港区議会 保健福祉常任委員会報告

さて、昨日は保健福祉常任委員会がありました。いつものように簡単な報告と委員のみなさんからのQなどを添えて。

 

1. (仮称)南青山二丁目公共施設整備計画の整備スケジュール変更について

えー、何年も何年も前から整備をしようと頑張っておりましたグループホームとか小規模多機能とかなんですが、地域との調整で計画が延びに延びましてという話を事あるごとにご報告しておりますが、開設が令和5年10月としておったところが令和6年4月とまた延期となりました。が、がんばります…。

 

Q: 地域の要望とかお話を本当に丁寧に丁寧に聞いてくれて本当にどうもありがとう、丁寧に丁寧にしすぎて何年も遅れてしまうほどの原因になってる地域の要望ってつまり何なの、など。

 

 

2. 令和2年度の新型コロナウイルスワクチン接種について

えー、皆さん気になるところの港区のワクチン接種ですが、現在誠意色んなことを決めている最中です。来週からの区議会定例会に補正予算の案件を提出しまして、3月になったら周知が開始される予定、そして3月中旬以降に65歳以上の高齢者への接種券などの送付をする予定です。あくまで現時点での予定です。

 

なお、港区ではワクチンに関するページを作りました。リンク先ブックマークやで。ええか、即ブクマするんやで。要チェックや。

 

Q: 副反応とか気になるわ、接種券についてもっと詳しく、接種券無くしましたって人絶対でるわよ、ぶっちゃけワクチン接種って一人あたまおいくらするの、アナフィラキシー用にちゃんとエピネフリンとか大丈夫なのよね、など。

 

 

3. 保育園の園長保育料の上限額の設定について

えー、保育園の延長料というものをですね、保護者の経済的負担軽減をしようと、上限額を定めることにしようと思います。これまでは時間延長をご利用いただく度にそれだけ毎度利用料をいただいていたわけですけれども、ほら今色々とアレじゃないですか、保育料とかも色々アレですし、ですので利用者のデータ等もみたり色々検討した結果「月10回」という回数でくぎりをつけて、上限をそのマックス金額とすることにしました。

 

延長保育が常(月10回以上)というご家庭向けであります。ご理解のほどよろしくお願いいたします。

 

Q: 金額上限を設けることで保護者にとっても助かるロジックがわからないんですけど、表の意味がわかんないんですけど、こういう変更は良いと思うんですけど「保育の質の向上」って理由は全然関係ないと思います、保育士って働き方がシフト制だから延長保育の利用が逆に増えたりしたら大変になりそうだわ、私立園は当然収入減になるからそのあたりちゃんとなんかあるのよね、というか来週から始まる定例会案件の審議事項なわけですけどこのタイミングで報告してくるっていうのがもう意味不明、など。

 

 

4. 令和3年第1回港区議会定例会提出予定案件について

えー、来週からの定例会でこれこれこういう議案が出る予定です。議案審議にならない程度に資料要求などお願いしますです。

 

 

5. 令和3年度組織改正について

えー、今度の4月からですね、区役所の組織が色々いじくられて変わります。保健福祉常任委員会に関係するところではですね、ほら児童相談所的なところが開設しますからそういうところが一部変わったりしますので。

 

Q: 児童相談所の「相談援助担当課長」って何か特別な資格的なもの必要だったりするの、児童相談所の所長って医師じゃないといけないわけではないんでしたよね、など。

 

 

6. 余裕活用型一時保育事業を実施する小規模保育事業所への支援について

在宅の子育て家庭での一時保育ニーズというのが増加する見込みを立てておりまして、ほら今の港区ってものすごく頑張ってきたから待機児童的な数字が改善しておりましてね、改善というかむしろ空き定員が目立つようになってきておりましてね。ですので無理のない空き範囲のある届出をしっかりした事業者さんが、「余裕活用型」という一時保育の実施を前向きに検討していただいてます。ありがたいことです。

3月から周知を始めて、4月から開始のスケジュールでがんばります。

 

Q: 4時間未満は1500円ってあるけどこれって1時間でも1500円って意味なの、えーやだー書き方よくないからわかんなーい、事業者さんにきっちりとサポートをよろしくね、こういうタイプの一時保育ができるようになる条件ってなんなのかしら、など。

