日々これこれ諸々

世間一般で言うところのゴールデンウィーク、夏の始まりのようなお天気の中みなさんいかがお過ごしでしたでしょうか。サングラスと日傘率がぐぐっと上がりましたね。熱中症が〜という季節も近づきつつあるわけで、季節の変わり目の体調管理に注意していきまっしょい。それにしても『季節の変わり目』って日本らしいいい言葉。使い勝手&使いやすさ、にじゅうまる。

 

ここ最近ですね、ご近所のインターナショナルスクールの子供達と地元まち歩きをしてました。目的は『学校で日本語を勉強している子供達(国籍問わず)の授業の一環として、まちに繰り出して日本語でお店屋さんでインタビューをして記事を書こう』です。ま、本来の目的は『日本に暮らす外国人の子達(国籍問わず)の視点で商店街のお店紹介冊子を多言語で作ろう』なんですけど、日本語を勉強している子供達に日本語会話実践の場を提供することができるわけですから、色々な面で色々とぴったりマッチしたわけですね。あ、これ完全に個人の趣味企画です。

 

商店街出身の身としましては商店街ってとても大切なものなんです。暮らす上で、例えば半径100mとか200mとかの範囲内ですべてが事足りるならこんな便利なことってないじゃないですか。『スーパーとホームセンターが1件ずつあれば事足りるよ』と感じる方もひょっとするといらっしゃるのかもしれませんが、まぁまぁそれはそれで多分『床暖房があればコタツ要らないよね』というくらいの意味合いでもいいのかもしれません。コタツと共に育ってきたらコタツは無くてはならないものだろうし、コタツと共に育ってなくとも大きくなってコタツに憧れるとか、大きくなってコタツの良さを実感するとか、そんなニュアンスでもいいです。

 

商店街とコタツ、共通するキーワードはおそらくノスタルジー。都内の色々な商店街がメディアとかで取り上げられたりしますけど、大抵の場合『老舗』『昭和』『庶民的』『レトロ感』な表現が羅列するような感じですよね。もちろん『おニューなおシャンティーなお店』『インスタ受けするラインナップ』もアリでいいとは思いますけど、商店街がフィーチャーされる時の表現は前者の方。ほら、十条とか谷根千とか武蔵小山とか、もちろん麻布十番然り。

 

昨年末から色々と構想をして、色んな都合とか事情とか諸々ありますけどようやくお店屋さんインタビュー実施までこぎつけて、まだまだこれからやることはたくさんあるので紹介冊子までの出来上がりはまだ先ですけれど。住んでる子供達が喜ぶようなお店の紹介ってなかなかないですもんね。ガイドブックとかはお土産屋さん的なところか飲食店になっちゃうし、だから敢えて生活物販のお店をチョイスしたり。まずはお試し版を作成して、評判がよければ(お店側としても学校の教育としても)継続したいとは思ってます。

 

というか、まだ何も出来てないし。いかにも『すでに完成してます!』みたいな感じですけど、なんもまだ出来てないんで。すいません。まだまち歩きの引率のおばちゃんしただけです。出来上がりをお楽しみに。

 

インターの子達がとても喜んでいたのが印象的でした。近所に住んでいる子達も多いので『ここのお店来たことある!』という子もいれば、『ここのお店来てみたかったの!』という子もいれば、一生懸命勉強した日本語が通じる(言われたことも理解できる)ことの喜びも大きかったと思います。また、日本語の先生がおっしゃってた『子供達、多少わからなくて困ることがある方が教育としていいのよ』ということも印象深い。それわかる。ちょっとマゴマゴする方が『もっと勉強しよう』を含めてモチベーションに繋がりますもんね。

 

 

あ、全然話は変わりますけど、ちょっと前に港区政新聞で小ネタデビューを飾ったことはお伝えしたかと思います。↓これ。ちょっと褒められちゃって荒んだ心がほんの少しだけ浄化されたのは記憶に新しいこと。

 

あ、その下の『区役所男子トイレにおける、大変、許しがたい行為』は聞き込み調査の結果『破壊系』らしいということがわかりました。ぬぬ、大変許しがたい。カタチあるものはいつか壊れるものだけど、そういうのはダメ絶対。

 

そんなことはさておいて、2号続けて小ネタデビューを飾ったようです。小倉りえこ、2打席連続ポテンヒット。いや、エラーによる出塁かしら。どのみち他力本願。

 

今回も編集後記的な取材日誌のところで小ネタ。今回もどうもありがとうございます編集長。しかも前回より褒めていただいている内容じゃないですか。

 

前号で小倉区議についてふれたが、「私も同感です。議会の質問も上手でよく勉強されていると思います」などの感想が寄せられた。

 

