お台場まで歩いてみた件。

「ねえ、レインボーブリッジ歩いて渡ろうよ」、そんなことを言われてたので本日はお日柄もよく、良い感じのお散歩日和。ここ数ヶ月チャンスがあればひたすらウォーキングな小倉家、本日20,000歩を超えたのであります。

 

 

うちから芝浦埠頭の遊歩道まで歩いて約45分。んで、20分ちょいで橋渡って。小倉家の散歩コースに「お台場ルート」が誕生。

 

 

別のルートで橋のたもとまで行ったんですが、区役所オススメな観光散歩的ルートには、どうやら田町駅からひたすらまーっすぐなようですよ。

これは汐彩橋のたもとの看板。ちなみに1は新芝橋、2は渚橋って書いてあるので、看板あるんだろうなあ。ちょっと確認するの忘れちゃった。

 

そんなことより橋ってね、片方はひらがな表記でもう片方は漢字表記なんですよね。

 

不思議。

 


 

なんかちょっと昔を探検してる話

ちょっと色々と用事と目的があって、古いものを漁って探し物をしている小倉です。どうもどうも。30年〜40年をタイムスリップしているような、ちょっとひと昔を探検中。麻布十番商店街のですね、昭和後半から平成の1/3くらいまでの道路整備の経緯をですね、ちょっとね。

 

麻布十番商店街は毎月広報誌を発行しています

麻布十番商店街、ご存知の方も多いと思いますが、毎月毎月広報誌を発行していますよね。商店街のみなさんのたゆまぬ努力の結晶、何十年もずーっとずーっと続いています。この広報誌の十番だよりをですね、ちょっとお願いしまして特別に過去のバックナンバーを閲覧させていただきましてね、それはもう恐ろしい勢いで読みふけったわけです。

 

ターゲットの年は、昭和58年から平成12年。そう、この期間がですね、十番商店街が東京都のモデル商店街とやらに指定されてから、地下鉄が通るまでの期間。その間の十番って、色んな方から色んな話を聞く限り、血気盛んな素敵なおじさま達が物凄い勢いで色んなことをやってきたわけでして、一度自分のためにも情報を整理しようかなって。

 

なんせ、自分が小学生の時からなわけですよ。子供すぎてこれっぽっちも知らない話な上、ちょっと海の向こうにいた時期もあったわけで、気がついたら地下鉄が通ってたくらいですもの。情報整理、重要。今更でごめんなさい。

 

昭和の時代、正直覚えておりまてん

わたし、昭和50年生まれの御年44歳。↑の画像は昭和51年7月発行ということなので、まだ1歳にもなってない時の十番商店街。カラーテレビが特等だったのね。

 

とか、

ずっと見慣れてる一の橋の一之橋(橋はなんか漢字表記なんですよね、ルールでもあるんでしょうかね)は昭和57年にできたとか。昭和57年の時点で総工費1億1,000万円弱ってすごく豪勢だったんじゃろかとか。

 

昭和57年以前の橋がどんなんだったか、ひとつも覚えてない。小学校1年生の記憶はどっかにすっとんでいった模様。

 

協和銀行にマップができました!というお知らせもあったわけだけども、

 

時代も変わり、りそな銀行に変わりマップも変わって。そんな時の流れに思いを馳せながら。

 

すっかり見慣れて定着した「パティオ十番」。名前は公募だったってのは覚えてる。知ってる人の知ってる人の応募した名前に決まったって聞いて、へぇ〜って思ったのは覚えてる。賞金は5万円だった模様。

 

完成は1986年(昭和61年)の3月。そして4月に落成式したんだって。小学校5年生くらいなのかなあ。覚えてないです。子供時代の記憶ってそんなもん。

 

お、若かりし頃のお父ちゃんが写っとる!とか興奮はした。さっぱり覚えてない。若かりし頃のお父ちゃんごめん。今の方がカッコええで。


 

