委員会報告

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さて、本日は保健福祉常任委員会を含めてすべての常任委員会がありました。いつものように簡単な報告と、委員のみなさんからのQを添えて。

 

1. (仮称)南麻布四丁目福祉施設整備計画について

仙台坂上の麻布子ども中高生プラザの裏、南麻布四丁目第二用地に特養と障害者入所施設と児童発達支援センターの複合施設を整備する件、概要や計画ができました。特養は民設民営、障害者施設と発達支援センターは公設民営、H32年4月までに3施設オープン目指して頑張ります。

Q: 重度の方が特養に入所する傾向が多くなるので看護や見守りの観点から個室より多床室はとてもいいですね、発達支援センターでセミナーや講演会ができるような場所確保するの?、受け入れる発達障害児12名って少なすぎない?、重度要介護認定者っていうカテゴリーあるの?、発達センター設立に補助金ってあるの?、福祉避難所としての検討を忘れずにね、普通車5台分の駐車場って送迎バス置けるの?など。

 

2. (仮称)南麻布四丁目福祉施設整備について

その複合施設、公募します。公募要項発表は明日の5/31、決定が10月、建設工事がH30年3月から、H32年3月に特養と障害者施設がオープン、H32年4月に発達支援センターオープンを目指してがんばります。

Q. 地代減額率の基準ってどうなんだっけ?、など。

 

以上。

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買い物するなら地元の商店街で

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2月〜3月の定例会、一般質問と予算特別委員会の中で話題に出した『地元が支える商店街支援策』が素早くカタチになり始めたのが先月4月、港区コミュニティバスのちぃばす車内モニターでこのアイキャッチが流れるようになりました。さて次はどうやって展開してもらおうかと考えていたところ、区の商店街連合会で各商店街の理事長さん方が一堂に集まる素晴らしい機会にお知らせをしてもらうのがいいと思いついたわけです。

 

会長さんに理解と了解を経て、行政側から『こういうの作ったので是非利用してください!』と報告というお願いをしてもらったところ、案外評判がいいと聞きました。デザイン云々は別として、各商店街のトップに良いと思ってもらえた理由は『呼びかけるものが今までなかった』からだと思われます。商店街の発行物にロゴ?を入れてもらえるような動きもあるようで、色々なところで目にする機会がこれから増えていったら嬉しいです。更にその次の展開についても種を蒔きました。あとは行政のみなさんが水をやり、花を咲かせてくれると思います。

 

提案したことがカタチになるってこんなに心打たれるとは思ってなかったです。区役所さんありがとうございます。でも終わってませんし、まだまだこれから。

港区、実は意外に坂が多いの巻 その3

 

どうも、港区坂めぐり坂ポールハンターの小倉りえこです。前に書いた坂ポール探索記、結構色々な方から実に興味深いと温かいお言葉をいただきました。それと同時に『小学校の時の夏休みの自由研究にやったよ』という声もあり、ようやく私が時代に追いついたようです。

 

さて、前回は2時間半コースをぐるりとしたわけですが、別ルートで別の坂ポール探しの旅を敢行してました。新橋に用事があったので、そこから前回ルートと被らないようにうろうろと。

 

image江戸見坂。江戸を眺望できた。

image汐見坂。海が見えた。

image霊南坂。嶺南庵ってお寺の名前が進化だか退化だか。ここね、アメリカ大使館のとこなんですけど、坂ポールがある歩道が警備のため通行止めになってましてね。おまわりさんにお願いして写真撮ってもらいました。その節はどうもありがとうございます。遠目でもズームでも坂の由来が読めなかったんです。

image桜坂。桜の木があったから。あの桜坂?

image南部坂。南部さんのお屋敷。険しいので難歩坂。

imageころび坂。よく転んだんですって。

image氷川坂。氷川神社。

image本氷川坂。本氷川明神。

imageひのき坂。ひのきがたくさん。

image image稲荷坂。お稲荷さんへの門。この坂ポールだけ並びの面に坂の名前と由来が書いてなくて一枚に収め切らず。

image新坂。当時の新しい坂。

imageおたふく坂。おたふく面。想像力に乏しいので見えない。まるで星座みたい。そんな風には見えないよ!みたいな。

image鳥居坂。鳥居さんのお屋敷。

image大黒坂。港区七福神のひとつの大黒天(大法寺)。

image七面坂。七面大明神。

image暗闇坂。暗い。

image一本松坂。一本松。

image仙台坂。仙台藩伊達さんのお屋敷。

 

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新橋スタートのうろうろコース、ちょっとゆっくりめに歩いて18ポール、時速3.5km、3時間弱、10km、600Kcal。これで前回と合わせて40ポール、86と言われる坂のまだ半分弱。坂ポールが見つけられないところもあるので今度区役所の詳しいところに聞いてみようかなと思ってます。土器坂(かわらけ坂)と乃木坂は通ったけどポール見つけられず。

 

あと46!