ありがとう感想寄せてくれた人。なんか区役所の中の人のような感じがしないでもないけど、どうもありがとう。議員なんてプライベートの切り売りと誹謗中傷と好き嫌いだけの世界だなあと荒んでた心をまた少し浄化してもらえました。これでどんぶりご飯おかわりいけそう。港区政新聞に感想が寄せられるんですね、へえーすごいなあー。あ、こちらへは画面の向こうから念じるだけでちゃんと届きますので大丈夫です。

 

今回とても嬉しかったのが、この『など』のところ。『など』ってことはひとつ以上ってことじゃないですか。少なくともふたつ、それが『など』。区議会議員の質問とか質問の意図とかそういうのに興味ある人とか、議会とかに興味ある人とか、まして議員に興味ある人とかいるのかいないのかそういうの都市伝説なんじゃないかと感じていた矢先ですので。選挙前とか選挙期間とかそういうところだけじゃなく、普通の時を見てくれている人がいることが嬉しい限りです。

 

などと小倉りえこは意味不明な供述を繰り返しており、次回以降の小ネタのためにも今までと変わらず通常運転で全力を挙げていくとのことです。

報告会を通じてひとつ問題提起をしました。

『年に1度の2回の報告会』と文字にすると非常に不思議感満載で、1回なのか2回なのかどっちなんだいと言われる小倉りえこ報告会です。毎年1回、1日だけだと色んな職業とな働き方とか暮らし方があってアレですので、平日の夜に1回(お店閉めてからでもちょこっと見にきていただけるように)、それだけだと遅い時間だからお店関係ない方には申し訳ないので週末のお昼に1回。初回と最終回、『こけら落とし』と『千秋楽』のみという、字面だけある意味スペシャルな報告会。某姉妹風に言えばファビュラス☆

 

それでも残念ながら全部の方々に公平に平等にというわけにはいきません。なので資料抜粋とかそういう対応でいつでもお好きな時に『ああ、報告ってそんなもんか』とでも知ってもらえるようにまとめも作ります。そんでウェブサイトで公開しておいて、自分自身でもいつ何時でも見直せるように。備忘録はできましたのでサイトに載っけてありますのでご自由に参照ください。

 

そして前回は『お前は上から下まで色合いが地味だ』と指摘がありましたので、2回目はその地味度を少しだけ脱出してみたつもりです。どう?小倉りえこ、これが目一杯の精一杯☆

 

そんなことはどうでもよくて。

 

今年の報告会では聞きにきてくれたご近所を中心とした方々に対し、ひとつの問題提起をしました。それは『麻布十番商店街を観光スポットにしていいかどうか』ということです。私1人だけでは抱えきれないことですし、みなさんがどう考えているかが大切ですし。地域の意見は無視しちゃいけない。バランス取るのは難しいんだろうけど。個人的な思いと見解からは、麻布十番商店街を全力で観光スポット化することにちょっと難色を示したい方です。え?以外?

 

一概には言えない難しい、もどかしい、そんな話題を『みなさんも一緒に一度考えてもらえませんか?』と今年の報告会を通じて投げかけてみました。今、麻布十番にとってこれからの明暗を分けるくらいの大切な時期かもしれなくて、ひとつ何かを間違うと麻布十番は商店街の街から繁華街の街へ一直線になってしまうような気がするからなんです。『繁華街にならない商店街』というのを目標に努力してきた地域ですから、そこは引き継いでいきたいわけじゃないですか。や、個人的にずーっと考えてることなんですけど。

 

今の麻布十番はそりゃもう立派な有名な街になりました。地下鉄が通り、交通の利便性が高くなったからたくさんの方が訪れ、メディアでも取り上げられます。でもね、地下鉄通る前までは麻布十番って陸の孤島と言われていました。だってずっと昔に『地下鉄はいらん!』と確か日比谷線の開通を反対した地域です。それが地域と商店街の努力である意味(いい意味で)ガラパゴス化というか独自の進化をしてですね、普通に暮らす上で必要なお店が残りつつ、今は新しいお店もできて色々と共存できてるのが麻布十番商店街です。と、そう思ってます。

 

お店もたくさんあるだけじゃなく、暮らす人もたくさんいますし。だからこそ商店街を中心に発展・存続してきた地域なわけです。そこはやっぱり尊重したいですよね。や、あくまでも私見ですよ。や、もちろん訪れるお客さんが大切なのも十分理解してますよ。だってお店の集合体ですもの。

 

今は地下鉄が2本も通り、そういうことからだろうけども六本木ヒルズも出来て、たくさんの方々がなんとなくふらりと訪れるもよしというエリアになりました。でも私は声を大にして言いたい。地下鉄が通ったのはあくまで『たまたま』であって、地元組織と地元商店街が麻布十番商店街を維持してきたからの努力に周囲が魅了されてることを忘れてはいけないよと。そういう見方もあるかとは思いますよ。

