高校だっけ?マーティン・ルーサー・キング牧師のあの有名なI have a dreamスピーチ。あれ?そもそもコンテストだっけ?

 

そんなことはどうでもよくて。

 

区立中学10校。劇担当の赤坂を除いて、残り9校から大体ふたりずつ。セクションもある意味ふたつに分かれてて、海外経験とかルーツとかがどちらかといえばある子達とない子達が多分ひとりずつ。そんな感じ?

 

個人的な感想ですけどね、海外経験あるなしは、スピーチの内容に差なんか無いなって思いました。みんな素晴らしかった。ほら、おばちゃん英語ちょっとだけわかるからさ。全部最後までしっかり聞いちゃったよ。へーとかほーとか漏らしながら。

 

今の中学生、小学校のころから学校のなんらかの授業で国際理解というやつに触れたり、港区独自の英語科国際という授業を経験し、しかも六本木中学校ではその英語科国際のレベルをふたつに分けて、オールイングリッシュでやる授業が今年からできたわけ。この語学レベルに合わせた英語教育というやつ、一年ちょっと前くらいですかね、『今まで誰も言ってこなかったことやったよ!』とレポートで報告させていただきました。

 

今年の六本木中学校の入学式だと思います。英語でやる授業ができたこの中学校で勉強するのがとても楽しみだ的な、新入生のご挨拶があったように記憶してます。おばちゃんそれ聞いてすごく嬉しかったのを覚えてる。

 

ま、そんなことはどうでもよく、何語でスピーチをしようが、大切なのは『中身があるかどうか』だと思います。いきなり英文で作文を始めてスピーチ原稿を作ったわけではないかと。自分の考えていること、言いたいことを一番表現しやすい言語で書いて、それを英語で作文して先生にみてもらいながらブラッシュアップしていったのかなあと。

 

アメリカでは銃の事故、タイでは交通事故、日本では自然災害が人が直面する危機だとお話してくれた子もいたし、登校するとき目にする繁華街のごみをみてオリンピックとか心配してくれた子もいたし、黒い髪に憧れる外国人の子と話をして驚いたという子もいたし、ペットオーナーへの啓発を訴えた子もいたし、ひたすらUFOが好きなことを話してくれた子もいたし、習ってるお稽古事から新しい発見したという子もいたし、自分のバックグラウンドから多文化って何だろうという話してくれた子もいたし、もちろん英語をもっとがんばりたいという子もいたし。

 

色んなこと考えてるようでとても面白かったですよ。小倉りえこ賞をあげれるのであれば、つっかえながらも頑張ったあの子とあの子とあの子です(心の中に留めとく)。

 

先生たちも今後もよろしくお願いします←なんだかんだ先生が一番重要。

 

そして次に区立中学に期待するのは、日本語学級的なモノですのでそちらもどうぞよろしく。


 

オリパラ対策特別委員会報告

さて、昨日はオリパラ対策特別委員会がありました。いつものように簡単な報告と委員のみなさんからのQなどを添えて

 

1. 東京2020パラリンピック協議大会の気運醸成に向けたイベントの実施について

先月、オリンピック1000日前イベントを雨の中行ったことは記憶に新しいことですが、今度はパラリンピック1000日前イベントをやりますので。今のところの予定は新橋SL広場と東京タワーで11/29(水)、台場区民センターで12/3(日)です。

 

Q: 実行委員会が立ち上がるみたいだけどメンバーってどういう方達、など。

 

2. (仮称)区民マラソン大会の平成30年12月の実施及び実行委員会の設置について

区長さんがキモ入りでやりたいと言ってる区民マラソン、H31年5月を目指してたんですけど警察からダメだしきまして、H30年12月ならいいよ的なこと言われました。ルートはまだこれからも警察と話し合いますけど、ハーフマラソンと1.5キロのファンランでやりたいと思います。5000人くらい募集したいところなんですが、港区民の優先枠も設けたいと思いますー。

 

Q: 実行委員会に港区議会とか入ってるけど、優先枠の考え方はどんなのかしら、ボランティアとかどうするの、参加者からお金取るの、せっかく第1回なんだから有名な人とか呼べば、12月でイベントしやすいんですかね、など。

 

