動画を撮ってみたテスト

我が家の小倉くんがロードバイクにアクションカム付けて安全運転で麻布通りから商店街をちりんちりんと。

自転車に乗る人の目線はこんなんなんだと学ぶ一方、自転車に乗る人がどう思われそうか、車運転する人の立場だとか道歩いてる人とか、一方通行の車両多めの道は色んなことを考えなきゃいけないんだなあと。

 

とりあえず動画のテスト。それにしても工事中のとこが多いなあ。


 

てくてくてくてく、歩きやすく

歩きやすい道を作りたいと、そんな思いは昔々からあるわけでありまして、そんなことを思い始めたキッカケは身内が転んで骨折ったことです。何年前だろ、区議会議員になる前だからもう6年くらいになるのかなあ。

 

歩きやすい道』っていうのはとったもざっくりとした概念で、色んな人が色んなベクトルで想像するわけでしょうから、『広い道』『つるぺた平坦』『障害物無し』『街路樹すら無し』など十人十色。

 

その上、どこの場所の道を頭に思い描くかによってこれまたどんどん違ってくるわけですよね。港南方面の新しいエリアのまっすぐな広い広い道を想像するのと、坂に囲まれたエリアの少し曲がった細い道を想像するのと、それぞれ道は道なりに様々な需要があって、『こういう道がいいなあ』ってそれぞれ違うことを思い浮かべるわけですよね。様々な事情があるもの。

 

よく麻布地区総合支所にお直しの相談をします

道路とかで困った時はお住まいの地区の総合支所まちづくり課。地域がら、麻布支所にいっつもお世話になっています。職員さんたち、すごく親身になって相談に乗ってくれます。議員というややこしい上にめんどくさい立場ではありますが、いつもとってもどうもありがとう。

 

昨年秋くらいにご相談がありましてね、『雨が降るとさあ、大きな水たまりができちゃって足が悪いから渡りにくいんだよ』と。麻布十番商店街の中ね。んで、麻布支所のまちづくり課にみてもらったわけです。ここ、ここなんだけどね、と。

 

で、調べてもらった結果、雨水が排水溝に流れていないことがわかりました。地面の凸凹といいますか、沈んじゃってるのか浮き上がっているのか、カーブの両側に排水溝があるんだけれどもどっちにもいかない仕様に角度がついちゃってたと。

 

んで、年度末に3日ほどかけてガガガッと工事をしてもらいました。

 

ツツツーっと画を引くとこんな感じで排水溝がありまして。

 

雨と水の通り道がこれで完成したんでは、と。まだ雨降ってないからわかんないんだけども。これで大きな水たまりはできないはず。はず。

 

私にとっての『歩きやすい道』とは

経年劣化なのか経年沈下なのかわからないけれど、浮きやすくつまづきやすくなるインターロッキングブロック(レンガみたいなやつね)は場所によっては不向きなんだなあって思うようになってきたし、とりあえず車道と歩道は角度つけてでも繋げなきゃというバリアフリーっていう概念のなかった時代があったことを知ったし、それでも地形の問題があって道路の右と左で高さの違う道なんて山ほどあること知ったし、そんでもって水はけもよくなきゃ困るなあと思うし。

 

技術的なことだけじゃなくとも、安心してどんな年齢の人もひとりで歩ける安全な空間がよい良いということもわかったし、それには防犯とか地域の見守りというところも加わってくるし、暗くない明るい道がいいし。

 

そんな最近のお直しで思っちゃったこと、以上。


 

港区議会 オリパラ特別委員会報告

さて、本日はオリパラ特別委員会がありました。余程のことがない限り、任期最後の委員会。最後だなんだ関係なく、いつものように簡単な報告と委員のみなさんからのQなどを添えて。鈴木たかやオリパラ委員長、2年間おつかれさまんさ。

 

1. MINATOシティハーフマラソン2019の大会要項について

えー、4ヶ月ほど前に『オリンピックとかパラリンピックとか盛り上げようぜ!』という意味も込めて第1回でハーフマラソン大会をやったわけですけれども、来年度も変更点を設けてやりたいなと計画をしております。

 

障害者枠を設けたり、プラス3万円お支払いいただくチャリティランナー枠を設けたり、参加料金5000円から7000円に変更したり、参加賞にタオル追加したり、チャリティ以外は参加者抽選にしたり、関門2分延長したり、そんな感じで。

 

参加費の値上げは『大会経費の15%になるように調整』したく、そういう感じで。あ、あとはですね、今年改元による公室行事とか、各国要人来日が多いとか、警視庁が大規模な警備体制を敷くイベントが多くて、ハーフマラソン大会もやっていいのかやったらダメなのかそこすらまだ警察と話はなんもできておりませんが、概要だけは報告しておきますね。ということも報告です。

