3回目接種に関する大切なお知らせ

3回目接種、いつ頃かしら?』とご質問いただきます。港区の爆速スケジュールをズバリお答えしょう。でも、本当にみなさんに知っていただきたいことは、『12回目打った後に自治体またいで引っ越した場合』です。これはどこの自治体もそうかもだけど、3回目打ちたい場合は申請ベースや。勝手に送られてはこん。

 

絶対に3回打つわという方、3回目をご検討されてる方、周りにまもなく3回目打つ順番が回って来るであろう65歳以上シニアがいて知っておきたいわという方向けの情報提供です。そういう方がいたら、教えて差し上げてくださいませ。

 

港区のワクチンに関することは全部ここをポチ。

 

おらさいします。港区の場合。

まず、3回目接種券がいつ送られてくるかということ。結論からいうと、勝手に送られてくる方と、申請しなければ送られてこない方がおりますのでご注意ください。特に後者。

 

昨日になりますが、年内最後のお役所稼働日に港区はプレスリリースを打ちました。

これまでシニアは最短で2/1よ〜とお知らせしていたんですが、ホラ国の発表というかそれによって「医療従事者とか施設入所者以外も早めてもいいですよ」的なことがありましたのでね。港区、「そのうち絶対なんだかんだで早め前倒しになるよ、絶対」と予想してましたし、いつでもゴーサインが出たらババーンとできるような準備をしていたわけであります。素晴らしい。

 

↑これが今のとこ最新の発送スケジュールね。接種が前倒しとなっても、最初のほうのシニア向け接種券発送の時期だけは変えられないということなので(1/13発送)、接種開始日だけが2/1から1/14に前倒し。年末年始も挟みますし、3回目接種券に同封するインフォメーションの準備だったり、封入作業含めて発送も役所じゃない外注先にお世話になるので、縮められない日程もあることはご理解ください。

 

ま、多分だけども、予測だけれども、どうせしばらくしたら「高齢者接種が落ち着いたら一般も前倒ししていいですよ」的なことになるんじゃないかなって。なので、その時はその時でお知らせされるはずですのでお待ちください。

 

とまぁ、皆さんよくお分かりのように、自治体は自治体で色々準備をしているわけですけれども、国の言う事で右往左往することがほとんどです。国の判断を無視してやるとかって言うのはできないことで、国>都道府県>区市町村、という順番はしゃーない。

 

で、話は戻りますが、区から接種券が自動的に送られてくる人は、「1・2回目接種を同じ自治体で受けた場合のみ」です。大半の方は「あら、それなら大丈夫ね」です。

 

 

港区へ引っ越してきた方、いらっしゃいますかー?

ワクチンについて何でも詳しくは、港区のHPをご覧いただくか、コールセンターまで。でもコールセンターも12/29〜1/2までお休みなので、おかけになる場合は1/3以降ね。

 

さて、

こういう方、申請が必要になります。だって仕方ないじゃない、転入届には「ワクチン何回打ってから引っ越してきました?」なんて聞くとこないんですから。ということは、未接種の方で最近港区に引っ越されてきた方も、同じことなわけです。打ちたい方、申請ベース。よろしくね。

 

申請方法は、ネット申請もしくは郵送。

 

他の自治体からお引越しされて来た方、年末の大掃除で接種証明書行方不明とか、引越しのドサクサで行方不明とか、多分これからよくある話になると思います。海外渡航とかで必要になる場合とか、インセンティブとかデジタル証明とか必要な方にとっては、接種証明書とか必要になりますもんね。

 

とにかく、ワクチンについて何でも詳しくは、港区のHPをご覧いただくか、コールセンターまで。でもコールセンターも12/29〜1/2までお休みなので、おかけになる場合は1/3以降ね。

 

 

なお、発行申請書はこんな感じです。港区は場所柄かどうかアレですけれども、「海外でワクチン打って来た」という人も少なくなく、しかも海外だと接種証明書的なものもテンプレ異なりますし、ない場合あったりするかもですし。とにかくよくわからない場合はお問合せください。

 

繰り返しになりますが、コールセンターは本日からお休みですので、次にオープンする日は1/3です。

 

 

よその自治体はどうかな。同じだね。

さすがに23区すべて調べに行くのはちょっとしんどく、こういう時にいつも「あ、東京1区で見てみるか」と、港区の他、千代田区と新宿区を覗きにいく自分であります。

 

うん、千代田区も同じだよね。別途申請ベース。

 

うん、新宿区も同じだね。別途申請ベース。

 