以上。

シティハイツ竹芝のエレベーター事故に関する和解勧告

昨日11/6の月曜日、港区議会の臨時議会が開かれました。この2年半の中で臨時議会は2回目かと。1回目は任期始まってすぐの議長・副議長を選ぶための臨時議会、そして今回はエレベーター事故訴訟の和解のための臨時議会。

 

2006年の6月、港区の区営住宅シティハイツ竹芝でエレベーター事故がありました。高校生が亡くなるという痛ましい事故で、当時テレビのニュースを見た記憶があります。「港区なんだ」「高校生か…」、そんなことを感じた大きな事故だったわけですが、そんな悲しい事故から11年、裁判所から勧告を受けて和解することとなりました。

 

エレベーター等対策特別委員会(港区議会では「エレとく」と略されてます)が開かれる前、この委員会の委員長と副委員長の正副委員長会と呼ばれる会がありまして、そこで区役所の担当課長さん達から説明内容を確認したり、委員会の進行などを確認します。8月からこの委員会の副委員長を務めさせていただいておりましたわけで、未熟ながらも真面目に真剣に円滑な委員会進行の補佐を。

 

委員会と本会議では、和解について満場一致で原案を可決となりました。

 

損害賠償請求訴訟事件に係る和解について

2006年6月3日にシティハイツ竹芝でエレベーター事故が発生。当時高校2年男子が死亡。2008年12月にご遺族から5者(シンドラーエレベータ株式会社、エス・イー・シーエレベーター株式会社、株式会社日本電力サービス、港区、財団法人港区住宅公社)を被告とし、慰謝料等2億5,000万円を請求する民事訴訟。2017年11月に和解。

 

港区に係る和解事項

1. このエレベーター死亡事故について深く遺憾の意を表すること。

2. 被告らは互いに協力しあって、不断の意思を持ってエレベーター事故の再発防止のために取り組むことを確約すること。

3. 港区が所有・管理するエレベーターの維持管理や点検に関する、すべての法令及び国土交通省が公表した指針や業務標準契約書の内容を確認し、毎年周知徹底すること。

4. エレベーター事故の再発防止策に係る取り組みについて、ご遺族との連携の強化を検討すること。

5. 平成29年12月7日までに港区はご遺族に400万円を支払うこと。

6. ご遺族と被告らは、本件和解金の内容について、相当額の和解金が授受され、その一部で基金を構成したことを除くほか、正当な理由なく第三者に口外しないことを確約すること。

7. ご遺族はその余の請求を放棄すること。

8. 本和解条項に定めるもの(省略)のほか、何らの債権債務のないことを相互に確認すること。

9. 訴訟費用は各自の負担とすること。

 

港区におけるエレベーター事故防止対策

この事故はいわゆる「戸開走行(とかい そうこう)」という、いわゆる扉が開いたままエレベーターが動いてしまうことで事故に繋がってしまったという、原因究明と再発防止への願いがとても強いものです。2009年9月以降、新設するエレベーターでは扉が開いたまま動くと緊急停止をするような、いわゆる補助ブレーキのようなものの設置を義務付けることになっています。

 

その中で港区は2016年から民間のマンションに対し、「戸開走行保護装置(二重ブレーキ安全装置)」の設置助成を上限300万円・助成率10/10で開始しています。昨年度は57件の申請があったと聞きました。また、区有施設のエレベーターでは103台に保護装置を設置をし、残りあと13台とか。

 

今回の和解勧告を受けるまで何もしてなかったということではありません、ということはお伝えしておかなければいけませんね。これからもこのような事故、他のような事故が起きませんように。

以上。


 

区民文教常任委員会報告

さて、本日は区民文教常任委員会がありました。いつものように簡単な報告と委員のみなさんからのQなどを添えて。

 

1. 収集作業中の自動車事故の概要について

9月末に区の清掃車がバックしたところ車に衝突しちゃいました。車内バックモニターを見なかったので死角にあった車を認識できませんでしたごめんなさい。相手さんとは示談交渉中です。

 

Q: バックミラー見なかったの、バックモニター見ることが対策なの、全部の車にバックモニターって付いてるの、バックする時に同乗の職員は降りてチェックとかしなかったの、など。

 

2. 平成29年度港区教育委員会の権限に属する事務の管理及び執行の状況点検及び評価(平成28年度分)報告書について

教育委員会が行う主要な事務事業について評価を行ってまして、評価委員からの意見を踏まえて教育委員会で今後の取り組みとか考えましたので。

 

