港区議会定例会、一般質問に立ったってよ。

年に4回ある区議会定例会のうちの半分の2回、港区議会自民党議員団では1期生で一般質問に立つ機会を与えていただいております。黒崎ゆういちと小倉りえこ1期生議員、仲良く半分半分かわりばんこで2回ずつ。わたくしの当番は9月と2月、決算委員会と予算委員会のある定例会。つまり一般質問の分も合わせると質問がたくさんなわけです。

 

暮らしの中の日々の疑問であったり、日々道端で色々な方とお話ししている時にヒントをもらってリサーチしたり、日々色々なところでああだこうだというものを文章にしたため、『区民や地域からこういう声がありますよ』と行政に伝えていくお役目。演説している時に噛むのとドヤ顔はご愛嬌。

 

今回のテーマは『マドモアゼル時代をなんとなく懐かしむそれっぽいマダム』、ではなくて『地域包括ケア24時間体制』『外国人児童・生徒への日本語指導』『安定した区職員の適正配置』『自転車ネットワーク整備のあり方』『産業振興プラン見直し姿勢』の5点。区長と教育長に質問しました。

 

初めて聞き出せた情報もあり、ちょっとはぐらかされた感のある回答もあり、質問をするということはとても難しいなあと毎回思います。『なんかいつも強気でモノ言ってすみません』という気持ちもほんの少しくらいはありますが(そら豆くらい)、『いやいや質問させていただいてどうもありがとうございますいやほんと大した質問じゃないんすけどとりあえず適当にそれっぽいこと喋らせてくださいへーへー』な気持ちと姿勢だと、議員の役目も質問の内容もちっぽけなもの(お米粒くらい)になってしまうと思います。どストレートな直球しか投げられていませんが、そのうち変化球を覚えるようになることを期待して、みなさんも暖かい目で見守ってください。

 

さて、そんなことはさておいて。1年前くらいからひとりで一生懸命取り上げている外国人小中学生の日本語学級とか日本語指導。3回目の定例会で新たな進捗がありました。

 

昨年2月:日本語学級はひとつあるし、必要なら日本語適応指導はしてるじゃん。

昨年9月:…日本語指導の必要性とかもニーズ調査します。

今年2月:幼・小・中対象に11月に調査した結果、これから日本語指導が必要な子達が100人を超えることがわかりました!しかも外国人の子達の6割以上が長期で日本で生活していくこともわかりまして!これからのためにも日本語指導は重要です!笄小学校の日本語学級のほかに小学校にも設置すること検討してみますし、中学校にも新たに設置すること検討していきますし!東京都の教育委員会にも教員配置とか協議していきます!

 

いいよーいいよーこの変わり具合。嫌いじゃない。むしろ好き。ご理解いただきましてありがとうございます。国際化ってこういう配慮することもアリなんですよということ、わかっていただけました。区立中学校に設置することの意義は大きいんですよ。ほら、保護者が求める港区らしい国際環境というやつも保たれますし。

 

あ、地域包括ケアに関しても引き続きがんばっております。日本語学級のようなわかりやすいモノが作られるわけでもないし、何がどうだか見えにくいコトに対し、マニアックな提言を続けております。キーワードは『お医者さん、大事』。

 

そんな区長・教育長への一般質問をウェブサイトにまとめて載せておきました。何をどう課題と捉えて質問しているのか、そういうところも知っていただきたいと思っております。かしこ。

H29年第1回定例会がはじまりました。

 

さて、本日より定例会です。定例会、つまり年に4回開催される議会のこと、この4回が『4回ぽっち』であるか『4回も』であるかは立場が違うと変わるんだろうなあというのが2年目にしてようやく気付いたような、そうでもないような。

 

区民『年4で1日につき10日から1ヶ月程度で、しかも議会は午後からとかだろ。もっと議員は働けよ!』

 