 

 

7. ゆらりん港南緑水保育園における委託費等返還金加算金について

えー、1/15に開催された委員会でも報告があった件の続報ですが、不適正受給というやつです。色々区役所でも弁護士を交えながら相談しまして、ペナルティの加算金とかを定めましたのでご報告しますね。

 

 

Q: この違約加算金の基準って安くないですか、事業者からちゃんと報告書的なものはもらえたの、これって詳しい内容公表されるのかしら、ただお金をちょろまかした話じゃなくってもっと酷くって要は子供の命すらおびやかしている類の話であることをお忘れなくね、など。

 

 

8. 港区国民健康保険第2期保健事業実施計画(データヘルス計画)改訂版(素案)及び港区国民健康保険第3期特定健康診査等実施計画改訂版(素案)に寄せられた区民意見について

公表して募集をしておりましたがパブコメは0件、区民説明会では参加者1名で質問件数6件でした。考え方を後日公表していきますです。

 

以上。


 

令和3年度予算の話

さて、先日2/1に港区の来年度予算の内容が発表されまして、毎回区長が記者会見をしてその同じくらいのタイミングで区のHPにも概要案なりそういうのが掲載されますけれども、我々議員も内容を知るのは基本その時です。

 

2月の中旬から予算審議を含む第1回定例会が始まるので、長い間こういう世界にいる人であれば「ああ、そんな季節か」で終わってしまうんでしょうけど、それだとあんまり味気もない上、まるで港区の予算付け含めて港区がどうなろうとしているのかなんてなんの興味もないんだろうなって思っちゃう。

 

なお、区のHPで毎年の予算案の発表記者会見がいつなのかをツラツラーっと調べてみると、今年は2/1(月)、去年は1/31(金)、一昨年は1/31(木)、その前は2/1(木)ということで、基本1/31か2/1な様子。曜日は関係なく。

 

気になるポイント

どのくらいの割合くらいでこの予算案発表を待ち構えている議員がいるのかまったく想像つかないけれども、少なくとも自分はとっても気になる方であります。理由は2つあって、①予算審議の質問を考えて書く時間は一日でも早く欲しい、②これまで取り上げてきたことが反映されているのかどうかを確認したい、からです。

 

ほら、議会質問の答弁って大抵が「検討していきます」「見直していきます」ということがほとんどで、「すぐやります!」みたいなお答えってほぼゼロに等しいんですよね。1度言ったからといって反映されるわけでもなし、とかいって毎回繰り返し言っても反映されるかということでもなく、色んな事情が色んな感じで複雑に交差して結果として反映してもらえたらありがたい。ほら、予算編成権とか地方自治法上色々あるもんだから、こちら側も限界があるのよ。

 

で、もしちゃんと反映されていたことがあるとするじゃないですか。人によると思うんだけど、基本的にこれまで質問で取り上げたりお願いしていた議員個人にも「例のアレ、こうなりましたんで」というお知らせも特段なく、むしろ「いや、アナタ方に言われなくともそんなの考えてましたから」くらいの勢いでシレーっと予算に反映されていたり新しい事業が発表されたりします。

 

なので正直、こちらがお願いしていたことがどうなったかのフォローアップや確認は自力で行わなければなりません。いっぱいありすぎて正直しんどいと感じる時もある。しかもこの公開される予算案には書かれていないことだってあるわけで、確認しようがないことも多々あります。せめてですよ、せめて代表質問や一般質問、決算や予算で取り上げたトピックがピンポイントに発展するものがあるのであれば教えていただきたいところであります。いや、ほんとに。

 

……あっ、アイツとは話したくないと思われている可能性を忘れてた。その時は仕方ないや。因果応報というやつか。

 

港区の予算案の概要

色んな資料がありますので、ご興味がある方はこちらからどうぞ

 

公表されている案の中から個人的にいくつかピックアップしていきますね。個人的なことばかりかもしれないのはご勘弁。

 

麻布十番商店街大通り整備

区議会議員のお役目いただく前から関わっていた地元の歩道整備。2014年からだから苦節7年、お役目いただいてから苦節6年、色んなことを決めていってようやく予算に計上されまして。予定通り。港区さんありがとう。麻布のまちづくり課さんありがとう。この間に異動しちゃったけど関わってくれたみなさんありがとう。

 

なお、今度策定されるであろう港区基本計画案にもばっちり。あぁ最高。これでもう思い残すことは…なんて事はなく、まだ残していることたくさんあるから思い残してることしかないから。まだまだこれからも続く。

 

中小企業・商店街支援

特にプレミアム付き商品券の発行支援、少なくとも来年度また10億円分あるということで一安心。もっとあってもいいんですよ?

