平成30年度予算特別委員会 総務費

さて、月曜日から来年度予算の審議が始まっております。審議というにはやり方がどうなのかというソモソモの話はちょっと置いといて、お一人様60分の持ち時間で〇〇費、xx費と決められた項目ごとに質問をしていきます。質問しない人もいますよ。

 

特別委員会用のお部屋の様子

さて、決算と予算の委員会はこういうお部屋でやります。区議会棟4階の委員会室を2つぶち抜いて、通常でしたら区民文教常任委員会総務常任委員会が使う2つの部屋をぶち抜いて、1つの大きなお部屋にします。

 

で、各々の待機位置はざっくりとこんな感じ。答弁者と質問者、向かい合ってるわけでもないんですよね。xx費の質問で回答してくれる課はもちろん変わるので、ひとつのxx費が終わると職員さん総入れ替え(ただし区長と副区長と企画関係を除く)。課長さんたちも座席が確か決められているようです、キミはここに座りなさいよと。

 

さて、それを踏まえて先ほどのお写真を見てみましょう。

 

だからどうだってことは何もないんですけどね。なんとなくです、なんとなく。

 

総務費の質問: 連携事業について

Q: 港区が進めようとしている全国連携、戦略がおばちゃんイマイチよくわからないの。今の課題と、どういう視点から広域連携に繋げていきたいの?

A: 目指すは自治体間の相互の共存・共栄ですよね。区内のお風呂屋さんで温泉体験とか、障害者就労支援施設とかでお互いの自治体の商品売りあったり。いかに区民にとってのメリットを生み出すかが課題なんですよね。

 

Q: 連携するならもっと近所の周辺区と共通の課題を解決するような連携して欲しいんだけど?

A: ですよね。23区の課長級クラスの連絡会とかで色々情報共有してますよ。積極的に区役所の中でも情報提供して、各部署の課題解決の立案できるように取り組みますね。

 

(´-`).。oO(どこどこでやってるからとかマネしなきゃ、とかそういうことじゃないんですけど、何が成功したか、どういう点で成功しているかとか別の視点も必要ですよね。今後期待しますのでがんばってくださーい。) 

 

総務費の質問:用地拡充について

Q: 港区の中さぁ、土地確保したいよねぇ?保育園とか高齢者施設はさぁ、よく言われるからわかるけどさぁ、他にどういう要望がある?

A: えーと、子供増えてるから学校関係とか、自転車シェアリングポート用の場所とかですかね。

 

(´-`).。oO(港区、土地買って欲しいんですよね。買っていいと思うんですよ。ここ港区が使えたらいいなというところ、デベロッパーがガンガン土地買ってマンション建てるんですよ。港区は競ってまで買えないって言いますよね?財産価格審議会が値段適正か決めるから。でもその評定って最近の取引事例が多いんでしょ?今の港区、デベロッパーが付加価値付けて開発するから、昨日の値段より明日の値段の方が高い傾向あるわけですよ?事例で評定なんかできませんて。財産価格審議会とかも色々とアレでしょうけど、色々検討してくださいな。)

 

総務費の質問:やさしい日本語について

Q: いやぁいいですよ、やさしい日本語。超おすすめ。で、地域の共通言語として使いたいわけですけど、やさしい日本語をとっかかりとした全体構想ってどういう感じですかね?

A: ボランティアによるカンバセーションパートナーのマッチングのような事業も予定してますし、こういうところから地域へ踏み出す第一歩になったらいいなと。コミュニケーションツールですよね。

 

(´-`).。oO(ちょっとずつ知名度上がってきましたけど、まだ言葉が難しいですよねー。でもこういうのきっかけで国際防災ボランティアとか観光ボランティアガイドとか、そういうのにも広がればいいなって思いますー。がんばってくださいー。) 

 

総務費、以上。

 

xxについて質問しました!」だけだと皆さんへの報告として全然丁寧ではないと思ってまして、しかもどういう意図でどういう目的で質問してるかって議員それぞれだと思います、多分。話題に触れることも必要な時もあるし、頑張って欲しいからあえて質問する時もあるし、本当にダメだから指摘する時もあるし、回答を引き出したいだけの時もあるし、ただ意見を述べたいだけの時もあるし。

