夢というものは毎日見ているけれども、目覚めた時に覚えているか覚えていないかだけのこと、と聞いたことがあります。ここ数年夢なんかさっぱりという感じだったわけですが、今朝は久々に飛び起きましたね。〆切日を間違えた夢。いやまいった。
今週木曜から定例会です
関係者は「定例会」「定例会」言いますけれども、街場の一般の感覚からいうと「議会だろ?」です。そうです議会です。年に4回の10日ほど〜1ヶ月ほどくらいで開かれる議会の期間。
順番でですね、わたくし自民党さんの代表質問を担当いたします。つまり、初日に「区長・教育長に質問いたします」というやつです。順ぐり当番制による登板です。なお肩は固くて回りません。ですがシジュウカタ的なやつではなさそうです。
質問のお作法
質問をするにあたり、通告書というものがあります。書類上、議長宛てで「これこれこういう質問をしますよ」という事前のお知らせですね。
ほら、よく国会とかでも「通告にないものなのでお答えできません」みたいなやりとりちらほらあったりするけれども、前もってお知らせをするのがアレです、アレ。想いをしたためた御歌をお送りして、当日お詠みになられる返歌を楽しみに待つ的な感じ?なのでイレギュラーなお作法はご遠慮申し上げます的なのが昔々の文化の名残なのかどうなのかしらんけれども。
で、今週木曜日から始まる議会。初日と2日目の木・金がそれぞれの会派の代表質問・一般質問と議場で延々と原稿の読み合いが3時間4時間続きます。我々港区議会、未だ全員がデジ物使えるわけでもないので、文字を目にすることなく耳だけを頼りに「この方、何を仰ろうとしているの?」となっていることがとても辛い。そんな中、「今晩、晩ご飯何作ろう」なんて一瞬でも頭をかすめてしまったら、もう大変よアナタ。すべてが何もかもわかんなくなってしまうのよ。
なお、質問通告は明日の午前10時です。
で、夢の話
夢の中でですね、私は質問通告を出しに行くわけですよ。要旨どころか読み原稿までちゃんと仕上げてですね、よろしくどうぞと。そしたら
「通告〆切過ぎてますので受け付けられません」
「えっ」
「自民党の代表質問は、この定例会では無しです」
「えっ」
自分が思ってた〆切日がずれてたようで、なんかとっくの前に〆切だったみたい(夢の中では)。で、受け付けてもらえなかったということは質問ができないわけですよね、会派としての代表質問が(夢の中では)。自民党さんの代表質問なしってどうなのよというか会派になんて説明しようどうしよう(夢の中では)、とこれまでないくらいになんか焦って焦って飛び起きたという。
久しぶりに見た(覚えていた)夢なのに、なぜもっと楽しくて愉快な夢を見させてくれなかったのかとハンカチを噛みしめたい気持ちでいっぱいではありますが、夢の中まで原稿と〆切に振り回されるっていうのもなんかちょっと嫌。なお、自慢ではありませんが、〆切はだいぶ余裕を持って終わらせるタイプです。ええ、自慢ではありませんが。
今回も長いかもなあ、多くの人を夢の世界に送り込んじゃうんじゃないかなあって心配はしておきますね。