観光、おいでませ港区

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港区の観光、担当部署が出来て2,3年、少しずつ少しずつ前進中。先月末からyoutubeで港区の新しいシティプロモーションの映像が公開されてます。ワールドプロモーションと打って、日英韓中の4ヶ国語で15秒〜5分、その他にも港区での1日的なやつ。

 

観光のことを考えるなら自分が観光客になって手っ取り早く経験を積む方法の他、『どこそこがいいよ!』とおすすめルートをいくつ紹介することができるのか、『どこどこで聞いてみたらいいよ!』と近場で相応しい場所を提供できるのか、どっちみち自分がそこそこ詳しくならないと何もできないと改めて知る毎日。思っているより私は何も知らないことを痛感。これから港区が観光に力を入れるのであれば、住む我々も色んな人から道とか諸々を聞かれ慣れないといけないのかなとふと思いました。大都市といわれる地域に住み慣れてると、観光ってどちらかというと『行く』ものであって『来る』という感覚があまりないような。なんとなく。

 

初めてここら辺にやってくる人に『適当にふらふらして時間潰せるところない?』、または『なんか見るものある?』と聞かれた場合を想定すると、『うーん、15分くらいてくてく歩くか大江戸線ひと駅乗って赤羽橋で降りて、地上出口出たとこの五叉路の赤羽橋交差点から東京タワーの写真撮るのもいいかもね。あ、でもとりあえず麻布十番の商店街をぶらりして、大通りまっすぐ歩いたら六本木ヒルズもあるよ!』くらいしか思いつかない。知識が乏しい。

 

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そんな欠点を補ってもらえそうなのが、観光インフォメーションセンター(ようやく本題)。港区にはオフィシャルの観光インフォメーションセンターが3ヶ所にあります。1. 浜松町モノレール改札のブース(港区観光協会直営)、2. アクアシティお台場の総合案内(協定)、そして先月末に3. 六本木ヒルズインフォメーションセンター(協定)。後の2施設は『港区の観光インフォメーションセンターとしての位置付けとして、港区の観光情報とか提供をしてもらう』という協定が結ばれてます。

 

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港区観光のマップとかガイド冊子とか、港区でも観光協会でも出してたりするんですよね。区議会議員になってから初めて知ったようなそういうツール、結構いいこと書いてあるしそこらここらにあると便利なんですよね。ただ、置いてある場所が役所とか区の施設に限られてたりするし、なかなか普通に目にする機会がない。予算の関係上、たくさんはないらしいとい聞いたことあるのも非常にまったくもって残念であります。

 

つまりはえーっと、協定締結した観光インフォメーションセンターからどんな情報を提供してもらえるのか、うきうきしながら見に行ったわけです。冷やかしと思われても結構、見に行きたかったわけです。

 

前に浜松町の方は行ったことあるので、先に向かったのはお台場のアクアシティ。アクアシティアクアシティとしか覚えてなかったので、とりあえず行けばわかるかなと思ったら、全然わからなかったでござる。『インフォメーションセンターに港区のいつもの見慣れた冊子とか地図が置いてあるに違いない』という勝手な思い込みにより、デスク上の冊子にしか目が行かず。その結果、いくつものインフォメーションセンターをスルー。方向音痴に輪をかけて情けない。

 

バギー貸出をしてる総合案内(おそらく正しい場所)においても、『見慣れた冊子がカウンターに置いてない』という理由でなんとなく首をかしげ、そしてなんとなく小っ恥ずかしくて案内のお姉さんに『港区観光の冊子って何かありますか』とは聞けず。そんな私のアクアシティお台場観光視察、盛大なるチキンっぷりを披露して終了。そのアクアシティの観光インフォメーション、港区と協定結んだのがH18年というの18年前。倦怠期かしら。

