日々徒然

海に行ったり山に行ったり、オリンピック観戦で忙しかったり、ポケモンGOで忙しかったり、何度もシン・ゴジラを堪能したり、はたまた夏休みの宿題は終わったけど自由研究に頭を悩ませたりの方もいらっしゃると思いますが、皆さんそれぞれの夏をいかがお過ごしでしょうか。私は普通です、普通。何がどう普通かは恥ずかしいから秘密です。

 

さて、先日白金にある自然教育園にふらっと立ち寄ってみたんです。お散歩がてらになんとなく。入場料310円。あまりにも暑かったもので(この夏一番のあの日)木陰を求めて。

imageimage

池にザリガニいましたよ、ザリガニ。小学生の頃は割り箸と糸とさきイカ持って有栖川公園にザリガニ釣りによく行ったもんです。キャッチ&リリース。

 

自然教育園、入ってみて気が付いたのが、ポケモンGOのソロプレーヤーが年齢層そこそこ高めであったなあということではなくて、外国人が多かったということ。この季節です、赴任・留学中の家族の元にファミリーで遊びに来てみたというパターンもあれば、日本に旅行に来てみたというパターンもあれば、ガイドブック片手に一眼レフを片手に自然教育園を散策する外国人ファミリー御一行様、もしくはお友達グループが目立ったようなそんな気が。自然教育園についてどんなことがガイドブックに書いてあるんだろうかと、今更ではありますけど先日海外から一時帰国した友人にジャパンのガイドブックを買ってきてもらえばよかったと。

 

image image

ここに限ることではないんですけど、日本がこれからグローバルで頑張っていかなきゃいけないことのひとつとして、多言語対応というものが求められています。文字の通り多くの言語で対応しましょうなんですけど、地図とか観光ガイドとか以外にも色々たくさんあるということを改めて。美術館とかもね。説明はしょり過ぎてよくわからなくなった英訳とかもね。

 

image image

その他にも江東区にある木場公園にふらっと立ち寄ってみたりしまして、なんでしょうね、港区ではやっぱりお目にかかれない規模の公園ってすごいなあと感心してみたりですね、多分常設であろう防災コーナーを見学してみたりですね。港区の公園とかにも配備というか設置はされているんですけど、なんというかこう、完全体といいますかレディーGO状態といいますか、『こういう風になってこう使われるんだよ』というビジュアルから理解・認識するっていうのも大切なんでしょうね。だって私がまず知識としてただの頭でっかちだったんですもん。

 

…港区にも常設してるところがあったら勉強不足ですごめんなさい。公園内に建物がないとこういう展示は無理ですね(ただしかまどベンチは除く)。

 

image

国立がん研究センター中央病院にアピアランス支援センターという場所がありまして、一般の人が見学できる時間があります。先日も少し書きましたけど、がん患者のためのアピアランス支援というものが色々な方面で話題となっています。ウィッグとかお化粧とか補正下着とか。

 

がんの罹患が増加してますし、これからも患者数は増えていくでしょう。食生活だったり環境だったり、はたまた遺伝だったり、外的・内的要因関係なく。大腸癌とか乳癌が増加するのは食生活の欧米化とか言われることもありましたし、アジアに多めの胃癌が減少していくのはピロリ除菌の効果だとか言われることもありましたし、何が本当で何が微妙だかはこの際どうでもよくて、色々なことが色々と変わっていくんです。もちろんがん患者になってからの生活だって変わっていくんです。ポジティブな社会の中での生活に、そういう社会になるように今国とか自治体とかが率先して取り組みのための検討をしています。多分。

 

アピアランス支援とは『今まで通りに自分らしく』を忘れてはいけないと。治療もしてるし今まで通りは難しいかもしれないし、治療の副作用で自分らしさが見た目から変わってしまったからと、そういうお悩みや不安を解消して前向きに治療と向き合ったり前向きに生活を送ったりするための支援。支援の仕方には色んな方法があると思うので、あんなこといいなこんなこといいなが形になるように色々とリサーチ&チャレンジの夏。

南山小に国際学級、六本木中に英語科国際ネイティブコースができることになりました。

国際学級拡大を心待ちにしていた議員さんとか保護者のみなさんとかたくさんいらっしゃると思いますが、私が港区の頑張りを一番評価するポイント(偉そうで申し訳ない)と、地域の声を代弁した結果に対応してもらえて本当に良かった(偉そうで申し訳ない)という点は、六本木中学校に区内最初の英語力を考慮した取り組みを開始するということです。サンキュー港区さん(偉そうで申し訳ない)。東町の国際教育が始まった年に入学しが子たちが卒業するのもあと少し、間に合ってよかったよかったというのが本音で。ありがとうね港区さん(偉そうで申し訳ない)。

b4274245404e4aa04e3157bcf456a813_s

 