Q: 評価委員からの意見を反映してない点とかあるの、区が作成する概要版に評価委員個人が感じる政治的な意見みたいなやつを記載するのはどうかと思うよ、区が自分たちでつける評価の基準がよくわからないという評価委員のコメントあるけどどうするの、など。

 

3. 平成30年度港区立幼稚園の定員等について

来年度、港南幼稚園で定員を82人拡大したので、港区全体で募集定員は1523人です。あ、あとは子育てサポート保育というのを南山幼稚園で新しく始めるのと、抽選するほど希望者がたくさんいる港南幼稚園で定員を拡大しますね。11月11日発行の広報みなとに情報掲載しますね。

 

Q: 前年度からの変化はどうなの、区のHPに出てる定員数と数字の整合性が合ってないんじゃないの、抽選に外れてしまった子たちってどう対策とるの、など。

 

4. 平成30年度港区立幼稚園園児募集について

園別の募集定員が決まりました。港南幼稚園以外の5歳児の申し込みについては、4歳児からの進級者数の状況に応じて随時申し込みを受け付けることにします。11月11日発行の広報みなとに情報掲載しますね。

 

Q: 抽選に外れて幼稚園に入れないっていうの問題だよね、今後はどういう風に対策とか取っていくのかしら、など。

 

5. 港区青少年委員の委嘱について

えーと、平成29年10月1日付けで港区青少年委員の追加が1名です。

 

Q: (特になし)。

 

6. 平成29年度港区指定文化財の指定について

8月〜9月で教育委員会と港区文化財保護審議会で会議がありまして、増上寺の大門と倉松屋嘉兵衛町屋敷絵図の合わせて2点を港区指定文化財にしますね。

 

Q: 指定されると公的補助金とかが修復に使えるようになるんでしたっけ、周知するのに企画展でもしたらどう?など。

 

以上。

H28年度 決算特別委員会 教育費

さて、教育費。ここしばらくモヤモヤしている事を質問しました。そう、本村小学校裏手の斜面に広がる本村町貝塚について。この貝塚の地にマンション建設計画があるわけでして。モヤモヤしています、モヤモヤ。

 

坂の多い港区の中、これまた比較的坂の多い南麻布3丁目、その一角にあるのが本村町貝塚。向こう側に向かって原っぱ的なものが続いておりまして、その向こう側がどうなっているかと気になる感じでしょう。台地の上か下かで考えたら上の景色。

 

下から見上げるとこんな感じになってまして、傾斜がついている台地の斜面です。

 

あっ、今は今後行われるであろう試掘調査のため草とかが刈られてましてこんな感じに。

 

1. 本村町貝塚の認識について

Q.  南麻布3丁目の本村小学校の裏手にある台地の斜面に本村町貝塚という遺跡があります。台地の斜面一帯が貝塚として知られ、古くは1930年代から発掘調査が行われてきました。その一角にある東京住宅公社の敷地の中に港区教育委員会が設置した看板がありまして、開発も進んで貝塚遺跡を伝える場所はわずかながらここだけになってしまいましたと記されています。その看板が昭和48年に立ち、平成19年に立て替えられています。港区にとってこの一帯は貝塚なのか貝塚痕跡なのか、そしてそれは遺跡なのか遺跡ではないのか、どのように認識されているのかをまず伺います。

 

A.  本村町貝塚は文化財保護法に基づき、『遺跡』として東京都の遺跡地図に搭載しており、現時点では東西約150m、南北約75mにわたる楕円形の遺跡であると認識しております。また、遺跡の種別は『貝塚』として登録されております。

 

 (´-`).。oO(登録されてるのは東京都であって、港区ではないんですね?そして港区は遺跡として認識をしていると。わかりました…)

 

 

2. 港区埋蔵文化財取扱要綱について

Q.  港区埋蔵文化財取扱要綱では試掘・確認調査の実施指導を教育委員会が行うとしています。開発者に対する指導や助言・試掘調査・発掘調査・その結果による出土品について取り決めはあります。でも、遺跡そのものについて港区はどうしたいか、港区の意思がこの要綱の中には含まれていないように感じますがいかがでしょうか?