港区議会 保健福祉常任委員会報告

さて、本日は保健福祉常任委員会がありました。いつものように簡単な報告と委員のみなさんからのQなどを添えて。  

 

1. 港区立赤羽小学校等施設整備に係る整備スケジュール等の変更について

えー、赤羽小学校の向いの都有地と国有地を使って色々と改築しようというのが5年ほど前に決まりまして、そこから新しい校舎とか学童とかだけじゃなくて小規模多機能型介護施設も整備しましょうと動いておりました。何度も何度も住民説明会とかを開いていたんですけれども、介護施設の配置とか景観とか安全対策とか色々お声をいただいてですね、まとまらなかったんです。

 

が、隣接地の所有者から動線に関係する安全確保なら敷地の一部を無償で使ってもいいよというとっても素敵な結果になりました。が、この素敵なお申し出を受けることによって色々と計画が変わり(介護施設を南側→北側へ)、開設時期も変わることになりましたのでご報告いたします。

 

北側に移すことによって、元々の北側工事終了に合わせて令和5年から8年開設に変わりました。介護施設です。

 

Q: プールはどこにどうするんだっけ?、屋内プールにしてどうせなら地域に開放してよ、小規模多機能型介護施設は地域が楽しみにしてるのよ、など。  

 

2. 「みなとマリアージュ制度」の導入に伴う高齢者集合住宅等及び障害者住宅における入居資格の拡大について

えー、4月から導入予定の性的指向に関する制度によりまして、高齢者集合住宅とかケアハウスとか障害者住宅の入居資格を拡大しますのです。  

 

Q: わかる範囲でいいんだけど手続きのやり方とかちょっと詳しく、など。  

 

3. 令和2、3年度の後期高齢者医療保険料について

えー、後期高齢者の医療保険制度の保険料なんですが、条例により広域連合(都道府県ごとにすべての区市町村が加入して運営している広域連合)が定めるとありまして。区としても色々頑張っているんですが色々難しいところもありまして、緩和されるところもある一方、ご負担をかけるところもございまして。

 

Q: 区は広域連合に対して何をどう物申しているのかしら、公的年金云々の所得別の人口ってどのくらいなのかしら、なんでもかんでも政府が悪いのよ!、など。  

 

4. 児童相談所設置に向けた令和2年度組織体制と人材確保の状況について
5. 令和2年度組織改正について

えー、児童相談所が令和3年に開設予定なわけですが、それに向けて来年は開設準備諸々で人事を含めて組織が変わります。基本的に執行体制を強化していく方向です。どうぞよろしく。児相だけじゃなくて区役所自体の組織も色々と変わります。どうぞよろしく。

 

Q: 児相と他の課で対応すべきケースとか出てくると思うけどそれは兼務でいくのかしらそれとも別業務となるのかしら、「地域連携担当」というのはいつから稼働するの?、人材確保は良い方々を揃えていただきたいわね、「福祉総合窓口推進担当」ってなによ、など。

 

6.  保育園保育料等の第2子以降無料の拡充について

えー、港区は独自で5年ほど前から色々と試行錯誤して頑張ってきたことは皆さんご存知だと思います。昨年の10月から全国的に保育園の保育料が無償化(3歳児以上)されたことによって、東京都でも負担軽減事業とか始まりましたし、ややこしくなってきたのでわかりやすく、スバリ「お子さん2人目以降は何歳でも保育料無償」となります。

 

Q: 特になーし。

 

 

7. 令和2年第1回港区議会定例会提出予定案件一覧について

えー、来週からの定例会の予定案件なんですけれども、来週本番の審議にあたらない程度の質問とかございませんか、資料要求とかもございませんか。

 

Q: なーし。

 

以上。  


ごみの話

ずっと興味というか、機会があればなと思ってたんですけども、そんなチャンスがやってきたのでちょっと講演を聞きに行ってきたのです。マシンガンズ滝沢氏によるごみ問題について。

 

