先月ね、視察に行きました。福島に。

毎日お暑うございますねー、そんなご挨拶をしたりされたりする日々が続いております。8月に入りました。毎日何をしているのかと言いますと、来月から1ヶ月の予定で港区議会定例会がありまして、自民党さんを代表しての質問をする機会をいただくことになりまして、毎日その準備をしております。質問書いたり調べ物したり、考え事したり。

 

先月ね、区議会の自民党さんの有志(プラス都議)で福島に行ってきたんです。福島第一原子力発電所、フクイチって呼ばれるとこですね、行ってきました。見てきました。報道とかで見聞きするくらいしか知る術がなかったんですけども、自分の目で見る機会があってよかったなあってすごく思います。

 

福島第一原発までの行き方

まずスーパーひたちに乗っていわきまで行きましてね、そこから常磐線に乗って約40分、富岡駅まで。今のところの終点というか、行けるところまでの富岡駅。

 

ここから5分10分したところくらいに、旧エネルギー館という施設がありまして、そこが今色々な拠点となっているようです。いろんな。

 

ぐるりとバス移動

東電さんから原発1~4号機の状況説明を受けましてね。そんで廃炉に向け作業が進められている原子炉建屋をバスで見学させていただきましてね。テレビで見たことあるあの建物、あの風景、真下から原子炉建屋を見上げるこの不思議な感覚。

 

↑このバスで移動したわけじゃないんですけど、4月から自動運転EVバスが敷地の中を運行し始めているようで。なんかね、タッチパネル上の地図をぽちって押すとそこまで自動で走るそうですよ。でもプレステのようなコントローラーみたいなのもの置いてあって、乗りながらのリモコン操作もいざという時にするんだろうね。

 

あっ写真撮影はNGでしてね、↑これは東電さんが撮影したものをいただいております。これは確か1号機。説明によりますと、瓦礫撤去が今年の1月にようやく開始されたと。あっ、旧エネルギー館から第一原発まで20分とかそのくらいだったような。

 

廃炉に向けた中長期ロードマップの説明もきちんと受けまして、3号機は2018年度目処、1~2号機は2023年度目処に燃料取り出し開始の予定を立てているとのことです。4号機は2014年の12月にすべての移転作業が終わってて、建物にはなんだろう、蓋というんでしょうか鉄骨というんでしょうか、なんかがっちり密閉されているような建物にトランスフォーム。

 

東電さんのHPに出てたわ。↑これこれ。燃料を取り出すためのカバー的なやつなんだって。

 

ちなみに3号機のてっぺんには燃料取り出しのためのクレーンとかそういうやつを置いて作業すべく、かまぼこみたいなドーム状の屋根っぽいができてて今年度中に作業開始の予定と。絵心がないとこんな程度です。

 

着実に取り組みが前進しているんだなあって。ちゃんと廃炉に向けて取り組まれているんだなあ、と当たり前なんですけど当たり前のことを思いました。何が当たり前かはもうわからなくなってきてますけれども。

 

温かいご飯は給食センターで作られて運ばれて

廃炉に向けてまっしぐらな作業ですが、もちろん人の手によるものです。実はあまり深く考えたことがなくてモノを知らなかったわけですが、大型休憩所と呼ばれる建物ができるまでは作業員の方々はお弁当的なもの持参で何年も過ごされたと聞きまして、4年くらい?労働環境改善における食事ってすごく大切なんだなあって初めて知りました。

 

で、作業員のみなさんに提供されるご飯なんですけれども、第一原発から約9キロ離れている双葉郡大熊町というところ、福島給食センターという場所で作られています。給食センターでご飯を作って、ご飯と食器を運んで、ゴミも食べ残しも食器もまた持って帰って、給食センターで洗って。

 

この福島給食センターができたことでもちろん温かいご飯が提供できることになりましたが、それ以外にも雇用を生み出しています。お勤めされている方は約100名、ほとんどが福島の方、2割がこの双葉郡の方と。みなさんで撮ったお写真が飾ってありましてね、とても印象的だったのが女性の多さ。たっくさんの女性が働いておられる。地域の方に安心して働ける場所を提供するという、大切なミッション。

 

そしてJ-Villageへ

先日ニュースにもなってましたけれど、7/28にJ-Villageがオープンしました。サッカーのナショナルトレセンですね。訪問したのはオープン10日ちょい前でしたけれども、現状復帰工事も行われてキレイキレイに。

 

何年もの間、第一原発から20km離れており、ここのJ-Villageが色んな作業の拠点となってたことはみなさん記憶にあると思います。

 

位置的にはこんな感じ。給食センターの位置が微妙かも。すいませんなんとなくな感じです。も少し南?

 

色々な感情があります

今回の視察、色々な感情がごっちゃごちゃに混ざってます。人の手によるもの、科学によるもの、自然によるもの、色んなものが色んな事情で複雑に絡まっているわけですけれども。ダメなところに目を向け過ぎると何もかもがダメになってしまいますし、過去を嘆ぎすぎて暗い箱に閉じこもってもよくないし、せめてちゃんと何か進んでいるところはしっかりと見てきたというご報告です。廃炉に向けてまっしぐら。おわり。


 

港区議会 建設常任委員会報告

さて、本日は建設常任委員会がありました。先月から建設委員会に変わったんです。これで4年間で4つの常任委員会を一通り経験できることに。ということで、いつものように簡単な報告と委員のみなさんからのQなどを添えて。

 

1. 庁有車の接触事故について

えー、港区の高所作業車が停車しようとしたところ、車ぶつけました。示談交渉中です。再発防止に努めます。

 

Q: 庁有車って何台あって事故の頻度ってどのくらいなの、安全運転がんばってね、再発防止って検証とかどうなのかしら、など。

 

2. シティハイツ車町の建替えについて

えー、シティハイツ車町、再開発計画地区の区域内にありまして、仮移転のスケジュールが明らかになってきたので手続きとか進めていきます。スケジュールの関係で委員会報告の前に住民説明会を先に実施しました、あしからず。

 

