国際交流

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港区国際交流協会の新年会が盛大に行われました。人口の1割近くが外国籍のこの港区、古くから国際色豊かなところですが、2020年の東京オリンピックに向けてますます国際化していくことと思います。

(´-`).。oO(武井区長とご一緒に、赤坂のマスコットのあかおくんとアユミンちゃんとアカサカメンです

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和太鼓と三味線の演奏があり、外国の方に説明を求められあまり上手に説明できなかったのが心残りです…。日本文化紹介事業というのも実施されている協会でして、その第一回が筑前琵琶でした。その回にも出席されてた方から、琵琶と三味線の違いはなんでしょう?と。もっと歴史的に文化的に私たち日本人も勉強しなければいけないですね。日本人が日本のことを知るのも、これまた国際交流。

日本文化とは

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自民党政経塾で『クールジャパン戦略』について島尻参議院議員による講義がありました。日本のアピール、特に海外への発信が非常に弱いという声が多々あることで、ポップカルチャー、マンガ、アニメ等をもっと積極的に海外展開しなければ、と総務省が本腰を入れたというような講演内容でした。国家戦略としてクールジャパン・ビジットジャパンの推進をしていくこと。まずはASEAN内6ヶ国にTVをはじめとした様々なコンテンツを売り込んでいくという計画だそうです。

日本の文化ってなんだろう。海外にいた頃から考えています。成人式くらいしか着ないかもしれない着物?我々日本人全員出来るとは限らない華道や茶道や武道?最近のアイドル文化やアニメ、マンガ?よく耳にするポップカルチャーやサブカルチャーってつまりはなんでしょう、皆さん説明できますか?

日本の文化を売り出そう、と力が入れば入るほど的を外していくといった不思議な現象が起きているのが日本です。何か違うなという違和感。『日本らしいもの、と日本人か考えるもの』『歴史のある古典伝統的なもの』といったものを全面的に押し出す必要があるのかどうかをよく考えます。欧米文化にはないエキゾチックなもの、それが歴史のある日本に求められているものと決めつける必要がないと思っているからです。スシ、テンプラ、キモノ、ゲイシャ。全てはそこから始まっているのではないでしょうか。もちろん、それがあったからこそ今の日本の認知度がありますけれとも。

日本文化のクールなところは、ゼロからイチを生み出すことではなく、どこかで生まれたイチを無意識に切磋琢磨してichiにでも10にでも100にでもするところです。量産ということではなく、様々な要素を組み入れて、多少のオリジナリティーを残して生活様式に適応した不思議なシステムを作り上げていくこと。そしてそれがいつの間にかにカッコ悪く思われて、もっとカッコ良いものに変化していくこと。

古代ローマからシルクロードを通り、中国から海を渡って伝わってきた文化は日本国内で独自に発展してきました。それが昔の話だけではなく、最近の話でもあります。携帯電話から派生したガラパゴス化という言葉が全てを物語っていますよね。

日本人にとっては当たり前過ぎて気にも止めないこと、しかし外国人から言われて初めてそれがすごいらしいという事に気付く、それが日本です。ある意味鈍感で、ある意味最先端。しかし残念なことに私たちには指摘されるまでそのすごさがわからない。日本人はアピール下手というのももちろんあります。情緒豊かな謙虚な国民性も理解されない文化でしょうね。

日本の凄いところ、何でも現在進行形で存在することです。そして今も進化していくこと。流行り廃りのスピードも他国とは比になりません。歴史のある文化、まったく新しい文化が当たり前のように混ざり合い、それがまた新しいもの生み出していく。生み出すものはひとつである必要はなく、また推薦するものも数を限る必要はありません。そして日本人には当たり前過ぎてそれが何だかまったくわからないのです。

『あなたの国に無いすごいもの、何でもあります』

私が日本にキャッチコピーを付けるとしたらこんなものでしょうか。街中に溢れる自販機、時間通りにくる公共交通機関、kioskでも使えるICカード、コンビニで小学生でも目にする成人向けの本、お酒片手に電車に乗るへべれけのサラリーマン、たくさんの祝日、世界中の料理が美味しく手軽に気軽に食べられる。いいところも悪いところも全て引っくるめて日本です。