限定された期間の拘束という面ではほんとそうですよね。議員の働き方にしても人それぞれで、私から見て『ああ、あの人素晴らしいな』と感じる議員もいれば、『あの人何やってんだろう?』と首をかしげる議員もいれば、『…ああ、ああなってはいけないな』と反面教師な議員もいますし、その辺は議会の中に限らず会社の中でも社会の中でも同じですよね。

 

議会というか定例会というかは、お役所にとってみれば『条例』であったり『予算決算決議』であったり、区の大切な方向性とかを区民の代表たる(微妙な言い方)区議会議員に諮ってもらう機会でありまして。

 

お役所『年4回もある議会に向けた色々な改正の準備が忙しいです!ほら区長にも承認してもらわないといけないですし!』

 

これってつまりは株主総会みたいなものと同じでいいんでしょうかね。感覚的に。どうなんだろう。社内検討を重ね、プレゼンのためにみんな必死で企画・資料を練り、社長のGOサインを経て株主総会へ、みたいな。

区長=社長

庁議=重役会議

区議会議員=株主代表

 

ま、そんなことはさておいて。

 

午前中に議会運営委員会がありました。

 

1. 幹事長会の経過について

予算特別委員会のことについて話し合われたことを報告しますね。理事はこういう感じで、委員長は自民党からひとり、副委員長は公明党と共産党からひとりとなりましたので。はーい。

 

2. 本日の本会議について

日程はこういう感じで。初日は区長の所信表明がありますのでよろしく。はーい。

 

3. 一般質問について

明日と明後日、16日と17日にそれぞれ会派の代表質問と一般質問の日です。順番は決められたようにこれこれこういう順番で。はーい。

 

4. 請願の取り扱いについて

本日17時まで受け付けたものについては今会議中に審議しますね。はーい。

 

5. 本会議の休憩等について

時間の延長とか休憩をいつ挟むとかは議長に一任しますから。はーい。

 

6. 写真撮影の申し出について

いつものように伺いますけどどうします?いいですか?いいですね?はーい。

 

以上

委員会報告

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さて、昨日は総務常任委員会がありました。いつものように簡単な報告と、委員のみなさんからのQなどを添えて。

 

1. 平成29年度第1回港区議会定例会提出予定案件について

これこれこういう事を来週からの定例会で上程します。議案審議に当たらない程度での質問をどうぞ。議案は全部で27件の予定で、そのうち総務常任委員会の担当は7件です。今のところ。

Q: これとかこれとか、こういう情報を示した資料くださいね、など。

 

2. 平成29年度組織改正について

新しい事業ができたり、今までの事業にひと段落ついたりなど、そういう事情に併せてお役所の組織もちょこっとずつ変えますね。例えばこれからお台場近辺がいろいろアレですので『ベイエリア活性化推進担当』作ってみたり、特別区が児童相談所を置くことができるようになったので『児童相談所設置準備担当』作ってみたり、いろいろアレでしたので地域包括ケアは福祉施設整備担当から抜いて保健福祉課の下に置きますわ、とか。4月からです。

Q: 土木監察担当ってなに?担当課と担当係は違うようだけど、担当係と普通の係の違いとかよくわかんない、再任用制度ならではの働き方ったズレあるよね?など。

 

3. 港区政70周年記念日プログラムについて

3月15日が港区70歳のお誕生日とかけまして、この日に婚姻届と出生届を出した方々に港区チョコボールと記念証を発行します。そのココロは、3/15は『最高』の日。あ、あとゼクシィさん企画で当日婚姻届を出す方6組(抽選の場合あり)が届け出挙式(届け出すついでに役所内でプチ挙式)もします。あとは、支所含む役所においでいただたいた方にお花プレゼント(全部で700名さま分先着)。

Q: 意見・コメント特になーし。

 

4. マイナポータル子育て電子申請などへ向けた取り組みについて

国のマイナンバー制度なんですが、ネット上でいろいろ個人の情報とか確認できるような制度を国が検討してまして、そこに自治体が絡む子育て支援関連のものの電子申請ができるようにいろいろこれから仕様を検討してきます。

