地域包括ケア推進会議

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ありとあらゆる国家資格の類は何ひとつ持っておりません。唯一持っているのは車の免許(身分証明書代わり)な私ですが、お仕事でずっと薬の開発をしたりお医者さんとお話したりしてたことからも、医薬品や医療やその類のことはすごく興味のあるトピックスです。『議員として取り組んでます!』と言っていいものかどうなのか、『質問したり提案したり色んな回答引き出したりラジバンダリ(←どこいった)、何もしてないわけではないので取り組んでいると言っても差し障りはないかもしれない』とか考えているうち、『取り組む』がなんとなくゲシュタルト崩壊を起こしています。『取り組んでるのはお役所だ!議員はチャチャ入れるだけだ!』と心の中で叫びたいお役所の方々もいらっしゃるとは思いますが、まぁまぁ。

 

本日、4回目となる『地域包括ケアシステム推進会議』の傍聴に行きました。今のところ議員の中では唯一の傍聴皆勤賞かと。本日の傍聴議員は自民党議員団3名のみ、じみんとうはがんばってますよ。

 

昨年秋の決算特別委員会の民生費ででしたかね、地域包括ケア構築の進め方について6つのお願いという形で淡々とモノ申してみたんですね。『このまま進めても100%混乱するだけで色々とよろしくないですよ』と、もちろんちゃんと理由と目的があってですけれど。多方面からポジティブもネガティブも色々と言われたりしましたし、お役所からも『…そんなにイジメないでください』くらいのこともコソコソ言われたりもしましたが、なんて言いますか、そうですねぇ、ドンマイ(ビシッ)。

 

1. 区役所内の関連部署で方向性を統一してください。

2. 地域包括ケア推進会議の下に別の会議体を作ってください。

3. 区役所と関係機関とで話をして今の医療資源でできる運用方法を探ってください。

4. 各関係機関が何を担うのか合意を取ってください。

5. 必要であれば軌道修正をしてください。

6. 決定したことを地域包括ケア推進会議でちゃんと報告して再検討してください。

 

↑こんな感じで6つのお願いをしたわけなんですが、本日の会議で『2. 地域包括ケア推進会議の下に別の会議体を作ってください』の必要性というか理由をようやくご理解いただけたんでしょうかね、作業部会というものの設置をすることを区が提案し、特に問題も質問もなく会議で了承されました。これから医療・介護関係者で構成する作業部会で課題の抽出、課題整理、課題解決の検討を行ってもらえるようになると。よかったよかった。

 

(つまりね、現場に関わる課題の抽出、整理、解決の検討は今までどこの人がやっていたんだという事だったんですよ…)

 

各委員の皆様方にとっては、余分な会議体がひとつ増えてめんどくさいと思われるのかもしれないです。でも後は実務者による話し合いじゃないと何ひとつ具体性のある運用の可能性がでてこないと思われますので、どうかどうか皆様、部会長、あとはよろしくお願いいたします。ぺこり。

 

あ、本日の会議の中で委員の方から出たひとつの質問が、再来週にする予定だった一般質問の内容とビンゴでした。もう原稿書いちゃったし、答えの内容もよくわからなかったからそのまま質問続行。

委員会報告

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さて、まもなく2週間後に第1回定例会控え、本日は議会運営委員会がありました。いつものように簡単すぎる報告を。

 

1. H29年第1回定例会について

2/15の区長所信表明を皮切りに、3/14まで第1回定例会を開会しますね。今のところ議案が27件に追加が4件です。予算特別委員会もセットになりますので、こないだ幹事長会で決定したことなんですが、予算特別委員会委員長は自民、副委員長は共産・公明、理事は自民党4、みなと政策会議3、公明党2、共産党2の10名になりますのでよろしく。今のところは請願が1件でております。わかりましたー。

 

以上。

 

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あっ、今日は2月2日でにゃんにゃんの日です。

委員会報告

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さて、昨日に今年最初の総務常任委員会がありました。いつものように簡単な報告と、委員のみなさんからのQを添えて。

