報告会の代わりにご報告をします その2

前回に続き、報告会をやるのであればそこでご報告しようと思っていたことなんですが、「保育園などの建て替えに伴う仮施設を建てる際、公園の土地使用料として東京都が港区に約5,000万円要求してきたけれども、最終的には無償となった話」です。

 

 

あれは確か今年1月の委員会

委員会後のいつもの復習(2020.1.22 港区議会 保健福祉常任委員会報告)にもあるように、台場コミュニティぷらざの改修工事をする時にお台場レインボー公園の中に仮施設を建てて、そっちに保育園とかそういうの移動してから元の建物の改修工事をしていきます、という報告がありました。1月に。

 

で、その時にお台場レインボー公園の土地所有者様であります東京都殿より、「たとえ仮設としてでも保育園を建てるのというのであれば、土地代の半額は支払いなさい。タダは許さぬ」と、キビシー条件を付けられて困っていると。そして港区は頑張って粘って交渉しているけれども、トホホな扱いを受けているというお話でありました。

 

規程があるらしい

東京都の内部規定で「公園外の目的外利用の使用料は、公共的な利用に関するものについては50%減免」的なものがあるようなんですね。なので、これを根拠に、土地所有者様であります東京都港湾局臨海開発部様が「半額上納せいや、コラ」と。

 

ただ、大概はなんでもそうなんですが「首長が必要と認める場合」という例外規程はもれなくついているのが多々あるわけで、港区としては「助け合おうよ認めてよ」とお願いをし続けていたと。

 

なお、港区は以前にも同じ様な事で国にお願いをして無償を勝ち取ったという事例もあります。昨年4月にオープンした、港南緑水公園の中にあるゆらりん港南緑水保育園というところです。都市公園法という法律の中で「公園の中に保育園建てて良いですよ」というものから、土地所有者様であります財務省関東財務局殿から無償をもぎ取っております。国が理解してくれても、都は理解してくれないってそんな話あるもんかと、区役所の職員さんは頑張って交渉をしていたわけなんですが、常にバッサリ斬られていたらしいという事を聞いたら、そりゃこっちだって心を痛めますよそりゃ。

 

そうだ、都議会議員に相談しようそうしよう

そんなことで、「ねえ港区が困ってるんだけども」と、その報告があった委員会終了直後にかんの弘一都議会議員に相談をしましてね。違うな、石より硬い文句をふわふわワタアメみたいな相談という柔らか素材で包んだ「東京都どうなっとんじゃい!」という豪速球を放り投げてみた感じ?

 

色んな方の色んなご尽力のおかげをもちまして、3月に東京都殿から「無償でよろしい」というお手紙もきたようで、みんなハッピー。どうもありがとうございました。という内容の動画を5分でまとめるという、別に動画なんかにする必要なんかこれっぽっちもないじゃないと言われるかもしれないけれど、そこはまぁ報告会したらお話する内容だったのでご勘弁願いたい、という話でした。

 

そんな東京都の「感染拡大防止協力金」

 

 

 

  • 東京都緊急事態措置等・感染拡大防止協力金相談センター(相談窓口)
    開設時間 9時~19時(土日祝日を含む毎日)
    電話番号 03-5388-0567

 

現在開催されております東京都議会。ここで補正予算が成立すると、メディアでやんや言われている店舗に対しての協力金が支給されることになります(該当するところには)。↑のサイトに見に行った方はよくご存知だと思うんですが、まぁなんと言いますか、色んなものがとにかくわかりにくい

 

そんなことで、自分が理解をした上で人に伝えられるようにするにはどうしたら良いのかと考えて、「そうだ、自分がわかる資料を自作しよう」ということになり、こんな物作ってみたはいいんですが、対象外となるところもとても多そうでとっても残念であります。内容は無い様でもとりあえず出しましたと言わないでも丸わかりな詳細の無い東京都の施策に文句を言いたい。

 

 

こういう時にしかじっくり見れないので、明日の都議会のネット中継はみようかなって。