Q: 対象46世帯の移転先は確保できたんですか、仮移転先の家賃とか高くなった場合とかどうすんですか、建て直した後の部屋の広さってどうなの、どうせ高層化するんだと思うけど階の希望とかどうすんの、など。

 

3. 環状第二号線新橋・虎ノ門地区地区計画の変更(原案)について

えー、ここら辺で計画する中のV-2街区というとこですが、ビジネスセンター機能をもたせたいです。平成30年都市計画決定、31年事業着手、34年事業完了。こんな感じで。

 

Q: ビジネスセンター機能とかカンファレンスルームとか具体的にどんなものかしら、創業とか起業とかどうなの、街並みデザインの統一ってどこまで求めていくの、土地所有者の状況ってどんな感じ、にぎわい施設って本当に地元の人のためなのかしら、区道の取り扱いとか手続きの流れはどうなるの、など。

 

4. 三田三・四丁目地区市街地再開発組合の設立認可について

えー、再開発組合設立の許可が東京都から先月おりましたのでご報告。今のところでは工事完了は平成35年度です。

 

Q: 地元の関係ってどうなってるの、地域の人々に資するようなもの作ってね、地権者とかとの合意の状況はどうなってるの、など。

 

5. 浜松町二丁目地区市街地再開発組合の設立認可申請について

えー、こちらは組合設立の申請を今月東京都にいたしましたことをご報告。今のところでは工事竣工は平成37年度ですかね。

 

Q: こっちも地権者とか合意とかの状況とか未合意の理由とかどうなの、補助金の内訳はどうなってるの、文化芸術ホールも入るから港区も組合入るんだよね?、など。

 

6. 市街地再開発事業に係る事後評価について(六本木三丁目地区)

えー、事後評価制度を導入するということで、まずは六本木三丁目地区の評価から始めたいと思ってます。PDCAサイクル回るだけでなく、評価結果を広く公表することで、これからの再開発計画をする事業者の自主的な取り組みとか促していきたいと思いますので。

 

Q: 公開空地の課題はどうなのかしら、事業者提案通りの評価方法なの?、区の評価と事業者の評価の大きな違いって何があったのかしら、費用対効果だよね、居住者・近隣アンケート回収率8%以下で住民満足度評価って決められないんじゃないの、指標の作り方でどう改善したいと思った?、など。

 

7. 都市計画道路事業に伴う土地の購入について(南麻布一丁目)

えーと、仙台坂の上から二の橋交差点までの道路拡幅整備のため土地取得を進めてます、この何年か。進捗率は5.4%とまだまだですが、今回1件取得できましたのでご報告。

 

Q: 交渉する相手とか人数ってあとどのくらいいるの、土地は全部取得しないと工事ってできないのかな、誰からいくらで買ったとか報告の仕方考えてみたらどうかしら、など。

 

8. 渋谷川・古川河川整備計画の概要

えーと、東京都の計画で水害対策がありまして、都内の整備基準を1時間50ミリ降雨から75ミリ降雨に引き上げまして。渋谷川と古川で、だいたい30年計画としてるようです。東京都が今月いっぱいパブコメ募集してますのでお知らせまで。

 

Q: この東京都のパブコメ募集のお知らせに伴う港区の役割ってなに?、なんかアクション起こすの?、東京都計画といっても港区に大きく関係あることだしよろしくお願いしますね、将来75ミリじゃ不十分とかなって100ミリ対応とかもありえるのかしら、近隣に周知してってね、など。

 

以上。


 

オリパラ対策特別委員会報告

さて、本日はオリパラ対策特別委員会がありました。いつものように簡単な報告と委員のみなさんからのQなどを添えて。あっ、本日は視察付き。あっ、本日2018年7月24日は、2020年東京大会開会式までちょうど2年。

 

1. 平成30年度お台場海水浴「お台場プラージュ」の実施について

えー、港区とパリって水辺環境とか水質改善とか似てますよね一緒にがんばりましょうねということから、先月とかくらいにパリ市と連携協定を結んだ港区です。平成26年度から毎年「お台場海水浴」というイベントを今年は「お台場プラージュ」とおフランスっぽくオマージュしまして、7月28日(土)〜8月5日(日)までの9日間、お台場海浜公園でやりますね。あっ安全管理をしっかりやりますがんばります。

 

Q: 熱中症対策を盛り込んでくれてどうもありがとね、日陰作るっていうテントの大きさとか大丈夫?、そういえば海の水温ってどのくらいなのかしら?、東京都でも水中スクリーンの実証実験やってるけどちゃんと情報共有してちょうだいね、予算っておいくら?、来る人数想定と設備のバランスが不十分じゃないの?パラソルとか一般の海水浴グッズ的な持ち込みがokならそう周知してね、など。

 

2. 東京2020大会に向けた企業提案型気運醸成事業の実施予定について

えー、オリパラを盛り上げようぜぇ〜イェ〜ヒュ〜的に区と企業とか共催できるイベントとか開催するためにですね、上限300万円で2事業の公募をしますね、的なことを先月報告させていただきましたが、決まりました。アシックス株式会社さんと読売新聞東京本社さんです。アシックスさんは1事業分の経費負担額を2回に分けるっていうことになりまして、2社3事業ということになりました。

 

Q: 2社応募なの?もっと応募なかったの?、気運醸成事業って評価どうすんのさ?。など。

 

3. MINATOシティハーフマラソン2018一般申し込みに関する受付システムの設定ミスに伴う状況及び今後の対応について

えー、申し込み受付に不具合・不備がございまして、昨日7/23の一般申し込みの受付ができないというエラーが発生しました(詳しくはこちらの港区のページを参照ください)。本当にごめんなさい。その結果、お世辞にも公平とは言えない申し込み状況になってしまったため、昨日の申し込みは無効として改めて申し込み受付やります。8月17日(金)午後8時からやり直しします。本当にすみません。問い合わせ数百件ありました。

 

4. 東京2020マスコット「ミライトワ」と「ソメイティ」について

えー、一昨日くらいからメディアで出ずっぱりですけれども、マスコットの名前が決まってデビューというやつです。えー、イントネーション・アクセント未確認です。すいません。

 

…あ、ハイ。

 