 

創業再チャレンジというのもすごくいい。区が応援しますっていう姿勢がみえることがいいんですよ。あとはテイクアウト・デリバリー等支援をもう少し運用を変えていただきたいくらいかな。もしそういう予定なら確認をさせてもらわなければ。あっこれは予算の委員会で質問をしようっと。

 

手続き手数料の無料化

例えば普通に暮らしていたら1年でどれだけ区役所で証明書とか必要になるのかしらという素朴な疑問はさておいて、個人以外にも中小企業・個人事業は色んなものの手数料が高くなりますが、これを無料に。

 

はっ、これが12月の代表質問における「コロナの件は新しい視点で支援をしていきます」というやつか!

 

 

議会ICT化推進計画

前回少しITなお話を書きましたけれども、来年度予算でタブレットがようやく導入できるかもです。まぁ正直ペーパーレスとか言ったってペーパーは置かれるだろうし、完全ペーパーレスな議会運営は難しいとは思うんだけれども、我々(特に自民党さん)がみんなに訴えかけていた一番のポイントは「やるなら行政側も一緒にやってくれないとただデジモノの持ち腐れ」ということでありました。他の方々は導入!導入!だけで何をどうしていくかなど希望も意見も皆無だったもんで。

 

で、↓これなんだと思います?

これね、議会棟の議員控え室のあるフロアにででーんと置いてあるものなんですけれども。下駄箱にも見えるこれ、ポストです。各議員へお知らせのお手紙を入れる下駄箱…もといポスト。区が行う事業とかイベントとかチラシとか、こうこうこういうことがこうなりました的な情報提供を含め、基本紙で色んなものが渡されるわけです。

 

で、毎回委員会終了後のご報告を書いてる時にも載せたりする画像ですけれども、資料だとかも紙で各議員の机の上に置かれていたりしますし、

 

今月からの定例会の予算書とか分厚い資料も机の上にどさっと置かれていたりしますし、基本紙なわけですよ色んなものが。別にいいんですけれども紙は。スクロールするよりペラペラめくる方が便利で早い時だってありますしね。

 

ただね、要はね、区役所に来ないとなんの資料も見れないわけ。例えばメールで送ってもらえますかということも対応されない場合もあったりするわけ。別に機密情報でもなんでもないものすら対応できかねるとかもあるわけですよ。それには色々あって、「議員全員にそうやって対応しているわけではないから」とか、「外部にメール送れる職員が限られているから」とか、役所の都合も色々あるらしいんです。なるほど。民間企業にいた身としてはまったく想像つかない理由が行政にはあったりもする。わからん。

 

「議員は何する事なくともとにかく役所にいること」が美徳とされているようなフシも見え隠れしますし、「(何の役に立つのかわからないけど)5分でも10分でも誰よりも早く情報を入手することがすべて」みたいなことも見え隠れしますし、これだけ聞いてると非常に昭和というかなんというか、うへぇっていうか。

 

まぁそんなことはどうでもよくてですね。要は、「区役所に行かないと何が置かれているのかわからない問題が解決する」であろうということは非常に大きなものだろうと思われます。え?毎日朝から晩まで何することもなく区役所いろって?他にやることも行くところもあるからそれは無理です。

 

例えば共有クラウドサーバーに資料を放り込んで「お時間ある時にご覧ください」でいいわけです。これすら出来なかったわけです。無いですからねそういうサーバー的なもの。というかデータで情報共有ってのが無いですからね。コロナ禍で最初の緊急事態宣言とかその辺りに初めて事務局からのみお知らせメール一斉送信を始めたくらいですから。

 