 

A.  港区埋蔵文化財取扱要綱は、文化財保護法に基づき埋蔵文化財に関する取扱を明示したもので、港区内の埋蔵文化財の保存及び活用を図ることを目的としております。試掘調査等で遺跡が発見された場合は、埋蔵文化財の残存状況等に応じ、発掘調査への指導や保存に必要な協力を開発者に求め、埋蔵文化財の適切な保存及び活用を図ることとしております。これまでも港区埋蔵文化財取扱要綱等に基づき、芝丸山古墳の保存や伊皿子貝塚の貝層断面の標本での保存などを行っております。

 

⇨ (´-`).。oO(今、この貝塚がマンション建設で消滅しようとしています。今まで実施したことなかった場所の試掘調査をするとのことですが、その時何もでなかった又は貝殻1枚が出たとして、こういう状況の埋蔵文化財の取り扱いってどうするのか素朴に疑問に感じます。すでに港区は遺跡と認識しており、地域の方にとってはこれからもずっと遺跡であって、標本で保管すれば問題が解決するという簡単は話ではありません。港区はどうしたいのか、どうにもできないのか、どうにかしたいと思っているのかなど、不明な点をある程度クリアにして判断せざるを得ない状況だと思います)

 

⇨ (´-`).。oO(現在残っている貝塚とされている一帯は、民間の土地と、隣接して柵1枚で隔たれているだけの東京都の外郭団体の土地です。教育委員会が看板を立てている以上、行政は無関係とは言い切れないと思います。このままでいきますと10数年前のがま池の時と同じ状況です。本村地域の方々は今でもがま池のことをよく覚えています)

 

⇨ (´-`).。oO(今回のこの件に限らず、土地や開発に関係することの中では、港区の意思というものが欠落している印象が大きく、お住まいの方々に不安を与え続けていることは否めないという印象がとても強いです。自然と文化と歴史を守るために民間業者から土地を買うことも十分アリだと思いますし、そういう方法で守られるという最初の手段になっても不思議ではないと思います。民間地だから介入が難しいとしたがま池から学んだことはなんだったのか、この件はそういう視点で地域の方々は港区を、教育委員会を見ています。私には地域のみなさんの代表として声を伝えなければならないという役目がありますので、今回は埋蔵物取り扱いという観点で質問をさせていただきました…

 

⇨ (´-`).。oO(区民、地域に寄与するより良い方法を考えていただければと強くお願いをして、質問を終わります…)

H28年度 決算特別委員会 産業経済費

さて、産業経済費というのは字のごとく『産業』とか『経済』とか、あとは『観光』とか。担当課はふたつしかないもんだから、つまり課長さん2人しかいないということだから、質問に対するお答えのための出番が多くて大変ですね。もうそのまま答弁席にイスふたつ置いててもいいんじゃね、と毎回思う産業経済費。

 

1. 商店街の支援について

Q.  『港区政策創造研究所』調べでは、高齢者やファミリーなどご近所の人が多いという商店街で、『お客さんはご近所のはず』というお店側と『必ずしも商店街で買い物してない』消費者側で認識のギャップが生じていると。要は白金とか高輪のエリアですね。よく考えたらそういうエリアって結構人の入れ替わり激しいし、お店と商店街を知らないということは考えられますよね?そういえば商店街情報を発信してもらってますけど、どういう方法で何を発信してるんでしたっけ?

 

A.  港区商店グランプリ、中小企業応援情報誌、商店街まちあるきマップ、商店街イベントまるっとわかるチラシ、ちぃばすチャンネル、色々頑張ってますけど!

 

 

 

Q.  商店街、若い人にはイベントやるだけの場所と思われてるところもあるようでしてね。お客さんが来てもらえるような組織とか店舗の努力をしてることはみなさんご存知の通り。でもね、その他にも商店街って街を綺麗にしたり、組合費で防犯カメラつけますし、交通安全の旗振りだってやってまして。商店街のこういう役割と努力をたくさんの方がご存知ない。そのあたりも一緒にお知らせしてくれませんかね?

