港区議会 令和元年度 決算の教育費

さて、引き続き、昨年度決算の教育費についてどういう質問したのか簡単に説明していきますね。区長が管轄する部門と、教育委員会が管轄する部門の連携上手にいってますかね?という内容。

 

区長部局との連携について

これまでも色々な議員が色々な質問とかをしていく中で、「区長部局と教育委員会との連携を〜」的に言われることが多々ありました。そんな質問に対して行政側からも「区長部局と教育委員会との連携を〜」的なお返事も多くあるわけです。ヤッホーヤッホー叫び合ってコダマ響かせてるような感じなんだけれども、議員を挟まないで区長部局と教育委員会で直接ヤッホーなり手旗信号なりコミュニケーション取っていただきたい、という質問。説明しがたい。

 

Q: 「何らかのスペシャルケアが必要な子」の保護者は小学校に上がることを考えて常に不安ですよ。何年も不安ですよ。でも今って入学前年の就学支援シート配られて初めて教育委員会が介入する感じぽくない?誰に相談したらいいかわからなくて辛くない?もっと関わり始める時期は早くてよくない?

 

A: 現在、基本的には就学の1年前から、心理の専門家である就学相談員が保護者の就学時における不安を解消できるよう相談に応じています。具体的には、幼児の持てる力を最大限に伸ばすことができる学校等の選択や合理的配慮等について継続的に話し合い、場合によっては就学1年前よりも早い段階から、就学に対する不安を抱える保護者の心情に寄り添った相談活動をしています。

さらに、障害者福祉課や児童発達支援センター等と連携するとともに、特別な支援を要する幼児に関する情報を小学校とも共有し、特別な支援を要する幼児に困難が生じないよう準備をしています。

今後、区内幼稚園・保育園等に就学相談に関するリーフレットを配布するとともに、ホームページやSNS等を活用して広く周知し、就学時や進学時だけでなく、幼児期から学校生活を送る上での不安や特別な支援等に関しての相談を教育センターにおいていつでも受け付けていることを周知してまいります…。

 

(´-`).。oO(…正直、区民の方から私に「学校どうなるか心配です…」って相談が来るということはね、相当アカン状態ですよ。全然周知が足りないということなんですよ。これアカンですよ。しかもね、例えば区立の保育園とかこども園にそういう子が通ってたとして、今の状態だと幼稚園じゃない限り管轄違うからと教育委員会はノータッチじゃないですか。それアカンですよ。もっと区内の未就学児を気に留めて欲しいんですよ…DESUYO!あとね、今度は教育委員会管轄になるから今までのことイチから教えてくださいと保護者に聞くんじゃなくて、そこは同じ区役所の中なんだからスマートに合理的にシルブプレ)

 

 

 

Q: で、今度は逆のパターンでですね、区立の学校に通わなくなる又は区立中学校を卒業した時点で教育委員会からの管轄から外れます。教育委員会は時期が来たら区長部局からバトンを渡されて、時期がきたら区長部局にバトンを渡し返すわけですよ。どうせ返すんですよ、その間も丁寧にちょいちょいコミュニケーション取ってもらえませんかね?

 

A: 現在、教育センターでは、児童・生徒の特性を保護者と共有し、就学や進学という短期的な視点ではなく、将来の自立に向けて、児童・生徒の能力を高める教育環境を選択する際の判断材料を提供するとともに、家庭における養育のポイントを長期的な視点に立って助言し、保護者の将来に向けた不安を軽減するように努めております。

今後さらに、障害者福祉課や障害者を雇用する会社、都立特別支援学校等と連携し、社会的自立に向けたキャリア教育を充実させるほか、教育と福祉が共同でこれまでも行ってきた児童・生徒の成長を見守るための個別のケース会議に進学先の学校等を招くなど、中学校卒業後の関係機関との連携を強化し、個に応じた支援を協議するとともに、必要な情報を引き継ぐなど、幼児期から社会的自立の実現まで、継続して支援できる体制を構築してまいります。

 

(´-`).。oO(…ついこないだまで色々な部署でバリバリやってたたくさんの皆さん方のご経験を活かしてですね、絶対当時思ったことあると思いますよ「なんで教育委員会(または区長部局)の壁はこんな高いんだよ」と…。門戸を広げてですね、当時やりにくかったことあったら解決できるような取り組みをお願いしますね…

 

以上。

 

教育費の質問も終わり、自分の猫マスクコレクションお披露目も終了しました。以上。


 

 

 

港区議会 令和元年度 決算の衛生費

さて、引き続き、昨年度決算の衛生費についてどういう質問したのか簡単に説明していきますね。

 

健康相談事業の実績について

Q: 保健所さんでは月に1回、予約制で健康相談されてます。保健師と管理栄養士による生活習慣病予防のための相談と、禁煙指導員による禁煙相談。昨年度のそれぞれの実施件数と内容どんな感じ?

A: えー、健康相談が16件で糖尿病予防とか脂質異常とか肥満とかの相談でした。禁煙相談は3件でしたよ。

 

(´-`).。oO(…いい事業ではあるんですけれども平日午前で予約制という縛りがキビシイですよね。もっと身近でこういうのできるといいと思うんです…で、それに適した場所って近所の薬局ではなかろうかと思いますですよ。)

 

 

健康サポート薬局について

現在、区内75の薬局では港区禁煙支援薬局として港区は提携をしておりましてね。これが禁煙だけでなく、健康全般の相談が可能になることができればもっと利便性は高くなると思うんです。そういう機能をもった制度ができており、健康サポート薬局制度と言います。

 

健康サポート薬局は、平成28年度から法令上位置付けられているもので、「患者が継続して利用するために必要な機能及び個人の主体的な健康の保持増進への取り組みを積極的に支援する機能を有する薬局」と定義されています。しかし概念的な要素が大きく、我々の生活の中で何をどのように関わってもらえるのかよくわからないところがまだ多く、存在が知られていないことやPRが不足していることは否めません。残念だけども。

 

「かかりつけ薬剤師・かかりつけ薬局としての機能があって、その上で地域住民による主体的な健康の維持・増進を積極的に支援する」とされているのが健康サポート薬局ですが、基準をクリアした薬局が申請の届け出をするのは各自治体で、港区では保健所であります。

 

Q: これまで健康サポート薬局の区内申請件数はいかがな感じ?

A: えー、9/29現在で14件ですかね、14件。

 

(´-`).。oO(…全国展開してる大手が多いんですよね。別にいいんだけども、個人的にはもっと小規模の地元密着の薬局さんがこういう機能発揮してもらえるといいなと思うんですよ。)

 

 

Q: 保健所でやってる健康相談。これ薬局さんが積極的にやってくれるならこんなありがたいことないと思うんですよ、かかりつけになるチャンスもありますし。でも基準がたくさんあるんですよね。薬局さんの負担も少なく無いです。港区からも手厚い支援をお願いしたいんですけれどもね?

A: 事業者向けに手続き方法をわかりやすく掲載したり、特に小規模薬局が届け出る書類作成の事務負担を軽減したり、色々丁寧にしたいと思いますー。

 

(´-`).。oO(…ぶっちゃけね、港区から業務委託していいくらいだと思うんですよぉ、健康相談事業としてね。でもこれから国とか色々兼ね合いもありそうですけれども、色々とよろしくどうぞ。)

 

以上。

 

次はダブルスマイルにチャレンジしたい並び順でありました。以上。