その他:パナソニックセンタ

オリンピック・パラリンピック公式スポンサーでもあります、パナソニックさん。有明にパナソニックセンターというところがありまして、グローバルなスポンサー活動を発信していくと、オリパラを身近に感じられる「スポーツ」「文化」「教育」をテーマにした、そういう場所に視察に伺いました。

 

お、おった。

 

奇遇にも、本日2018年7月24日は、2020年東京大会開会式のちょうど2年前。パナソニックさん、A Better Life, A Better Worldのキャッチフレーズと共に、2020年とその先への技術革新に邁進中でございます。子供も大人も楽しめる、夏休みの自由研究的にもイケそうなパナソニックセンターさんでございました。

 

で、区役所までの帰りにお台場プラージュの場所となる、お台場海浜公園をつつーっと通り過ぎ、視察と委員会おしまいです。

 

以上。


 

社会科見学をちょっぴり見学した話。

東町小学校の卒業生です。今でいうと、パティオ広場のあたりからあっちは南山、こっちは東町と道一本で学区がビシッと別れていたころの小学生。そんな東町小学校の3年生が社会科見学で区役所に来ると聞きまして、邪魔をしない程度に社会科見学の見学に行ってみました。みんなにおはよーと声をかけたかっただけなんですけれどもね。

 

自分が小学生のころの社会科見学、6年生の時に国会議事堂に行った記憶しかなくて。区役所にきたことあったのかなあ、多分無いよなあなんて思いながらお出迎えをしてみました。みんなおはよーと。3年生は3クラス、2週に渡って社会科見学。議場と防災室の見学なんですって。

 

黄色い帽子の東町の子、なんだろうね区役所でこの帽子を見る感慨深さ。今こうやって議員のお役目をいただくことで学校にもちょこちょこ寄らせてもらってますけど、「ねぇねぇ、誰のママなの?」って子供に時々声かけられた時には「誰かのママじゃないけど、東町卒業した近所のおばちゃんよ」と言ってたわけですけれども、まぁそんなことはどうでもいいとして。

 

区役所の中の「区長室」という部門がアテンドをするところ。区長とか副区長とかのアレもアレなんでしょうけれども、区に関する広報全般というお役目を担っているところ。そこに所属する職員さんに連れられて「こっちですよー」とグループごとに2ヶ所の社会科見学。

 

全体的にまず、「港区の人口は25万人くらいですよー」とか「港区の広さは約20㎢、東京ドームが435個くらいですよー」とかそういうお話がありまして。んで、そこからグループに分かれて移動して、防災室の方では防災無線とか毎日5時の夕焼け小焼け放送のヒミツとか、そういうことをお勉強したと聞きました。ほほう。で、私は議場見学の方の見学だけ。

 

 

区議会棟の6階、傍聴席があります。全体を見渡せる席で区議会とはという説明を。あっ、議会の説明は区議会事務局の職員さんが。私、邪魔しない程度にお行儀よくニコニコしてただけ。いいんです、それだけで。

 

子供向けの区議会資料というのがありまして、区役所の仕事、議会の意味、議員って誰、そんな大人でもわかってるようなわかってないようなことを小学校3年生に向けてわかりやすく説明する職員さん。ふむふむ、こっちが勉強になるわ。

 

あっ、2週にわたって見学したわけですけれども、みんなからの質問ナンバーワンは「速記者ってなんですか?」でした。子供向けの資料にね、誰がどこに座る的なことが書いてある一枚絵があってね、そこに速記者という文字があるんですよ。そんなことで、「映画館の席みたいー」と傍聴席を堪能していった東町の子供たち。

 

学校のHPを見たら楽しそうな社会科見学のレポートが載ってました。先生、お疲れ様でした。ありがとうございました。

 

あっ、社会科見学とは別のレポートというか、研究授業についてのことがあったのでふむふむと読んでいたところ、小学校英語教育アドバイザーの先生がいらして色々と、なんていうところを読みました。その方、4〜6年の時の担任だった先生です。先生の先生をしてるのよ〜なんて聞いてたけど、今度連絡しようっと。

 

ま、それはさておいて。

 

少しだけ気になったというか不思議に思ったという点がありまして、なんとなしに職員さんに「どのくらい頻繁に社会科見学って来るんですかー?」なんて聞いたんですよ。そしたら「毎年来る小学校は3校くらいですよ」と。

 

地理的にとか人数的にとか学校ごとに事情はあるのかもですけど、もっとたくさんの学校に来てもらった方がいいと思ったし、中学生だってアリじゃないのかしらなんて思ってみたり。そんなことを思った社会科見学でした。


 

都心の水害対策

西日本では雨による大変な被害があり、都内の一部でも先日ゲリラ豪雨的な雨が降りました。あちらとこちらで課題や対策は状況により異なれど、古今東西『災害対策』というキーワードで色んな方々が色んな事を考えています。都心部は場所柄、地震とかテロとかそういうことに対してピリピリくることが多々ありますけども、水害もお忘れなく。というわけで水害対策、治水について少し。

 

自分の生活範囲で一番身近な水というのがですね、ここ麻布十番付近でいいますと、川。古川という川が渋谷の方からずずーっと流れてます。渋谷の方では渋谷川、それが天現寺交差点で港区側になると古川と名前を変え、東京都の川に関するサイトを見ると二つ合わせて6.8kmの二級河川、港区分の古川は東京湾に流れるまで4.4kmもあるんですって。

 

そんな古川(とその前の渋谷川)、東京都の河川整備の計画でご意見募集。ちょっとタイミングが遅くなってしまったんですけれど、『ご意見!ご意見を頂戴いたす!』と東京都さんが6/28に発表いたしまして、7月いっぱいまでご意見募集中。

 

渋谷川・古川河川整備計画(東京都サイト)

東京都建設局。ここのページの奥深く。むしろ外部リンクにすら飛ばされる仕様。

 

ご意見募集ページがあります。ちぇきだう(http://www.kensetsu.metro.tokyo.jp/jigyo/river/jigyo/kasenseibikeikaku/index.html)

 