 

A.  そうですよね、商店街っていろんなことされてますよね、多いに貢献されてますよね。そういうこともお知らせしたらもっと認知度も高くなると思いますし、愛着が生まれますもんね。これからは地域の活動や取り組みも併せて情報発信していきますー。

 

⇨ (´-`).。oO(よろしくどうぞー)

 

 

 

Q.  商店街、魅力あるお店を増やしていくことも大切ということはよくわかります。みんなもそう感じてますよ。そういうの、どういう支援してくれました?

 

A.  昨年度はプロレス団体とタイアップした芝商店街、景観で東京タワーとタイアップした三田商店街、Wi-Fi整備した麻布十番商店街、街路灯マップを多言語化した六本木商店街。これからも商店街の意見を聞きながらがんばりますー。

 

 

 

Q.  商店街といっても、各店舗でも現状を維持するのが大変なところもありますね。規模を縮小したり廃業するお店も出てくるだろうし、なんせテナント率7割だから家賃がペイできるような職種とかしかお店できなくなったらどうしましょう。地域でがんばってきたお店、これからどういう後押しをします?

 

A.  区商連や中小企業診断士とかの意見も聞きながら、これからも積極的に取り組んでいきます…。

 

⇨ 商店街の調査、結局のところ『地域地域で事情が違う』というのがすべてですよ。商店街支援の一番大きいところは補助金です。わかってますわかってます、補助金は税金なので『商店街なんかに税金投入すんなよ』と言う人がいるのはわかってますよ。でも商店街って『もう少し補助金の使い勝手がよければ』と願うところも少なくないんですよ。地域で、商店街で事情が違うんですから。そこらへんご検討よろしく

 

⇨ (´-`).。oO(あっ、プレミアム商品券ももっと地域貢献している店舗に落とされるようなことも必要になるかと思いますので、そのあたりも区商連とも是非お話を)

 

 

2. 港区観光&マナーブックについて

Q.  これ、昨年観光課が作った観光&マナーブック。まー、よくできてますよ。行政の作るもので今まで一番のモノじゃないですかね。残念ながらそんなに話題になってないようでとても残念だしもったいない。10,000部発行と区のHPには書いてあったけど、反応どうだったん?

 

A.  や、実は関係者から『外国人に向けた情報発信として非常に優れた内容で好評』とお褒めいただいてます。こないだビックサイトであったイベントでも褒められまして、他の自治体関係者も持って帰ってました。えへ。

 

 

 

Q.  増刷したり、むしろ販売したりしても良いくらいの出来なんですけど?

 

A.  えっと、すでに増刷してます。たくさんの方に見てもらいたいのでこれからも無料配布で。今のところ、区内小学校の国際教育とか、大学の留学生とかにも使われていまして、これからはビジネス観光とかにも幅広く行きたいもんです。

 

⇨ (´-`).。oO(無料なら無料で全然いいんですけど、区のHPに掲載されているのはpdf分割で結構見にくいんですよね。そこらへんなんとかしてくれてもいいかもです)

 

 

 

Q.  観光客向けだけではなくて、住んでる人にもためになる内容ですよ。新しく住民登録した外国人向けにウェルカムパッケージっていう港区の情報とか暮らしのルールとか配布しているじゃないですか、そこに加えるのもいいかもよ。あとは支所に置くとか。

 

A.  支所とかの窓口や図書館でも配布してますけど、ウェルカムパッケージの件はこれから検討しますね。

 

 

以上。

H28年度 決算特別委員会 衛生費

さて、医療関係のところは衛生費。衛生費は3点ほど。がん検診とロコモーティブシンドロームと目の健康。今回の衛生費は、問題指摘⇨予算反映⇨事業実施⇨結果チェックという、これぞ決算という流れを正しく確認できたのかなあと思います。ほんとに。

 

1. がん検診受診率について

Q. えーと、2年前にがん検診の受診率をみて『データの取り方間違ってね?』と指摘させていただき、調査します的な予算が反映され、今回の決算で結果の集大成的ながん検診受診率ファイナルな感じなわけです。国の検診目標値は50%。区が無料のがん検診受診券を該当者全員に配布して、その券の使用率による検診受診率は20〜40%でした。検診どこで受けてますかというそこそこ大規模の調査を行ったわけですが、今回の区民意識調査というやつ、どんな感じでした?