 

1. 港区スポーツセンター等における高校生の使用料(個人利用)の区分変更について

今までは『小・中学生』と『それ以外』みたいな感じの料金体系だったんですけど、『小・中学生・高校生』と『それ以外』とすることにしました。これによって料金必要となるような8施設に関連する条例の文言が変わってくるので、条例文を変えることにしますね。来月開催の第1回定例会で改正案を提出します。ちなみに適用はH29年4月1日からを予定してます。

Q: ずっと提案してきたことなのでよかったです、変更経緯で『高校への進学率』とか関係なくね?8施設以外に漏れはない?など。

 

2. 工事請負契約(赤坂2丁目道路整備工事 第1期)について

赤坂2丁目の氷川公園付近から6丁目の特養サンサン赤坂付近くらいまでの311メートルの道路・歩道整備をしてもらうのに入札行いました。申し込みは2社だったんですけれどそのうち1社が入札しなかったので、もう1社の新日本総設株式会社さんが1億1888万円で落札しましたよ。工事期間はH29年7月31日までです。

Q: 電線地中化に伴うトランス機器は地上に何台置くの?歩道に採用するインターロッキングブロックは入札会社のプロポーザル?それとも区の整備方針なの?狭い道のところに片方だけ歩道つけてどういう風に使われ方が変わっていくのかな?土木課とか他の部署も絡めてきちんとお話してもらえませんかね?など。

 

3.『(仮称)実践!やさしい日本語による公文書(素案)』に寄せられた区民意見について

区のホームページを通じでコメントが1件きました。常用漢字の以外の時とひらがなの混在した表現が読みにくいなど指摘があり、これは意見の趣旨を踏まえて素案を修正して完成させていきますね。

Q: 常用漢字を推進するのであれば、最近よく『子供』を『子ども』って記載するけどそれもおかしいよね?など

 

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ところでですね、こないだいつも通り過ぎてばかりだった区政資料室へ初めて足を運んで調べ物をしてきました。行政棟の3階にあるんですが、なんか議員が行っていいところかどうかよくわからないまま時間が過ぎてしまって。今更かよ!というご指摘はさておいて、今のご時世は区のウェブサイトで色々みれたり、新しく改定されたような資料は随時いただけるのですが(注:全部じゃない)、過去のものであったりネットで見るのはキビシイという地図的なものであったり、思った以上に便利で過ごしやすい空間でございました。またちょこちょこ行こうっと。

以上。

質問まとめ中

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集合時間の10分前にはその場にいないとなんとなく気が済まない、いわゆる『10分前精神』を持ち合わせる時と持ち合わせない時はありますけど、何かの締切日となると話は別。お尻に火が点くまでなんてまぁなんて恐ろしいことでしょう、1週間前くらいにはすべて終わってないとまったくもって落ち着かない。そしてやがて訪れる準備が早すぎて逆に落ち着かない精神面マイナスのスパイラルは仕方のないことです。どうも、小倉りえこです。区議会議員やってます。

 

議員のお役目のひとつに『質問する』というものがあるとされておりまして、区に『ああして欲しい』『こうして欲しい』『こういう視点でああするべきなんじゃないか』『アレをどうこうしたらもっとソレが良くなると思います』などなど、色んな方々からの相談だったり提案だったり、はたまた港区のことについて気になる点を確認するという作業です。

 

『〜となっていますが具体的にどういう計画でしょうか?』とか、単なる進捗を確認するのが議員の役目なのかと感じる方もいらっしゃるとは思います。確かにモノによっては『そこに書いてある通りそのまんまです』になる場合もあるでしょうし、モノによっては『実は…』と初めて公になるような情報を引き出せるかもしれないし。そこから次の取り組むべき課題を見出すかもしれないし。

 

『アレやってくださいお願いします』と言っても『よろこんでー!』なんてすんなり行くわけがなく、あの手この手、あの視点この視点で理解してもらえないとお話にならないわけで、こちらとしても必死に勉強です。伝わりやすい日本語のお勉強。

 

自分で色々考えてみた挙句、極端になるか破綻した理論に陥ってしまいこともしばしば。よく不安になります。こんなトンチンカンなことを真剣に考えているのは、ひょっとして自分だけなのではないかと。でもアレですよ、役所の常識は普通の一般区民には理解しがたいことってありますよ?