大きな変更とは何かといいますと、『今まで都心部って降雨量1時間50ミリでやってきたけど、最近色々ゲリラ豪雨とかそういうので50ミリどころじゃない量が降るので、都内とか順々に75ミリ雨降っても大丈夫なようにやってきたんですけれど、やっと渋谷川と古川の番が回ってきました』です。多分。

 

古川

えーと、ここ最近の数年のお話でいいますと、古川にとってとっても大きな出来事と言いますか、変化がありました。そうですよね、何年かずっと工事してますよね。今も地上の公園整備とかまだ時間かかりそうですけど。そう、地下にでっかい貯留池を作る工事をしてました。

 

その理由はですね、昔からお住まいの方はよくご存知ですけれども、古川って本当に時々ですけど溢れます。洪水対策で地下に水貯めるところ作ってたわけ。で、誰が誰よりもこの件で一所懸命だったかというと、今年の春にご逝去されちゃったんですが、きたしろ勝彦前都議会議員。本当に真剣に古川の洪水対策を訴えておられたんですよ。

 

まだ工事中のころ、2年くらい前に連れていってもらったことあったんです。直径7mくらいのトンネルを地下深く掘ってね、30mとか40mとか地下だったかなあ。川が溢れる前にいっぱいの水を地下に流せるようにって。東京都に予算を取ってもらえて工事がやっと始まったんだよって、本当に嬉しそうだったよなあきたさん。

 

ここら辺の水害の歴史

氾濫というのが正しい表現なのか、洪水というのが正しい表現なのか、そのあたりはよくわからないのでとりあえず水浸しになったことあります。

 

年月が経つごとに、溢れた範囲がどんどん狭まり、白金〜南麻布〜麻布十番的な場所は残っていたわけ。あれ、もう少しだけ最近にすごい水浸しになったことがあったと思うけどなあ。

 

あ、これこれ。14年前かあ。2004年。一の橋の交差点が冠水したの覚えてる。車が半分くらい水に浸かってたような記憶があるなあ。で、地下鉄の入り口のところにシャッターとか土嚢とか置いて、駅員さんとかすごく頑張ってたような記憶もある。もちろん十番商店街も一の橋に近い方は水が入って来たお店もあったし。

 

そうそう、川の増水もすごくてね。こういうことから古川の下に水を流し込めるようなところを作って、水害の可能性というものを低くしましょうね、という工事が行われてきたわけです。

 

実はまだ足りなかったの

これで古川はもう溢れないから安心ね、なんて思う人も少なくなかったんだけど、貯留池ともうひとつセットで行われるべきものがあったわけ。それが『都心部の1時間降雨量』というやつ。

 

わかりやすく言うと、川に流された水が溢れないようにするのは貯水池で水位を落とせばいいけれど、川にたどり着くまでの水の流れ道の容量アップして溢れないようにします、ということが今回の大きな変更点。多分。でも今後30年計画なんだけども。

 

ほら、坂が多いんですよ麻布って。だから坂の上で雨が降ったら坂の下の方まで流れていくわけでしょう。坂の上だけものすごく降ったらものすごい量が坂の下まで流れていくわけでしょうし、坂の下でも同じくらい降ってたら『坂の下の雨を川に流すだけが精一杯ですぅー』って、なっちゃうじゃないですか。

 

マンホールの蓋がパカパカするような、ああいうやつが少なくなるってことなのかなって。なので、早く東京都には75ミリ対応(で足りるかどうかは今後の気候とかよくわからないけども)で頑張っていただきたいと思います。よろしくどうぞ。

 

その他のご意見募集をみなさんもぜひ

そういう工事とか変更に合わせて、これからの古川をどういう風にしていくか的なプランを東京都は併せて出してるわけです。個人的にはゾーン分けなんかせんでいいし、正直商業地区とか連携ゾーンとかやめてもらいたいし、新しいまちと共生ゾーンなんて余計なお世話だと思ってるし、全体をBとCの中間くらいですべてカバーして『緑が多くて、開放感があって、やすらぎがあって、うるおいがある、溢れない古川』でお願いしたく。そんだけで十分です。

 

変更原案はコチラ

概要はコチラ


 

民泊というやつの続き

と、そんなわけで正式にちゃんと登録してくれた民泊物件とやらを見に行ったわけです。どうも小倉りえこです。何度でも言いますが、重箱の隅をつつきたいわけではありません。見に行ったといっても、どの辺なのかなーって見に行った程度なんですけど、そしたら色々派生していくつかのことがわかりました。

 

港区が最低限お願いしているルール的なもの。

港区における住宅宿泊事業い関する手引きというものがありまして、ウェブで公開されています。その中に標識の掲示という項目がありまして、保健所で登録した届出番号とかそういうのが書いてあるものを独自に作ってですね、一軒家なら門とか玄関、マンションだったらポストとかわかりやすいところに貼っておけというルールがあるようで。

 

目印はわかりました。あとは現地でそれっぽいのを見つけてくるだけの簡単な探検。まるでなんでしょう、1人オリエンテーリング(うだるような暑さの中)。

 

探検に出発。

まず1件目。おうちでゼンリンさんの地図(少しだけ古い)のでチェック……あれ?書いてないなあ、地図が古いのかなあ。まぁいいや行けばなんとかなるかと、現地でここらへんの区画のどこかだなーってひと周りしたわけです。……あれ?らしきところがない。もちろんそれっぽい表示物もない。iPhoneのマップアプリで住所入力……出ない。ブラウザのグーグル先生マップで住所入力……出ない。xx丁目xx番地までは示されるけど、xx号の最後のやつがひっかからない。

 

よし、諦めよう(早い)。次。

 

2件目。あそこだなってわかるところ。……おや?リストに書かれてる建物名と実際の建物名が違うぞ?まぁAがBになってるわけじゃなくてA’くらいだから、わからないでもないけど。ビルの中に入ってみる……おじゃましまーす(ひょっとして不法侵入とかなっちゃうのかしらやだそういうつもりはまったくないんですごめんなさいちょっと見るだけほんとに見るだけ)……ポストには何も貼ってない。オッケー、じゃあもう少しだけ上に上がらせていただきますごめんなさい……

 