 

A. サンプル調査でありますけど、胃がん検診は63.1%(区27.1%、職場等36%)、大腸がん検診は65.1%(区33.3%、職場等31.8%)、肺がん検診55.1%(区27.1%、職場等28%)、乳がん検診66.2%( 区36.3%、職場等29.9%)、子宮頸がん検診62.3%(区32.5%、職場等29.8%)。

 

や、やっぱり職場検診とか個人で人間ドックとかで受けてる人が多いであろうことは予測できてましたから、そういうところでちゃんと検診受けている人がいるって改めて明らかになったというこの調査の意義は大きかったですよ。国の基準値の50%、余裕で越してるじゃないですか。や、よかったですねほんとに

 

Q. 区が低い低いって言ってたのが乳がん検診と、20代の子宮がん検診でしたよね。この調査結果でも似たような感じでした??

 

A. や、がん対策推進アクションプランで引用したデータより高くなってます。これってH28年度から乳がん検診の実施体制が変更されたからその影響かなと。20代の子宮頸がんについては区実施の検診は前と同じくらいだったんですが、職場とか人間ドックで受けたという方が24.2%いまして、全体で41.8%です。

 

や、やっぱり20代でも職場検診とか個人で人間ドックとかで受けてる人はいたんですね。よかったよかった。20代で41.8%ってあと少しですね、50%まで

 

Q. 今の時点で受診率60%を超えるって全然低くないと思うんですけど、これからは低いところをターゲットに個別の底上げとかしなきゃいけないですよね。婦人科検診だったら女性ドクターとか配慮したり、そういう利便性というかの取り組みというのも必要になりますかね。

 

A. 現在、がん検診してくれる医療機関が205あります。このうち139ヶ所で平日夜間、日曜にも対応可能なんですよ。今後も受診しやすい環境整備も進めますね。あと、子宮がん検診は40歳未満に個別通知対象を拡大したり、そういうところも検討していきます。

 

ですよねー。どこまで受診率あげたいかにもよりますけど、いろいろがんばってください。ありがとうございます。でも基礎データとあやしいデータの見直しってやっぱり大事ですよね

 

2. ロコモーティブシンドローム対策について

Q. えーと、介護予防の目的で50代60代の健康対策がかなり充実してる港区なんですが、つまりアレですよねいわゆるロコモーティブシンドロームですよね。ロコモーティブシンドロームって整形外科学会が10年くらい前に概念を提唱し始めて、関節の可動域とか運動器障害とか、進行すると寝たきりリスクがとかいうやつです。入院&治療する運動器障害が50歳以降で多発するわけでそういう年齢設定になってますけど、早ければ早い方がいいんですよ啓発って。若い子も。どうですかそういうの。

 

A. 今年はより幅広い年代を対象に、健康運動指導士がロコモーティブシンドローム対策として体操指導する講習会を開催予定です。あと運動習慣とか食生活も大事なので、筋肉や骨の維持に役立つお料理講習会もやりますー。

 

 

(´-`).。oO(前になんとなく聞いた時よりはナッシングな印象だったんですが、知らない間にいろんなものが開催予定なんですね…) よろしくお願いしまーす

 

 

3. 目の健康について

Q. ロコモーティブシンドローム以上に、あんまり関心持たれてないけど結構大切な領域がありまして、それが目なわけです。遺伝もありますけど、食習慣とか生活習慣とか生活環境とか予防とかそういうの言われ始めてるわけでして、眼科領域も今後啓発とか必要になるんと違う?

 

A. ですよねー、ドライアイやスマホ老眼とかでてきてますよねー。今後は10月10日の目の愛護デーとか、港区のホームページや広報みなととかで目の健康も取り上げて啓発しますー。

 

 

以上。

H28年度 決算特別委員会 環境清掃費

さて、決算特別委員会の続きは環境清掃費です。実は3年目にして初めて環境とか清掃とかのトピックで質問をしたんです。一般質問でもお初トピック。興味がなかったわけではないんだけど、ちゃんとした質問できるほど知識が無かったし、『これってどうなのかしら』という素朴な疑問から自分の考えまでまとまらなかったし。環境清掃費はじめてものがたり。もぐたん。

 

1. 少量排出事業者のゴミ出しについて

Q. えーと、先日の一般質問でも述べさせていただきましたが、区が収集車で回収する可燃ゴミのうち、1/3が有料シールを貼って出してよい特例の少量排出事業者によるゴミなわけ。こういう形でゴミ出しをする事業者は何社、集積所は何ヶ所あるの?

 

A. 集積所は地域の方々で場所決めたりしてるから、そういう事業者のことは詳しく把握してるわけではないんです。ゴミ出し場は区内で約11,800ヶ所、なんとなくだけどこのうち7割8割の場所で有料シール貼ったゴミが出されてるみたい。

 