 

観光客がどっと押し寄せると暮らしにくくなると感じる人もいるわけですし、観光客もお客さん候補なわけですから売り上げ貢献に期待するとこもあるわけですし、上手なバランスが必要になるわけです。難しい問題ですよね。

 

なぜこういう風に改めて問題提起をしたくなったのか、その理由のひとつとする港区政策創造研究所による『港区商店街・商店等実態調査』の結果を近いうちにまとめようと思います、まる。

報告会してます。


区議会議員のお役目(not仕事)について報告すべく、年に1度報告会を開いています。昨年に続いて2度目、どなたでもウェルカムな報告会です。ご近所にお住まいの方々、十番商店街の方々、ふらっと寄ってみたよはじめましての方々、昨日の報告会にお越しいただきましてありがとうございました。来賓少なめな上、自分が司会進行、自分報告メインの自分オンステージ。それが小倉りえこ区政報告会、俺リサイタルの喋り倒す40分のステージ。ボエーー。今回も長くてごめんなさい。

 

麻布十番商店街会長&港区商店街連合会会長でもあります、きものアートすなが店主&小倉りえこ後援会会長の須永さんからまずご挨拶をいただいて、『小倉りえこはあれだな、真面目なのはいいけれど上から下まで色合いが地味すぎる』と爆笑トークから始まり、『まだまだひよっこだから頑張れよ』をゲキをいただきました。きたしろ勝彦都議会議員、かんの弘一都議会議員にも今回も褒めていただいてどうもどうもありがとうございます。

 

喋りたいトピックがたくさんありすぎて、知ってもらいたいこともたくさんありすぎて、上手にまとめて報告できるようになるのが課題でありまして。『よくあれだけ長くしゃべるねえ』とは言われましたけど『長すぎたねえ』とは今回言われず。よかった…としていいのかどうかはよくわからないけど。

 

お話した内容は『1年間の活動報告』なわけですが、

1. こういうこと提案したらこんなことが新しく始まることになったよ

2. 新しく何かを作ったとか建てたとか目に見えるようなものじゃなくて、表に出るところまで至ってないこともこういうこと言ったらこうなったよ

3. みなさんからの要望があってこんなことを申し入れているよ

 

このような内容をスライド使ってわかりやすくお話します。演説とか来賓挨拶は噛み噛みで全然上手ではないけれど、説明することは比較的得意。多分。でも長い。ごめん。

 

 

自分のお話だけだとものすごくつまらない会になってしまうと思うので、先月に港区政策創造研究所(区役所のとある部署のような感じ)が『港区の商店街とか商店とかで大規模調査を行ったので色んなことまとめました』という調査結果がでたので、その概要の報告も行ったんですね。港区の商店街とかに限定したこういう調査ってかなり珍しいと思うし、貴重だと思うんです。

 

しかも、研究所(というか区役所)にお願いして、麻布十番商店街だけのデータを別途もらって、その内容を報告したり。興味深いものですよ。『商店街が賑わえば自分のお店の商売も良くなると思う』とか『商店街が賑わってようがそうでもなかろうが、自分の店の商売は自力でなんとかできるから大丈夫です』とか、そういう質問に対してどう考えているかの調査結果ですよ。悩みますよ。あ、あと政務活動費の使い道とか割合とかそういうあまりヨソで聞かないようなお話も。

 

小倉りえこ報告会は必ず2回、平日の夜と週末の昼。ちなみに内容は同じです。次回の報告会は4/9の午後2時から麻布十番会館2Fで行います。次回は報告会の前に30分の時間で特別講師を招いて『全年齢(特にシニア向け)がおうちでできるかんたんストレッチ講座』もありまして、そっちだけ見にきて帰るというの全然オッケーです。

お時間ありましたら是非お越しくださいませ。

 

同じ会派の区議会議員だって見学にくるくらいの喋り倒す de show。お役所の中の人だってもちろんウェルカムさ。区議会議員が何考えて街場に報告してるか気になるじゃろ??