 

Q: 前回大会から改善点がみられますね、チャリティ枠の考え方聞かせてください、3万円の寄付金額設定根拠ってなんですか、関門の設定時間延長の考え方なんですか、もっと夢のあるマラソンコース設定をお願いしたいんですけど、ファンランも抽選になっちゃうの、など。

 

2. 東京2020大会開催を見据えた今後の機運醸成の取り組みについて

えー、大会まであと何日とかいうカウントダウンボードを設置したりしてることをご報告するのと、あとは応援プログラムという助成制度を今年も行っていきますね。というのをご報告。

 

Q: 助成制度は2〜3回に分けて募集するみたいだけど1回で枠埋まっちゃう場合とかあるの?、昨年から助成予定団体の数は減ってるけど予算は変わらないってどういうこと?、など。

 

以上。


 

港区議会 建設常任委員会報告

さて、本日は建設常任委員会がありました。余程のことがない限り、任期最後の常任委員会。最後だなんだ関係なく、いつものように簡単な報告と委員のみなさんからのQなどを添えて。

 

1. 芝地区 港区立公園・児童遊園指定管理者の公募について
2. 高輪地区 港区立公園・児童遊園指定管理者の公募について

えー、平成27年度から始まっている区立公園(芝地区・高輪地区)の指定管理。指定期間の5年が来年末に終了するので、新しく管理者の公募をしようと思います。期間は2020年4月1日〜2025年3月31日の5年間、公募開始は来月4月15日からで、選定は7月下旬、議案上程は秋の定例会を予定。芝地区は公園7と児童遊園11、高輪地区は公園6と児童遊園19を一括でグループでまるっと管理者を募集。

 

Q: グループ化しての指定管理って効果はどんな感じだったの?、グループ間で効果の共有ってどうやってされてるのかしら?、前回の指定管理者の応募って何社くらいあったのかしら?、など。

 

3. 港区特定公共賃貸住宅シティハイツ神明の使用料の見直しについて

えー、シティハイツ神明なんですが、市場家賃調査の結果を踏まえてですね、周囲の家賃相場とちょっと驚くくらいの差がありますので是正しなきゃいけないことになりました。入居者さんの負担を考えて4年かけて緩やかに家賃を上昇させる激変緩和措置を適用しますです。

 

区役所としても大変心苦しいところではありますが、なんせ特優賃法では特定公共賃貸住宅の家賃は「市場家賃との均衡を失してはならない」と定められておりまして。むむむ、乖離幅め。

 

ただ、港区としてもこれまでと同じ家賃の減額措置は引き続き当てはまるところは当てはまるようにしようと思っております。例えば高齢者世帯とか、未就学児がいる家庭とか。ちゃんと引き続きやっていきます。ということです。

 

Q: 建設費ベースvs周囲の家賃とかの算出方法ってどんなの?、激変緩和4年だけど4年にする理由ってなんなの?、特定公共賃貸住宅ってつまりどういう方がどういう目的で入居されているのか改めて詳しく、ぼくは選挙前にこんなこと区民のみなさんに説明なんてできないですよ、3年くらい前に上げておくべきだったんじゃないの?、など。

 

4. 市街地再開発事業に係る事後評価について(虎ノ門・六本木地区)

えー、再開発が終わって5年以内くらいで、事業効果というものをレビューしましょうとしております。今回は虎ノ門・六本木の再開発組合が解散して5年経ちますので、そこらへんを評価してみました。一次評価は再開発担当ですけれども、二次評価は区民とか学識経験者が入った事後評価委員会というところがやってますので。

 

Q: 事後評価をもとにして次はどういうふうに何を作っていこうとしてるの>、広場をもっと広々と過ごしやすいまちを作ってくださいね、非常時の生活用水とかの意味をもっと詳しく、など。

 

5. 赤坂九丁目北地区市街地再開発組合の解散について

えー、この再開発組合が解散したことを正式に東京都から認可というか許可きましたんで、お知らせします。

 

Q: 結局ここの地権者何名いて何名残ったの?、など。

 

6.  鉄道駅総合改善事業について

えー、品川駅周辺もまちづくりというかなんか色々新しいものがアレですけれども、京急の品川駅も改良するみたいでですね。便利で素敵な感じになるように港区も応援していきますので。ちなみに事業費は国と地方自治体と鉄道会社側が1/3ずつ出し合います。

 

Q: 出来上がるの10年先とかみたいだけど東西自由通路の改善ってこれに入るの?、駅空間高度化機能施設とかいうのって何を想定しているものなのかな?、など。

 