この方にお願いしましょう!と、どの課のどなたが声をあげてくれたのかわからんけど、講師のセレクションが最高や。何年か前から色々されてるのを知っていたのでとっても興味があった次第。

 

みなと環境アワード

第一部は表彰式。みなと環境アワードという素晴らしい活動されてる団体さんを表彰しましょうという表彰式。これまでは分野別でバラバラに表彰式をやっていたような感じでありまして、そこに新たに諸々混ぜてがっちゃんこして新しいアワードというのを作りましょうとやら、今年初めてできましたみたいなことを言ってたような。おめでとうございます。

 

すんごい普通の格好で、アナタなんですか買い物帰りですか的な大きい袋持って(中身はおつかいで頼まれたラジオ6台)、第一部表彰式開始ギリギリに到着し(区役所からのちぃばす所要時間を見誤った)受賞関係者と区役所関係者の全力スーツ軍団の中でぽっつりと明らかな場違い感を全力で披露するだけでなく、一般のお客様はこちらですと久しぶりに『あ、議員の先生はこちらで』的な線引きされない嬉しいパンピー扱い。いいね、最高。

 

 

で、休憩挟んでの第2部。自分的にはここからがメイン。

 

司会の方からお写真はご遠慮くださいとありましたが、講師の滝沢氏は『全然撮ってください!オモテのお仕事なので!』的なお話されたので、そのまま言葉の意味を受け止めることにして、いやっほー!ひゃっはー!とパチパチしてみました。素晴らしい講演会だったと宣伝しないでどーすんですか。

 

内容としてはとってもお勉強になりましてね。ご本人のSNSとかから得てた知識もあったんですけども、改めてお話伺うとふーん、へぇー、ほぉーって、芸人さんだからお話もとっても面白く、飽きることなく45分。ああん、もっと聞きたい。

 

資源はごみじゃない

滝沢氏は言ってました。ごみにするか資源にするかは自分の行動次第だと。紙1枚にしろ、可燃ごみとして出すこともできるし、雑紙リサイクルにも出せるわけですから、どうするか自分の判断次第でごみというものは削減できるんですと。ただ、リサイクルはとってもコストが高い。それも悩みどころ。

 

港区のウェブサイトにも、よーく調べてよーく見るとちゃんと書いてあってお願いされてるわけですよね。でも、誰がどんだけこういうとこを見てるかといったら、明らかにごく僅かなうえ、リサイクルとかゴミ出しって難しいんだよね…。

 

そんな自分はというと、『これっぽっちも出来てなかったけれども、ここ数年はできることをちょっとだけでも頑張ろうと、十分か不十分かはわからないけどとりあえずせめて分別は努力はしているつもりです』です。

 

分別を初めてがんばろうという気になったワケ

5年前になるんでしょうかね。議員になりたてホヤホヤな時に、新人議員向けの区の施設見学ツアーがあったんですよね。その時に清掃事務所にも行きまして、ドカドカとごみが運ばれてくる様を見、職員さんが手作業でベルトコンベアで流れてくるごみの仕分けされてるのを見たんですよね。

 

初めて見たんですよ。そういうの。上手に言葉に表せないんだけど、ちょっと色々ショックを受けたのを覚えてます。今日の滝沢氏の講演でもあったんだけど、『ごみの向こうに人がいる』的なことにわかりやすくショックを受けたわけですよ。

 

で、それ以来ですね、おうちの中のゴミ箱を増やしましてね、可燃ペットポトル ・びん・缶プラ不燃新聞紙雑紙と分けてですね、洗ったりゆすげるものはちゃんとやってですね、それをマンションの一時ごみ置き場に持っていって指定通りにさらに分けてですね。このくらいしかできないんですけれど、最低限これだけはと言われるであろうと推測されることをやってます。前に区役所の職員さんから言われたことを、小倉家ふたりはちまちまと今も継続中。

 