 

さて、そんなことはさておいて、一般質問だけならともかく、この時期の定例会は予算委員会もセットですのでたくさん質問をここぞとばかし投げつけれるわけです。私にとってはダブルアップチャンス。

 

ざっくり↓のような質問になろうかと。細かな掘り下げと予算の◯◯費はまだまだこれから。予算案もらってないし。

 

適材適所な職員配置について

土地利用について

自転車ネットワークについて

地域包括ケアの24時間診療体制について

外国人児童・生徒の日本語学習について

特色ある学校づくりについて

 

うーむ、何か足りない。

考え事をする時期がやってきました

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来月の2/15あたりからH29年第1回港区議会定例会が始まるのかなーという時期です、たぶん。一般質問に立つ予定でありまして、あと第1回定例会というのは予算委員会も一緒に開かれるので1ヶ月の議会です。H29年度予算、4月から開始する予算を2月〜3月の時期に審議?というのは絶対通るという前提にあるような時期でとっても不思議な感じではありますが、日々感じている疑問だったり、地域のみなさんとの会話の中から発生した疑問を質問にする絶好の機会。常日頃の考え事を上手にわかりやすいスピーチ原稿に落とし込む作業が続きます。

 

リサーチも楽しい。こういうの嫌いじゃない。

委員会報告

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先日、お昼ごはんをもぐもぐしておりましたら、お隣のテーブルで可愛らしい子とそのお母さんのお話が耳に入ってきました。『こないだねえ、サンタさんにお願いしたプレゼントをお父さんがネットで値段調べてたんだよ。ねえ、なんか変じゃない?』と。お母さんがなんと答えるのかドキドキハラハラしてたんですけど、『…それは違うんじゃないかなあ?ただお父さん気になっただけかもよ?』と、もうそんな季節なんですね。すっかり忘れておりました。さて、先日に年内最後の総務常任委員会がありました。いつものように簡単な報告と、委員のみなさんからのQを添えて。

 

1. 都市計画道路事業に伴う土地の購入(元麻布1丁目)について

二の橋交差点から仙台坂上がったところまでの約530m、補助7号線と呼ばれる道路なんですが、いざという時の広域避難場所(慶応/芝公園〜有栖川)を結ぶ道路を拡張整備する予定です。土地の買収を進めていまして、ようやく2件目の交渉が終わり、30.33m2でお値段は6,371万1,198円です。

Q: 今どのくらいと交渉してるの?全体では何件と交渉するの?など。

 

昨年の夏でしたか、説明会に行きました。その1年後に初めての土地購入を委員会で報告を聞きました。…全体38件(296の個人、40以上の法人)のうち、現在交渉中9、終了2だそうで。ひえー。

 

以上。

自分で自分を採点してみるテスト その2

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区議会議員という4年間のお役目を担うようなってから指折り数えてちょうど20ヶ月、なんとなくちょうどいい機会であるので選挙広報引っ張り出し自己分析の中間評価を急に思い立ってみたものの、減点減点で((((;゚Д゚)))))))なわたしです。どうも、小倉りえこです。むしろ『自己分析、満点評価です!』なんて言い切れる人がいたらすごい話。1年8ヶ月の中間評価がどこまで重要かはサッパリわかっていませんが、目標と行動と反省は別にあってもいいんじゃない、だって人間だもの。

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医療・福祉環境については前回やりました。まだまだ不十分という結論。さてお次は『国際化のための環境改善』。

 