以上。


 

任期最後の定例会が終わって

少し経ってしまったんですけども、先週で約1ヶ月の議会が終了したんですね。どういう審議をしてどういう結果になったか、広報紙だとまだご報告が先になるんですが、区議会のウェブサイトだと結構オンタイム。だって区議会事務局のみなさん、めっちゃ頑張っておられるんですもの。

 

春の定例会は予算案の審議というものがあったわけです。港区の職員のみなさんであーだこーだ税金の使い道を一所懸命に考えて考えて、財政課が審査員の庁内プレゼン大会を勝ち抜いて、その後に区長とか副区長とかが審査員のグランドチャンピオン大会で『これやで!』と優勝したものが区議会に上程されると。

 

まあ、区議会に上程されるより先に『これが予算案やで!』と記者発表を含めたような区長の定例会見が行われて、区のHPにででーんと載ってみなさんも見れるわけなんですがね。

 

予定通りに定例会が終了しました

春の定例会は予算審議付き。要は4月からの予算案を直前の3月中旬前に決めると。でもここで決まったからって、ぜんぶが全部万事オッケーということではないということを4年で学びました。都議会です都議会。3月末に閉会予定の都議会でも予算が通らないことには、港区の予算も狂っちゃうこともあったりなかったり。

 

例えばほら、補助金とかそういうの。国から下りてくるものもあれば、都から下りてくるものもあるわけです。とある事業に都からのお金1/2、区のお金1/2使うとか、そういうものだってあるわけだし。

 

そんな港区提案の予算も議員34人の賛成多数で可決をしておるわけで、賛成多数ということは全員ではないということですよね。『区の出してくる予算には賛成できない!我々の考える予算案を上程する!』と、共産党さんは毎回独自の予算案を提出されるわけですが、財源確保の信憑性という理由が主で否決。

 

なになにを無償化にするべしとか、都市開発系の予算をがっちょり削って他に回しなさいとか。数字からいうと、4対30くらいで反対多数の否決です。民主主義は多数決、こればかりは仕方ない。

 

でも不思議なのは、予算案に反対はするけども、その反対した予算案で実現された色んな区民のためや区の発展の成果は強調されるようで。まあ、そんなこといったら予算案に賛成したからと、港区の福祉も教育も良くなっているのも手をあげたり立つだけの議員のおかげになってしまうヘンテコな矛盾。

 

例えば保育定員を増やす努力をしたのも区の職員さんたちだし、保育園を作りやすくする制度を作ったのも区の職員さんたちだし、港区のマラソン大会できたのなんて区長の思いひとつだもんな。予算編成権限のない議員にできることは、粘り強く主張を続けてその予算編成にしれっと含めてもらうようにあの手この手で頑張るくらいしかできないわけで、時々なんだかやりきれない思いが頭をよぎる。

 

ま、そんな戯言はおいといて。

 

区議会の会議録検索とか含めて誰よりもウェブサイトを利用してるであろう人物、それ多分オレ

港区議会のウェブサイトに毎回の議会の議決結果というものが載っております。賛成とか反対とか退席とか含め。区議会に興味を持ってくださいなんて、なかなか言うのも難しいこともありますけども(なんせ過去の自分がアレだったもので)、いろんなものが公開されているんですよということをお伝えして今回は終了。

 

あ、卒業の季節です

卒業していくキミ達に幸多からんことを。保育園も幼稚園も小学校も中学校も高校も大学も、異動される方もそして長くお勤めになった方々も。ご健勝とご健康とご多幸と、その他諸々もりだくさん、幸せであるようにお祈りいたします。


 

 

H31年度 港区議会 予算特別委員会 教育費

さて、予算の質問ご報告も最後となりました。教育費。教育費は3点の質問をしまして、区費講師、学校改修、アカデミー制。そしてそう、教育費はメガネ。小倉りえこ、メガネの日(小倉君の仕事用ブルーライトカットメガネを借りる日)。

 

Myメガネライブラリー

うん、4年間で8回はしてないけど、半分はしてた。毎回してたような気がしてたけど全然そんなことなかった教育費のメガネコレクション。一番最初は自分のメガネをしてみたけれども、読んでお話しするには不向きなどぎつい度。それ以降は小倉君の仕事用メガネレンタル。

 

区費講師、ひーひー

少人数制で学力を向上させるため、港区は独自で区費講師の充実を図っていますね。区立小中学校合わせて100名近くの区費講師を登用し、港区の教育現場を支えていただいております。ありがたいことです。

 

Q: 区費講師はどのような人をどのような方法でリクルート・採用してんすか?