と、滝沢氏が『紙はできるだけまとめろ!(願わくば種類別で分けてくれると作業員の効率アップするぞ!)』、『プラスチックもまとめろ!(ペットポトルのアレも剥がせよ!)』を最低限実行するべく地道な我々。

 

あ、聞いた話だけども、マンションとかによってもごみ出しの上手なところと下手なところっていうのがあるみたい。どういう人が住んでるかにもよるとは思うんだけど、大雑把に聞くと賃貸が多いところはなかなか厳しいという話も聞きます。

 

難しいですね、ごみって。

 

プラ対策

ほら、最近は色んな企業がプラスチック削減だってすごく一生懸命じゃないですか。海洋プラだ、マイクロプラだと色んな問題が明らかになってきて、プラスチックという文明の利器というかもたらされる科学の恩恵というか、マイクロプラスチックはお洋服の化学繊維が原因だとか、何が本当で何がどうなのかさっぱりわからん話でいっぱいです。

 

プラスチックは悪、そんな話に繋がっていっちゃうのは仕方ないのかなあと感じたりすることもあります。特にストロー、ペットポトルがよく例としてあげられるじゃないですか。「使い捨て」と分類され、かつプラスチック製品であることがなんかもう悪だと。

 

でも正直なところ、我々プラスチック技術の恩恵ずっぽしで生きてるわけですよね。コンビニで売られているおにぎりがプラ製品に変わって笹の葉なんかで包まれて売られる日がくるんでしょうか。非常用の水が樽かなんかに入って貯蔵される時代がきちゃうんでしょうか。でもそしたら我々は言うんでしょうね、『衛生的にそれはどうか』と。

 

食品販売の過剰包装とかも色々あるじゃないですか。でもまぁそういうことは意識としてみんなの心の中にセクシーに留めておこうじゃないですか。今のところは。

 

やっぱ分別なのかなあ。

でね、滝沢氏によるとですね、日本のペットボトルの回収率って88%くらいなんですって。これが低いのか高いのかは置いといて、残りの10数%がどこにいってるのかというお話になったんです。その答えはおそらく、分別無しで可燃としてごみに出されているか、ポイ捨てから行方不明(最終的には海的なとこ)と。

 

前に職員さんに『ペットボトルのリサイクルって結局何がどうなるの?』と基本的なことを聞きました。そしたら『今の日本ではペットボトルのリサイクルでペットボトルにはなりにくい、でも他のプラスチック製品には変身してる』というお答えをいただきましてね。

正直、環境問題はすごくややこしいし、難しい。科学の恩恵を受けるか受けないか、そういう究極の2択になっちゃうかもしれないし、白黒つけれる問題でもない気もします。

 

代替品も代替案、こういうものの研究開発もセットで進むと良いなあと。

 

3R→4R

Reduce(リデュース)、Reuse(リユーズ)、Recycle(リサイクル)、みんな一度は耳にしたことあるいわゆる3Rというやつ。滝沢氏はこれにRespect(リスペクト)を加えて是非とも4Rに、というお話で〆ました。できることをこつこつと、ひとりひとりがそういう気持ちを持っていれば、いろんなことが少しずつ変わるのかなあって。ま、自分がまさしくそうだったんですけどもね。

 

清掃担当のみなさん。いつもありがとうございます。とりあえずは分別くらいしかできないですけど、がんばります。

 

で、とっても良い講演会だったと自分では思ってるんですけれども、こういうのもっと広くたくさんの方に聞いてもらいたいなと素直に思いました。学校とかいいと思うんですよねえ。中学生あたり。

 

 

で、最後に全然関係ない話なんですけれども、なんか今日すっごく身体中が痛いんですよ。特に肩甲骨とか背中とか。何かしたかなあ寝違えたのかなあやだなあ、そんなことを思ってたらですね、ふと思い出したんですよ。昨日人間ドックに行ったことに。

 

あれです、バリウム飲まされてぐるぐる回されて台からずり落ちないように必死で棒につかまる胃の検査。筋肉痛だわ、これ。44歳、キビシー。