 

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悔しいので東京観光案内アンドロイドの地平ジュンこと戯れました。英語案内は声が小ちゃいからどうにかしたほうがいいよ。ドンマイ自分。次の案内所にレッツゴー。

 

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そして後日、満を持して向かったのは六本木ヒルズの観光インフォメーションセンター。協定締結しましたとプレスリリースがでたばかりだし、今度こそ聞いてやる。地球のみんな勇気をオラにわけてくれ。

 

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とりあえずカウンター向かいのパンフレット置き場のようなところを見てみる。…見慣れた港区のものはない。港区という文字すら見えぬ。

 

『あの、ちょっとお伺いしますが、港区の観光ってどういうところがおすすめだとか冊子みたいなものはありますか?』

『東京全体のガイドならありますけど、港区だけというのは無いですねえ』

 

ほほう。

 

『港区の観光に興味があるんですけれど…』

『港区という点では六本木アートトライアングルといって、国立新美術館とサントリー美術館と森美術館のパンフレットはあります』

『他の港区のは…?』

『東京のはあちらに置いてありますけれど…』

 

以上。

 

おっかしーなー、港区の観光情報提供って私の期待していることとは違うのかなー、と首を傾げながら帰路に。たまたまだったのかなー、聞き方が悪かったのかなー、折角協定締結して港区の観光インフォメーションセンターに位置付けてもらったのにもったいないなーという悶々とした気持ちを一日寝かせ、一晩経っても悶々としていたため区の担当課にお知らせ。もったいないですと。

 

港区観光パンフレットを見えるところに出してくれるところ、出してくれないところ、聞かれたら出すところ、どうやら色々と大人の事情があるようです。『何々がしたい』『どこどこに行きたい』という具体的な質問への対応より、『とりあえず何かないかな』というフワッとした、フワッフワのファジーな質問への対応もお願いしたいところ。

 

海外の観光インフォメーション、そういう時っておばちゃんとかお姉ちゃんが『私だったらねえ!そのくらいの時間だったらここら辺に行くわね!面白いもの見つかるわよ!』とマニュアルじゃなくて個人的に教えてくれたりすることが多かったりするんですよ。なんて言うんでしょう、ひとつ余計な情報提供。これ、多分日本のおもてなしテンプレートにはないやつ。でも多分おもてなしってこういうことだと思うの。過剰にならない程度のお世話焼き。

 

観光について、観光インフォメーションセンターについて、更に色々と考えさせられる感じに。民間と協定したインフォメーションセンターについても、『港区の観光インフォメーション』と位置付けるだけでいいのかどうかという疑問も。イチから作るとコストもリソースもかかるしね。

 

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そんなわけでアクアシティと六本木ヒルズと浜松町にお立ち寄りの際、港区観光インフォメーションセンターに『港区の観光って、どんなとこオススメできる?』と皆さんからもフワッフワな質問してみてください。そうしたら色んなモノの質が上がること間違いなし。

港区、実は意外に坂が多いの巻 その2

坂に名前をつける、名前のついた坂道が通り名として使われる、これって日本独特なんじゃないかと。欧米は道すべてにストリート名をつけることは多いものの、傾斜のある道に特別な名前をわざわざつけるようなことはほとんどないんじゃないかと。それにしても名前の付いている坂なのか、名前の付いていないただの傾斜のある道なのか、坂っぽいところをうろうろしながら坂ポール(坂の案内?標識?立て札?)を探すぶらり散歩の続き。

 

image寄席坂。寄席があったから。

imageなだれ坂。土砂崩れ?

imageスペイン坂。これはどうなんだろう。私道のような私坂のような位置付けっぽい。

image道源寺坂。お寺の名前。

imageおくみ坂。幕府の先手(戦時戦闘部隊、常時は放火盗賊取り締まり部署)。

image三年坂。これね、道にところどころある地図付きの案内看板を眺めてたら『三年坂』と書いてあるところがあったんですよ。あれ、ウェブサイトには載ってなかったなと思いながらも行ってみると、坂ポールの代わりに…何ていうのこの石材。あたりをきょろきょろすると昔坂だったと思われる石段と麻布土木事務所によるインフォメーション発見。