自転車ちりんちりん

img_1486

自転車は車扱いです、とそんな感じで自転車は車道を走れこんにゃろめキャンペーン的な自転車ナビマークをいけいけどんどんで導入したいように感じられる最近です。『自転車事故を減らしたいから』なのか『2020年にかこつけて』なのか、よくわからないけど。警視庁が進めたいみたいで、各地自体でも色々と検討されたり進められているようで。自転車はここを走りなさいよとわかりやすいマークでもあるんですが、これほど賛否両論な交通安全対策ってあるのかね?っていうような印象の方が大きいです。正直申し上げまして。悪いことではないのは十分理解してます。

 

やっぱその理由として、『新しい広い道路はいいけれど、昔からの狭い道は逆に危なくね?』というのが多数の感想かと。警視庁のサイトにもありますが、『この表示は法令に定めのない、いわゆる法定外表示であり、この表示自体には新たな交通方法を指定する意味はありません』なんて書いてあると、設置の意義すらよくわからなくなってきました。おまわりさんが『コラ!自転車はナビの上を走りなさい!』と怒られることもないってこと?おまわりさんが注意するのはイヤホンしながら走ってる人だけ?あ、そういえば品川港南口はどうやら警視庁指定の自転車走行モデル区域らしいです。

 

先日、気が付いたら仙台坂下あたりから麻布十番商店街に向かう雑色通りにこの青い自転車ナビマークとやらができてました。青羽矢印のナビマーク。急なもんでビックリしちゃって。車は一方通行の道は一方通行で、自転車は両方向に走れるのが変わらない交通ルールということで、こっちの端はあっち向き進行、あっちの端はこっち向き進行でお願いねと。例え道路が狭くとも。つまり、自転車に対して『ここは一方通行だぞ!逆走じゃないか!』は一切通用しないわけです。『自転車も一方通行ですよ』という標識がなければそもそも通用しない話なんですけれども。だからそういう標識がなければ逆走じゃないんですって、ルール上は。

 

img_1661

交通ルールとして、『自転車乗るなら車両扱いで車道(ただし例外あり)』『自転車降りて押すなら歩行者扱いで歩道』というのが一般的にあるようです。日本だから左側通行というのも。私達、どこまでこういうルールを熟知しているのか悩むところではあるんですが、交通ルールとして存在します。神奈川県警の自転車ルールのページがなんかわかりやすかったのでその辺を参考に。その『例外』という状況ですが、以下の状況であれば自転車は歩道を走っていいということらしいです。

 

1

1. 歩道走ってOKですよっていう標識がある時。

2. 13歳未満、70歳以上、身体の不自由な方。

3. やむを得ないと認められる時。

 

極端に言えば小学生やオーバー70の高齢者が歩道を暴走してもお咎めナシなんですかね、このルールだと。危ないぞ!とまわりから注意されたり怒られたりはするでしょうけど。ま、そんなことはさておいて、3番目のやむを得ない場合が問題です。

 

3-1. 道路工事や連続した駐車で、車道左側を通行することが難しい場合

3-2. 著しく車が多い上、車道の幅員が狭く、追い越しをしようとする車との接触事故の危険がある場合

 

2

ま、そんなルールを頭の片隅に置きながらでの流し読みで結構です。東京都も区も自転車走行空間とやらを整備していきたい方針があるとのことで、私全然知りませんで。ほんとモノ知らなくてすみません。港区自転車利用環境整備方針というものが数年前に策定されていることを教えてもらいました。めっちゃ書いてありますわ、『路面表示等で自転車走行空間を明示することで、公共施設や商業施設等へのアクセス性を向上させる自転車ネットワークを形成し、自転車の関与する事故の減少を図ります』って。

 

自転車ネットワークを形成することで事故が減るらしいですよ。マジかよ。ママチャリも電動もロードタイプも関係なくかよ。マジかよ。

 

img_1661

で、そんな前提を学んだ上に、もう一度自転車ナビマークのあるうちのご近所道路を見てみましょう。麻布十番商店街エリアです。たくさん人も住んでるし、たくさんお店があるし、たくさんお客さんもくるし、たくさん働く車(重機じゃないやつ)もある場所です。

 

img_1662

路上の駐停車はけしからん!とお怒りになる方もいらっしゃるのかもしれませんが、現実をみますと普通の車も働く車もたくさん通りますし、少しの時間もちょっとの時間もそりゃ停まります。商業地はこりゃもう仕方のないことでしょう。タクシーだってお客さん乗せたり降ろしたり、業者さんだって荷物を乗せたり降ろしたり。で、ナビマークはびっしりと車の下に収まりました。で、当然左側に車が一時停止したとして、後続の車は右に避けますよね。で、当然向こうから走ってきていいはずの自転車ナビ上を通らざるを得ません。すると自転車通る隙間って本当になくなっちゃう。残念ながらこれ現実なのよね。

 

img_1663

働く車もそりゃ停まりますよね。配達できませんもん。でも、こういう働く車を狙って駐車違反のキップ切りにくる監視員も多いらしいですね。色んなお話聞きますと。路駐を全部取り締まって車を一秒たりとも一台たりとも停めさせないようにすればいいと考える方もいらっしゃるかと思いますが、商業地、特に商店街はそういうわけにもいきません。不便になったからもう行かない、と客すら失っていることだってありますから。現実はこんなもんです。