Q: 自治体独自って例えばどういうものを想定してるの?入力ってどういう風にどういうことやって申請したりするの?など。

 

以上。

地域包括ケア推進会議

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ありとあらゆる国家資格の類は何ひとつ持っておりません。唯一持っているのは車の免許(身分証明書代わり)な私ですが、お仕事でずっと薬の開発をしたりお医者さんとお話したりしてたことからも、医薬品や医療やその類のことはすごく興味のあるトピックスです。『議員として取り組んでます!』と言っていいものかどうなのか、『質問したり提案したり色んな回答引き出したりラジバンダリ(←どこいった)、何もしてないわけではないので取り組んでいると言っても差し障りはないかもしれない』とか考えているうち、『取り組む』がなんとなくゲシュタルト崩壊を起こしています。『取り組んでるのはお役所だ!議員はチャチャ入れるだけだ!』と心の中で叫びたいお役所の方々もいらっしゃるとは思いますが、まぁまぁ。

 

本日、4回目となる『地域包括ケアシステム推進会議』の傍聴に行きました。今のところ議員の中では唯一の傍聴皆勤賞かと。本日の傍聴議員は自民党議員団3名のみ、じみんとうはがんばってますよ。

 

昨年秋の決算特別委員会の民生費ででしたかね、地域包括ケア構築の進め方について6つのお願いという形で淡々とモノ申してみたんですね。『このまま進めても100%混乱するだけで色々とよろしくないですよ』と、もちろんちゃんと理由と目的があってですけれど。多方面からポジティブもネガティブも色々と言われたりしましたし、お役所からも『…そんなにイジメないでください』くらいのこともコソコソ言われたりもしましたが、なんて言いますか、そうですねぇ、ドンマイ(ビシッ)。

 

1. 区役所内の関連部署で方向性を統一してください。

2. 地域包括ケア推進会議の下に別の会議体を作ってください。

3. 区役所と関係機関とで話をして今の医療資源でできる運用方法を探ってください。

4. 各関係機関が何を担うのか合意を取ってください。

5. 必要であれば軌道修正をしてください。

6. 決定したことを地域包括ケア推進会議でちゃんと報告して再検討してください。

 

↑こんな感じで6つのお願いをしたわけなんですが、本日の会議で『2. 地域包括ケア推進会議の下に別の会議体を作ってください』の必要性というか理由をようやくご理解いただけたんでしょうかね、作業部会というものの設置をすることを区が提案し、特に問題も質問もなく会議で了承されました。これから医療・介護関係者で構成する作業部会で課題の抽出、課題整理、課題解決の検討を行ってもらえるようになると。よかったよかった。

 

(つまりね、現場に関わる課題の抽出、整理、解決の検討は今までどこの人がやっていたんだという事だったんですよ…)

 

各委員の皆様方にとっては、余分な会議体がひとつ増えてめんどくさいと思われるのかもしれないです。でも後は実務者による話し合いじゃないと何ひとつ具体性のある運用の可能性がでてこないと思われますので、どうかどうか皆様、部会長、あとはよろしくお願いいたします。ぺこり。

 

あ、本日の会議の中で委員の方から出たひとつの質問が、再来週にする予定だった一般質問の内容とビンゴでした。もう原稿書いちゃったし、答えの内容もよくわからなかったからそのまま質問続行。

委員会報告

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さて、まもなく2週間後に第1回定例会控え、本日は議会運営委員会がありました。いつものように簡単すぎる報告を。

 

1. H29年第1回定例会について

2/15の区長所信表明を皮切りに、3/14まで第1回定例会を開会しますね。今のところ議案が27件に追加が4件です。予算特別委員会もセットになりますので、こないだ幹事長会で決定したことなんですが、予算特別委員会委員長は自民、副委員長は共産・公明、理事は自民党4、みなと政策会議3、公明党2、共産党2の10名になりますのでよろしく。今のところは請願が1件でております。わかりましたー。

 

以上。

 

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あっ、今日は2月2日でにゃんにゃんの日です。