資料共有以外にも、次の委員会の日程を決める時だって、「候補はいつといつですけどご都合いかがですか」って所属議員全員に電話とかで予定を確認することからですもの。メールでいいじゃんと思われがちですが、全員が全員その方法で行けるわけでもないだろうし。

 

行政側と共に変わっていかなければ、タブレットなんてただドヤ顔でシュッシュピュッピュしたいだけの人がいるだけになっちゃう。で、もちろん議場とか委員会でネットショッピングとかしてフォーカス(古)されちゃうところまでがセットですかね。使い方は個人の良識です、こればかりは。もちろん議会側だってわからない人は学ぶ姿勢がないとダメなんですけどね。

 

とまぁ、自治体によってやり方も目的も色々だと思いますし、議員だって色んな人が選挙で選ばれているわけですからバリエーション豊かなわけですよ。色んなサンプル代表みたいな感じの集合体ですから。毎日朝から晩まで役所にいる人もいれば、一日一回は何時になっても来る人もいれば、週に1度くらいは覗きにくる人もいれば、委員会や議会がある時以外は一切来ない人だっているので。

 

そういうわけで、もちろん費用が絡むことでありますので議会費というところに計上されているわけですけれども、我々の業務向上だけでなく行政側の様々なブラッシュアップにも繋がる議会ICT化ですので、みなさまにもご理解をいただきたく思います。よろしくお願いします。

 

 

令和3年第1回港区議会定例会

ということで、来年度の予算審議も含めた定例会が2/17から始まります。今回の自民党さん会派の代表質問は鈴木たかやさん、一般質問は土屋準さんです。


 

DXへの道

DX。デジタルトランスフォーメーション。聞き慣れなかった言葉も聞きなれるようになった人も多いかと思います。なんのこっちゃと細かな意味はわからんでも、デジなデジデジで新しい価値と組織の変革でいいです。どうも、DXとあるとどうしても「デラックス」って読みたくなる世代です。しじゅうごです。

 

事細かく言うとDXは単なるIT化とは異なるわけで、IT化は方法のひとつでDXはその結果がもたらす新たな社会という感じになるのかなあ。概念とか、ビジネスモデルとか、考え方全般ががらりと変わるようなそういう感じ?じわりじわりと少しずつの変化は目に見えなくとも、気がついたら「あれ、そういえば」というような事がまわりにたくさんあるはずで、それが感染症の影響でスピードが爆進した感じのイメージの方が強いトランスフォーメーションなのではと思います。しらんけど。

 

例えばスマホが登場してからガラケーよりできることはもっとたくさんになったし、もっともっと昔で言うとパソコン通信なんて呼ばれてた時代から考えると、今なんかなんというかテレホーダイどころかテレワークホーダイな世の中になり、IT化が進んだ結果、我々に自由も利便性も色んなものがくっついてきたと。

 

このあたりの社会変化の感覚は、ゲーム機をピコピコと呼んだ世代と、windows95が出た後の変化をリアルでみてきた世代と、物心ついた時から携帯電話がそばにあった世代と、学校でタブレット配布される世代と、全部違うと思う。唯一共通するのは「まさかこんな世の中になるとは思わなかった」と、何十年後かにふと思うであろう事くらい。あのピコピコが今やe-sportsとやらに変革していると、30年前は誰が想像したでしょうね。

 

IT化が進んできたことで通販・e-コマースビジネスがびっくりするほど拡大したこともそうだろうし、「会社のオフィスいらないや」とするところだってあるわけだし、最終形態はなんだ人間の電脳化なのか、データの一元管理化か。攻殻機動隊の世界がリアルになるのか。それはそれで楽しみであったりもする。生きている間に素子さんになれる日もやってくるのかもしれないと考えるだけで胸熱である。

 

そんなことはさておき。

 

行政のデジタル化は常に課題で、要は国で「デジタル庁」とかできちゃうくらいだから、それだけその分野で遅れを取っているから注力したいくらいの気持ちの現れ。民間企業ではいいものたくさん開発しているし、民間企業で色々便利に色んなものを使い倒しているのに、何故か行政は離れ小島でぽっつり世間からの隔たりがあるのは否めない。やれ費用だ、やれセキュリティだと、色んな課題がありますが、ひとつ勇気を出してえいやとなかなか一歩が踏み出せず、石橋を叩いて渡るどころか叩きすぎて壊すくらいなクラッシャーも多いのも否めず。