 

img_1665

で、例え車が左側に停まっていたとしても、後ろから車来なければ広い車道をすいすい自転車通りますよね、ナビマークに沿っては走れないけど。だって車いるし。でも、もし、後ろから車が来てたらどうしましょう。私がよくママチャリ乗ってて怖いなあと感じるのが、車より、後ろから音も立てずに結構なスピードで追い抜かしていく自転車の方。だって車みたいに車間とってくれないじゃん。

 

img_1666

問題は対向自転車ですよね。必然的に『1. 車が停まっている』『2. 追い越しの車は右に避ける』『3. 自転車走行のスペース無いし危ないので安全な歩道を走る』というループが出来上がります。ですよねー。歩道を歩く歩行者視点だと『自転車はとにかく車道走りなさいよ!』であって、車のドライバー視点だと『チンタラ走ってる上に車道狭いから危ないだろ!』であって、自転車乗ってる人だと『車道危ないから歩道で何が悪い!』となっちゃいがちですよねー。でもこれ全部『やむを得ない』状況です。三つ巴の戦い。

 

で、ここで重要なのが、誰が一番ルールを乱して悪いのか犯人探しをすることができるのか?ということです。路駐の車が悪そうな印象もありますが、『5分程度以内』という一時停止は法律上オッケーらしいですし、しかも人が乗ってたらそれもある意味セーフですよね。追い抜く車だって空きスペース通りますよ、危ないもん。自転車だって正面から車来たら怖いですもん。誰も悪くないと思うんですよね、この状況。

 

広い通りはいいですよ。広い通りは。多少狭くとも交通量が少ないところもいいですよ、多少は。でも問題は狭くて交通量が多くて、人も店もたくさんあるとこなんですよ。広い素敵などこかのヨーロッパの写真を参考にしたい気持ちはわかりますが、ここはジャパンですジャパン。中世から馬車でカッポカッポしている国じゃなくて、ここは人混み雑踏の中を籠でえいさほいさしていた国だったことを是非お忘れなく。

 

img_1680

紅葉もキレイでイチョウの葉が地面に敷き詰められて黄色い絨毯が美しい季節でありますが、例えば広尾駅近辺、有栖川公園近辺の道路をみてみましょう。このあたりも区が進めたい自転車ネットワークとやらの計画道だそうです。公共施設や商業地へのアクセス良くしたいんですよね。

 

img_1682

でもこの辺も狭いよ?路駐はないかもだけど。

 

img_1683

最終ゴールはこうしたいんだよね、自転車は車道、歩行者は歩道。そうすれば事故はなくなると。でも、自転車ぐるっと一回りして信号渡って降りて押して目的の場所まで戻ってこいってことになる?それとも駐輪場を探して停めて、そこから歩いて目的の場所まで戻ってこいってことになる?や、自転車のメリットって目的地まで直で行けることだから。どうしてもそういう視点で考えちゃう。

 

img_1684

港区のいろんな道を自転車で行けるように繋げてネットワーク化したいという気持ちは理解できます。だって、港区はこれからもたくさんの観光客呼びたいし、利便性の向上にも力入れたいんですよね?麻布十番を観光スポットにしたいんですよね?まちづくりマスタープラン案にもそういう一文をみたような。自転車ネットワーク作って人呼び込んでやるよ!が果たしてその方法のひとつなのかどうかわかりません。通り過ぎるだけは簡単になるかもだけど。

 

ま、全部が全部自転車ナビマークが無駄ということではないと思います。現に、東町小学校前のところの通りは車の量も少ないですしお店屋さんほとんどないから路駐ないし、先日自転車がどういう風に通るかなーと眺めていたら、対向車が来なかったからかもしれませんがナビマーク付近をなんとなく通ってましたしね。でもこれが道にびっしり連続性をもったネットワークがあればみんなハッピーになるのかどうか、よくわからなくなってきました。

 

麻布十番商店街のような地域での自転車取り扱いに最適な方法、誰か教えてその道の人。あとは、地域地域で事情が異なるので是非見たり聞いたり現実を知ってくださいエラい人。向き不向きは絶対あると思うの。

10月10日は麻布十番の日

3連休はみなさんいかがお過ごしでした?雨が降ったり上ったり、また雨が降ったり上ったり、ようやく涼しくなったりとそんなお天気でしたが、10/8と10/9は増上寺・芝公園一帯でみなと区民まつりでした。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

区議会ブースでは昨年に引き続き、子供議員バッジと風船を配ったり、大人には議会報告会のお知らせを配布したりと、区議会事務局も大忙しの2日間。港区の好きなところをポストイットに書いてもらうとあら不思議、子供議員の誕生です。

