全力で仕事もするし、全力で遊ぶし、全力で食べるし寝るし、全力で猫と遊ぶし、休日はそこそこのパワーでデータ整理とか書き物してます。やる気スイッチの代わりに全力と微力の切り替えスイッチだけあるのが港区議会議員の小倉りえこ、どうもどうも。微力じゃなくて全力でやってます、ポケモンGO。今のところ日本国内で捕まえられるポケモンは残り1匹です。
『えーもうやってなーい』とか『流行りは終わってない?』とか『周りでやってる人ほとんどいないよねー』とかよく言われますが、いるいるまだまだいっぱいいる。マイペースでやってる人いっぱいいる。ほら、不忍池とかお台場のネガティブな内容でニュースになるくらいにいっぱいいる。いるよー。まだまだいるよー。ほんとにたくさんいるってばよ。
先日の一般質問の折、自民党会派の先輩議員が『ポケモンGOによる地域活性化について』という、非常にタイムリーな話題を提供してくれました。今月初めにニュースになってましたが、東北3県と熊本県が被災地復興支援として開発企業とコラボをすることになり、宮城県ではそのための3000万円を補正予算案に計上するとか。そんなことで人なんか呼べるツールになるのかしらと疑問に感じる方ももちろんいらっしゃると思います。ゲームとマンガとアニメの力を侮るなかれ、目的のためにはハンパ無い未知の経済力を発揮することも少なく無い。
もちろん私も同じこと考えます。地域振興もそうだけど、商店街振興とかもね。行政側にもそういう気概のある方いらっしゃると思うんですよ。もちろん『ブームに乗っとけ!』とかいう目先のことしか考えるんじゃなくて、『そういう手があったか!』というベクトルでですよ。
で、もちろんポケモン探しに朝のお散歩、夜のお散歩、区役所まで歩いて往復したり、ルール違反や危ないことはないようにしながら夫婦で1日15キロは歩いちゃったり、友人とお出かけしたりしてたわけですが、今まで感じたことないような観点でモノゴトが見れるいい機会でもありました。
ポケモンGOに関してネガティブなこと言ったらキリがないです。やれ歩きスマホだ、やれ車が危ないだ、やれ自転車が危険だ、入っちゃいけないとこに侵入しただ、ゴミ箱溢れかえって汚いだ。これは大部分がモラルの問題で、ポケモン関係なくあるんでしょう。でもポケモンで改めて浮き彫りになったということは否めず。
じゃあポジティブなことはどんなことかと考えてみました。『外に出るようになった』『よく歩く』『世代を超えたトークネタができた』、これくらいはよく聞くこと。まあ、悪くはない。これだけじゃあまり面白くないので、これからなんかどうにかならないかなと気がついたことをいくつかメモとして。
1. マイペースで続けそうなのは年齢高めの層。
2. 意外に知らなかった街のスポット。
3. スマホやタブレットに興味を持ったシニア層の増加。
4. 街には行くけど、飲食以外の購買に繋げるにはまだ何かいい方法があるはず。
5. ウェルカムなお店と、長居されると困るお店があるのは仕方ない。
6. 充電にコンセント使っていいですよという店舗が少なめ。
7. Wi-Fiが干渉しすぎてちょっと面倒な時も。
8. 自転車シェアリングの認知度&利用者上昇。
『ポケモンGOの何が楽しいの?』と聞かれるたびに『昆虫採集みたいなもんです。トンボからヘラクレスオオカブトまで、昆虫図鑑を埋める自由研究です』という回答がどうかはおいといて、色んな意味でインパクトと可能性と課題のあるモノゴトってやっぱり面白い。だって多分誰もポケモンGOで4区連携シェアサイクルの認知度高くなるって想像もしなかったと思うのよね(自転車乗る時は移動ついでで立ち上げておくくらいにしておきましょう)。