自分の国の歴史、そこから派生する文化、よく知りよく触れ合い、否定をせず共存し、新しいものづくり。まずは私たちが色々な異文化に接したり自国のことをより深く学んだりして、日本独特のところ、面白いところを探すことからクールジャパン戦略が始まるのではないかと思います。

余談ではありますが、大学の頃に日本語を勉強していた友人の教科書を見せてもらったところ、『春になり桜がが咲くと、日本人はお花見という習慣で家族やグルーブで桜の下に集まって飲んだり食べたり宴会をします。会社では新入社員が早くから場所取りをすることがよくあります』というような説明と共に、芋洗のごとくぎゅうぎゅうに敷き詰めたブルーシートでどんちゃん騒ぎしてへべれけになる集団の写真があり、説明するのに困った記憶が今蘇ってきました。

中1ギャップ

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4月から港区に小中一貫校の第2校目が開校します。三光小、神応小、朝日中が統合してできる、小中一貫教育校の白金の丘学園。より充実した教育内容が期待されています。小中一貫校設立にあたりよく話題に上がるのが「中1ギャップ」。新しい環境に適応できなく不登校になったり、様々な事に対して不適応となるのが原因と言われています。これを解消するため、慣れ親しんだ校舎・環境で…と。

私は小学校は区立(南麻布の東町小学校です)、中学からは私立に進学しました。同じ小学校から進学した同級生はなく、一人で新しい環境に飛び込んでいきました。新しい生活が待っていると思うと楽しみで、ドキドキして、でも少し不安で、典型的なピカピカの中学1年生でした。

あれは入学してまもなく、翌日だったと思います。非常にショッキングな出来事がありました。通っていた中学校では中学生全員で毎朝大きなホールのような場所で朝礼を行うのですが、担当の先生の第一声の「みなさん、おはようございます」に対し、ピカピカの中学1年生の集団の一角から元気よく声を揃えて「おーはーよーうーごーざーいーまーすー!」と。その瞬間、後ろに座っている中学2年、3年の上級生からクスクスと笑い声があがりました。その元気のよかった集団はびっくりして周囲をきょろきょろと見渡していました。笑われた事に気づき、そして俯いたのです。ついこないだまでそれでよかった対応が、はっきりと否定された瞬間です。小学生まではよし、中学生からはダメ。上級生からの子ども扱い。先生方にすれば毎年のほのぼのした光景なのかもしれません。

「中1ギャップ」という言葉を聞くたびにこの出来事を思い出します。小中一貫も中高一貫もいい環境ではあると思います。見る、見られているという意識も芽生え、背伸びをしすぎずに適切に振る舞う姿勢が出来てきます。小学校高学年に急な大人対応を取る必要があるとは思いませんが、低学年のお兄ちゃんお姉ちゃんだけではなくなるという事を少しずつ理解できるような環境(周囲の大人の対応を含め)が整うといいですね。

港区商店グランプリ

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港区商店街連合会・港区商店街振興組合連合会による新年賀詞交歓会が盛大に開かれ、先立って平成26年度の港区商店グランプリの表彰が行われました。港区長賞にはなんと我らが麻布十番商店街の福島屋さん(おでん屋さんですね)が受賞!おめでとうございます!

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私は麻布十番商店街で飲食店を営む両親のもとで生まれ、商店街と共に育ってきました。商店は街の顔でもあり、生活の基盤でもあり、安全安心な地域を第一線で守るという重要な役割もあります。大型店舗の台頭や担い手不足などで閉店せざるを得ない商店も多々あり、とても悲しい話です。我が家も他人事ではありません。商店街で生活の全てが揃う昔を少し懐かしくも思いますが、今まで以上に活気を取り戻し、すべての人に愛される商店街をこれからも応援していきます。

 

新年会

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連日、町会や団体の新年会に参加させていただいています。前々からお世話になっている方、初めてお会いする方、たくさんの方々にお目にかかる機会でとてもありがたく感じてます。