 

議員の自己満足(またはわかりやすいパフォーマンス)と言われればそれだけかもしれないけど、結果としてお役所のみなさんに多少なり意見や思いが採用されればこれ幸い。そんなもんだと思います。まる。

 

次は衛生費。


 

区長・教育長に質問いたしまして。

さて、『平成30年第1回港区議会定例会にあたり、区長・教育長に質問させていただきますぅ』と、先日一般質問に立ってみたのは記憶に新しいことです。全体で5つの項目で質問しました。詳細はそのうちウェブサイトに掲載しますけれど、わかりやすくざっくりと復讐、もとい、復習してみます。

 

1-1. 全国連携の取り組みについて

Q: 港区、いろんな遠い地方と連携事業ってやってますよね。でも本来の全国連携って基本win-win前提じゃないですか、今のところって防災と教育以外はあんまりですよね。というか、産業分野では地方から見たら都心は人いっぱいいるからビジネスチャンスあるからいいですけど、港区にとってのチャンス考えるとそれって正直微妙じゃないですか。港区って全国連携やってる中でどう成長してるんですかね?

 

A: 商店街と徳島県阿南市の連携で新たしい人の流れとにぎわいが生まれましたし、北海道豊富町の温泉を区内銭湯で体験できたり、ご好評いただいたんですけどねえ。あとは、全国各地の自治体とお互いの障害者就労支援施設とかで作られた商品を売りあったり、今までゼロだった福祉施策は広がりましたよ。

 

1-2. 近隣・周辺区との連携について

Q: 遠くばっかり見てる印象があるけれども、近場にも目を向けて欲しいな。例えば医療分野ならお台場に病院ないから江東区や品川区と連携したりとかさあ、交通分野なら東京駅のある千代田区・中央区とかさあ、観光分野なら空港持ってる大田区とかさあ。連携するなら近場から見直してみるのもイイと思うの。港区で成功したものを周りに広めるとか、他で成功したものを取り入れるとか、こういう視点もアリじゃね?

 

A: 自転車シェアリングとかそうですよね。あとは、とあるイベントで江東区長からご講演いただいたり、港区・品川区・大田区で70周年記念でみどころ紹介展示したりしましたよ。今後も色んな分野で連携がんばりますね。

 

1-3. 企業連携について

Q: 自転車シェアリングとかはさ、実際にやってくれる企業があるから成り立ってるわけじゃん。オリパラ関係も期間と目的が明確だから連携できるじゃん。今って港区は100近くの企業とかと連携してるけど、締結後の話ってあんまり聞かないけどひょっとして苦戦してる?連携協定締結が目的はもったいないよ。今までの企業連携による成果ってどんなの?

 

A: えー、効果的な企業連携が実現してましてー、高齢者の見守りとかアピアランス支援とか。えー、区政に気づきと刺激を与えて、新たな発想による効果的な事業創出に大きく寄与しておりましてー。

 

Q: 直面してる課題とかって何すか?

 

A: えー、2つ例を挙げますとー、新橋SL広場のデジタルサイネージなんですがー、企業が広告収入で運営しようと思ったんですが東京都の条例の規制に引っかかりまして港区が代わりに広告募ることになりまして。これは都知事に規制緩和を申し入れたとこ。もうひとつはやっぱりSL広場なんですけど、ミストのクールスポットの設置に2年とか時間かかることになったりですね。

 

2. 行政評価制度について

Q: お役所の事業を評価する『行政評価制度』なんですけど、外部委員の方々から目標とかの設定の改善しなさいよって言われてません?目標も微妙ですよね。ま、確かに評価委員会は区職員も多いですし、でも外部増やせばいいということでもないですよね。ということで、成果目標・活動指標の見直しについてどう?

