「東京オリンピック・パラリンピックのために何かできることはないだろうか」とのことで設立された麻布2020倶楽部の会合に参加させていただきました。この麻布2020倶楽部、麻布十番を中心とした有志の集まりです。ご縁があってお声がけいただき、私も麻布十番在住なものですしオリンピック・パラリンピック大好きです。結果として学んだことがとても多く、また素晴らしい出会いの機会に恵まれました。
今回のテーマはグローバルコミュニケーションスキルとおもてなし英会話。異文化交流のプロフェッショナルによるわかりやすい講義でした。文化の違いによって発生する誤解、会話のキャッチボール、チャレンジ精神。外国語を駆使してのコミュニケーションの中でも目に見えない部分でのマナーの違い(姿勢であったり態度であったり)をどれだけ理解し、許容し、反映させることができるのかがこれからの日本人にとってのおもてなしチャレンジだと感じました。
オリンピック・パラリンピックでは8万人規模のボランティアが必要と見込まれており、それ以外でも東京を訪れる人々を支える1万人規模のボランティアが必要だそうです。日本ではあまり注目されてこなかったボランティア育成がこれから期待されています。招致演説で有名になったあの「おもてなし」、日本人同士が日本語でコミュニケーションを取りながらのおもてなし、そして外国語を使ってコミュニケーションを取りながらのおもてなしはまったく異なるものになるのかもしれません。
とりあえずは英語!片言でも英語!という雰囲気の中、中国語だったりスペイン語だったりフランス語だったり、はたまたもっとマイナーな言語であったり、たとえ日本語しか話さなくとも多様なおもてなしボランティアが育っていくことに期待しつつ、応援していきたい取り組みです。