というか、新宿区の内容とっても丁寧だな。海外で接種したケースとか治験参加の場合とか、引越し以外のケースバイケースもあるわけだし、港区でも海外で接種後帰国という人も多いんだからこういう情報も載っけてもらうべきだわ。

 

と思った次第です。


 

例の市の例の件で思うこと

思想云々はさておいて、ルールというかやり方というか、議会のプロセスはどこも同じようなわけで、改めて頭の整理をしようと思う。委員会採択本会議否決とか。

 

会派判断がモノを言う

正直なところ、個人的な意見なんですけれども、「会派ってなんだろうね?」と思うところも少なくなく、その一方で「会派によって助けられてる」というところも少なからずあったりするのも事実で、トータル的にもやもやするのは変わりない6年間であります。

 

なお、6年前のことになりますかね、なんか訳のわからんことに巻き込まれて思ったことを綴ったこともありました。今も成長してないですけれど、ただの駄文。

毎日何をしているのかと(2015.5.13)
会派の続き(2015.5.14)

 

ほら、だからといって同じ政党の人だからといって思想が全て同じわけでもないし(注:多分全部の政党がそうとは限らない)、自民党さんなんか特にホラ、色んな人いるじゃないですか。国会とか見てても正直「あ〜仲悪そうだな」みたいなのチラホラあるだろうし、まぁそんなのどこも同じような感じだろうし。そう、色んな意味で複雑。

 

なお、↑の綴ってる内容は2015年選挙のいわゆる「前の期」というやつで、2019年選挙の後では港区議会の構成はこうでした。

 

ちなみに、その後2年で今はこんな感じです。

どこの自治体も同じだと思うんだけど、HPとか見ても会派でまとめられてるもんだから意外に知りようがないパターン多し。会派名に政党名入ってないとなおさらに。

 

 

会派と委員会構成と

で、例の市の例の条例案の内容はともかくとして、所管の委員会で審議をして結果が出たけれども、それを最終日に本会議場で諮ったら委員会とは逆の結論になりましたというやつです。

 

港区議会での例で頭を整理します。議会のお作法的なもの、未だに謎なところも多くて。

 

 

まぁ大体は一番多い会派から議長出して、次に多いところから副議長出します。それぞれの出し方も年高序列の場合もあれば期数のところもあるだろうし、そういうの全く関係なく選ぶ場合もあります。ただ、何をおいても一つ言えることは「ほえ〜みんなそういうの好きなんだ〜」と、役職大好き、クワバラクワバラ。名誉と他より多い歳費頂戴、でしょうかね。たくさん頂くことになるなら、それ相当の責任があるわけですので、しっかりやっていただきたいと思います。

 

で、区議会議員の任期は4年ですが、基本暗黙の了解で2年ごと色々変わる。委員会の構成も、会派の中の役割的なものも。ま、会派の中は色々なのでそれに限らず。

 

こないだの夏頃から、任期後半の人事的なモノは↑な感じ。自分、前半と何一つ変わらず。4年通して保健福祉常任委員会と新コロ特別委員会や。コソコソ言われとんの知ってんで、「アイツどこまで保健所好きなんだよ」と。

 

まぁそんな話はどうでも良し。

 

難しいドント方式とやらで、人数の多い会派から委員長・副委員長的な人数を決めたり、委員会の人数とか会派ごとのポジション選択権とか委員会の序列的な順番(上とか下じゃなくて、順番呼ばれるナンバリング的な意味)とかがあります。ま、それは任期の最初に決めるわけで、後半はそれに倣って「会派の中で人員交代」みたいな感じです。

 

名前と会派だけ羅列されてもイマイチなので、所属政党ごとに分けてみたらこんな感じになります。

 

結構バラバラなのよね、政党別になると。そりゃ思想も違うしモメることもあるだろうわ。たとえ会派が同じであろうとも。もちろん同じ会派でもモメます。

 

 

で、委員会の中の判断の話なんですけど

賛成反対と手を挙げたり立ったり座ったり議決をするのは、年4回ある定例会の中だけです。手を挙げるのは委員会の中、立ったり座ったりするのは本会議場。議案と請願に対して手をあげたり立ったり座ったりします。

 

委員会、例として今の保健福祉委員会での図はこんな感じ。アルファベットはそれぞれ別の会派のことね。委員長だけダッシュつけてますけども、採決に基本委員長は加わりません。議事進行という役目があるので。ただ、そのお隣の宙ぶらりんな副委員長は採決に加わります。議事進行役の代打だからな、ベンチに入っているからプレーヤーであります(例えが悪い)。

 