六本木中学校における外国籍生徒等への英語教育の充実について

H29年4月から英語科国際の授業にネイティブ・コースを設置し、外国籍生徒と日本人生徒の両方にとって効果的で質の高い英語教育に取り組みます。

対象者:東町小学校の国際学級を卒業した生徒をはじめ、二重国籍や海外生活経験があるなど英語能力が高い生徒

実施内容:各学年の英語科国際の授業(週1時間)を生徒の習熟度別にネイティブコース、スタンダードコースの2つに分けで実施。外国人講師と区費講師を1名ずつ増やし、計4人体制(2+2)で。

 

東町小学校国際学級の運営方法の見直しについて

日本人児童の増加により学級数が急増し、教室の不足が見込まれています。H29年4月入学の1年生からESC児童はひとつのクラスに在籍し講師が学年に1名体制となります。

 

南山小学校での国際学級の拡大について

H29年4月入学の1年生から国際学級を開始します。ESC児童への指導方法は↑の東町の見直し後と同じ方法で(ただし、南山小では最初の国際学級のため初年度はESC講師2名配置)。

対象者:港区在住の外国人児童(外国籍のみ)で英語能力を有する児童

スケジュール:9/1から区の広報媒体に掲載、9〜10月に保護者会&説明会

 

国際学級については昨年の一般質問登壇デビューから、決算委員会やら予算委員会やら、発言できる機会すべてで取り上げてきたわけでして、私が議員になる前からもたくさんの議員さんが訴えてきたからこそ国際学級というものが作られて、東町で成功したからと拡大を求める声がありました。私は東町の卒業生ですし色んな声を聞く機会は多かったんですが、その中でも切実なリアルなお母さんお父さん方の声は『東町を卒業した子たちが行く区立中学校の環境』でした。

 

国際色豊かな港区の義務教育の中で、何をどうしたら日本の素晴らしい教育というものを提供しつつ国際化に向けた環境が整うのか、港区も元からとても悩んで大変だったと思います。しかも議員(自分含む)が議会で取り上げたりするわけでしょう、更に大変だったと思います。昨年9月の一般質問で『東町を卒業した子たちの受け皿の中学校の環境はどうするの?』と教育長に聞きました。そしたら動向を含めて調査をすると。結果もでたようです。

 

これまで東町の国際学級を卒業した子たち、7人中6人が区立中学に進学して日本語指導受けてるんですって。しかも、日本の高校に行くことを考えてね。そうよね、高校受験しなきゃいけないものね。問題用紙にフリガナさえ振られてないわけだし、特別枠っていうものないわけでしょう(あるのかもしれないけど)。日本語の教育環境でがんばれ。というか、やっぱり日本語学習指導ももっとどうにかしたほうがいいと思う。

 

それはさておき。中学校のさらなる習熟度別英語授業は港区の時代にあった良いニュースでした。授業内容等の確定や保護者への説明等はこれからだとは思いますが、どうかこれからもたくさんの地域のみなさんの声を理解していただき、良い区の施策となるよう反映してもらえればと思います。港区さんありがとうございます。ただ、ネイティブ・コースという名前は(仮)ですよね?ね?

委員会報告

image

8月ですね。みなさんご存知ですか、今月含めたら今年が終わるまであと5ヶ月しかないということに…!さて、本日は常任委員会がありました。さよなら保健福祉委員会、今日からこんにちは総務委員会と議会運営委員会。いつものように簡単な報告と、委員のみなさんからのQを添えて。委員会ごとに扱うトピックスも異なりますし、雰囲気も違いますし、なんか色々お作法も違うようで。本日の総務委員会は欠席3名(みなと政策会議2名、東京維新の会1名)でした。

 

1. 港区公の施設の付帯設備使用料等の見直しについて

区民センターやいきいきプラザなどの施設の使用料は色々と改定を行ってきていましたけれど、そのお部屋についてる設備(例えば音響セットとか舞台照明とかコンセントとか)の使用料はずーっとずーっと長い間そのままでした。今回、改めて設備使用料の算出方法を設定しまして、減価償却的な観点から料金改定しました。お安くなった備品もありますし、施設使用の基本料金に含まれる備品もあります。新しいお値段での開始はH29年4月を目標に。

Q: 過去3年の決算額平均で算出するのはなんで?施設使用料算出委員会のメンバーは?お値段見直しで施設使用料という歳入の額とかは動く?など。

 