……保健所の手引きに書いてあるような標識じゃないけど、明らかなやつは発見。そうですかそうですか。すいませんでした、お邪魔いたしました。退散。

 

よし、次。

 

あ、うん、英語でゲストハウスって書いてあるしある意味めっちゃわかりやすい。同じ建物で数軒あるみたいだけど、番号とか書いてある標識はないなあ。さすがに色んなことにドキドキし始めているのでポストとかドアとか見に行く勇気がない。側からみたらどうみても不審者以外の何者でもないかもしれない。ある意味、勇気ある撤退を選択。

 

次。

 

ここはわかりにくそうな、わかりにくくなさそうな、でも標識的なやつは無いね。ここも同じ建物で複数軒あるみたいだけど。ドアに貼ってあるのかのぞいてみようかなと思ったらエントランスはロックされてて、(すいませんすいません怪しいものじゃないんです本当に違うんです)これにて終了。

 

以上。

 

保健所にお伝えしたこと

自分が地域に不慣れな宿泊者だったらという設定もありますけど、やっぱり基本的に見つけにくいですよね、民泊物件サインがなかったら。正式に登録してもらってるわけですし、やましいことなく堂々としていただきたいとも思ったりしちゃったり。

 

保健所の担当課には『あの、すごい嫌な奴って思われるのも仕方ないかもしれませんがそういうつもりはまったくなくて、重箱の隅をつつくみたいですごいめんどくさい議員とか思われるかもしれませんがそういうつもりはまったくなくて』という言い訳をしつつ、貼らなきゃいけない標識がないところがありますよというお知らせと、併せて保健所でちゃんとそういう情報管理したほうがいいかもしれませんよとお話してみました。

 

だって、私みたいな探検に出かける人が他にもいるかもしれない上、私よりもっともっと厳しい人だったら大変じゃないですか。

 

そういう大手サイトを見てみた。

前にこんなニュースがありまして。許認可のないところは掲載しませんよと。その後ですね、確か許認可的な情報を提供したらまた掲載しますよとなったところ、デタラメな情報を載せるところがあるよと、そんなニュースを耳にした気がします。

 

気になるじゃないですか。調べてみましたよ。すごい嫌なやつと思わないでください。

 

あ、みつけちゃった。

あったあった、そういうところありました。番号的には6/15に受理してるはずのやつなんですが、6/30最新版にも無い。あーあ。これ多分ダメなやつ?それとも書類ペンティング中のやつ?どっちみちペンディングなら登録番号出せないもんね?あーあ、見つけちゃった。

 

それ以外ではですね、ちゃんと登録されてる物件と同じ番号がですね、明らかに違う部屋にも使われてたりですね。ホストが同じ人でも、明らかに違うお写真と値段の部屋複数で同じ番号。港区の登録一覧みる限り、同じ管理者でも部屋番号が違うだけで別物件扱いですしね。あらーどうしたもんかしらーこういうのー。

 

そしたらですよ、登録リストにない表記の番号的なやつ見つけちゃったわけ。

 

29とか30とか書いてあるし、旅館業法っ書いてあるし。ここで旅館業と民泊業の壁。業者と個人という分け方でいいのかしら……でも業者が絡んでる民泊もあるし。今更ながらわけわからん。

 

港区のサイト調べてみたら、旅館業施設一覧表があるのを発見。でも登録番号的なやつ書いてないのでどれがどれだかわからず。でも業者名と住所を見てたら、おや?というのがありました。

 

同じビル(マンション的な)でいくつかのフロアが旅館業で登録されていて、別のいくつかのフロアが民泊で登録されているところ発見

 

大手サイトの中で、民泊登録はないけど旅館業で登録されているところが掲載されている

 

 

 

正直ですね、大手サイトはいわゆる一般の人がイメージしがちな『普通のお宅』の『空き部屋』のような個人のサイドビジネスだけを掲載してるのかと思ってまして、そしたら業者さんが管理・経営しているような1棟まるごと宿泊施設みたいなところもありますし、シェアハウスに毛が生えた短期不動産みたいなところもあるし。眺めてれば眺めるほど、民泊というのがわからなくなってきました。何がどう違うのか、何ならOKで何がNGなのか区別がつかない。誰か教えて偉い人。


 

民泊というやつ

15年ちょい前くらいの話になりますが、ニューヨークに住んでたことがありましてね、2年くらい。その時によく聞かれたことで、よく腹を立ててたことがありましてね。心が狭いと言ったらそれまでなんですが、「ねぇ、どこに泊まったらいい?」と「おすすめのホテルはどこ?」は現地に住んでる人にはしちゃいけない質問じゃないかと思ってます。その理由?簡単ですよ、「泊まったことないから知らない」がすべて。

 

住んでるのにホテルくらい何で知らないの?

いや、人様におすすめできるほどそういうとこ泊まったことねえし。

 

『プラザとかウォルドルフ・アストリアがニューヨークぽいじゃん』と言ったところで、予算上限を無視してるかもしれない無責任なおすすめになるだろうし、とかいって『絶対言葉に困りたくないなら北野ホテルにすれば』と言ったところで、外国気分を味わいたかったら余計なお世話であったりもする。

 

世界を飛び回る経験長いビジネスマンならともかく、大学を出て働き始めたばっかりのような留学生あがりの20代半ばにとって、お金も無ければその土地の経験値も無いわけさ。泊まったこともないホテルをおすすめして良いものなのか、それすら判断つかなく、頑張って当時もネットで調べても『え~高い~、もっと安いとこないの?安くていいとこ』なんて言われた日にはもうね。

 

で、15年ちょっとの時を経て、今度は日本国内での話。同じことが言えるわけ。『残念なほど東京のホテルにご縁がない』と。むしろコンシェルジュになれるくらいホテルにめっちゃ詳しい東京人にお会いしたいもんだ。もうね、立地でおすすめするしかないでしょうとランドマークの近くをおすすめしたところで、駅の近くという交通利便性重視されたらそこで試合(親切)は終わりですよ。

 

6/15から民泊というやつが始まったわけですが

何が言いたいかといいますとね、旅行者の気持ちは在住にはわからないし、在住の気持ちは旅行者にはわからないということです。そんな中、先月の6/15から民泊という制度が始まり、宿泊の選択肢が全国的に正式に増えました。