なお、本会議場における議長・副議長の扱いも同じ。議長は採決に基本加わらず、副議長は加わる。委員会の話に戻りますね。

 

で、例えば左側と右側で判断が分かれたとするじゃないですか。そうしたら頭数の多数決ということで、この場合は「不採択」という結果になります。

 

で、例えば更に判断が分かれて、頭数で同数になるじゃないですか。こういう時に初めて委員長が「沙汰を下す!」と出番がやってくるわけです。これが委員長裁決。サイの字が「裁」だか「採」だか違いがわからんけど、お沙汰であります。委員長が属する会派の判断になりますね。

 

個人の判断じゃねーのかよ、と時々聞かれたりするんですけどね。うん、個人じゃない。時々個人で責任もたせてくれよと思う時もある。でもダメぽいの。会派でまとめることが大事と。まぁ、委員長とかそういうポジションも「会派人数」が大きく関わっているわけですから、「そういうポジション与えられたのも意見をまとめることが前提」となるわけで、個別で全ていいとなれば会派制度もなくてしまって、ポジションなんかアミダかジャンケンで決めてしまえとなります(そうしてしまえと思うこともあるけれど、ならない)。

 

未だにモメてやらかしてる会派もあります。悩みは尽きない。外側からは見えない、ドロドロしたやつたくさんある。

 

で、これで委員会内でのお沙汰が下されたわけなんですが、ちょ待てよ。これって全体の見解が反映されているんでしょうかねという疑問が出ます。疑問というか、問題が2点あるわけですよ。

 

まず1点目:バックにいる人数が反映されてない

 

さっきの図ですけれども、ドント方式的なアレで、各会派で割り当てられる人数が決まるわけですよ。でもね、名目上、会派を代表して割り当てられているわけなんですよね。

 

そう、我々委員のバックには、これだけの人数がいるんです。

 

なので、たまたま人数の少ない会派で賛否が分かれたとして、委員会の中では同数となって委員長裁決となったとしても、バックに背負ってる人数が違う結果となることもある。多数決だけど、多数決じゃない的な。

 

次に2点目:全部の会派が一つの委員会に集合してるわけじゃない

 

委員会の中だけでお沙汰が下っても、全員いる場で「委員会の中ではこういう沙汰が下ったんですが、皆さんいかがですかー?」と問う場が最終日の本会議場なんです。立ったり座ったり。いいでーすサンセーイ!という方々はかなりの回数の立ったり座ったり、スクワット運動を強いられます。

 

時々思います、逆にしてくれよと。ただ、港区議会規定で賛成は起立と決められておるので、逆にするには色んなもんを改正していかなきゃいけないので、面倒だから多分このまま。…ちぇ。

 

議事録にもあるけれども、議会の最終日はこういう感じで委員長が報告をして、それに関して「委員会内でのお沙汰に賛成」「委員会内でのお沙汰に反対」と、全議員に確認するわけです。

 

なお、同数の場合は本会議場でお沙汰を下す場合もあり、その役目は議長です。欠席なら「ー」、気に喰わないとかまとまらないとかこぞって退席の場合は「退席」って書かれます。

 

港区議会のHP(審議結果)でもみれるけど、年4回発行されてる区議会だよりにも書かれてます。

 

ま、色々あります。色々ね。

 

 

訂正してお詫び申し上げます。

タイトルに「例の市の例の件で思うこと」とありましたが、実際の内容が異なり正しくは「例の市の例の件で地方自治体の議決プロセスに関しほんの少しでも興味がある方に向け、港区議会での例えを挙げてわかりやすいつもりで説明した件」でした。訂正してお詫び申し上げます。

 

ま、色々あります。色々ね。ムズカシイネ。


 

 

 

港区議会 保健福祉常任委員会報告

さて、本日は保健福祉常任委員会がありました。いつものように簡単な報告と委員のみなさんからのQなどを添えて。施設改修とか給付金とか3回目ワクチンとか。

 

1. 台場コミュニティぷらざ等大規模改修工事に伴う台場高齢者在宅サービスセンターの運営について

えー、お台場にある施設の大規模改修なんですけれどもね、工事自体は来年の9月からなんですが、利用者もいらっしゃいますので早め早めにスケジュールを。広報みなとや区のホームページでのお知らせはまだ先になりますが、今月来月で利用者の方とかご家族、介護事業者などへは周知開始しますね。ユーザー第一に。

 

Q: 定員あるけど今何名利用されてるのかしら、利用者の調整はちゃんとつきそうなのね、お風呂利用も大丈夫そうなのね、運営側の事業者に対してなんかすることあるんですか、など。