世界に発信できる国際人育成に向けた教育環境の整備

 

国際人国際人って掲げておいて、ぐるぐる考えすぎて結局『11年外国におったけど未だに誰を国際人っつーのかわからんわ!あんたらが望む国際人ってなんやねん!』的なことを叫んでしまったのは今年3月の予算委員会という記憶に新しいんであります。減点。でも区立中学の英語クラス分けしておくれというお願いは今までその手の質問なかったことをチャレンジしてみたし、その結果今度の4月から六本木中でオールイングリッシュの週1英語科国際が始まることになったし、これは加点でいいかなーと。

 

中学校に国際学級がないからそういう子達のためのネイティブコースを!という意味合いじゃないんですよ。港区の地道で素晴らしい国際理解教育がようやく花開き始めて、英語できるわかる日本人の子達が増えてるからこそ、中1で『ディスイズ アン アポーペン』でモチベーションがダダ下がりしないような取り組みですよ。しかも、『英語のお勉強もっと頑張ってあのコースに行きたい!』なんて感じてくれる子達も増えたら嬉しい。ま、要は母校東町小学校の子達のための受け皿ひとつ作ってもらえました。地域の声バンザイ。でもまだまだ課題はあるので喜びすぎ。減点。

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国語・社会科教育の充実、日本文化の更なる理解を

 

先日、港区の70周年式典で名誉区民として表彰された兼高かおる氏も仰ってたことですが、『もっと日本を知るべし』ということです。これ、少し長めに海外出てた人は必ずいつかのタイミングで感じること。海外に出た、又は多国籍の中で協働というシチュエーションの際、あなたは他の国の人から見れば立派な日本代表です。Aチームなんですよ。雑談の中で日本のことを聞かれたり、意見を求められることがあるでしょう。その時に『アイドントノー』はカッコ悪い。日本語で理解できてない、わからなければ何語でもわからないよ。本質的なとこまでまだ手を伸ばせてないし、理解してもらうにも説明が上手じゃないんだろうから減点。

 

国語という意味で合ってるかどうかは置いといて、外国人への日本語習得というのを頑張ってくれませんかということは結構理論的に意見を言ってきたつもりでいます。質問も工夫して、例えば学校別の日本語学級の生徒数のばらつきとか答えを引き出したり、国際学級卒業後の進学先とか調査してもらうようにしたり。結果として多分初めて日本語学級ニーズを調査しますって答えを引き出せたんじゃないかと。なんか他の議員も会派も日本語学級って言い始めた感じあるし。これは加点でしょう。でも調子に乗るなよ小倉りえこ、まだまだなんもカタチになってない。日本語学級も日本語指導も改善されてない。減点。国語どころか社会科もなんもできてない。減点。

 

他にも色々思う事はあるけれどまだ表立って行動に移せてないし、ひとりじゃできないことばかり。よーく考えてよいきますこれからも。

 

その他の国際化のための環境整備として、やっぱり『日本語を話してもらう外国人を増やす』ということはこれから必要なんではと思います。小中学校だけではなくて。折角日本にいるんですもの、カタコトでも学んでもらいたい。もし自分が外国に数年でも滞在すると仮定しましょう。多分カタコトでも話せるようになりたいと思いますよね。お買い物するにも便利、ご近所とこんにちはする機会もあるでしょうし。一言も話せないご近所さんより、カタコトのご近所さんの方がありがたいと思うでしょうね、色々な意味で立場が違えど。ほら、いざという時とか。

 

港区国際交流協会では、そんな方々のために日本語講座がある上、区が授業料半額出してるんです。半額で日本語学べるんですよ。港区、地味かもしれませんが、実は日本語学びたい方々をこういうやり方で応援してると。大人気講座ゆえ、先生不足。そう、先生が足りないんです。基本、日本語教師の慢性不足。ま、そういう課題のいい解決法もどうにか探したい。

 