 

寝るだけでいいならウチ泊まれば?立地もいいし、安いし

 

ウチ=余ってる部屋、借り手のいない部屋、短期不動産。かしら。違ってたらすいません。でも民泊ってそういう感じ。多分。

 

前にも少し書きましたけど、民泊は色々と賛否両論。物件を持ってる人の中でもやりたい人、やりたくない人はいるし。で、利用する人も色々で、宿泊コストを重要視する人もいれば、そうでもない人もいるわけで。オリンピックが~訪日外国人旅行者が~と、そういう報道だったりが『旅行者のための民泊』というイメージ先行ですけれども、場所によっては国内出張のビジネスマンとかも多いとも聞いたりします。

 

ほら、会社規定によって実費精算じゃないとこありますしね。その場合領収書とか不要だし、宿泊コストが安ければ晩ご飯が少し豪華になるとか色々あるじゃないですか。

 

ま、そんなことはさておいて。またまたどうでも良いお話ばかりで長くなるばかり。

 

オフィシャル登録物件は自治体が公開中

正式な手続きを経て保健所に登録してくれた民泊業には敬意を払いたい。法人ビジネスであれ個人のビジネスであれ、はたまた趣味であれ、違法ではないという区別はもっと評価されてもいいかもしんないとも思ったりします。

 

 

そんな正式登録の民泊物件、1件1件別々の届出番号が付与されて、港区のウェブサイトに公開されております。住所も連絡先もね。連絡先が書いてあるところは業者さんとか委託されたような管理人さんがいるところ、まったく書いてないところは家主滞在型(オーナーさんが同じ建物内に同居的な)ところだそうですよ。

 

施行日の6/15に公開されてたのは22件(6/12までの受理)、その後しばらくしてアップデートされた6/15時点での登録は約40件、そんで、本日さらにアップデートされた6/30時点での登録は58件。書類不備とかでペンディング中があると聞いてましたし、徐々に増えてるというのは想定内。数としても、正直そんな多くはないとも想定内。

 

重箱の隅をつんつんしたいわけではないんですが

で、なんとなくなわけですけれども、どういうところが正式登録してくれた民泊物件なのかなーって興味あるじゃないですか。近所の物件をふらっとお散歩がてらに見に行ってみたわけですよ。あっ細かなところが気になるというわけではないんですが、ほら、民泊って初めての制度なもんだから、何がどうこれから改善されたらいいんだろうとか、そういうこと気になるわけじゃないですか。ご近所の方から「ねぇ、この辺で民泊ってちゃんとやってるとこどこなの?」って聞かれることあるし。

 

で、ほんの少しだけですけどリストを見ながら数件眺めてきました。正式に登録されたからには正式なルールに則って運営してもらいたいですし、行政も『違法として潜られるよりは…』という思いがある中でやってるわけだし、いつものようにどうでもよい第三者視点でモノ見てみたいなって。

 

それに、『もし自分が旅行者だったらホテルじゃないところにたどり着けるだろうか』という興味の方が大きくて。だって、日本の道って名前もついてないし番地とかカオスだから。

 

というわけで続く。


 

おニューな中学校日本語学級を見学しに行った話。

別日に今度は中学校の方へ。六本木中学校では港区立の中学で初めての日本語学級が設置されました。中学になると、先生の使う言葉も急に難しくなります。そこに各教科も難しくなって、教科書の表現ですら大人びるわけ。漢字だって増えるし、読めなかったら授業についていけない。

 

六本木中学校 日本語学級

こちらも始まって1ヶ月ちょっと、22人が通っていて、そのうち1/3が別の区立中学から通っていると。小学校と違って中学校の通級(日本語学級のための通い)は保護者同伴無しでオッケー。

 

日本語学級は通いたいという子の希望もあれば、学校の先生の判断で入った方がいいという子もいるわけで、六本木中学校では全校生徒のうち15人が通ってるいるわけだから、えーと、生徒数170人ちょっとのうち15人でしょ、割合とすれば8%ちょいくらい?

 

8%ってね、『国際色豊かな港区』における外国人人口と同じ割合なんですよね。参考までにね。あ、住民登録してお住いの方ね。

 

個人の日本語のレベルに合わせて指導があるわけですけども、中学生はバランスが重要とのこと。なんのバランスかというと、補習的要素語学習得要素。多分。だって日本語学級は日本語学校ではないですし。

 

<補習的なこと>

どういうことをやってるのかなーとチラっと見たら、社会の授業で世界の地理をやってるのか位置と地域区分とかそんなことを日本語でお勉強してました。そんな授業で習う内容を少し簡単にわかりやすく、日本語学級で補習的なことも。教科書にふりがな振ったりとか、問題集があれば質問の意味を説明したりとか。

 

『ここはベトナム』、『このあたりは中東、こっちはオセアニア』、例えば中間・期末テストでそんな答えを求められる問題が出されたとしましょう。質問がちゃんと読めて、理解できて、字の間違いがなく正しい答えが書けないと点がもらえないわけですよ。中学校は小学生への指導と内容とレベルとは違ってくるわけです。

 

クラスの子となんとなく日本語でコミュニケーションを取れてればそれでいい、そういう感じに思う人もいるかもしれません。でもでも自分の経験上、母語以外で行う雑談と勉学って違うんですよ、頭の中で使うところが(多分)。

 

それにしても元素周期表(日本語、英語、中国語)がとても興味深い。気体の中国語がなんというか、味わい深い。

 

<語学習得要素>

これは文法だとか組み立て方とか、そういう指導ですね。私達が外国語を学ぶように、日本語を学ぶと。見学した時、『文節』のお勉強をしてました。文節わかります?日本語における、てにをは付きの最低限の単語の塊

 

昨日は雨が長い間降りました。

ウサギが狭い壁の間を通ろうとしてはさまってしまった。

 

日本語は英語のように単語の間にスペースがないので、点(、)とか丸(。)で区切らない限り、ひとつの長〜いひらがなとカタカナと漢字の羅列。日本語をお勉強している外国人にとってみたら、どこからどこまで何の言葉かわからない。