 

 

2. 国民健康保険及び後期高齢者医療制度における傷病手当金の支給適用期間の延長について

えー、3ヶ月おきに報告がありますが、国保と後期高齢者の方のコロナ傷病金の延長のお知らせです。今回も3ヶ月の延長で、年度末3月31日まで。

 

Q: ほら第5波の時って数増えたりしたのかしら、など。

 

 

3. 令和3年度港区子育て世代への臨時特別給付金の追加支給について

えー、9月児童手当を受給している人を対象にですね、12/24に第1弾、12/28に第2弾で5万円ずつお振込みしますね。対象となる方へは港区からお知らせがいくわけですけれども、港区のHPに詳しいお知らせも載ってますのでご覧くださいませ。

 

 

Q: 国会とかマスコミが騒いでいるように9月に離婚した場合はどうなるんですかぁ、必要な方にしっかりと届くようによろしくね、港区はなんで分割にするんですかぁ、など。

 

なお、よく聞く「事務費がうんぬん」というやつですが、お知らせをお送りする紙だとか印刷だとか送料だとかの他、もちろん振り込み手数料とかそういうのです。

 

 

4. 新型コロナウイルスワクチン3回目接種について

えー、こんな感じです。基本、2回目の接種が終わった方へ時期を見計らって接種券をお送りしますという感じです。慌てないで予約をお取りいただくことは変わりません。

 

えー、港区のワクチン特設ページにはもっと丁寧に書いてありますけれどもね。

 

Q: ワクチンの供給見込みはいかがな感じなの、とにかく1回目2回目と同じ場所で同じようにと思っている高齢者もいたりするので情報提供はきっちりね、早め早めの情報提供よ、接種券送られてきた時にどっちのメーカーのワクチンを打ったのかわかるようになってるのかしら、など。

 

ご注意いただきたいのは、「すべてにおいて前回と同じというわけではない」ということで、前に行った接種会場では今回やらないというところがほとんどですし、ファイザーとモデルナとお好きな方打ってもいいし、集団接種じゃなくて近所の医療機関でも打てるようになるし。いずれにせよ、慌てないでくださいね。まずはお医者さんたちから打っていただくので。

 

 

5. 小規模保育施設の閉園について

えー、とある小規模保育施設が来年度いっぱい(R5.3)で閉園するという連絡が運営事業者からありました。現在来年度の保育園入園プロセスの真っ最中ですが、希望をしている保護者とか在園中の保護者とかに丁寧に説明をしていきます。なお、定員15名で現在2名在籍の小規模園です。

 

以上。


 

先週、年内最後の議会が終わりました。

最近は、『3回目はファイザーとモデルナどっち打とうかなー!』って考えてます。6ヶ月でも8ヶ月でも何でもいいけど、まずは医療従事者の方々終わるまで慌てないで待とうね。インフルは打ったお。

 

先週、年内最後の定例会が終わりました。

議会の中の御作法的なもの、正直なところ、何が正しくて何がおかしいのか未だにわからないままの(正しくは『理解ができない』)自分なわけでありますが、決して『慣れてしまった』と口が裂けても言いたくないのであります。なので『わっかりましたー!』と100%肯定することはなく、いつも何かしらにイチャモンつけて文句垂れる性悪な感じになってるのはそのせいなのかもしんないなあと、しみじみ感じる12月であります。

 

フォーエバー素人。だから常に反抗期。自分でも常に思います、ヤッカイだと。でも議員を『センセイ』って呼ぶナラワシは滅びた方がいい思うことだけは変わらず。議員同士でセンセイセンセイ呼び合ってる姿って超絶に滑稽。でも呼ばれたい人がいるのと呼びたい人がいるので、ある意味需要と供給がしっかりとマッチ。我、そこに入ラズ。

 

『んなもん、気分良くさせるためにそのくらいやったらどうだ』なんて言われる事もあるけれど、嫌なものは嫌ざんす。絶対呼ばないポリシー。

 

 

個人と会派

議会の中で、特に議会運営に関する不思議に『全会一致』というルールがあります。字の如く、全ての会派が同意見という意味で、『議員として選ばれしもの1人足りとも違う方向向いていたら、まかりならぬ』というルールです。1人というか、1会派。

 

その割には議決は多数決なんですけれどもね。

 

議会の中をこういうルールにしようよ、と誰かが提案したとしても、1つの会派が嫌ですぅと言ったらナシ。

 