 

A: えー、確かに委員の方々からは『設定がわかりにくい』と、達成度評価が悩ましかった的な意見いただきました。今度の見直しでは限りなく数値化して、よりわかりやすくなるよう改善してみましたよ。

 

Q: もちょっと事業の質を高めるためというか、包括的に評価できるように設定改善するとか評価方法とか、今後の検討の方向性ってどんなの?

 

A: すべての事業に成果目標とか活動指標を設定することにしたんですけど、今後も評価方法の改善とかがんばっていきますね。

 

3. 自転車ナビマークについて

Q: ちょっと自転車ナビマークで混乱した地域がありまして。区の計画とは別に、警視庁の計画があるらしいんですね。しかも区が計画してない区道に警視庁がペタペタと。区と警察で全然整合性ないんだけど、港区は区道の道路管理者としてそういうのどうなの?

 

A: えー、整備にあたりましてはー、区道を管理する立場からー、警視庁との情報交換をー密に行うとともにー、地域の方々のぉーご協力をぉー得ながら取り組んでぇーまいりますぅー。

 

Q: 自転車マナー啓発を色々されてますけどね、ターゲットが違うと思うんですよ、ターゲットが。届いてないんですよ、対象者に!

 

A: 区内の自転車事故って7割以上が20〜40歳代なんですよ。しかも、事故の9割が区民じゃない在勤者とか来街者なんです。今までは子供と高齢者という交通安全教室をしたりしてましたけど、今度からは企業に対してもやろうと思います。

 

4. 港区観光ボランティアガイドについて

Q: 国家資格の『通訳案内士』ではない、国家資格のない『地域通訳案内士』が今度有償で通訳案内ができるようになったんですよね。で、港区って観光ボランティア事業があるじゃないですか。港区が観光ボランティアガイドをなんらかの形で区が認定したりして、ちょっと差別化図るといいと思うんだけどいかがかしら?

 

A: そうですよね、認定証の発行とか、観光ボランティアガイドの認定制度を検討していくことにしますね。

 

Q: で、もちろん港区は外国の方も多いですし、ネイティブの観光ボランティアガイドもいいと思うんですよ。そういう育成のための研修体制も検討してもらえないでしょうかね

 

A: ですよね。理解しやすい研修内容を工夫したり、外国人ボランティアガイドの育成進めていきますね。

 

5-1. 英語教育の取り組みの成果について

Q: 2020年から全国的に小学校3年生から外国語活動、5年生から教科化されるわけですよね。港区ってすでに1年生から国際科という授業やってて、成績が付く教科化されてるわけですよ。良い先進事例なんですよね。全国に先駆けた港区の英語教育、どんな成果が出てる?

 

A: まだ色んな事を検証してますけど、いやあ、おかげさまで中学校の学力調査では東京都の平均より際立って高い数値でてるんですよ。確実に成果があるんですよ。高いレベルで発揮してますよ。

 

Q: 中学だって六本木中でオールイングリッシュのネイティブ・コースできましたし。中学は2021年が英語教育改革の年だそうですけど、港区が独自で行っている週1回の英語科国際、どういう展開していくのかしら?

 

A: ま、ネイティブ・コースも検証しますけど、カリキュラムを改訂したり効果的な指導とか教材を全中学校へ提供しますね。英語能力に応じた少人数指導を全中学校で展開していきますよ。

 

5-2. 国際学級のあり方について

Q: 国際学級って『外国籍のみ』『英語能力あり』『公立を希望』っていう結構限定された枠ですよね。増えるのか減るのか、これからもちゃんと維持できるのかいつも不安なんですよね。入級の優先順位を設けてでも資格修正の検討って必要じゃありませんかね?