 

 

とにかく、補習に100%偏るのもダメだし、文法だけに100%費やすのもアレだし、この2つの要素のバランスというのがとても重要と。このあたりは自分でも経験していることなのでとてもよく理解できます。ただ、バランスのサジ加減は先生にお任せしないとこればかりは。

 

通級は調整が難しい

小学校もそうですけど、中学校もどの時間に日本語学級の取り出しを行うかということを調整するのがものすごく悩ましいと。だって放課後に通ってるわけではないので、要はひとり移動教室。国語とか社会とか道徳とか、そういう時間に日本語学級に行ってらっしゃいと調整されることが多いと。ただ、先生の判断で『この授業は見てるだけでも参加できるからみんなと一緒にクラスにいた方が教育上良い』とされる時は、当然日本語学級のリスケとかもあるようで。

 

その学校に元々在籍している子だったら(例えば麻布小学校とか笄小学校に元々いる子)、ある程度はフレキシブルに校内で対応できるわけ。1コマを週3回とか4回とか、今日を明日にとか。でも通ってくる子の場合は移動時間も考慮しなきゃいけないわけで、中学校の場合は1~2時間目、5~6時間目というような取り出しが多いと。

 

小中学校、共通の悩みがありました

可能であれば語学力ゼロではなく、ちょびっとで良いのでお勉強した子を受け入れたいと。要は、『日本語学級に通うからと日本語適応指導員の対象外とすることなく、最初だけ集中的に日本語適応指導を受けてから日本語学級に通えるようにしてもらいたい』と。

 

プロの先生でも、その子の語学力なり学校適応力なりを見てレベルを判断するのに多少なり時間がかかるわけで、切実な問題だそうです。

 

ほほぅ。じゃあ私は議会で質問をする機会に

1.  日本語学級に通う子の日本語適応指導を切らないでほしい。

2.  今の規定の日本語適応指導上限の年間48時間を、日本語学級入級前の子にも費やすことができるようにしてほしい。

3.   日本語学級に通えない子に対しては、年間48時間というそれほど根拠のない上限時間を適切に増やしてほしい。

 

という3点を教育委員会にお願いすればいいわけですね。過去にも何回か言ったことありましたけどね。がんばりますね、先生。

 

英語科国際ネイティブコース再び

こちらは昨年度から六本木中学校に作ってもらった、自分的には週一回の留学気分が味わえる上級者向けのクラスを再び見学(英語科国際ネイティブ・コースその1 2018.1.25)。英語ネイティブな子、英語できる子、英語得意な子、英語頑張りたい子が1つのクラスに集合。

 

前回見学に来た時はエクストリームスポーツに関してああだこうだしてましたが、今回はPC使って自分でまとめた記事を書きましょうという授業。

 

日本語学級に通ってる子もいれば、そうじゃない子もいるし。色んな子が色んな選択肢で教育が受けられる環境があればいいなって感じるわけですけども、そんなことを考えていたら『港区がいっつも言う教育の港区って何がどういう意味だろう』と、ますます感じるようになりました。おしまい。

 

あっ、ペッパー君起動してないと怖い。

 


 

おニューな小学校日本語学級を見学しに行った話。

今年度から30年近くぶりに日本語学級を持つ区立の学校が増えました。麻布小学校と六本木中学校。六本木中学校は港区で初めての区内公立中学における日本語学級設置なわけ。すっげえ地味なことなんですけど、本当によかったな〜日本語学級できて〜と、心の底から思ってるわけなんです。うっきうきで見学に行かせていただきました。視察とか恥ずかしい。見学です。

 

日本語学級とは

日本語能力がちょっと足りないかもな〜という外国人の子達を対象に、日本語や生活習慣的な特別支援を行う学級です。公立の小中学校にあるところないところ、区によって様々。

 

港区では笄小学校に初めての日本語学級ができたのが確か平成3年、外国人子女の多い港区でこの日本語学級って地味だけど存在の意義はとても大きかったと思います。

 

人口が増え、もちろん国際色豊かな港区ですから外国人人口も増えているわけですが、その中でも一番外国人人口が多いとされる麻布地区は港区全体約8%に対し、麻布地区12.5%。国際学級は基本的に『数年で帰国するであろう子向け』であり、日本語学級は『国内で中学・高校進学も視野』に入れた子向け

 

日本語学級については前にも長々と綴ってありますが、お時間のある方はお時間のあるときにどうぞ。『国際学級とセットで日本語学級はいかがですか?(2015.12.5)』『日本語を学ぶ?日本語で学ぶ?(2016.1.26)

 

麻布小学校 日本語学級

飯倉交差点のところにある麻布小学校。18人の子が通っているようです、日本語学級。もともと麻布に通っている子がほとんどですが、別の区立小学校から通いでくる子ももちろんいると(保護者同伴必須)。

 

ひとつの教室をパーテーションでしきったり、とにかく今の人口増で教室自体が足りないよという時代に、日本語学級を適正に運営していただくことが何よりも嬉しく。基本ひらがな多め。

 

しっぽ、らっこ、ねっこ。

ねこのしっぽ、ねこがいっぴき、はらっぱはしる。

 

先生と一緒に読んだり、ひらがなの書き順が書いてあるカードを指でなぞって、ノートに書いたり。その子のレベルに合わせた日本語学習を支援していくわけですけれども、こういうのを見ているとやっぱり先生は経験ある先生じゃないと大変だろうなあって。教材だけじゃちょっとね。

 

日本でも外国でもそうだと思いますけど、年齢が低い時に学校に入る子って結構スッと馴染むことは多いと思うんです。言葉もスッと入って聞いたり話したりはスッとできるようになるというイメージが多いので、結構ペラペラに話している子をみると『言葉、問題ないじゃん』と思われがち。でも、読み書きって別なんですよね。

 

よくある話、『大岡山』という単語をそれっぽく喋れても『お』がいくつあるのかとかわからないとか書けないとか、『おーおかやま』なのか『おーーかやま』なのか、そういう違いに苦労する場合もおーかったりおおかったり。

 