何でしょうかね、議員定数を区民人口の少数サンプルとして、その議員全員がイエス又はノーである、いわゆる『少数サンプル100%の同意=区民の総意』みたいな感覚なのかしら。それがどれだけ重要なのか正直知らんけど。

 

その割には議決は多数決なんですけれどもね。

 

なので、なんか妥協案とかかけ引き取り引き(文字にすると非常に悪いことをしている印象)がない限り、全会一致にはなりにくいというのは個人的にとてもマイナスポイントなのではないかなっていつも思うんです。

 

『そんな規則、変えちゃえよ』

 

ここ数年、色んな不祥事とか不祥事とか不祥事とかありまして、色んな方から『なんでそんなルールなの?』とか、逆に『なんでルール無いんだよ』とか言われます。新しく作るにしても、おんなじ。1人でも異なる意見の会派があったら、まかりならぬ。そして会派の中でも結構モメる。10人10色。

 

その割には議決は多数決なんですけどね。あ、役所が出してくる議案を賛成反対するのと、議会の中で議員達がああするこうするは別扱いです。

 

 

全会一致じゃないと、申し合わされない

『議会運営委員会に関する申し合わせ事項』っつー1718年くらい変更なしのものがあって、ここによると『委員会の議事は第一号の規定の趣旨に沿って、全会一致で決するよう努めるものとする』と書いてあるんです。自分はこれを読んで思いました、国語が苦手な自分は思ったわけです。

 

なんだ、努力したけど決裂の場合は全会一致である必要ないんだ』と。文字をそのまま読んだ自分です。どうもどうも。でも聞くところによると自分の理解は間違っているようで、『全会一致じゃないと』という見解しかなくて、うーんムズカシイネニホンゴって感じ。『決しなければならない』ならわかるんだけど。

 

なお、第1号とやらはこういうの。連絡調整をはかって円滑チャレンジ。

 

ま、『みんなで決めました』というのが必要なのかしらね。『オレらは反対なのにアイツらが勝手に強行しやがって!』みたいに喧嘩材料ばっか増やしても仕方ないし、なんか変な実績アピール合戦でみっともないエンドになりかねない危うさがあります。

 

自分で言うのもなんだけど、結構しょーもない小競り合いが見えないところで結構あったりします。なぜなら、みんな仲良くやろうよ、なんで1ミリも思ってない個の集まりだから。都合良い時はいい顔して、自分のために相手を蹴落とす。それが議員という生き物らしいですよ。あーやだやだ。

 

あ、ちなみに昨年のことにはなりますけれども、全会一致で『ある一定期間連続で欠席の人は議員報酬削減しようね』というのは決めました。時々はまとまることもある、うん。揉めたけど。

 

 

例えば意見書ひとつとっても。

『議会でまとめる意見をお前はどんだけ軽視するんだ』ということを言われてしまいそうなんですけれども、正直なところ『政党の思惑が絡みまくってる意見書は本当に区議会でまとめるべき意見なんだろうか』とか、毎回の定例会で感じるんですよ。

 

『ウチの政党のポリシーだから、これ意見書として出したい』

『いや、おたくの政党の考えはウチの政党と真逆だから』

 

まとまらず終了。

 

『頼むよ、出したいんだよ意見書』

『ここの表現をこうこうこう直してくれたら前向きに考えるけども』

『一言一句修正はまかりならぬ』

 

まとまらず終了。

 

『たまにはウチの会派からこういうの出したいんだけど。おたく出した意見書も何回か賛成してあげたでしょ?』

『それとこれとは別、考え方に賛成できない』

 

まとまらず終了。

 

この手のやりとりを眺めてるとですね、『意見書ってなんだろう』とどうしても感じてしまうんですよ。意見書を通したい理由というのが、極めてうんざりする類の政治的という印象が強かったり、はたまた『オレ、やったったぜ!これで一票!』な個人的な超絶アピールだったり、誰のためなのかなあって。思っちゃうんですよねえ。

 

『何もやってないと思われるのが嫌だから、なんかやってる感を出すのが意見書』ということも耳にしたことがあるわけで、ますますなんのこっちゃわからないもんであります。なお、出した意見書を受け取った側がどう対処しているのかな。地方議会、どちらかというと出したら満足しちゃうフシあるんじゃないか。

 

ま、そもそも、会派同士で意見が合わないどころか、会派の中ですら合わないことがほとんどですものね。同じ政党所属でもみんな別人格、思いを馳せることも考える未来も別。それでも会派によっては政党から当たり前のように指示のようなものがくるんだろうか、そのあたりはよくわからないんだけども。

 

 

