港区議会議員選挙 ラスト。投票へいこう。

選挙戦最終日。最終街頭演説というマイク納めで午後8時までの活動が終わりました。明日は投開票日、区民のみなさんから信託を受ける日です。小倉りえこ、必死に頑張ったのはこの1週間の選挙戦ではなく、この2期8年間であります。

 

小倉りえこ、自民党、麻布十番。この1週間、とにかくこのワードを連発しました。だって小倉りえこ、麻布十番を活動拠点とする地元議員。自民党の活動エリアで限定された中で、ここしかない、麻布十番しかないんだと、地元の意地とプライド、地元愛だけで生きてる。マジそれだけで生きてる。ガチなサバイバル。

 

「アナタのことはちゃんと見ているから」、この言葉を頼りに不安な中8年間の議員活動。名前が前より浸透もしたし、でも知らない人もまだまだいっぱい。この1週間は本当にたくさんの方からよく言われました。

 

「アナタ、これだけやってみんなわかってたら選挙運動なんかしなくとも安泰でしょ?」

 

いえいえ違うんです。選挙というのは本当に怖い。

 

「あの人、すごく盤石で安泰で大丈夫だからこっちの厳しそうな人を助けてあげてくれない?」

 

と、託されるべき票を失うんです。自分で言うのもなんだけれども、小倉りえこ、一番そのリスクあるある候補。「そんなことにならないように頑張れよ!」と応援いただきますが、ぶっちゃけこちらからしてみたら

 

「頼みますよ、他を助けてと言われて流されないようにお願いしますよ。みなさんが頑張って踏ん張ってください!」

 

が本音でございます。まぁそんなことは良いとして。

 

 

今まで言われたことないことがたくさんありました。

過去2回の選挙を経験して、今回が3回目です。1回目は右も左もわからないまま選挙をやって選挙終わったら熱が出て(いつもの気疲れ熱)、2回目は本当に立候補していいのかするべきなのか悩んで苦しみながら、もちろん選挙終わったら熱が出て(安定の気疲れ熱)。もちろん今回の3回目に至ってもすでに熱が出てそうな勢いです。結果も出てないのに。

 

「あなたに投票してきました」

「明日、あなたに投票してきます」

「今から期日前行くんですけど、名前書いてきますね」

 

初めてこういうことを言われました。いやね、身内とかリアルな知り合いとかそういう方々ではなくて、今まで直接お会いしたことのない方々に直接声をかけられて告げられたことが多く、正直おったまげの連続な7日間でした。

 

私、自慢ではありませんが活動範囲が非常に狭く、自民党さんとしても支援者側からのご意見としても「もっと、なんというか頑張れよ(距離)」とハッパかけられる8年間。マスコミに取り上げられるような知名度もなく、ひょっとしたら悪名が高いのかもしれないとビクビクドキドキすることもありましたけれども、どうやらそうではなさそうなのに、良い意味で声をかけられることがとても多かった7日間でした。

 

やだ…こんなのはじめて…涙でる…。

 

これまでそんな優しいお言葉かけられたこと実はなくって。だから何がどうで、そういう声をかけられたのかなと。もちろんありがたいし嬉しいし、なんかちょっと認められた感があって。毎日「これでいいのかしら?」と疑問を感じながら活動をしてきたわけですから、「これでもいいのかな?」と疑問は未だにありますけれども、圧が変わったというか。良い意味で。

 

まだ続けなきゃいけないことがあります。小倉りえこにどうぞ託してください。よろしくお願いいたします。