 

A: まあ、児童数の推移とか学校運営とか、検討課題にはしてみますよ。

 

以上。復習おしまい。


 

港区議会定例会 はじまりはじまり。

平成30年第1回定例会が始まりましてございます。2/14より約1ヶ月の3/13まで、来年度の予算委員会もセットの第1回定例会。2/14初日は区長の所信表明、2/15の2日目は各会派の代表質問、2/16の3日目は各会派の個人の一般質問です。わたくし、一般質問の登板・当番でございます。

 

Google先生に『港区議会』と尋ねるとウェブサイトを教えてくれまして、そこを導かれるままにクリックしますと『会議のお知らせ』というのが出てますよ。

 

そこの中から『会議の日程』をクリックしまして、

 

一般質問』のPDFファイルをクリックしますとあらまあホラホラ。

 

今回の代表質問と一般質問にこういう人がこういう質問しまっせ、と掲載されてます。ご参考までに。

 

あっ、議席番号8番の小倉りえこ、区長と副区長席の目の前です。そんな小倉、2/16の13時開始とともに一般質問開始。今回の質問は大きく分けて『連携事業』『行政評価制度』『自転車ナビマーク』『港区観光ボランティア』『国際理解教育』の5項目。

 

それではみなさん、ごきげんよう。


 

オリンピコ、おおオリンピコ、冬のピコ

この辺からもブルーインパルスの5つの輪が見えたんだよと、50何年前の記憶を昨日のように嬉しそうに語ってくれる方々によく会います。それだけインパクトがあることだったんだと、また、ここら辺からもそれだけよく見えたんだと、ビルに囲まれた今はそういうのは見えないだろうなと、そんな事を考えながら自分の記憶の中のオリンピックを振り返ってみることにします。

 

オリンピコ・メモリー

記憶に残ってる1番古いのが1984年のロサンゼルス大会。9歳ですか。コマ切れでちょっとづつ色々なことを覚えてます。開会式で人が空飛んでたとか、観たいテレビがオリンピック中継で放送してなかったとか、陸上とか体操とか柔道とか。なんかよくわからないけど、『ロサンゼルスオリンピックは赤かった』と、何故か赤という色のイメージが強烈に残ってるのはなんでだろ。カール・ルイスのユニフォームかしら。

 

その次はソウル、冬はカルガリー。このあたりは多分観てるんだけどそんなに記憶にない。夏はボーッとでも観てると思うんだ。夏だし、そうめんズルズルしながらとか。バルセロナとアルベールビルも多分似たような感じ。

 

ショッキングな1994年

なんか同じ年に夏と冬でオリンピックやってたよね。それが1994年の冬から変わったんだよね、確か。冬のリレハンメル大会、オリンピック自体やってること知らなかった。その時、日本で通ってた高校中退してアメリカの高校に編入して1年目、寮住まいで勉強づくめだったからテレビも観てなくて、というか寮住まいだからテレビなんか観れる自由もなくて。

 

当時インターネットとかそういう便利なのなかったし、寮に1台置いてあるテレビはまわりのアメリカ人のみんなは限られた少ない時間の中でトークショーとかコメディドラマとかしか観てなかったし、ニュースとかそういうの誰も興味なかったし。

 

時々日本へかける電話で『リレハンメル観てる?』って聞かれて、『ハァ?なに?リレ?それ何?オリンピック?冬の?なんで?ついこないだやってたじゃん?え?今やってんの?え?というかリレハンメル?どっかの場所の名前?どこの国?

 

と、得たものも大きかったけど失ったものも大きかった10何年くらいのアメリカ暮らしのスタートを切ったのが思い出のリレハンメル大会(いっこも観てない)。

 

その後は

アトランタは少しだけ観てました。でも長野とシドニーは観てない。その理由、時差とお金

 

ご存知の方も多いと思いますけど、アメリカさんってオリンピック放送するのって民放は基本1局(スポーツ専門の有料チャンネルもアリ)、しかも朝から晩まで放送してるわけでもない。しかもケーブルテレビ加入しないとザーザーで民放1局も映らない(ところもある)わけ。

 

アトランタが観れてたのはケーブルテレビ入ってて時差がなかったからテレビつけたらなんとなくやってたから。長野は時差があるので1日遅れの録画みたいなもんだったし、フィギュアスケートのミシェル・クワンとタラ・リピンスキーしかやってなかったし。

 

シドニーは働き始めたばかりのニューヨークでケーブルテレビ加入せずギリギリ映るか映らないかのザーザー言うテレビから微かに聞こえたようなそうでもないような。2000年になるとインターネットがそこそこ充実してきたのでネットニュースのトピックスで速報みてたくらい。

