会派代表者会議 その1

さて、第20期の議会は合計9会派の届出があったことから、各会派の代表者の計9名で色んな決めごととかしていきましょうねという会の第1回目が昨日ありました。1回じゃ終わんないもんです。

 

会派会派いうけど、大丈夫なの?

これはもう、改選後の議会ではもうお決まりとなってる感じもしますが、『おたくのとこ、ホントに大丈夫かなの?』というお節介にもとれるかもしれないガチ本音の『会派のテイ、成してる?』っつー確認作業から入ることになった第20期。驚かない。

 

それもそのはず、揉めに揉めて『ちゃんとやります!』と言って8年間なんとかやってた(には見えない事も多々あったように見えた)ところが、コアなメンバーそのままにパッカーンと2つに分裂したからですかね。

 

まぁ、そんなのはよくある話で。切ったり貼ったり、ぺたぺた。でも、結構な割合で『…ホラね』と思われてるのはこりゃもう否めないですよね。

 

結果として『まぁ、しゃーない認めましょ』となったわけなんですが、会派とは何たるやという事をいろんな人がいろんな考え方を持ってるということは改めてよくわかりました。

 

『会派というもの結成はとても重いからうんたらかんたら』

 

当然のことのように聞こえますが、その割には過去全ての期がスタートする時にアナタ全部違う会派で違うメンバーでお揃えになって4年間待たずにチェンジされたようなことは無かったことになってるのかしら?とか。

 

『会派で判断を一致させなきゃいけないことが未だに腑に落ちない』

 

それなら圧倒的個人主義を主張されるべきで会派を組むというのはやっぱり役職ポジションが欲しい以外の何物でもないのでは、とバレちゃってますけど?とか。

 

『政策協定結べば何ら問題ないのでは?』

 

政党所属と政党無所属における政策協定の重みって天と地の差があるんではなかろうか?とか。むしろ政党、または個人で選挙投票されてるわけだから、会派組むとか望まれてるかどうかすらよくわかんないんじゃない?とか。

 

色々ね、ありますよ色々。思惑も色々。ま、でもしっかりちゃんとやっていこうじゃないですか。1政党だけでまとまって会派作ってるとこだって大変なことばっかですから、おんなじおんなじ。

 

そんなことより個人的にすごく気になったのは、議員のみなさんの傍聴者が多い会派と少ない会派、代表以外一人もいない会派でぱっかーんとだいぶわかりやすく分かれてたなと。気にならないの?どうでもよいの?と思いました、まる。自民党さんはもちろんほぼ全員傍聴します。新人ベテラン関係なく。

 

 

他にどういう類の決め事があるのかというと

登庁板っつーもんがありましてね。↑これは会派組む前のやつなので4年に一度の「あいうえお順」という結構レアな並び。なお、2回ピピっと触るとついたり消えたり。しかし二本指で1回ピっと触るとついたり消えたりする裏技あり。

 

で、この並び順というのを決めてもらったりですね。基本、上段右から人数の多い会派で順繰りいくんですが、同じ人数同士の会派になったら「どっちが先?」というのを当事者同士で話あって決めてもらう必要があるわけですよ。序列的な感じ?ここまず決めないと何でもかんでもその時に「どうする?」とかしなくていいじゃないですか。

 

質問する順番だったり、色々諸々がここで決まるような感じかなと。当事者同士で話し合い。

 

あとは議場の座席とか番号とかですかね。港区議会、44席あるんですが現在の定数は34人です。会派が決まった後に、区議会事務局のみなさんがパズルのようなテトリスのような、そんな感じの『いい感じ』に案を作ってくれます。

 

これでよろしいですかー?いいでーす、一旦持ち帰ってみんなに確認とりまーす、みたいなことがあったり。せっかく作ってくれたんだしいいじゃんこれで、と思う派です。

 

とまぁ、こういう細かなところ含めて色々みんなで初っ端に決めていくのが「会派代表者会議」です。実際の議会運営などが始まったのち、こういうのは主に「幹事長会」的なところで話し合われていきます。その時は線引きがあって、3人以上のグループは交渉会派、それ以下はオブザーバーということになりますので、会派というものはとても大事。好き勝手にやらせろ、権利をよこせ、言う事は聞かないぞ、などなど、そういうことがないようにスタイリッシュにエレガントにやりましょう。

 

 

これから人事とかのことで色々、ね。

議長や副議長、委員会の役割(委員長とかそういう)をどうやって決めていきますかーということは、ドント方式で振り分けてやっていきましょうねということが初日の会派代表者会議で合意がされたわけでして。

 

ドント方式、説明するにもぶっちゃけまだ知識が足りなく、詳しい説明はGoogle先生にお聞きください。とにかく、我々自民党さん11名の一番大きい会派ですから(しかも単独、けどもこれは関係ない)、それ相応の役割を担っていくことになります。

 

これから会派のみんなであーだこーだ言いながら決めていく感じになります。もちろん所属する委員会とかも何にするかどれにするかなど。みんなそれぞれ意見はありますし、希望もある。みんな不満なく円満に文句ひとつなく決定することなんて、ぶっちゃけありません(あったらごめんなさい)。

 

ドント方式か否か、これが決まるまでは基本何にも考えることはできないわけです。だって何がどうなるかわからないし。ですから人事的なもの、現時点では決まっていることナッシング。ゼロですゼロ。

 

そういえば本日、港区政新聞のM編集長がですね、控室にコンコンと来られましてね。人事的なこと、お決まりですかと。ぶっちゃけ、議長はどなたですかくらいの。

 

「まだ何にもですー」

とても残念そうな感じでお帰りになられました。すみません編集長。マジでまだです。あ、でも決まってたとしてもヒミツにしてるかも。

 

注:マジでまだです。