2. 平成29年度包括外部法人監査人の募集について

1名募集します。応募資格や応募方法や申し込み期間や選定基準及び方法は、これこれこのような感じです。

Q. 応募要項は?選定メンバーは?など。

 

3. 自治体間連携推進の基本的な考え方ついて

港区はこれまで色々と色々な自治体と交流したり連携を深めてきました。これからももっともっと連携を進めていって、港区だったり他の自治体の課題解決に結びついたり、地域の活性化に繋がるような連携を進めていきますね。

Q. 今までの交流の例は?姉妹都市とは違うの?目的を明らかにした連携を考えてもらいたいな、港区と連携したい自治体から模索するのと同時に、港区が連携したい自治体という視点も必要よ?など。

 

4. 土地の購入について

旧協働会館を地域コミュニティや区民協働事業で活用しようと思うので、芝浦一丁目の都有地を50%減額で買いますね。642.93m2でお値段は4億9,400万円です。

Q. どういう使い方するの?スケジュールは?など。

 

5. 土地の購入について ワンモア

旧防衛省高輪官舎でそのままになっているところを、認知症高齢者グループホームと小規模多機能型居宅介護施設の整備用地として、高輪三丁目の土地を買いますね。854.07m2でお値段は8億4,600万円です。

Q. 空き地のようになってる隣接地も買えたら使い勝手がよくなるのでは?など。

 

6. 土地の購入について ワンスアゲイン

二の橋から仙台坂上まで補助7号線という道路があるんですが、いわゆる都市計画道路事業というやつで整備します。三田の方から二の橋と愛育病院から仙台坂まではもう大半終了しているので、最後に残っている間の区域です。10年くらいの予定で整備する予定で土地買収をしていきます。まずは南麻布一丁目の宅地を最初に買いますね。39.81m2でお値段は9,639万8,004円です。

Q. 10年でできるの?都の補助金は?積極的に且つ丁寧に丁寧に土地購入プロセスをお願いね、など。

 

7. 港区財政運営方針(H29〜H34)素案について

区の財政の現状と課題、これからの財政運営の方向性、そして実現に向けた取り組みと、将来課題の先取りする積極的で戦略的な財政運営を目指して運営方針を策定しようと思ってます。パブリックコメントも近いうちに募集しますね。

Q. 自然災害対策の基金と財政調整基金の用途を考えたほうがいいのでは?どのように税金が使われているのかを区民のみなさんにお知らせするのはもちろんいいことで、でも少し用語が難しいかもしれないね、など。

 

8. (仮称)港区客引き行為等の防止に関する条例案の基本的な考え方について

最近港区の繁華街でも客引きとかスカウトとかが目に余るようになり、区民のみなさまにご迷惑をおかけしたり、トラブルも起きています。自粛要請ではもうどうにもならなくなってきてるので、新しい条例として策定できるようがんばります。

Q. 過料を取ることだけが目的にならないようにね、違反者に対して勧告や処分をするのはどこの人?など。

 

9. 港区ながら見守り連携事業について

民間にも協力してもらいながら、子供や高齢者等を見守ってももらう事業です。これ、H27年に東京都がセブンイレブン・ジャパン、東京都信用金庫協会、日本郵便と包括協定を締結してるんですね。港区でも展開していきますのでよろしく。まずは9月にセブンイレブンと協定締結、その他2社とは来年3月までに。

Q. どういう役割で何をしてもらいたいかはどうやって伝えていくの?など。

 

さすが総務委員会。案件がたくさん。

 

さて、議会運営委員会では、先日の第2回定例会で選任された副区長のご挨拶のほか以下2点の報告がありました。

1. 港区議会のHPを見やすくするためリニューアルします。プロポーザル方式を受け、10月に1次/2次審査、11月には委託業者を決定するスケジュールです。

2. そんな港区議会HPにも掲載されていますが、区民のみなさんから受ける請願書のフォーマット(記入見本)をわかりやすく改善します。

 

 

image image

学校が夏休みに入ると色々な地域で夏のラジオ体操が。期間も色々。有栖川公園では365日やってますよ。ちょっと前になりますが(だいぶ前かもしれない)、有栖川公園のラジオ体操流してるスピーカーの調子が悪かったようで健康シニアが少し悲しい思いをされてたんですが、麻布支所に対応していただきましてもうその心配ないようです。

 

あ、区民文教委員会の先輩議員より来年度の国際学級と中学校の英語教育について新しいお知らせがあったこと教えていただきました。H29年4月から南山小学校に国際学級が開設、そして六本木中学校にネイティブコースを設置と。また後日詳しくご報告します。