なんだかんだ結構モメる

定期的に提出される請願というものもあります。慣例でみんなやるもの的なやつ以外、自分、基本的に請願に署名しての紹介議員にはならないポリシーです。そうなりました、前期でうんざりする目にあったので。

 

あっアイツひでえ冷てえ奴だな、って思われるかもしんないけれども、人には色んなポリシーがあるものです。例えば『会派とは違う考えだけど個人的に署名』とか、『出されるもの全てに問答無用で署名』とか、『知り合いだからルールを捻じ曲げてでも署名』とか、『票になるかもしれないから署名』とか、『何とも思わないけど言われるがままに署名』とか。なので別にアリだと思いますよ、全ての請願に署名しないポリシーの人がいても。

 

港区の自民党会派さん、前期初当選した時から自分が教わってきたのが『請願審議をする委員会に所属する議員は署名するべからず』です。ハッキリ覚えています。だって『審議前に署名したら賛成ってことだから、会派の意見云々は関係なくその委員会のいる議員個人の思いのままになって、会派の意味をなさないだろ?』と言われ、すごく納得したことを覚えてます。

 

時々あるんですよね、というかこないだの定例会でもありましたよ。会派の意見がまとまらなくて色々とすったもんだ的な。署名と審議の結論が異なる矛盾とか、議会の中にいる人は気になるもんです。

 

ま、会派の存在意義は未だに納得はしてないんですけどもね。素人だの議員経験が浅いだの、よくバカにされますけども。そりゃ、票に繋がる行動のみを追求するのが議員だみたいな常識なら、自分完全に素人っすわ。それで結構結構。頭オカシイ(お互いに)。

 

あ、平等に請願署名しなくなった一番の大きな理由は別にありましてね、『子供に関することだからウチは女子が全員が署名しとけ』とか言われたことがありましてね。なんなんだよその言い方!すげえなさすが自民党!ダッサ!と超絶にムカついて拒否したことがあったのであります。

 

ま、そんな会派内のルールも『票のため』とか『イメージアップのため』みたいな個人の都合で捻じ曲げられることも時々見受けられ、また会派によってはそんなの関係ねえというところも素敵な多様性、そういうのに違和感ありまくりなので、辛いこともあるのも事実。政治好きじゃないとか団体行動が苦手なその辺のおばちゃんにとって、組織な議員のお役目ってしんどいこともあるなって改めて思う。

 

……いや違うな。ダブルスタンダードにならざるを得ない時があるから辛いんだな。立場によって色々。

 

ま、とにかく、ルールを『全会一致から多数決で決めてもいいんじゃね?』に変えようとするだけでも、細かく言えば『全会一致』にしないと変えられないんですよねえ。…いや、多数決で良いというもんでもないな、この類は確かに……特定の目的をもった組織的な行動が多くなってしまうのは目に見えてる。それはよろしくない。

 

と、本日はオチも何もないただの戯言の日だってあるよ。人間だもの。


 

みんな大好き、港区プレミアム付き商品券〜電子もあるよ〜

本日より申込開始です。初めての試み、注意事項ありますので、特設サイトをよくご確認の上お申し込みくださいませ。

 

申し込み期間:12/112/17

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電子は10億円分!紙は5億円分!

スマホある人は電子オススメ!紙よりは抽選になりにくいかも!?

注:電子と紙OK、電子だけOK、紙だけOKの店舗が分かれてます。

いつもの設営も完了。12/1現在、我が麻布十番商店街は電子と紙OK68店舗、電子だけOK14店舗、紙のみOK37店舗です(お店屋さん次第ですが、2月の発売までに増えるかも?増えたらいいなあ)。

閲覧用をぶら下げておいてやったぜ。

 

現時点での使用可能店舗一覧はコチラから。

商品券詳細、お申し込みはコチラコチラから。

 

よろしくどうぞ。かしこ。


ワクチン会場にはひとりひとりのドラマがあるんだ

アルファから始まって、早オミクロン。ギリシャ文字なんですよね。なんか聞くところによると、2つばかり順番すっ飛ばしてオミクロンとか。なんかもう数字でよくね?的な感じもしますけども、なんか超合金的なイメージな件(独断と偏見)。

 

なぁ、港区いつまでワクチン打ってんの?