区が知らないって結構アレですよね、正直あんまよろしくないですよね。ということはシール貼ってくれてるだけマシで、ひょっとしたらもっとたくさん混ざってるのかもですよね。1日50kg未満のゴミをOKっていうの、見直しとかアリだと思う。

 

 

2. ゴミ収集車の台数について

Q. えーと、1台あたり1日6ルート回るって聞きました。決まったルート回りきる前にゴミがいっぱいになっちゃったら工場に戻らなきゃいけないわけだから、そういうのが押しに押して最終ルートの回収が午後2時とか過ぎちゃうんじゃないの?収集車の台数の変化を教えてちょーだい。

 

A. 東京都から港区に所管が移ったH12年は75台(区の直営13台、委託62台)、今年は91台(区の直営10台、委託81台)。資源ゴミの分別とかみなさんよくやってくれるようになったから収集車増えてますよ。

 

Q. そんなH12年からの随意契約ってどういう感じなのかしら?

 

A. H12年に東京都から移管する時の話し合いの中で、業者選定についてそれまでやってきた民間51社でそのままという話になってまして。んで、東京23区清掃協議会というものがありまして、そこで各区へ台数や車両を割り振りするような随意契約がずっと。H17年以降に競争性だったりコストだったりを考えて新規参入を検討してきたんですけど、「51社」へ影響があるから…そんな感じで…。

 

(´-`).。oO(色々な意味で色々大変なんですね…) まぁ、必要なことは必要なわけで、修正すべきところは修正すべきなので、色々検討続けてくださいね

 

Q. 世間一般でいうゴミって、『ポイ捨てを禁止するためにごみ箱を置かない』、そして『ごみ箱がないからポイ捨てが多くなる』って矛盾してるじゃないですか。街中にごみ箱がない理由は『家庭ごみの持ち込み対策』とも言われますよね。ほら、マンションとかよくゴミ置場あるじゃないですか。そういうのがないとゴミの捨て方が不法投棄ぽくなるのかなと思って調べてみたんです。そしたら港区は延床面積1000平米以上の建築物、または1000平米以下でもワンルームマンションの場合にゴミの一時保管場所の設置について区と事前協議と届け出が必要とありましたよ。昨年度の実績は?

 

A. えーと、事前協議は延べ368件。届け出は93件です。

 

Q. まず、一時保管所の設置がタワマンかワンルームという対象はなんとなくわかるんですよ。ファミリータイプのゴミの多さとか、シングル住まいのライフスタイルとかの関係で。でもそれ以外のサイズのマンションって『協力のお願い』だけっていうのもおかしいと思うんですよね。

 

A. えーと、これからオリンピックだなんだで観光客も増えるし、民泊問題ななんだで、ルール無視のゴミ問題が発生するかもですし。中間サイズのマンションとかでもそういう保管ができるかどうか、すべきか否か、他の自治体とか取り組み事例とか調べてみます。調査研究、調査研究。

 

ゴミって色々アレな感じですけど、リサイクル率を上げたらリサイクルコスト上がるだろうし、なんかアレですよね、ハッキリ言って清掃問題って要は人件費ですよね。ゴミ収集車だって直営減って委託が増えて、別にそれでも構わないけどやるならちゃんと自治体は責任をもって結果出すような判断をしないと。コストカットコストカットよく言いますけど、清掃に関しては削っていいコストと削っちゃダメなコストを混同しないようにお願いしますね。

 

そんな感じで質問や発言してみたわけですけれども、『こういうこういうことを啓発します』だけでは人任せな印象を受けてしまうんですよ。いや、お役所が一生懸命やってるのはわかってるんですけど、なんでしょう、役所の意思というか判断というのが見えないから疑問に感じるんですかねえ。かけるところに人と費用をかけないと、今までできたものも維持できなくなっちゃう。そういう風に思っちゃうわけ、個人的に。

 

港区は震災復興基金的なものに5年だか6年でで1000億円を積み立てるとしています。最初にどかんと貯金して、残りはちょこちょこと貯金ですよ、毎年100億とかそんな。その毎年の貯金のためにしわ寄せがきているんじゃないかなとも思うし、無駄使いしないように気を引き締めなきゃといいことなのかもしれないし、難しいね。

 

以上。