新年明けましてちょっと経って落ち着きまして、今年もよろしくお願いしまチュウ。

12年に一度のネズミドシ、12年に一度は例のアレを思い切って言ってみちゃってもいいんでないかいと、声を大に『よろしくお願いしまチュウ』と新年会1発目のご挨拶で盛大に滑ってきた小倉りえこでございます。言ってみたかったんだよねえ。やってやったぜえ。後悔はしていない。

 

我々、議員の1月から2月にかけて新年会にお呼ばれすることが少なくありません。団体であったり町会であったり、お声がけいただくことも少なくないわけで、『よっしゃ!ワイの活動シーズンや!』とやたら張り切る議員さんも少なくはないとお見受けします。

 

議員の新年会

何件行ったぜ(ドヤ顔)、何件呼ばれたぜ(ドヤ顔)が活動成果と思われがちな我々です。良い悪い、バカかアホかと議員の新年会に関しては様々なご意見があるこの世の中ですが、色んなことを考えながら会場に足を運んでいる我々のことも少しは「どっちタイプだ?」と観察されてみるのも一興なのではないでしょうか。

 

どこでも新年会に行きたいタイプ、どこの新年会にも行きたくないタイプ、呼ばれれば参加するタイプ、呼ばれなくても押しかけるタイプ、呼ばれてもお断りするタイプ、挨拶させてもらうことがすべてなタイプ、挨拶苦手なタイプ、色々あります。多種多様。非常に愉快、でも時々不快。

 

そして我々、来賓というたいそうなご身分でご招待いただくわけなんですけれども、そんなたいそうなアレじゃないのに来賓とか恥ずかしく、新年会的な会の主人公はその団体の中の人々だったり町会の中の人々だったり、みなさん楽しくやってるところでのこのこお呼ばれするのも悪いなあって思う時もしばしばあるし、申し訳ない気持ちでいっぱいの時もよくあります。

 

会社勤めだったころはね、忘年会にしたって新年会にしたって、基本内輪の会じゃないですか。来賓が来るようなところの会の経験がなかっただけと言えばそれだけの話なんですけどもね。慣れてない。じゃあ慣れてたらいいのかというと、多分そうではなくて。

 

上手に言葉でまとめられなく申し訳ない。簡単に言うと「気の利いた挨拶ひとつできなくてほんとすんません」ということなのかしら。

 

と、このようになんの参考になるのかならないのかサッパリな、非常に偏った「議員の新年会参加考察」でありますが、これと対になって一緒に考えなきゃいけない「議員を呼ぶ新年会考察」もすべきであります。見落としがちですが、これはセットです。

 

議員と新年会

どういうところが議員を新年会に呼ぶのか。コミュニティとはご縁の無い中で生活してる場合って、こういうのってサッパリわからんのでありますよね。まあ、業界団体とか町会だとかそういうところがほとんどなわけですが、正直世の中のほとんどの方々がこういう会と無縁だと思っとります。狭い狭い世界の中で、くるくる回っているのです。知らんけど。

 

参加する議員は色んな思いがある場合があるかもよとさっき述べてみました。呼ぶ方はどんな意図があるのか、これまで経験したことのある偏ってはいますがいくつかの理由と思われるやつを挙げてみましょう。

 

身近に感じられるからそんなの当たり前のように普通に来て欲しいじゃん、呼んで来るヤツが使えるかもしれない議員だろ、挨拶させてやりゃほいほい来るから雑費収入は多い方がいいだろ、呼ぶヤツはちゃんと選ぶよ、要望聞かせるために圧力かけられるじゃん、こういう時に会えるのも嬉しいよ、新年会なんか来なくたって大丈夫よ、などなど。

 

たぶんね、色んな親切がこんがらがっているんだと思いますよ。あ、ご不快な思いをおかけしたならごめんなさい。そういうつもりはないんです。議員のお役目いただいて5年目、これまで経験してきた、あれー?って感じるようなところもあるんですよってのもお伝えしたいだけ。

 

 

呼ばれる方も呼ぶ方も、お互いある意味義理堅い。それが時折辛くもあったりそうでもなかったりするのかしら。会を通じても通じなくても、楽しく苦しくないお付き合いができるといいですね。

 

 

そんなどーでもいいことは置いといてですね。

 

髪が伸びました。毎年撮ってパラパラgif製作で年相応に、素敵に歳を重ねていく様をありありと見せつけていきたい野望を胸に抱えて、今年もよろしくお願いしまチュウ(懲りない)。