先生ともお話させてもらい、子供達の日本語能力を判断する基準(DLAという評価方法)とか聞いたり、とにかく経験のある先生が配置されるということはとても重要なんだなって。日本語学級が本格稼働して1ヶ月ちょっと、今のところは問題もなくスムーズだということを聞いてとても安心しました。

 

日本語学級も特別支援

学校生活とか日常生活に置いてディサビリティのある人に対する支援、『特別養護』とか『特別支援』とかそういうまるっとした言葉で表現されるようになってます。身体的とか知的ところに発達的なところも加わり、まるっとカバーされる範囲が広がってきたこのご時世。

 

語学も実は、ある意味特別支援という枠に入るわけです。ここ数年、こういうお話を学校の先生とする機会がちょこちょこあるわけじゃないですか。その中で『外国人児童・生徒への語学習得支援=スペシャルエデュケーション=特別支援』と表現する先生がとても増えていることに気付きました。

 

いや、私なんかがどうのこうの言うより、教育の現場にいらっしゃる先生達の方が何においてもよくご存知なんですけどもね。だって先生だもの、ホンモノの。

 

と、小学校はそういう感じで、お次は中学校編に続く。


 

日本語と英語の話。

本音を言うと、小学生への英語教育には疑問がある。我々とかそれ以上の年齢において、中学生からの英語教育が花開いてないよう思えるので前倒しすれば花開くんじゃね?という、非常にシンプルでわかりやすい理想がカタチになるのかどうか。数学のxとyを小学校の算数に前倒しするようなもんだと思っている。いいかどうかはさておいて。

 

近所の子のテスト前に英語を教え始めて約2年くらい。教えるというか問題を解かせる監視役というか。あれはその子が小学生6年生の時だったと思う。私立に通ってたので多少というか結構先取りをしていて、中学生で習うと思われる英作文に少しだけ四苦八苦していたわけさ。それが何かと言うと、比較級と最上級

 

あれですよ、more ~erとか、the most ~estとか。英語の文法を説明でするでしょう、そしたら小学生曰く『比較級と最上級という言葉の意味がわからない』と。これとこれの2つを比べる時が比較級、3つ以上のものから一番の何かを見つけるのが最上級。ははは、そりゃ理解ができないよねえ。

 

いや、笑い事でも微笑ましいことでも無いし。まったく笑えない。

 

ネイティブ、文法気付かない問題。

『やっべぇ、日本語超難しいんですけど。というか日本語の文法っていっこもわからないんですけど』と、初めて感じたのが実は大学生の時。当時、日本語をお勉強しているアメリカ人のお友達がいましてね、教科書とか見せてもらったんです。英語で書かれている日本語の教科書。

 

んで、言われました。形容詞がわからないから教えてと。

 

まず日本人、形容詞という言葉を意識し始めるのは正直英語の文法を習い始めた時ではなかろうかと思うんです。そして日本人、その時に日本語の形容詞には少なくとも2種類あるということは知る術はなく、普通に暮らしてて気付くこともあるのかないのかという頻度。おそらく。

 

んで、言われました。i-adjective  <い>形容詞』『na-adjective <な>形容詞』の違いを教えて、と。

 

折角だから説明しておきましょう、わたしがぴちぴちの大学生だったころにショックを受け、当時の年齢の倍を過ぎても未だに脳裏に焼き付いてる形容詞事変を。

 

形容詞とは

なんでもとりあえずグーグル先生に聞いてみますと、形容詞とはまあそうですね、モノの一般的な形態とか様子を表す言葉です。赤いとか暗いとか、きれいとか静かとか。

 

ここでポイントなのが、形容詞には最後に『い』がつくもの、つかないものがあるということです。

 

主語+形容詞+動詞

りんご は 赤い です。

公園 は きれい です。

教室 は しずか です。

 

い 形容詞

モノの形状を表す時、説明する修飾語でもある形容詞。『赤いりんご』のように、名詞の前にそのままの形容詞をつけて意味が通じるもの。

 

ということは、『赤い』は<い形容詞>です。ということは、最後に『い』がついたら全部<い形容詞>と思いきや、どっこいどっこい。

 

きれい公園、ほらなんか変でしょう。

 

な 形容詞

先程の『きれい』という形容詞。『きれいな』、って『な』を付けるとしっくりくるでしょう。きれいな公園。このように+なを付けるといい感じになるのを<な 形容詞>と言います。

 

きれい公園。しずか教室。

 

基本、最後に『い』の付かない形容詞はこっちにあたると思うんですが、『い』の付く他の例外的なやつには『有名』とか『嫌い』とかありますね。

 

英語で言ったら不規則動詞とか、理解できなくとも覚えなければあかんもの。これが日本語にもあるということを初めて知った形容詞事変。外国人向けの日本語教科書で初めて知り、無意識の日本語の難しさを知る形容詞事変でございました。

 

文法とかそういうのは無意識。仕方がない。

そんな文法ってネイティブはやはり気付かないわけで、頭の中がどういう風に言語を理解しているのか本当に不思議なこともあれば、言語ってちゃんとルールが上手にできてて、言語学者が『全世界の人がわかるように作ってみた』とされているエスペラント語はどんななってるんだろうか、なーんてことまで考えてみたり。

 

米:なんで日本語こんなめんどくさいのよ!

日:英語だって似たようなもんでしょ!

米:英語簡単じゃないの!考えたことないわよ!

日:それいうならこっちだって考えたことないわ!

米:音もややこしいのよ!だかだかわからないのよ!

日:英語だってそういうのあるじゃないのよ!THE問題

米:なによそれ!そんなの知らないわよ!

日:母音から始まる単語にTHEがつく時、じゃなくてなのよ!言ってごらんなさいよアップルとトマトって!

米:ジ・アポー? ザ・トメィトゥ? ザ・アポー? ジ・アポー?……ほんとだーーーーー!!!!

 

そんなお友達は今となっては日本の大学で英語の先生をしている。さぞやいい先生になっているであろうと期待をしたい。

 

で、なんで急にこんな日本語とか英語の話をしたかと言いますとね、小学校と中学校の日本語学級を見学に行ってきたんです。そのお話は次に続く。