image image港区のウェブサイトには載ってなかった三年坂。ますます坂に対する認定プロセスが気になってくるわけ。ほら、大通りに麻布通りとか名前が付くにはいくつかの種類があって、正式な手続きを経てどうのこうの的な。坂もあるのかしらないのかしら。

image雁木坂。階段になった坂を一般にそう言うんだって。それなら↑の三年坂はどうなのよとちょっとした疑問。

image永井坂。昔このあたりは芝・永井町。

image綱の手引坂。渡辺網さん。平安時代の勇士四天王のうちのひとり。ふははは、奴は四天王のなかでもry

image聖坂。高野山のお坊さん。

image潮見坂。坂のてっぺんから芝浦の潮の満ち引きが見えたんだって。

image蛇坂。薮からスネーク(notメタルギア)。

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そんな感じで坂ポールがあるものないもの含めて25坂。ぐるりと一周一筆書き的な2時間半コース、約10km、時速4km、消費カロリー600Kcal。名前のついた坂はあるものの忘れて通り過ぎたり、坂ポールだけをきょろきょろ探してて坂を見逃したり、ちょっと向こう側だからうーんどうしようまた今度でいいか等、事前にルート確認しておけばもっと回れたかなと思います。

 

さっき書きましたけど、坂に名前があるというのって日本独特なんじゃないですかね。これ、多分地味に十分使えるリソースだと思うんですよ、観光面で。住宅地に紛れ込んじゃうこともあるけれど、大使館を通り過ぎたり仏閣寺院を通り過ぎたり。ただ、坂道で有名な他の都市(長崎とか京都とか函館とか)と明らかに違うのが『坂から絶景がみれるかどうか』かなあ。いい所もあるんですけどね、大都会ビル群の中に情緒ある坂的な、なんて言うんでしょう、良い意味のミスマッチ。

 

観光について考えてて思いついた港区坂めぐり、実に意外に面白い。 虎ノ門スタートの別ルートはまた後日にご報告。目指せ坂86ヶ所(坂ポール探し)。

港区、実は意外に坂が多いの巻 その1

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坂、というとパっと頭に浮かぶのが長崎。とある説によると港町に坂が多いとか。港という字がつくだけあって港区も意外に坂が多かったりするわけです(根拠なし)。坂があるのは当たり前過ぎて気に留めることもなかったんですが、最近になって改めて坂が多いなあと感じるように。多分それは自転車で『行けるとこまで頑張るぞぉ!』と立ち漕ぎでちょっとした坂の途中までヒィヒィしている横をスイスイの電動自転車にあっという間に抜かされたり、『あぁ、あっちの道は坂があるからこっちの道から行こう』と考えたり、つまりは坂の認識能力と体力の低下は反比例。おお、これは新しい発見。

 

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区の子供向けウェブサイトに港区にも坂が多いところだよ!って。

 

世間一般ではGWの真っ只中、嵐も過ぎ去りいい天気だったのでぶらり坂めぐりをしようと急に思い立ちました。この子供向けサイト、坂リストがありましてなんと総数86。愛して止まない水曜どうでしょうさんの四国88ヶ所じゃないですけど、港区でもやろうと思えば『坂86ヶ所』とか『大使館81ヶ所』なんかできちゃったりするわけです。

 

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ポーズをつけてこんな感じで。いや、恥ずかしがり屋さんだからそれは微妙。しかもカッコ良くもなければ面白くもない。そんなことより、坂の名前の書いてある看板?立て札?案内?を巡るぶらり坂散歩をメインとすることに。名前がわからないので『坂ポール』と勝手に命名。この坂ポール、坂の名前の由来まで書いてるもの。

 

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坂ポール巡り3時間勝負。ぐるりとその辺一周のぶらり散歩。(FBだと画像表示されないのでブログの方で散歩気分を味わってみてください)

 

image絶江坂。和尚さんの名前。

image薬園坂。幕府の薬草園。

image新坂。当時の新しい坂。

image新富士見坂。富士山がよく見えた。

image青木坂。青木さんのお屋敷。

image南部坂。南部さんのお屋敷。

image木下坂。木下さんのお屋敷。

image鉄砲坂。鉄砲練習場。

image北条坂。北条さんのお屋敷。

image芋洗坂。芋問屋。

imageうどん坂。うどん屋さん。

image市三坂。市兵衛町と三河台町の頭文字。

 

次回に続く。