物騒な話。

最近『次はどこの課を吊し上げるんですか?』なんて、どえらい物騒なことを聞かれる事が多くなりました。まったくもって失敬な。そんなにやって欲しいなら、ご期待に応えて差し上げましょうか部長。と考えてしまいがち。

 

「ソレだけは絶対に止めてね」というお願いをしていたものが、一周回って知らない間に「議員がやれって言ってんでしょ」ということになってるぽいと気付いたのは最近のこと。なんでやねんと、どこを突っ込めばいいのかもうわからなくなってることが気持ち悪い。モヤモヤを通り越して、ガッカリしかない。

 

 

 

それが役所のやり方だな、今更だけど

まぁ現在進行形の話なので、細かいことは控えたいと思いますけれども。ここのページ、なんせ役所の中の人が思った以上にたくさん監視(という名のウォッチング)をしているのは存じ上げておりますので、ピンと来る方は多くいるかもね。むしろ、「どの件?」と心当たりあるであろう複数案件にドキドキしてる方もいるとは思います。

 

私、ずっと昔から行政に対して「フォローバックがない」と苦言を呈しております。それはもう事あるごとに。それが例えば議会で質問した事項で行政がやります・改善しますとなったことについても特段進捗も報告もなく、こちらが「アレ、どうなった?」と問い合わせない限り、知らんぷりしてスルーor大々的な新規事業発表で逆にこちらがビックリすることなんてよくある話です。

 

どちらにせよ、「あぁちゃんとコッチが言ったこと覚えていらっしゃったのね」と多少、多少ですよ、ありがとうねと結果がよければ感謝しますけれども、どうせならコチラも全力で感謝させていただきたく、そのためには進捗報告はいただきたいものですよ。少なくとも私、質問しっぱなし、お願いしっぱなしということはしたくないですから。

 

あっ!そうそう!ご報告しようと思っていたところでして!

 

なんつーこと言われたら、「あ、100%連絡する気はなかったなこの人」と思います。多分、これまでそういう進捗報告を求める議員も多くなかったからのそういう当たり前の文化になっちゃってるのかなとも疑る感じ。でもアレですよね、こういうのがあったとしてもなかったとしても、何らかのアリバイ的な何かは最低限ある感じ。

 

あっ、でもちゃんとご丁寧にご連絡いただくところもありますんで、その節はどうもありがとうございます嬉しいです。ほったらかしにされてない感ありますとても嬉しいです。

 

 

 

なぜそんなことになっちゃってるの?

「ソレだけは止めてね」と、とある件について話し合いをしていたことがありましてね。まぁぼかして書きすぎるのも想像つかないと思いますので、ざっくり言いますと「アンケート的なやつは意味をなさない上、労力と結果に合わないから絶対やめてほしい。無駄な作業で職員さん苦しめないでもらいたい」という意味合いのことを伝えていたことがあります。11月くらいのことだったでしょうか。

 

…あっ、別件でアンケート云々というやつもあるんですが、そっちはどんどん進めてもらいたいやつで、コレまったく関係ないやつです。色んな案件抱えているのでごっちゃになりがちだけど、アッチのことではありません。

 

で、その後もすったもんだが続き、すったもんだが繰り返され、何でこんなシンプルな話をめんどくさくややこしくしているのだろうかと何度も苦言を呈したこともありました。お偉い方に直訴したこともありました。もうね、何度話してもまったく理解されないこちら側の説明が悪いのか、わざと外してきてるのかわからなくなるくらい。

 

原因と伝えられてきたことも二転三転、もうこの時点で「あ、嘘だなコレ」と気付きますよそりゃあ。嘘を塗り固めて何が本当だかわからなくなっちゃってんのか、それとも本当にソレを信じてるのかわからんですけども、我々の立場から見る景色とソチラが見てる景色は違うのかわからんですけども、整合性の取れない話を永遠にされてラチあかない。

 

まぁせっかくなので聞いてくださいよ、ホントしょーもない話ですけれどもね。

 

「Aが嫌がっている」から話がスタートします。あ、個人ではないですよ、組織みたいなもんだと思ってください。まずここから「アレ?自分が直接確認している話と違うな?」で疑念が湧きます。そしてしばらくしたら今度は「Bが嫌がっている」ということになり、「そうですかそうですか、そんな話は聞いたことないから確認しにいきますね」と伝えたところ「ちょっと待って」と止められたり。もうこの時点で信用度ゼロですよ。嘘だもの。

 

そしてその後は「Cが嫌がっている」くらいに話が転々とし、しまいにゃ「小倉はDに怒っている」くらいの話になった模様。ま、心外な。ぷんすか。

 

で、先週ですよ。年始のご挨拶を兼ねてちょっとふらりと立ち寄ったところで、ちょうど打ち合わせをやってるみたいなことを教えてもらったわけですよ。「あ、せっかくだからちょっと見させていただいても?」ということで見学しましたよ。とっても真面目なご意見たくさん飛び交って、とても良い会議と思われましたよ。安心しましたよ。途中までは。

 

…ねぇ、なんでアンケート的なやつの話が決定事項のように舞い戻ってるの?話し合いの一番最初11月に「アレだけはやめてね」と言ったやつ、なんで知らない間に復活してるの?しかもいかにも自民党オーダーですみたいな話で関係各所に伝えちゃってんの?これとっても失礼な話なんですけども。ソレ、誰との合意事項なの?みんな納得してる話なの?アタシしてないわよそんなの。聞いてもいない。

 

で、しまいにゃ「議員がやれっていってんでしょ?」みたいな話も飛び交い始め、アタシもう恥ずかしくて仕方ない。言ってねぇ。それだけはやめてくれって言った話だ。一日でも早く手放して、アッチの事情に合わせて自由にさせてあげてほしいと言った件だ。なんで事情もわからんところががんじがらめにしようとするんだ。

 

というか、アレが職員さんの本心なんだなあと、いやマジでぶっちゃけ話聞けてすごくよかった。ホントよかった。「やらされてる感満載」ですね。でもよく覚えておいてください、アナタが感じた「やらされている感」、最初から我々は「ソチラの観点で自由にやっていただく」ことを目標にしていたものです。役所の中、恐ろしいほど捻じ曲がった伝言ゲームでしかモノが伝わってないというのがよくわかった。どうすりゃいいんだ。

 

 

 

上手くいくはずのことが、多分上手くいかない

無駄を省いて、最大限の効果を出すために「こうしてほしい」というお願いをしたとする。だけども実際に動いてくれるのは職員なわけだから、議員からの要望というかお願いごとはそういう方達にとってみればある意味、介入。「第三者はすっこんでろ、迷惑」と感じられることもあるでしょう。

 

こちらはこちらで良い事業をきちんとした素晴らしい事業にするべく、「違う違う、そうじゃ、そうじゃなーい」と事あるごとに軌道修正をしてきたつもりだったんだけど、すれ違いは平行線どころかもう異次元やね。役所の中の仕事の進め方にまで議員は介入すべきではないと思いますけれども、もうこの件は振り回されてる職員さんしかいなくて気の毒です。どうにか助けてあげられないもんかと悩む。

 

 

で、最初の話に戻るけれども、「次はどこを吊し上げるんですか?」なんて楽しそうに聞かれたわけですが、行政内部で何のどのような情報が回っているのか存じ上げませんけれども、直接関わりのない部門とされるお偉い方にそんなこと言われるくらいです。オーディエンスとしてとても楽しそうですね。羨ましい限りです。是非ソチラでも一念発起で立ち上がって、振り回されてるところを助けに行ってくださいませ。全体最適で。この件もあの件も。