 

A: えーとですね、小・中学校の教員免許を取得している心身ともに健康な人を教育委員会が採用しております。人材の募集は区のウェブサイト、広報紙、各学校の管理職のネットワークを生かして、教員免許取得者や取得見込者に区費講師を紹介し、区費講師名簿に登載していただいてますね。

 

(´-`).。oO(…ある意味区費講師の枠なんですけどもね、港区が誇る国際学級の先生たちが契約更新せずにお辞めになると…しかも4人…で、3月上旬のこの時期にまだお辞めになる人数分採用が決定してないと聞いちゃったですよ…)

(´-`).。oO(…教育人材って争奪戦じゃないですか…人探すのどんだけ難しいかって話ですよ…)

(´-`).。oO(…専門的な方々をどうやって見つけてどうやって確保して、どうやって長くいてもらえるかを戦略立てて、よろしくお願いいたしたく…)

 

学校のお直し、何をどういう順番で何するんですか

えー、ありがたくも人口が絶好調に増えてる港区です。老朽化した学校の改修とか、児童増加に伴う増改築、特別教室を普通教室に変えたり、いろいろ頑張ってます。頑張ってるのはよくわかりますし、ほかに方法あれば議員が提案せい!くらいのことなのもよくわかるんですけども、みんな同じように思ってるのはどこの学校もキャパオーバー

 

学校とかもそうですけど、なんでもかんでも大きめの計画が発表されるのは港区基本計画というものが改訂されるタイミングなんでしょうか。前後期3年の基本計画、3年ごとの見直しですけれども役所的な考え方として『この基本計画に載ってるか載ってないか』ということにものすごく、もんのすごく、大きな差があると学びました。

 

学校の改修方針は?

Q: これまで40年とかそこらで学校建て替えたりとかしてきましたけど、最近のトレンドは『施設の長寿命化』ですよね。でも老朽化だけじゃなくて教室不足とか、そういう問題もある中で改修の方針ってどんな感じ?

 

A: 老朽化の問題だけでなく多様化する学習環境や国際化などの学校をとりまく社会的要求に適切に応えていくことはもちろん、バリアフリーや省エネ等の機能向上を、改修の機会を捉えて進めております。学校を改修する一方で、児童・生徒数の推計に基づく学級数増に対応して教室の確保、普通教室への改修や校舎の増改築を行い、より良い教育環境の確保を図っています。今後も、中長期的な観点から改修を進めていくとともに、教室数確保に向けて、校舎の増改築等の方策を検討し、施設需要への対応を計画的に実施してまいりますー。

 

 

(´-`).。oO(…その場しのぎで「次の基本計画の6年持てばいいや」的な考えではどうにもならんことをお伝えしておきますよ…)

(´-`).。oO(…結構前に似たようなことコッソリ聞いたことあったけど、「大丈夫です!あと6年は人口増に耐えられます!」とか言われて仰け反り返ったもんなあ…その先がなぜないのか、と…)

(´-`).。oO(…でも学校施設の課長がちゃんと学校見に行ってくれたのはほんと嬉しい..どうもありがとう…)

 

アカデミー制、それは近隣の学校で構成される12年一貫教育

学校教育推進計画では、毎年毎年アカデミーごとの目標を立てております。んで、同一アカデミー内で小学校から中学校への進学率を前年度より増やしていこうぜ!を成果目標としているようです。

 

まず、アカデミーの説明をば。簡単に言うと『とある地域で、幼・小・中で12年間で一貫して教育目標立てて教育特色だそうぜ!』でありまして、同じ敷地内の小中一貫教育なら想像しやすいと思うけど、そういう教育的なシステムを隣接のバラバラの小中学校でグループにまとめる、それがアカデミー。

 

六本木アカデミーなんかわかりやすいですかね。色々とああしてこうしてとお願いをしていった結果、小学校国際学級2校、小学校日本語学級1校、中学校日本語学級1校と、日本に短くも長くもいる外国人が公立学校に通いやすく、それに加えそういう環境が素敵と思う日本人も通いやすく、それが中学校にまで延長しましたというグローバル感。グローバル社会を生き抜く力を育成する、それが六本木アカデミー

 

それはいいとして。

 

抽選ありまっせ、希望が多いと

港区の小学校は隣接区域から選べるシステム(ただし本チャン学区外は抽選)、そして中学校はどこでも選べるシステム(ただし本チャン学区外は抽選)となっております。このシステムが導入されてから、これまで4校の中学校で抽選が実施されています。

 

高陵中学校(1回)、六本木中学校(2回)、三田中学校(毎年)、高松中学校(毎年)。ほら、なんか普通に抽選って聞くと『人気校』ってイメージが湧きません?