 

USAテレビ事情

当たり前のことだけど、まあアメリカさんが強い競技はアメリカのゴールデンタイム・プライムタイムの放送ですよね。んで、当たり前のことですけどそんなばっかり観てるとやっぱ気分は『USA!USA!』ですよね。これは仕方ない。国歌歌えるくらいそこそこ長くいたわけだし。

 

ソルトレイクの時はテレビ観れるところに住んでたので、その時のアメリカさんはそう言えばショートトラックのアポロ・アントン・オーノ一色だったな。仕事から帰ってきてテレビ付けるとオリンピックやってた的な。

 

あっ、そう言えば当時聞いたアメリカ的ゴールデンタイム、プライムタイムなんですけど、東海岸の午後8時からというのが鉄板。というのもですね、アメリカさん広いわけですよ。東海岸と西海岸で時差3時間あるくらいの広さですよ。だから全米で生放送とかいうと『仕事あってもおうちに帰って観れないわけではない』西海岸の夕方5時開始がマストだと。野球の試合とかいい例かしら。ワールドシリーズとか。

 

ホラ、国内の仕事するにも業種によって時差考えるから朝6時(東海岸9時)スタートして午後3時(東海岸午後6時)に終わらせる働き方の人もいましたし。というかそういう人本当にいましたし。仕事終わったから早く帰る人いっぱいいたし。むしろ文化と感覚の違いですかね。

 

今はどうなんだろ。まあいいや。変な方向に記憶が改ざんされてたらごめんなさいね。だって所詮は人間だもの。

 

USA一色でした

と、よくよく思い出してみると私のオリンピックはアメリカさん一色であります。だからこそ2004年のアテネは帰国まもなくで開会だったから、ずっと観ることができなかった日本人選手を目当てに一日中テレビ観てたのかもしれない。あっ、ハイ、充電期間で当時無職でしたし暇でしたから。

 

と、昔話はこれくらいにして、そんなことを色々思い出してる中でピョンチャン大会が始まったわけです。テレビで観てるわけじゃないですか。開会式の前に予選とかやったりしてるとオリンピックの始まりがイマイチわからんとか、テレビつけなきゃオリンピックムードってそう言えば皆無だよなとか、テレビ無い若い人とか多いわけだしネットでわざわざオリンピック観るのかなとか、それともいつぞやの自分のようにニューストピックスだけで終わるのかしらとか。そうすると2020年のことを考えるわけですよ。

 

夏と冬とオリンピックのボリュームは異なれど、多分同じような時間帯で同じような放送スタイルで同じような生活を例えしてたとして、いくら学生は夏休みであろうと、仕事ある人もいるわけですしみんながみんなオリンピックパラリンピック言ってるのだろうかと。でも遠くだからまだしも、すぐそこ何駅か向こうで実際オリンピックやってるんですもんね、今とは確かに状況も違いますよね。でも2020年の7月とか8月とか9月なわけですよね。普通の生活の中にオリパラがあるわけで、オリパラの合間に生活してるわけじゃないですもんね。

 

そんな事を考えながら、明日明後日の男子スノーボードハーフパイプのショーン・ホワイトを楽しみにしてる小倉りえこでありました。仕方ないじゃないですか、ショーンですもの。

 

普段の生活をしている中で放送みれるのかしら?問題はそこ。


 

オリパラ対策特別委員会報告

さて、本日はオリパラ対策特別委員会がありました。いつものように簡単な報告と委員のみなさんからのQなどを添えて。

 

1. 東京2020大会の開催に伴う車両の一時待機場の整備について

東京都と組織委員会からの情報提供なんですけれど、選手とか関係者とか輸送するための車両基地を都内7ヶ所に整備するって言うんですよ。一時待機場整備ということで、港区内でも整備予定場所が2ヶ所ありまして、高輪三丁目都有地(約0.6ha)と白金二丁目都有地(約2.0ha)です。都有地です都有地、港区の中で東京都が持ってる土地。