先日、12/22日にオープンしたみなとパーク芝浦に見学にいきました。小学校のころから慣れ親しんだスポーツセンターも新しくなって、最新設備の複合機施設ですね。今度時間をみつけて体を動かしにいこうと思います。

麻布消防団初め式

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麻布消防団の初め式がありました。麻布十番、東麻布地域の第4分団が優良賞をいただきまして、気が引き締まる思いです。また、個人的にも署長賞を頂いてしまいました。その後行われた第4分団の新年会にて分団長がおっしゃったことですが、今年も頑張れという意味での表彰ということで、微力ではありますが心して頑張っていこうと思います。

医薬品・医療の分野で精いっぱい取り組んできた私といたしましては、救急救命に関する活動や情報提供に特に力を入れていきたい所存です。

麻布十番十の市

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麻布十番商店街では加盟店でお買い物をするとスタンプシールがもらえ、台紙に55枚貼り付けると色々なお得な特典があります。その中のひとつ、10の市のパワーアップ版として福引サービスのお手伝いをさせていただきました。

港区共通スマイル商品券がよく当たりました。みなさんおめでとうございます。商店街の方々のご負担も大きいとは思いますが、いつも素敵なサービスをありがとうございます。

麻布十番商店街の益々の発展を

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麻布十番商店街は私の大切な地元です。商店街で45年近く飲食店を経営する両親のもとに生まれ育ち、近隣の方々に暖かく見守られながら大きく育ちました。

麻布十番商店街振興組合の新年会に今年も参加し、これからの商店街の新たな挑戦と発展に少しでもお役に立てれば、という気持ちです。麻布十番があってこその私です。

理事長はじめ、皆様と共にご指導いただきながらこれからも精いっぱい頑張っていきます。

医療現場の声を聴く

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私の恩師と言っても過言ではない西岡久寿樹先生は様々な領域でのスペシャリストです。東京医科大学医療総合研究所所長、難病治療研究振興財団専務理事、リウマチ・痛風・線維筋痛症研究のトップランナー、そして現在は子宮頸がんワクチン投与による深刻な副作用被害の研究に積極的に取り組んでいらっしゃいます。常に患者さんの目線に立ち、何とかしなければという強いに奮起され、研究チームを立ち上げ昨年秋にはこれらの一連の症状を「HPVワクチン関連神経免疫異常症候群(HANS)」と名付け、診断基準案も作成されました。

新しい病態の原因究明、難病の治療指針、これらはすべて共通するスタートがあります。症状をまとめ上げて周知する、ということです。そこから見えてくる小さなヒントを見逃さず、たくさんの可能性を考え、細い細い糸を繋いでいくように臨床データをまとめ上げていく作業が必要となります。日々の臨床業務をこなしながらの研究、非常に頭が下がる思いです。ひとつひとつの小さな新しい発見が病気の原因究明、治療薬の開発に繋がっていくのです。

近隣クリニックの先生方にも地域医療の現場についてお話を伺う機会もたくさん作ってきました。港区は日本の中でもトップに匹敵するほど、医療助成等に恵まれた制度があります。出産費用助成、不妊治療助成、健康診断や予防接種、世界の中でも優位な待遇です。港区には三次救急施設を含めた中核病院が7つもあり、近隣の住民の健康を見守るクリニックもたくさんあります。今後は少子高齢化の時代に添うような健康づくりや介護、子どもから高齢者まですべての年齢層のための医療に関する様々なネットワークの構築を行い、区民の健康福祉を更に向上させるということが必要になってくるかと思います。健康に困った際には適切な処置を、そして元気なシニアを増やし病気にならないような健康づくりの推進に励んでいくこと。当たり前のことを当たり前と思わず、時代に沿った制度の取り組みを目指す強い決意です。

新年の六本木ヒルズ

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明けまして1月2日、六本木ヒルズでは和太鼓演奏が行われていました。人出はまずまずといったところ、映画館は多かったですね。今は2日から稼働する施設も店舗も多くなってきてますし、お正月に出かけることも普通になってきました。ですが、お正月返上してお勤めの方々には頭が下がります。