 

『風船もあるけど、港区のイケてるところ教えてくれると港区の子供議員になれるからキミもどう?折角だから子供議員にならないかい?』

 

image

 

そんな呼び込みで港区マークの入った子供議員バッジ(缶バッジ)を大量配布。公園、図書館、東京タワーが多かったようなそんな港区のイケてるところ(注:わたしのスキな港区)。みなさんありがとうございました。そして区議会事務局のみなさまお疲れ様でした。

 

そして3連休最後の10/10。10が2つも付く日は年に一度の麻布十番の日。商店街たくさんのお店が年に一度の大サービスを展開、そしてイベントも盛りだくさん。午前中からイベントアナウンスと交通整理のお手伝いを。

image

和太鼓あり、ベリーダンスあり、麻布十番の日のお買い物の合間によってらっしゃいみてらっしゃい。麻布十番商店街のJSS加盟店でお買い物すると貰えるシールを台紙1冊分ためると、年に3回ほど港区共通商品券がお得に当たる福引がありまして、賞品交換のいつものお手伝いも。お得なんです、パワーアップ版の十の市福引。

 

次の福引は1月になりますが、来月11/11と11/23の酉の市では福引の代わりに更にお得に品物と交換できますので、そちらもご利用くださいくださいね。

 

image

当たった商品券でまた商店街でお買い物してくださいね。微笑みのまち麻布十番商店街、日々のお買い物にも麻布十番商店街、たくさんのいいものがある麻布十番商店街、10月10日麻布十番の日のお買い物をお楽しみくださいましてありがとうございました。買い物するならお近くの地元の商店街でね。

買い物するなら地元の商店街で

shoppinglogo

2月〜3月の定例会、一般質問と予算特別委員会の中で話題に出した『地元が支える商店街支援策』が素早くカタチになり始めたのが先月4月、港区コミュニティバスのちぃばす車内モニターでこのアイキャッチが流れるようになりました。さて次はどうやって展開してもらおうかと考えていたところ、区の商店街連合会で各商店街の理事長さん方が一堂に集まる素晴らしい機会にお知らせをしてもらうのがいいと思いついたわけです。

 

会長さんに理解と了解を経て、行政側から『こういうの作ったので是非利用してください!』と報告というお願いをしてもらったところ、案外評判がいいと聞きました。デザイン云々は別として、各商店街のトップに良いと思ってもらえた理由は『呼びかけるものが今までなかった』からだと思われます。商店街の発行物にロゴ?を入れてもらえるような動きもあるようで、色々なところで目にする機会がこれから増えていったら嬉しいです。更にその次の展開についても種を蒔きました。あとは行政のみなさんが水をやり、花を咲かせてくれると思います。

 

提案したことがカタチになるってこんなに心打たれるとは思ってなかったです。区役所さんありがとうございます。でも終わってませんし、まだまだこれから。

花祭りを英語で説明しなさい(10点)

image

エレベーターで一緒になったかわいい僕ちゃんに『あ、あの時のおばちゃんだ』と言われ、「おばちゃんのこと覚えててくれたのねー、ありがとねー』と小倉りえこ40才、自らをおばちゃんと初めて表現した桜満開の春でございます。背の高いおねえさんからデカいおばちゃんに超進化していたようです。人間、成長とのびしろがあるって素晴らしい。前にどこかの人がいってました。『おじさんおばさんと呼わばりすると色々微妙だけど、男女関係なく平等におっさんと呼ぶと何故か誰も怒らない』と。うん、正しい正しくないはおいといて、わからないでもないその気持ち。

 

そんな4月の春、麻布十番商店街の花まつりお稚児さんパレードが盛大に行われました。去年は雨でパレードできなくて、今日もお昼近くまで雨が降ってパラパラとみんな心配でしたが、無事に開催。男の子も女の子も日本人もその他も、みんな可愛らしく大変身。

 

麻布十番商店街のイベントアナウンスを時々してますが、日本語と英語で両方やることが多いです。どこどこに何時に集合ですとか、商店街にまた来てねとかは単純なんですけど、英語アナウンスで一番気を使うのが『それっていったいなんなの?説明』をほんの少しだけ加えることです。

 

文化って背景がわからないと何説明しても理解はできないと。『4/8は花祭り』ということを知らない日本人もたくさん増えていると前に何かで読んだような気がします。そっちの方もどうかとは思うんだけど。

 

お釈迦さま(むしろ、ゴータマ・シッダールタ)のお誕生日をお祝いする灌仏会という仏教行事であることから説明しないと、桜の季節だからお花たくさんのフラワーフェスティバルに思われそう。白いゾウさんとか甘茶とか、脇からポロンと天上天下唯我独尊なんて、それこそどこまで説明が必要かどうかは悩むとして、花祭りという行事を知らないと説明が難しい。英語ができるできないのレベルじゃありません。

