港区議会 臨時会

本日5/30と明日の5/31。港区議会では臨時会が開催されます。選挙の後の初めての議会的な感じで、議長と副議長を選んだり、委員会構成を決めたり、そういう感じからスタートする会です。

 

今回は国の給付金云々もありますので、補正予算の審議もあります。だから2日間という日程となりました。

 

 

自民党の幹事長としての最初のお役目は

【動議】とやらをするのが、4年に1度のこの改選後最初の臨時会で、お役目があります。自民党さんというか、一番人数の多い第一会派というか、その幹事長が慣例的にやってきたと。

 

選挙の方法については、臨時議長において指名推薦とされるよう望みます

 

こういうの言う、そういう役目。事前の会派代表者会議で「自民党さんの幹事長がこういうの言うんでいいですか?」と合意済みのもの。明日以降はこういうのをやる当番は議会運営委員長になります。が、初回の初日の初っ端はまだ議長も決まってなければ委員会も決まってない、そこで慣例的に「第一会派の幹事長」が担うお役目ということみたいです。

 

で、なんでこのセリフから始まるのかというと、議長を選ぶところから始まるわけですね。これについても事前に会派代表者会議で平和的に「自民党さんから」「指名推薦で」というような合意を全会派でしまして、1週間前には自民党の議長(予定者)は誰々ですというのを発表しておりました。

 

なので、そこまで行き着くまでのお作法というのがあるわけです。4年に1度のお作法ね。

 

 

臨時議長がまず選ばれます。

地方自治法第107条の規定によって、年長議員が臨時に議長の職務を行うと。ですので年長者が臨時議長となります。一時的措置みたいな。今期も(前期もそうでしたが)共産党の風見議員が年長議員ですので、臨時議長になって司会進行。

 

他の自治体とか見たり聞いたりしていると、選挙をして議長を決めるところもあります。実際港区も私が初当選した8年前は(色々あって)選挙でした。みんな名前書いてやる選挙スタイル。でも港区はみんなで合意し合って「自民党さんから議長」と決まっておりました。

 

そこで、臨時議長が「議長選挙の方法についてお諮りいたします」と発言したのちに、

 

選挙の方法については、臨時議長において指名推薦とされるよう望みます

 

と、全会派を代表してそう言うわけですよね。んで、「よござんすか?」「意義なし!」と続き、臨時議長が「議長に鈴木たかや議員を指名いたします」と続いて、鈴木たかや議長が爆誕したのが本日です。

 

なお、副議長も同じ感じで繰り返します。

 

選挙の方法については、臨時議長において指名推薦とされるよう望みます

 

たったこれだけなんだけれども、なんか言葉が難しくてですね。ソラで言えないというかなんというか情けないというか。

 

 

噛み噛み噛みまくってもう大変

それプラス、登壇して提案文を読み上げるというお役目も2回ほどあったわけです。1回目は「委員会条例改正」について。建設常任委員会と区民文教常任委員会の委員定数が8人から9人、9人から8人にそれぞれ変わるので、条例を変えますねという提案文です。

 

んで、「よござんすか?」「意義なし!」という感じでシュッとスタイリッシュに。

 

2回目は、東京都後期高齢医療広域連合に議会議員を出すことになってますので、その提案文を代表して朗読。我々自民党さんとしては、議長兼任で推薦することになりました。その場合、当事者に関する案件はその当事者は一時的に退場します。本会議場から退場。

 

今回は議長ですから、その議長が退場している間は副議長が司会進行のお役目を。↑七戸じゅん副議長ですね。

 

で、カミカミだったのはここではなくて。いや、登壇して喋る時って結構スムーズなんですよねいつも。緊張とかしたことないし。提案文読み上げるだけですし。

 

自分でもカミカミだったのはやはり【動議】的なやつの時。自分でもビックリするほどすんなり言えず、もうそんな自分が可笑しくなっちゃって。それはまた動画がアップされてから編集でもしようかと思います。

 

なんといいますか、ほぼこんな感じの印象。有名なカミカミ動画ですよね。大好きこれ。何度みても「んふふふふふ」ってなっちゃう。

 

2ページに渡る提案文はまったく噛まずに読めるのに、なぜ2行ぽっちが読めなかったのか。みんな呆れたか苦笑いか、そんな感じ。お楽しみに。

 

明日は常任委員会で補正予算の審議です。