 

Q: どのくらいの交通量とか運用の時間帯とかそういうのってどうなの?、安全対策とかどうなってんの?、学校とか大丈夫?、港区の中での進捗が分かり次第また報告をしてくださいね、など。

 

2. 港区マラソンの検討状況について

えー、初めてのマラソン大会を2018年12月2日に予定しているわけなんですけども、ハーフマラソンとファンラン、コースとか今後もいろいろまだ検討事項ありますので頑張っていきますね。

 

Q: マラソンきっかけにまちづくりに興味持ってくれるといいですね、NPOとかチャリティに詳しいからそういう意見も聞いてあげてね、障害者とか高齢者も参加できるように配慮してあげてね、ところでファンランのコースって決まってるの?、など。

 

3. 平成29年度 港区立幼稚園、小・中学校におけるオリンピック・パラリンピック教育の主な取り組みについて

えーと、港区立の幼稚園と小学校と中学校でオリパラ教育というのをやってるわけですよ。今年度中に行ったものを見直してみましてね、10の幼稚園、15の小学校、7の中学校で在住者とか在勤者とか一緒になってやってみました。企業と大使館とも一緒にやったとこもありますよ。

 

Q: 自主的に学校がやりたいって手を挙げてオリパラ教育やったところってあるの?、協力したいなという企業もあると思うのでそういう意見を拾えるような体制をお願いしますね、オリパラ教育で時間数と実践数の違いってなに?、パラリンピアンとの交流とかってどうなってるのかしら?、など。

 

以上。


 

区民文教常任委員会報告

さて、本日は区民文教常任委員会がありました。いつものように簡単な報告と委員のみなさんからのQなどを添えて。

 

1. 平成30年第1回港区議会定例会提出予定案件について

えー、来週から始まる議会ですけども。全体で区長報告2件、議案26件、追加予定の議案が1件で、それも合わせて全部で29件ですかね。区民文教常任委員会が担当するのはそのうち1件ですーよろしくー。来週からの議案審議で抵触しない程度で質問どうぞー。

 

Q: これこれこういう資料をくださいね…など。

 

2. 平成30年度組織改正について

えー、来年の4月から区役所組織を変えることになりました。この委員会に関わるところで大きく変わるのは教育委員会事務局でして、次長というポジション止めて教育推進部と学校教育部というくくりで2つに分けることにしましたので。

 

Q: 組織図じゃよくわからないけど具体的にどう変わるの?運営とかできるの?そのあたりどうなの?教育企画担当ってつまりどうなの?…など。

 

3. 町会・自治会活動への支援について

えー、町会・自治会への支援をずっと考えていたんですけれど、4つほど考えました。1. 協働事業活動補助金の新設、2. 活動応援個別プログラムの作成・活用、3. 町会・自治会への支援機能の強化、4. 町会・自治会活動の負担軽減。こういうこと考えてますー。

 

Q: あのですねー本当にコレって町会・自治会の要望から考えたの?、町会・自治会にヒアリングなりした結論なのコレ?、補助金は年間30団体っていうけど区内の250近くある町会・自治会の中で申請できそうな該当団体ってどのくらいなの、執行率的なパーセンテージじゃないでしょうこういうのって、区政70周年事業の時の補助金申請ベースで考えたというならばその時の使われ方について区役所はどう感じてるの?なんかこのこと先週から知ってる街場の人たちがいて色々な意見言われたよ、問題解決のために何が本当に町会に必要なのかわかってるの?、区はもっと町会とは何かということを考えないとダメだと思うよ?…などなど。

 

4. 中小企業の景況について

えー、平成29年度の第3・四半期の各業種の業況とか見通しとか、調べたところ発表しますねー。今後3ヶ月の見通しは建設業は水面下から浮上、小売と情報通信業は今期並み、不動産業はやや悪化、製造と運搬業は大幅に悪化、卸売業は水面下、飲食店と宿泊業は極端に悪化、だそうですよ。(ほんとかよ←心の声)

 

Q: 特になし。

以上。


 