 

三田中と高松中がなんで毎回抽選なんだろうと、ふと疑問を感じたんですよね。抽選ってことは、本来の学区外からの通学希望者が多いってことじゃないですか。こつこつしたアカデミー制が実を結んでる最適例?それとも何か別の理由がある?

 

そんなことを考えておりましたのが一昨年とか昨年とか、結構長い間普通に疑問に感じてたんですよね。

 

徒歩20分より徒歩10分って、魅力だよね

で、お散歩中にふと思ったわけですよ。『そういえば三の橋と古川橋の間の地域って、学区六本木中だけど、半分の時間と距離でいける中学校が2校もある』と。これか、多分。

 

しかももうちょっと青い丸の部分が左とかにずれていくと、学区が高陵中になるし、そりゃ学区外から希望が多かろう(多分)、んで、そりゃ結果的に抽選。

 

これ、学校のことだけじゃなくても当てはまるんですよね。前にお話伺ったことあるんですが、港区の総合防災訓練。支所管轄地区ごとに総合防災訓練するわけですけれども、麻布地区の場所は六本木中学校。赤羽橋交差点は麻布地区と芝地区の境目なわけですが、その境目の麻布地区の方にすれば『我々からすると、ここから六本木中学校に防災訓練いくより、芝公園が断然近いんだよねえ…』と。

 

そういうことだ(多分)。

 

そこで質問(前置きが長い)

Q: 部活動があるとかないとか、地理的な理由があるとかないとか、そういう理由も少なくない中で、幼・小・中のアカデミー制を推進するために、何をどうやっていくんでしょう?

 

A: 小中一貫教育を推進するアカデミーの役割や意義は、各学校と地域が児童・生徒に身に付けさせたい資質・能力を共に理解し、育成していくということであり、まず地域の学校の集まりであるアカデミーが、教育の方向性を共通理解することが欠かせないものと考えています。来年度は、お台場と赤坂で地域の実情に応じたアカデミー単位の学校運営協議会を設置します。今後、幼・小中のアカデミー制を推進する学校運営協議会の設置により、教育の方向性をアカデミーの教員だけでなく保護者や地域住民が共有することで、より一層港区の教育の質が高まるよう取り組んでまいります。

 

(´-`).。oO(…うん、あんまりよくわからないけれども、なんとかしようという気持ちはよくわかったので、頑張っていただきたい…)

(´-`).。oO(…でも前年度以上の進学率を、という指標を設けるのは諦めたほうがいいと思う…)

 

以上、教育費。


 

H31年度 港区議会 予算特別委員会 土木費 その2

さて、土木費の続き。残りは質問ふたつで、エレベーター助成とまちづくり条例。ここ1年くらい、いやもっとだな、高い壁にぶち当たった件です。うーむ。港区の中の人たちも大変たいへん。

 

マンションエレベーター安全装置設置助成

港区、事故があってから、エレベーターの安全というものにとっても頑張っています。それも確か区長が初めて区長になってすぐに起きた事故と聞いたような、そういうこともありとっても大切な区長の施策のひとつ。と聞いてます。

 

H28年度から港区は安全装置が付いてない古いエレベーターに対して、助成率10/10の上限300万円出しますよと戸開走行保護装置設置を呼びかけてます。この他も地震時管制運転装置とか耐震対策とかそれぞれ助成率1/2の上限50万円もありまして、MAX400万円出しますのでみんなも安全でがんばろうねと。リンクはこちら

 

なお、この助成制度はとても有名なものでありまして(そのはず)、港区さんってすごいんだねと言われるような類。H28年度は57件、29年度は49件、30年度は54件、そして31年度は1億2,500万円の予算を取っております。

 

個人的にはもっと予算つけてもいいんじゃと思いますけどもね。

 

で、質問です。

Q: シンプルな質問です。この制度はもっと広く使ってほしいですよね。該当するところにどうやってお知らせしていきます?