あとはビジネスとか、観光とか、生活とか色々あるわけですけど、やっぱり視野は広げないといけないので色んなところに行って色んなことを考えていかなければならないなと改めて。ここ2年くらい狭い範囲でしか過ごしてきてないので減点。

 

続きはまた次回、またはその次。

自分で自分を採点してみるテスト その1

区議会議員という4年間のお役目を担うようなってから指折り数えてちょうど20ヶ月、両手両足の指をちょうど折った感じで1年8ヶ月。早い。お勤めしてた会社退職して1年8ヶ月。おかげさまでなんとかやってます。毎日が結構面白いです。未だに『何か少しでも誰かの役に立ってるんだろうかね?』という疑問は抱えたままですけど。

 

ちまちまと3ヶ月に1回ほど自分の区政レポートを自作し、ウェブサイトも自作し、細かいことするの嫌いじゃないから楽しいんですけど、郵送代以外にそんな負担もかからなくて以外と安上がりでいいなあ(政務活動費も活用しておりますありがとうございます)と思いつつ、来月発行予定のレポートを作成しながらふと感じました。『議員の評価点って何だろうかね?』と。

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先日ね、報告書お送りしてる方から『いつもありがとうね。頑張ってるね』って改めて言われました。や、嬉しいです。素直に。素直ですから。ほんとほんと。でもそこで悪い癖というのか良い癖というのか、色々考えてしまうわけです。『頑張ってるんだろうか』と。多分ですけど、その方は『報告書というものを作る』ことに対して頑張ってると言ってくれたわけではないと思ってます。

 

議員の活動ってわかりにくいですよね。自分でもよくわからないことが未だに多々あります。しかも議員というか政治にちょろっとでも絡んだややこしい世界はとっても狭い。ポジションだのパワーだの、世間一般からみっともなくどーでもいいところが大好きな人々の多いこと多いこと。願わくばそういうところに関わらずに何かしらの方向で区のためのいい何かを作ってもらえたらいいなあと、日々感じている次第です。

 

そんなことでの議員の評価。お願いしたことをやってくれたからあの人はいい議員なのか、雨にも負けず風邪にも負けず朝駅で見かけるから頑張ってる議員なのか、ウケのいい事言って人気者なのがいい議員なのか、テレビのコメンテーターになってる国会議員とか見ててもよくわかんない。人からどう思われるかは置いといて、まず自分を自分で客観的に見てみることにチャレンジ。

 

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そのために取り出しますは、1年9ヶ月前の選挙広報。今は各自治体のウェブサイトに掲載しっぱなしなんでしたっけ?忘れちゃった。港区のページにもありますあります。ここクリック。よく聞くのが4年に1度の改選で審判を受けるだの、4年に1度の改選がみなさんからの唯一の評価だのありますが、とにかく任期4年の間の中間評価を自らしてみようじゃないのと。ここで1年9ヶ月前の選挙広報を引っ張り出してくるの自体どうかとも感じますが、比較対象がないので仕方がない。嫌いな言葉はマニフェストです。ちなみに体重は+1kgです。言ったこともやったことを中間採点してみます。ここで気をつけなければならないことは『区がやったことをさも自分の何かのように都合良く捉えないこと』。

 

まず『医療・福祉環境の充実』について。
区民・区民ひとりひとりが健やかに暮らすための環境づくり
都市型の福祉モデルの新しい体制づくりに挑戦

 

えーと…区民区民ひとりひとりってなんだ。『区民ひとりひとりが』の間違いだなこれ。1年9ヶ月目にして誤字発見。減点。

 

予防接種副反応の救済についてお知らせページをウェブサイトに作ってもらえたし、がん対策ではたくさん応援意見も言って予算確保してもらえたし、がん検診も算出方法見直ししてもらえそうだし、治験についても意外なポジティブ回答あったし。小児初期救急の診察日拡大が実現したのは、実際に担当してくれている愛育病院の素晴らしい意欲の結果なので、保健所をはじめとしたみなさんの交渉努力もあるかもだけど、実績と誇張する議員がいたらマユツバではないかしら。今まで無かったような視点に心がけていたので意見採用率はまあまあだと思うんだけど、まだカタチになって区民のみなさんにベネフィットがもたらされてるわけではないしなあ。まだ区に素敵な環境を作ってもらえてない。必要性についての上手な説明ができてないんでしょうね。減点。