 

そんなこともさておいて。

 

DXの第一歩はIT化から

以前にも少し綴ったことありましたが(『アイとかCとかTとか』2020.5.20)、港区と区議会はあんまりIT化が進んでおりません。理由は綴ったように様々で、実績PRの導入ありきの不毛な議論が先行しておったもんで、まとめるにもまとまらん状態が何年も続いておったとです。が、ようやく動き始めました。長かった。

 

細かいことは来年度予算も絡むので次の機会に書こうと思いますけれども、いい感じになりそうで。進捗と結果には非常に満足するところでありますが、これからもうしばらくすると「わたしがやりました!」「我々の推進で!」みたいな嘘満載のアピールが色んな議員からばんばん発信されるであろうことを想像すると、それはそれで楽しみでもあります。みんなで、みんなでそうしようって決めたんですよ…うふふ…みんなでね。

 

さて、区役所職員さんが使っているPCには、とあるweb会議システムが入ってます。こんなご時世もあるからばんばん使ってまっせ!という話は特に耳にしたこともなく、非常にもったいないだけでなくもったいなさすぎる上、もっと使った方がいいし使ってもらいたいと常々思っていたわけなんです。特に我々議会側に対しても。

 

何ヶ月か前でしたかね、「区議会だより編集委員会」という附属機関がありましてね。機関というほどご立派なアレではないんですけれどもね、年に4回発行される区議会だよりの編集担当議員が表紙をどれにするだ中身はどうだ的なことを決めるのがあるんですが、そこでお試しで役所が使ってるウェブ会議システムを使ってみようよということになったんです。我々もそれぞれ個人のデバイスにアプリインストールしてね。チャレンジ精神とても良いこと。で、結果としてなんの問題もなく(まぁそうですよね)、2回ほどやりましてね。区議会事務局が手取り足取り議員に指導しながらね。ほんとおつかれさまです。

 

で、折角アカウントあるわけだから、使えるものは使い倒したいじゃないですか。なんせ我々、行政側とのやりとりも少ないわけではなく。区役所だって今やリモートワークが多くなっている上、1対1なら電話でやりとりも可能だけれども、1対複数の場合、みんな時間合わせるところまではいいとして、全員本庁まで集合することが常だったわけ。5分の話をするためだけに。

 

まぁこれもこれまでの色んな経緯とかあるから一概に「めんどくさ」という話ではないようなんですが、どうせ議会のIT化も進んでいくわけだからまずは自分から積極的に「webで!」を進めていこうかなと思いまして。お願いしたわけです。

 

もちろんアッサリいけるわけですよ。自分にとってはとっても簡単で便利なんだけれども、行政側からの感覚はどうなんだろう。今後改めて聞いてみよう。いかがでした?楽チンじゃなかったですか?と。

 

自分のため以上に行政側をおもんばかってるつもりでいるんだけど、多分あちら側の誰にも気付かれていない件

先月くらいにも「webで!」と一回お願いしてたんだけど、ちょっとタイミングも良くなくて延期となり今回の行政側からのwebレクチャレンジとなったわけですが、どうしてもこだわっていた自分には大きな理由があります。それは本庁にいない部門の職員さんをわざわざこのためだけに移動させるってどうなの、と。特に保健所な。ほら、今所属している委員会って保健福祉常任委員会ということで、今コロナ対応まっさかりの保健所が大きく絡むわけです。これからワクチン云々だって色々あるし、保健所めっちゃ忙しい。誰だって知ってる。

 

が、「説明しに本庁にいくなら、気晴らしに外に出るちょうどいい機会」という事も考えられるわけで、一概に「web会議いいでしょ!」とは言えないんだけれども。職員さんだって人であります。なんとも言えん。ねぇねぇ課長、どっちがいい?今度コッソリ教えてくださいませ。

 

DX(デラックス)からDX(デジタルトランスフォーメーション)。亀の歩みでイバラな道。でもこういうのが普通になった先にあるのはどんな議会運営だろうかなって楽しみにしてるの巻。