 

A: 該当するマンション、1年に1回提出される定期検査報告書コピーを所有者に返却する際に、助成制度の案内パンフレットを合わせて渡してますよ。助成制度の内容について説明の要望があれば、平日の夜間や土日を含め、職員が訪問して直接説明を行っていきますし、区のホームページや広報みなと、ケーブルテレビなど、引き続き助成制度の周知を頑張りますね。

 

(´-`).。oO(助成対象にならない住宅エレベーターというのも実は結構あってですね、店舗兼住宅の建物なんか結構そうかもしんないです…)

(´-`).。oO(住宅部分が2/3以上って、例えば10階建てなら7フロアが住宅じゃないとダメなんですよね…10階建ての5フロアだけじゃダメなんですよね)

(´-`).。oO(住宅の割合が区民の安全かよ…となっちゃうので、今後は色々と検討して適応拡大も視野にいれてもらえると嬉しい…)

 

と、エレベーター等対策特別委員会の副委員長やってんので、エレベーターのことを質問してみました次第。

 

港区まちづくり条例

港区は地域で進めるまちづくりを応援します!是非とも応援してほしい。

 

1年前の予算特別委員会でもこれ質問しまして、いや、なんというか、『再開発の準備組合に移行するためのちょうどいい組織』じゃないまちづくりがしにくいんじゃないのと。そういうことを言いたいわけ。いっつも言葉が足らないんだけども。前にも綴ったこともありますにょ(『港区まちづくり条例を活用したまちづくり(2017.10.27)』。

 

まちづくりビジョンというやつがありまして、理念とか概念とかそういうざっくりしたもので構わないのでみんなで決めようね、というプロセスから始まるまちづくり。それはとても良い、いいんです。

 

ここがネックなんです。『区域内の区民の過半数の合意』、これ。区民の定義はなんやねんというところから始まるわけですが、前々に聞いたところ『住民票登録のある住民』であると。さぁ困った。

 

まちづくりするなら地域の理解が必要だろ!なぜ困る!』と感じる方も多いでしょう。ほんとコレ、まったく間違ってない。その通り。その通りなんです。困ったのはね、『まちづくりに関心の薄い住民へは、何をどうやってもアプローチできない』ということと、『土地持ってる人が賛同してくれるのに、ビジョン登録に地権者はカウントされない』ということなんです。

 

例えばポストに郵便物がチラシぱんぱんで入らないようなワンルームマンション、母数が半端ないっす。そこで過半数って頑張っても無理っす。特定のエリアで過半数以上の面積の地権者がOKと言っても、賃貸の住民の過半数がNOといえば条件クリアできないんです。

 

で、質問です。

Q: 昨年も同じこと聞きました。運用の見直しをお頼み申す。

 

A: 区はこれまでビジョン登録の有効期限が5年間であったところを毎年更新できるよう条例の施行規則を改正しました。また、運用マニュアルを策定し、地域ごとの特別な事情を考慮して、ビジョンの内容が環境美化や防災等の地域活動に関するもので、町会など関係団体の同意を得られる場合には、区民の同意要件を緩和できるよう改善してまいりました。

まちづくり条例は地域の皆さんでまちづくりを具体的に実践していくことを目的としています。ビジョン登録は、ビジョンの実現のための具体的な取り決めであるルールの認定に向け、まちづくりの理念やまちの将来像を共有する段階にあたります。このため、ルールを区域内の皆さんと合意していく次のステップに向けては、一定数の合意形成が必要と考えております。今後も引き続き、まちづくりの制度の拡充に向けて取り組んでまいります。

 

(´-`).。oO(お頼み申す…お頼み申すー…大切なことなので2回言いました…)

 

以上、土木費。


 

H31年度 港区議会 予算特別委員会 土木費 その1

さて、予算特別委員会のご報告も終盤で、残すは土木費と教育費のみ。土木費の質問は今回3点、駐輪場エレベーター助成まちづくり条例。とある課の職員さんいわく、今回もネッチネッチネッチネッチしてたらしい。本領発揮。

 

駐輪場が何台必要とかってどうやって考えてるの?

4年近く前にも一度したことある質問。自転車の駐輪場を何台置くか、どうやって決めてるんですかと。自分として一番近くにあって、わかりやすいのが麻布通りの暫定自転車駐輪場と、今絶賛工事中の一の橋公園に作る予定の駐輪場の関係なんです。

 

一の橋公園ってね、東京都の入札不調が続いて公園整備が遅れているんですよね。当初の計画から4〜5年は遅れてる。だって4年前の予定なら、自転車駐輪場が完成するのは平成29年度かしらって言われてたんだもの。

 

で、昔々に質問をした際、平成27年8月時点での数字を答弁されてね、4年近く経っても特に数字に代わりはないんです。今、麻布十番近辺で、麻布通りに置かれているいわゆる暫定駐輪場は334台。334台です。

 

で、4年近く前、まだ平成29年度くらいに一の橋公園ができて駐輪場もできるであろうという予測があったころ、↑こんなような数字があるというところからお話は始まりました。

 

んで、そこから導き出された必要台数が↓こちら。

 

ちょっと何言ってるかわかんないんですけど。今ある自転車利用がすっげぇ勢いで消滅しちゃってますし。で、これ過去のお話です。くどいようですけれども4年くらい前。

 