なんて時々聞かれます。もちろん「もういいんじゃねーの?」的なニュアンス込みで。いやいやいや、うんざりするまで打ってもらいたい。もうすでに疲弊してるけども、それでも打ちたい人がいる限り接種機会の提供はすべきであります。と、自分は思ってます。

 

港区のリソースと税金使って、住民税収めてもないヨソの人に打つの?」なんてことも時々言われます。それ言われるとちょっとグゥとなる時もあるけども、それでも期待される効果というリターンの方が大きいと信じてるから、「ベストじゃなくてもベターは心掛けたっていいじゃないの」と、できるとこが担ってあげてもいいじゃないかと、真剣に思ってるわけですよ。

 

今、8月9月の時ほどワクチンってどこでも打てるわけではないんですよね。自治体によっては「もう行政の分はとっくに終わっちゃったんで、あとは自力で打ってくれる病院探してくださいね」と言われることもあったりしますし、東京都はまだ都庁とかでやってくれてるのは助かるけど、国のやつは先日終了しましたし。

 

今から打とうかなと、大半の人は「え、今なの?」と言うかもしんないけど、今からやっぱり打とうかなと思う人もいるんですよ。そういう人達への接種機会を残す、しかも継続運営している自治体をもっと褒めてもらいたいと思うんですよね。要は港区って数少ない素晴らしい自治体なので、みんなもっと褒めて。頑張ってくれてる職員さん達を。

 

病院とかでももうやってませんというとこも多いんです。これからの時期はインフルエンザ予防接種に注力したいから余力ないという理由とか、予約調整するのが想像以上にしんどかったからとか、病院さんは病院さんで色んなご苦労があるようです。

 

3回目に向けてそっちに注力というのもわかりますけども、2回終わらないと3回目はやってこない。2回打つには1回目打たないと。その1回目の機会がお住まいの自治体でないところが多いわけ。あんだけ最初の方メディアで持ち上げられてドヤ顔して「ウチの区は早いです」連発してたようなとこですら、集団接種会場閉めるのも早かった。

 

おかげでそういう自治体にお住まいの若い人達、今から打ちたいけど打てないと難儀してますよ。そして港区に打ちにきてます。都庁行くより近いもんね(距離の問題じゃないかもだけど)。

 

御成門駅、大門駅、芝公園駅、六本木駅、あと品川駅とか、改札そばの目立つところにポスター貼らしてもらってます。最寄りの都営に関しては、かんの弘一都議会議員のご協力もあり。あざす。

 

 

なぁ、どういう人が打ちに来てんの?

なんて時々聞かれます。港区の住民も、港区じゃない住民も、今から1回目の人も2回目の人もいますいます。近隣区の人もいますし、ちょっと遠いとこの人もいますし、東京都民じゃない人だって。12歳になりたてホヤホヤの子も保護者と一緒にきてくれますし、パートナーと一緒に来る人もいますし、接種済みの人が付き添いで励ましながら打ちにくるパターンだって。要は色んなとこから来てくれます。

 

住民票動かしてなくて、住んでるのは都内だけど券だけ今になって地方から取り寄せたと考えられるパターンだってあるわけです。都心部あるあるですよ。単身赴任も含めたそういう『住民票未移動案件』は住所地外接種届というやつを出せば打てるんだけども、それが機能するのは自治体集団接種に限るみたいなとこがあって、それがもう多くのとこで閉めちゃってる。いちいち病院に問い合わせるのめんどくさいし、ネットで検索したら港区誰でも打てるよって知られることにもなります。選択肢ないから。

 

それもそのはず、港区は我の念願の『誰でも接種』で接種券持ってれば誰でもいらっしゃいと、懐と器の大きさを日本全国に見せつけているんです。まぁ事情もあるわけですけどもね。昼間人口の多い港区ですもの、住んでる人の何倍もの人数が区内にいるわけじゃないですか。人口26万で、昼間人口100万人くらいはいくんじゃねーの?とにかく区としてそういう判断にカジを切ってもらえたのには感謝してしてます。ほんとよ?

 

で、自分は週2回、9月から変わらず接種会場覗きにいきます。未だに行きます。行けなかったのは体調良くなかった日とお誕生日だけ(←言い訳にはならない)。で、色んな人をみますし、色んな話を人づてに聞きます。

 

『◯◯県の接種券みました!』

『◯◯の予診票、色付きでした!』

『◯◯区の予診票、接種時間の記入欄あって驚きました!』

 

中の人が盛り上がるような話だって、自分は聞いてて楽しいわけですよ。

 

聞けそうな時に『どうやってここの接種知りました?』と職員さんに聞いてもらったりもしてます。だってこちらとしては『今まで散々機会があっただろうけど、何故今なの!?』が知りたい。

 