 

『フラワーフェスティバルです』だけより、『フラワーフェスティバルは仏教行事でブッダの誕生をお祝いするセレモニー、ブッダ像に甘いお茶をかけるのが習わしです』と、間をすっ飛ばしてもこの程度の説明を付けるだけで何となくはイメージつくでしょう。でも説明が長くなっちゃうのが困りもの、知識ゼロの人に伝わるキーワードをいくつ用意するかがセンスの問われるところかと思います。

 

そんなお稚児さんパレードは事前予約で150名くらい、今年逃してしまった方はまた来年の3月になったら商店街に詳細をお問い合わせください。

 

英語ができるから説明ができるのではなく、日本文化の知識としてなんとなくでも知っていないと、何語でも説明はできません。私も色んなことに大した知識がなくて悩んでいるので、国際人うんたらに語学教育だけじゃダメなんですよ!といつも鼻息荒く吠えてるのはこういう理由から。

区政報告なのか自分報告なのか

image

自分も通ってた聖徳学園三田幼稚園の卒園式で『人間って、教育がやっぱり大事なんだなあ…!』と、きちんとお行儀良い子供達を前に感動の涙を堪え。どっちかと言うと城南中学校もとい六本木中学校の卒業式では『中学の時はもっとああしてこうしておけばよかった…!人生一度きりなんてあの時考えたこともなかった…!』と昔を思い出して混ざる後悔の涙を堪え。そして自分も通ってた東町小学校の卒業式ではもう東町というだけで緩む涙腺に耐えられず、来賓席でひたすら涙とハナを拭ってたわたしです。

 

おめでとう!という気持ちの他、感動する理由なんてほんとに人それぞれ、どうもこんにちは小倉りえこです。区議会議員というお役目を任されてます。

 

年に4回、議会がおわった後に区政レポートと称してこんなことやりました、あんなことやりましたとA4のサイズの報告書を作成しています。外注しないで自分でぽちぽち、結構楽しいです。何を報告しようかを考えるのも含めて楽しい。でも『要望しました!』と『提案を区に採用してもらいました!』は全然意味が異なるし、区がオフィシャルに既にお知らせしてることを改めて内容にするのもどうなのかなあと、頭を捻ってる毎日。

 

明日は2回目の区政報告会です。お忙しい中恐縮ですが、お時間ありましたら手ぶらでふらりとお立ち寄りください。

 

201603 information

初めての区政報告会

image

 

 

まもなく1年、ひと通りの年間スケジュールが終わったのでこじんまりとした報告会を開催しました。自分の目でみた区議会、自分が見てきた区議会議員、そして自分が何か役に立ってこれただろうかのわかりやすい(はずの)プレゼン大会。私ね、フリーハンドでの自己アピールが壊滅的に下手なんですが、プレゼン資料を用いての物事の説明は結構得意です。

 

image

 

パワーポイントさまさまですよ…!1スライド、1メッセージ。これ基本。

 

 

image

 

そんなことはさておき、地域のみなさん、麻布十番商店街のたくさんのみなさんにもお忙しい中おいでいただきまして、小さいながらも手作りの報告会(超地味)の第1回目。司会も進行もわたくし、小倉りえこがお送りします。まずは後援会会長の麻布十番商店街の須永理事長にご挨拶いただきまして、『一期生の一年目でこれだけやれるとはついさっきまで思いもしなかった』とありがたーくお褒めいただきました。ありがとうございますありがとうございます。

 

 

 

image

 

ご来賓の方々からもありがたいお言葉を頂戴しまして。東京一区選出の山田美樹衆議院議員。同世代で女性同士ということですし、とても好きなんですよねミキティ。また国際キャリアを活かして2期目で外務大臣政務官って本当に素晴らしい。ありがたいお言葉を頂戴しましてありがとうございますありがとうございます。

 

image

 

そして麻布十番ではお馴染みのきたしろ勝彦東京都議会議員。『えー、小倉りえこの素行について、区議会自民党議員から聞き取り調査してきました』的な出だしで爆笑をかっさらい、奇行の暴露ではなくちゃんとお褒めいただきましてありがとうございますありがとうございます。

 

image

 

報告会の内容は、1. 区議会について、2. 定例会について、3. 一年間の活動報告について。プレゼンスライド抜粋の資料をお渡しし、少しでも区議会や地方自治に興味を持ってもらおうと(気にも留めたことなかった私が言うのもなんですが)、区議会のお役目ってなんだろうかとか(これっぽっちも知らなかった私が言うのもなんですが)、区議会議員に求められる能力・技術ってなんだろうか(驕ることなかれ小倉りえこ)、区民の声を区政に反映させるってどうやるのか(小さいことからコツコツと)、そんなお話をしてみたり。

 

もちろん、自分の提案が区に採用されたことを抜粋して8項目くらい報告させていただきました。あれとかこれとかそれとか。医療系と商店街振興がわかりやすいものなのかなあと思ってるんですけど、でもまだ開始されて結果がでたわけじゃないですからね。まだまだなーんにも出来上がってない。これからこれから。

 

わかりやすかったと感想いただいたり、すごく嬉しく思います。ただ、『笑いを取れるようなトークの腕も磨け』とハードル高めの設定もされました。…そんな!