更なる新たな考え方、どん

で、『港区議会 建設常任委員会報告(2019.1.23)』でもご報告したんですけれども、1月の委員会で計算しなおしましたという報告があったんですね。

 

これ、この前提というか事実ベースは変わらず。駐輪場334台という数字は4年近く前と変わらず。新しく作られているわけではないということですよね。

 

で、やはり新たに考えていくには、現状どんな感じで使われているのかという事実が必要でして、新しい数字がでてきましたよ新しい数字が。

 

定期キャンセル待ちが120人いるということ。実際は隠れたキャンセル待ちがもっと多くいるんだろうな。『えーキャンセル待ちなのー、じゃあ申し込まない!』的な。要は、今までもこれまでもこれぽっちも駐輪場の設置台数は増えていないんだけども、自転車を持ち、なお駐輪場を定期利用したい人は4年前より増えているってことですよね。

 

あれ、自転車シェアリングも考慮して〜的な概念、どこいった?

 

で、新たに駐輪場が何台必要か考えましょうという時、なぜか定期キャンセル待ちの120人の半分だけをあと4年後くらいに完成予定の必要台数に載っけましょう、という謎方程式が出現したようです。

 

で、機械式を1台から2台に増やし、駐輪台数をあと60台増やせるから万々歳です!という珍回答が導き出されます。ちなみに、今麻布通りにずらーっと置いてある駐輪場は撤去されます。ただでさえ今東京都に借りているということで、一の橋の駐輪場が完成したら占有部分を東京都に返さなきゃいけないんですって。

 

説明が長くなりましたけども、前提がこれ。

 

で、質問に戻ります。

Q: 麻布十番に限ったことではありませんがね、これからも区内で新しいまちづくりが進む時、必ず駐輪場のことが出てくるわけですよ。設置台数の考え方を改めて伺いますね?

 

A: えー、自転車駐車場の設置台数の考え方につきましては、現状の放置自転車台数を基に、過去の自転車駐車場整備時における放置自転車台数と、駐車場契約台数の比率地域特性などを考慮し、決定しております。また、地区内に既に暫定自転車駐車場がある場合につきましては、既存の駐車台数を基に、キャンセル待ちや放置自転車台数に加え、地域特性などを考慮した上で、必要な設置台数を決定しております。

 

要は、こんな感じですと。いや、もう、ちょっと、なんというか。ねえ?

 

(´-`).。oO(えーとですね、ちょっとまた麻布通りの暫定駐車場に話戻っちゃいますけれどすいません…)

(´-`).。oO(今から東京都に借りてる場所戻したあとのことを考えていただきたくですね…暫定駐輪場撤去したらまたそこ放置自転車置き場と化しますよね…)

(´-`).。oO(東京都ともこれからも必要なんですとか、継続して使わせてくださいとか、今から話し合ってもらえないしょうかね…)

(´-`).。oO(機械式2基を定期にして麻布通りは一時利用にするとか、台数算定の根拠と同じくらい考えてもらいたことたくさんあります…よろしく…)

 

長くなってしまったので、残りの質問2つは次回に。


 

小ネタをひとつ、ふたつ、みっつ

ずーっと前のお話、とまではいかないんですけど、2年くらい前のお話。港区政新聞というものに小ネタとした登場したことを書きまして。小ネタでいいんです、小ネタで。うふふってクスっとする程度がちょうどいい。

 

褒められたんですよね。嬉しいですよね。で、ネタにされたことをネタにするわけじゃないですか(『港区政新聞デビュー(2017.4.7)』。持ちつ持たれつ、win-winでいいんです。

 

その後、もう一度まさかの連続小ネタとして登場しましてね。編集後記的な部分に小ネタとして載ることがなによりも面白く。どこかの職員さんが褒めてくれたんでしょうね、嬉しい。

 

2年近く経過し、またもや小ネタとして三度降臨(ただし名前なし)。

 

これね、これ。オレ、オレやで。でもちょっと誤解を招くとアレなので追記しておきますね。

 

修正、それは決して言い訳ではない

まず、ここ表現違うので訂正しておきますね。

 

ここが重要です、ここが。補足しておきますので。

 

偲ぶ会で挨拶する区長の写真を撮るより、区長が名誉区民の偲ぶ会に出席されたという事実がもうそれで十分であって、区長が挨拶している写真なんて山のようにあるんだし今度の区政新聞にも他のところで挨拶する区長の写真いっぱい載るんだろうし、1ヶ月で何十の挨拶される区長の写真よりお店の閉店写真を撮るなら今日逃したらもう無いんだから、区長の挨拶待ちで閉店時間間に合わなくてシャッターチャンス逃さない方がいいと思うので、ここで区長挨拶待ってるよりピーコックの取材のほうが大事と思う