『やっと仕事が落ち着いて』

『勤め先最寄駅でポスターみたんです』

『いやぁ、旅行行きたくて』

『年末年始、実家に帰りたいんですよね』

『飲みに出かけたくて』

『本当は打ちたくないけど、接種証明ないとそろそろ厳しいんでしょ?』

『職域のモデルナ難民でした』

『1回目の後にコロナかかっちゃって。治ったら接種終わってまして』

『夜遅いこの時間しか自由がなかったんです』

『◯◯区役所に問い合わせたらもう接種終わってて。港区を紹介してくれました』

『今からでも打てるとこ、病院の先生が調べてくれました』

 

特に、時間帯とかが理由だった場合とかは、『もし◯◯時に閉めてたらこの人は接種機会をずっと逃しっぱなしだったんだ』となるわけで、開けててよかったミッドナイト接種(毎週19〜24時@東京グランドホテル)とシビれる感動をもらうわけです。

 

こういう時、みんなで『いやぁよかったよかった、これも24時まで開けてたからこの人は打てたんだ』と、よーっし!よーっし!と小さいガッツポーズと共に我々もモチベーションを高めているわけですよ。というか、こうでも思ってないとやってらんない仕事量ではあります、職員のみなさんは。ありがとね。

 

港区のじゃないとこにお住まいの接種券忘れてきてしまっても『もし今から取りに戻ったとして、24時まで戻れるなら打てますから!我々待ってますから!』と伝えたケースもあり、本当に戻ってきてくれた時は感動したし、『あの!トラブルで予約時間に行けないんですけどすごい遅くなら間に合いそうなんですが大丈夫ですか!?』というケースもあり、本当にギリで来てくれた時も感動したし。

 

そう、今のワクチン会場にはひとりひとりのドラマがあります。

 

んで、少なくとも自分は『来てくれてありがとう』と思ってる。職員さんもみんな同じだと思うんだけどさ。だから、お帰りになる際に「お疲れ様でした」じゃなくて「ありがとうございました」って言うんだ。

 

 

なお、「あきらめないで」の真の意味

港区のTwitterでもマメに投稿を続けてもらい、数週間前から突然出現したキーワード「あきらめないで」。我々の世代、どうしても某女優さんがふぁっさーと髪を靡かせながら「あきらめないでェ!」と微笑む姿が脳裏に浮かぶお年頃です。

 

これ、そのまんまの意味で「予約してその時間に間に合わなくともドタキャンしないで大丈夫だから!火曜なら22時まで、金曜なら0時までギリギリまで待ってるから!来れるならおいで!」というやつです。

 

いやぁ、結構多いんですよドタキャンが。ドタキャンというか、どちらかというとNO SHOW。予約だけ入れて来ない。や、別に急に予定が入ることは珍しくないから全然いいんです。予約キャンセルしてくれればよかったりするんだけども、そういうのすらない場合もすごく多かったんですよね。ほんとに。

 

で、我々雑談の中で色々話をするわけですよ。「やっぱりキャンセルするということ自体めんどくさいのかなあ?」とか、「忘れちゃったのかなあ?」とか。で、ふとひとつの可能性を思いついたわけですよ。

 

【予約時間に間に合わないからそのままスルーしただけかもしれない件】

 

なので、ギリギリまで待つから諦めないでいいからね!という意味を込めて、そういうキーワード入れようぜとなった次第です。

 

 

港区の「誰でも接種」は延長します。

1回目は1月末まで。2回目は2月末まで。どんと来い。今のうちにおいで。ただ、1月になると開けてる時間が変わるので要注意。火曜日は午後10時→午後9時まで、金曜日は午前0時→午後10時に変更になります。年内は今のまま。

お知り合いにオススメください。まだ打てるよ。港区は、港区のために接種券持つ人誰にでも打って港区全体の感染拡大防止努力を継続するよ。

 

誰でも接種の情報はコチラからどうぞ。

 

 

あ、そういえば本日より3回目接種

まずは医療従事者向けの3回目接種が今日から始まりました。多くの関係者の方々はお勤めとかの医療機関で接種したりする場合が多いのかもしれないですけど、ほらそういうのじゃないパターンもあるじゃないですか。港区はスポセンで本日より開始です。

 

なお、一般の我々はもう少し先。医療従事者の皆さんの次は5月〜6月に接種した65歳以上のシニアの方、そしてその後7月以降に接種した一般の番。メディアで8ヶ月だ6ヶ月だと色々また混乱するようなアレがありますけれども、「お医者さんたちが打ち終わるまで、まずは待ちましょうよ」ということでよろしくどうぞ。

 

順番に来ますから慌てない慌てない。