 

次回予告!

3/26(土)午後1時〜午後2時 @麻布十番会館2階(港区麻布十番2-3-10 セブンイレブンのあるビル)ではたして小倉りえこは真面目な報告だけではなく、フリートークで爆笑をかっさらえるのか!?お楽しみに!…でも多分無理!(注:報告内容は同じです)

節分の前に車道の応急手当

image

 

節分が過ぎると暦の上ではもう春です、春。でもまだもう少し続くと思われる新年会もあり、気分はまだお正月です。だから新年会続きで未だに正月太りするのも仕方ないんですよおくさん。先日、今シーズンの自己ベストをマークしました。表彰台より体重計を目指します。

 

image

 

そんな豆まき、2/3は節分の日。麻布十番商店街の節分パレードは結構な大きいイベントで、山車で商店街の中を巡行しながらところどころで豆まきして、グランドフィナーレで大量の豆とか飴とかサイコロキャラメルが宙を飛び交うんです。そんな行事の前に商店街の会合で『山車が道路に引っかかる』と話題にあがりました。

 

前々からどうにかならないものかと言われてはいたところなんですけど、今すぐどうにかなるものとならないものと、その中でもどうにかできるものだったらどうにかしてもらおうじゃないの、と言うわけで『ヘイ、ちょっと車道を見てもらえないかいミスター』と麻布支所のまちづくり担当課に連絡をしまして。一緒に色々みてもらったんです。

 

image

 

麻布十番商店街、車道ってこんな感じの波打ったデザインなんですね。そこがちょっと地盤だとかなんだかの問題で、まるで轍のように盛り上がったり盛り下がったりしてる道があるんです。交通量の多いとこでもありますし、その中でもブロックとか削れちゃって段差のある箇所が結構ありまして。

 

image

 

結構危なっかしいんですよね、こういうの。隙間が空いてるのって。車道といっても横断歩道のない箇所もありますし、自転車とか歩行者も『おっと』なんてよくありますし。どうにかならないもんですかねーと相談したところ、どうやら方法はふたつ。

 

1. 全部引っぺがしてからのお直し

2. だましだましの応急処置

 

1はすごく予算をとっての大規模お直し。『それは本庁のほうじゃないと』とも言われるし、『そんなの支所でもできるよ』とも言われるし、結局どこが責任持てるところなのかさっぱり。そういうのダメ。でも範囲がとても広いので、もうちょっと調べつつ、しつこいくらいに要請はしてみるつもりではいるんですけどね。昨年末に区長に提出した平成28年度の自民党議員団からの予算要望にも加えてもらってはいるんですけど。

 

今まで『麻布十番商店街の車道整備』みたいな表記で地域選出の前区議が書いていてくれたんですけれども、麻布十番商店街って大通りと雑色通りだけかよという声もありますので、『麻布十番商店街及び近隣の車道整備』と書き換えてみてるんですけど。予算をつけてもらうにはまだ足りないのかも。がんばります。今は別の道路に関する案件もでてますので、それがどうにかなってからなのかなあ。

 

image

 

節分までにどうにか!ということでもありましたし、麻布支所と相談の上、『隙間を埋める砂のようなもの(雨降ると固まるやつ)』で取り急ぎの応急措置をとってもらいました。パティオ十番の坂の下からから4番出口に向かう道と、あとは郵便局の前の短い道。素早く対応していただきましてありがとうございました。『マシになった』とお言葉ありました。でもまだまだですのでちょいちょい様子を見に来てくださいねありがとうございます(←先にお礼を言っておきます)。

 

image

 

そんなこんなで十番名物節分パレードは盛況に行われまして、平日の午後でしたけど国際色豊かにたくさんの方に楽しんでいただけたかと。商店街のみなさん、お疲れ様でした。

 

image

 

グランドフィナーレの4,5箇所からの一斉豆まき大盤振る舞いも。来年もよろしくお願いします。2月3日、だいたい午後3時〜4時過ぎです。道路に落ちたお豆は腕が痛くなるほど竹ボウキではきまくりますが、ハトとスズメも動員します。