 

なぜなら区長の挨拶順番は確か4番目か5番目くらいで、ピーコック青山店の閉店のあいさつの予定時間(午後六時)とほぼ重なっていた。

 

これ、正解。あの日は結構な雨。お疲れ様でした編集長。


 

H31年度 港区議会 予算特別委員会 産業経済費

予算委員会も中盤の産業経済費。産経費、要はそのまま商業とか産業とか観光とか、そういう類の予算の項目。ライフワークの商店街支援はここです、ここ。

 

商業集積、それは商業の集まり

商店街の子ですもの、懲りずに毎回商店街支援について質問をしていきます。商店街のみなさん(全員が全員でもないかもしれないけれども)の色んな意見を聞いて集約して、んで考えて(←ここ一番重要)、港区さんに訴えていくと。

 

これライフワーク(ただし4年ごとの期限付き)。

 

さて、商店街って何が課題かというと、もちろん世間一般でいうところの『どうにか活性化しなきゃ』的なことはよく言われますしわかります。私が思うそもそもの商店街振興って、活性化もへったくれも商店街があることが一番大事でありまして、商店街を形成するための最低限の最小単位が『店』なわけです。

 

でもね、土地を持ってる方がそこに何を作ろうが、借す方がどんな店を出そうが、自由なわけですよね。なので店を作ろうが駐車場を作ろうが自由にできるわけです。土地の所有者がお店の経営者、というスタイルが少なくなってきてるのも確かで、商店街の加盟も任意なんですもの。お店が連続して集まっているという形を保つのは、もう商店街組織だけじゃどうにもできない時もあるの。

 

ほら、長年地道に頑張ってきてた商店街の名前のブランドに乗っかって出店するじゃないですか。それは別にいいんですよ、お店が増えるに越したことない。でも組合には加盟しないし町会にも入ってくれない、その商店街が選ばれたのは『将来的にデパートに出店しやすくするためのエリア利用』的なことも聞きますよ。

 

キビシーんだぜ。という本音も言いたい。

 

さて、質問

Q: 産業振興課が地域資源を活かした施設整備をしたいという商店街にどういう支援をされてるの?

 

A: えー、商店街変身戦略プログラム事業というのがありまして(略)、最近では三田商店街が東京都タワーをバックに望むことできる商店街という景観整備(略)、来年度は新たに六本木商店街が照明機能と小型サイネージの情報発信機能を備えた街路灯とか、そういう施設整備をしていきます。

 

(´-`).。oO(…えーと、本当に心からのお願いなんですが、商店街というところは広い面で『生活利便エリア』と認識していただいて、産業振興課だけではできないことがたくさんあるので組織横断的に色々よろしくお願いしたいんです…)

 

生鮮三品:にく、さかな、やさい

港区はですね、みなさんご存知のとおり家賃が高い。そらもう最近はどんどん知らない間に周囲が勝手に資産価値とかあげてっちゃうもんですから、お店屋さんだってひーひーしますよ。こういう状況だからこそ、新しく開業する人にとってもペイできる事業じゃないと借りるにはキビシーし、まして我々の食卓を支えてくれる生鮮三品を買えるお店、必要じゃないですか。

 

Q: 今年度から始まった生鮮三品新規出店に賃料補助ありますね?来年度も継続されますね?どんな感じでいきます?

 

A: えーと、生鮮産品のお店、今年度2回募集したんですけど申請ゼロ件でした面目無い…。でも今後も検討したいと前向きな意見をいただいてるところあるんです。でも資金だけじゃなく創業とか経営への課題とか不安とか、そういうところの解消も頑張っていきます応援してください!

 

(´-`).。oO(がんばれーいつもキツイ質問でごめんなさいー)

 

よ! ◯代目!

お店、継ぐのも継いでもらうのも継がせるのも大変です。次世代に継承ということが世間一般的に『事業承継』というやつですけれども、新しい形で何かやってくとか、廃業するより譲渡とか売却することだってある意味承継なんでしょうね。

 

Q: 小規模事業承継支援、どーやっていきます?

 

A: いろんな!いろんなことやっております!今後も商店街や区内中小企業などの意見を的確に捉え、様々な支援を通じて、事業承継支援への取組を進めてまいります!

 

(´-`).。oO(用途地域とかの関係で、建物建て直したら継ぎたくとも継げないような業種があるっていうし、ほんと組織横断的にいろんな!いろんな事おねがいします!)

 

以上、産経費。