 

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都市型の福祉モデルっていうのはいわゆる『地域包括ケアシステム』のなわけで、これはまだどうにもなってない件。大抵は計画どおりのスケジュールでちゃんと始められるように応援するだけの議員が多いのかもだけど、私は『目的と進め方に異議あり!』って反対してるようにも見えるスタンス。『今のやり方は誰もハッピーにならないし、協力してもらわなきゃいけない医療機関にも地域にも愛想つかれるぞ!そこになぜ気がつかない!』と厳しい意見を言ってますよ。その言い方はなんだ!と身内から怒られることもありますけど、間違いは間違いと言わせてくれよ。多分また怒られるけど空気読めないから気にならない。がんばれ俺。ドクターからヒアリングしたり、医学系学会でお勉強したり、業界から実情教えてもらったり勉強しながらも、まだどうにもなっていないし、色々な意味で減点。でもまだまだ挑戦中。目的がよくわからない参加者がげんなりするような会議をひとつキャンセル(延期?)させたことは微妙な加算があってもいいのかしら。

 

減点だらけでどうしよう。厳しい自己中間採点はまた次回に続く。

港区政70周年記念

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港区ができてから70年ということで、盛大な式典が行われました。『来年の3月15日にならないと70周年にならないじゃん』とか、『年明けてからやればいいじゃん』とか、『50周年も60周年もやってないのになんで70周年だけ?』とか、『70ってキリ番だっけ?』的なハテナはさておき、盛大に式典が行われました。

 

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名誉区民が選ばれまして、港区国際交流協会会長でもあるジャーナリストの兼高かおる氏と、琵琶制作修理の人間国宝でもある四世 石田不識氏。おめでとうございます。

 

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港区が提携しているたくさんの地方自治体からも区長さんだったり町長さんだったりたくさんのご参加があり、とっても力になってる地域のみなさんだったり、港区と同じ今年度70歳の同級生のみなさんだったり、1400人とか1500人参加だそうですよ。区役所のみなさんもお仕事お疲れ様です。課長さんをはじめ、いろんな方総動員。これで終わりでもないのでまだまだ頑張ってください。風邪ひかないようにね。

 

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兼高かおるさんと区長のトークショーがあったんですね。その中で、国際経験も多く、色んな国を訪れたことのある兼高さんの仰っていたことが印象に残ります。

 

『国際化というけど、日本をもっと知ってほしい』

 

ほんとこれ兼高さんの仰るとおり。私たち日本人に向けた言葉ですよ。日本人が日本を知らないのはもったいない。『日本はいいところですよー』と海外に伝えるのに、伝える手段(言葉の壁)を得るより先に伝えたいモノ(知識)が大事ですと、つまりはそういうこと。

 

同じような事を議会で言ってきたけど、小倉りえこ程度の発言より、兼高さんの発言の重みをしっかりと港区がご理解くださると小倉カンゲキ。

 

わかる。わかるわ兼高名誉区民。そうなの。その通りよ兼高名誉区民。ああいう場で言い切ってくれてありがとう兼高名誉区民。

委員会報告

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さて、第4回定例会も本日最終日。昨日は議会運営委員会がありました。いつものように簡単すぎる報告を。

 

1. 議会改革に関する提案事項の検討について

港区開かれた議会条例(案)とかいうやつ、小委員会を別途設けることにして色々検討することになってましたけど、結局のところ色々ありまして改めて精査し直しということを議会運営委員長から議長に提案して了承されましたのでみなさんにご報告を。案取り下げ&ナシナシでお願いしますね。わかりましたー。

 

以上。