港区議会定例会が始まります。

2月の中旬から港区議会定例会が始まります。この季節、平成30年度予算審議というやつも含まれまして、約1ヶ月という期間で世間一般の『議会』というやつです。港区議会自民党は一期生である私と黒崎議員、定例会ごとに代わりばんこで一般質問に立ってます。小倉、黒崎、小倉、黒崎、次小倉

 

一般質問:区議会定例会の場において、議員が区政に関して広く説明や報告を求めたり、将来に対する考え方などを区長や教育長に質問すること。

 

多分こんな感じではなかろうかと。要は『区役所にモノ申す!』『あーせい、こーせい言わしていただく!』をオフィシャルに言う機会。世間一般的に。

 

議場の前のとこでででーんと立って、事前に摘出した公開質問状を読み上げる。これが質問。まあアレですよね、素材のクオリティは別として、写真映えはアレですよね。ぽいぽい、議員ぽい。ひゅーひゅー。

 

おかげさまで年に2回、ルーティンを守りながらこれまで5回質問に立ちました。なので今回6回目。時々、議員評価を質問回数とか時間とか言う方もいらっしゃいますけど、実際中に入ってみると、そんなモンはどうでもよいモンであると感じることが多々あります。

 

何回質問に立ったかどうかなんて関係ありません。どれだけ長く喋ったかなんて関係ありません。要は、野球で例えたら、バッターボックスに立つか立たないか、立ったら立ったでヒット打つか三振かって話ですよ。

 

野球は3割打てば勝ちっていうくらいですし。というかホームラン打つこととか首位打者になるのが良い議員とかいうわけじゃないし。それとも球速は遅くともワンバンでもキャッチャーミットにボール入ればいいのかもしれないし。…いや、ストライク取るのが良い議員とかいうわけでもないし。むしろぶつけた方がいいかもしれないし。

 

と、質問は数打ちゃいいものではないと思われます。一般質問は議員全員に権利がありますし、やるかやらないかはアナタ次第(慣例的に議長&副議長除く)。予算決算委員会では1人60分質問できる権利がありますし、やるかやらないかはアナタ次第(慣例的に議長&副議長、委員長&副委員長、監査除く)。

 

区役所の進めたいこと(素晴らしいものに限る)を応援するという隠れた大切な援護射撃も時々ありますし。要は質問って中身が大事ですよね中身、ということを考えながら、相変わらず色んなことに疑問を感じているわけでして。すいません。

 

で、質問に戻ります。立場が変われば受け止められ方も違います。議員が真面目に考えてする質問なわけですけども、お区役所にしてみれば

 

『ああ、また実現不可能なこと言われるんだろうか…』

『ああ、また意味ない主張を聞かされるんだろうか…』

『ああ、またわけわからん提案をされるんだろうか…』

 

そんなことだって思う人いますよ多分。質問なんかしやがってめんどくせーって思われますよ。そりゃそうですよ、議員だって他の人の質問聞いて『ほほぅ』と感じることなんて砂金をさらうくらいの割合しかないですよ。言い過ぎましたすみません。こびりついたお茶碗の中のお米粒くらいです。

 

でも『質問してくれるってことはウチの部署の業務に関心持ってもらえてるってことですよね!ありがとうございます!』的なこと言われたこともあるので、立場変われば色々なんだなあって。

 

奥が深いぜ、質問って。

 

誰に対して『ほほぅ』と感じてもらえる発言なのか、そこ考えちゃいます。実際に物事を作って実践してってくれるのはお役所ですし、でもみなさんからのご意見についてちゃんと触れましたよーっていうのも大事だし。

 

質問は中身とセンスなんですかね。ああ無情、じゃなくて、ああ修行。

 

あっ、2/9が質問通告の〆切なんですが、もう通告どころか質問原稿全部作ってみました。〆切1週間前、大体いつもこんなもんです。心に余裕を。お役所にできるせめてものサービス。サービスちゃうねん、駆け引きやで(休日出勤とか残業とか働き方改革的な取り組みに全力で貢献いたしますので、良い前向きな回答ください)。