令和2年度予算のしつもん。まとめ。つづき。

えー、前回は「予算の質問やるよ」というところからの「予算の質問やったよ」の前半までご報告したかと思います。なので今回は「予算の質問やったよ」の後半というご報告です。なお、ウェブサイト及びYoutubeにもまとめを掲載しましたので、しつこいくらいにお時間ありましたらどうぞ。

 

↑ウェブサイトはこちらから。

 

7. 港区が目指す男女平等参画について

(1) 今後の男女平等参画の推進

Q: 我々自民党さん、常に「性的マイノリティ当事者だけの配慮じゃなんの意味もないのよ」と言い続けてきてるわけですが、そういうことだけじゃなくて役割分担意識の解消とか家庭・社会生活の自立とか働きやすさとかも関係しますわよ?条例改正後は男女平等参画って何をどうやって進めていかれるつもりなの?

A: すべての、すべての方に関わる課題と捉えて条例で明示しました。性的指向・性自認にかかわらず、あらゆる人の尊厳を守るための施策を実施していきますです。

(´-`).。oO(…そうよ…あらゆる人よ…あらゆる人なの…)

 

(2) 学校の標準服の見直しの目的

Q: 前にちょっとあまりにも腹が立ったことはさておいて(「激怒の理由、それは報道 (2020.1.17)」)、この条例改正の中で「性別表現の自由」っつーことを定めることで学校での標準服の見直しが進んでいると聞いてますが?改めて、明確に、目的を教えてちょーだい。

A: 学校の標準服の見直しは、条例改正を受けて、トランスジェンダーの生徒のためだけに行うものではありません。全ての生徒のために、防寒や動きやすさなど、標準服が備えるべき機能、さらにはデザイン性などの様々な観点から、各学校が必要に応じて見直しをしていきます。見直しを行う際には、誰もが選べる標準服となるよう、生徒や保護者、地域の方々とともに、幅広い視点から検討を重ねていきます。

(´-`).。oO(…変テコな報道された時に、港区は責任を持ってしっかりこういうこと言うべきだったのよ…区長部局は教育に関わるところの部門を軽んじ過ぎていたんじゃないかしら…つーか、みんなジャージにヘルメットで好きに登校したっていいんだものね…)

 

 

8. リサイクル効果の視覚化について

(1) 廃プラスチックを利用した製品の製作による視覚化など、区民のやる気の喚起

Q: ごみ袋がプラスチックのこの時代、プラスチックを100から90にできても、いきなり50にはまだ難しいですよね。上手に付き合ってリサイクルがいいと思うんですけど、モチベーションあげあげな方法思いつきました。自分がリサイクルすることでそういうの使って製品化したらいいんじゃないすか?がんばるとこうなる、という見える化するとやる気出るんじゃね?

A: そーっすね、検討します。資源の売り払い収入と使い道もわかりやすく伝えてきますね。

(´-`).。oO(…よろしくどうぞ)

 

 

9. 受動喫煙防止対策について

(1) 指定喫煙所のキャパシティや施策の可能性

Q: 港区の毎年のたばこ税収入、年間50億円以上と大きいじゃないですか。でも屋内喫煙所だね屋外の指定喫煙所だの、副流煙とか迷惑とか色んなご意見ありますね。喫煙所ってそういえば利用人数とかの想定キャパはガン無視なんですよね。そういうのどうなんですか?

A: そうですね、利用実態とかそういうの必要ですよね。調査していきます。

(´-`).。oO(…よろしくどうぞ)

 

 

10. 児童虐待根絶のための啓発活動について

(1) 今後の取り組みの方向性

Q:児童虐待防止は制度もあることながら、地域の気付きからによるものはとても大きいわけで、オレンジリボンダイヤル189の知名度が低いのがとっても残念。港区の組織が変わって、今度子ども家庭支援センター内に地域連携担当ができるじゃないですか。啓発を進めるのにはそこですよ、そこ!

A: 民生委員・児童委員のみなさん、学校、NPOなどの民間団体とも連携しながらがんばります!がんばりますよ!

(´-`).。oO(…大切なことなのでもう一度言いますよ…ダイヤル189です…)

 

 

11. 認定こども園について

(1) これから必要となると思われるこども園の検討状況

Q: 港区の待機児童対策、年度始まりから終わりにかけて増加していく傾向はありますが、前と比べたらひと段落したような気も。でもでもまだまだ保育施設が必要な保護者は多いわけです。今の制度の壁、それは「保護者が就労しているか否か」でありまして、これに左右されないこども園は今のうちに本腰入れて検討するべきじゃなかですか?

A: 区の考え方は来年度に策定する次期港区基本計画で示していきます。

(´-`).。oO(…よろしくどうぞ)

 

 

12. 聞こえの改善支援について

(1) 集音ツール等の導入・普及

Q: 聞こえにくいとか聞こえづらいとか、まずやっぱり気付きが必要ですよね。行政窓口とかいきいきプラザとかによく聞こえる集音ツールとか、ちょっとアレ?と気付くかもしれないアプリ/ツールを置いてはどうでしょうかね?こういう普及拡大は気付きの促進でございますれば。

A: 高齢者の方々が利用する集音とかそういうやつ、施設利用者の状況や要望を踏まえながら窓口でICT技術の活用も視野に入れて充実させていくでござす。

 

(2) 効果的な補聴器使用のための制度の検討及び、所管課の横の連携

Q: 高齢者向けだけじゃなくて、もともと難聴児向けの制度とかもありますし、今度学校でも難聴学級も増えますし、要は「やさしい補聴器使用の支援制度」と、「本庁以外にも各総合支所や保健所、学校施設などの横の連携をしっかりとお願いしたい」です。

A: はい、子どもから高齢者までのライフステージに応じた、切れ目ない支援の充実に努めていきますです。

(´-`).。oO(…よろしくどうぞ)

 

 

13. 土砂災害防止対策

(1) 事業の拡充、対象者を拡大していく中での促進

Q: ほら、前々から我々、崖・擁壁改修事業の見直しお願いしていた中で、昨年東京都が港区内の120ヶ所を「土砂災害特別警戒区域(レッドゾーン)」に指定したじゃないですか。それを受けて改修事業の助成額とか金額とか充実してくれてありがとうございます。でもですね、崖とか擁壁とかって1件程度が直したら安全ってわけじゃないじゃないですか。隣近所も直して欲しくとも、強制はできないですよね。さて、どうしていきます?

A: せ、積極的に、じ、事業の、あ、案内を…!

(´-`).。oO(…よろしくどうぞ)

 

以上。