港区議会 エレ・コロ特別委員会報告

さて、本日はエレベーター等安全対策・新型コロナウイルス感染症対策特別委員会がありました。いつものように簡単な報告と委員のみなさんからのQなどを添えて。  

 

1. 区内感染者数の推移及びみなと保健所による主な取り組み状況について

えー、6月下旬以降は感染経路不明ほか、友人・知人との会食や家庭内感染が増えている模様です。港区では「発生届」の件数でカウントしておりまして、この数字全部が港区民というわけではありません。他区にお住まいの方が例えば港区の病院とかで検査して陽性とされた場合でも、病院が港区なら港区の保健所に連絡がくるわけで、そのカウントです。

 

なお、↑のグラフは毎週火曜日に保健所が港区HPにこまめにアップデートしている感染者数です。累計はこれまでの合算ですから増える一方ですけれども、週ごとの感染者数は減少傾向にあることは注目したく。   

 

なおなお、発生届の内訳も報告していただきまして、病院21%診療所69%保健所10%で、軽症及び無症状の20〜40代が多い状況ですと。なおなおなお、病院と診療所の違いは「病院=入院のためのベッド数が20以上」「診療所=入院のためのベッド数が19以下、入院施設無いところも含む」です。この情報から読み取れることは、「区内の医療機関の多くで検査体制が整ってるんだなあ」ということであります。素晴らしいことであります。

 

Q: 保健所での検査数はどういうふうになっていく感じなの?、感染症アドバイザーによる区有施設への相談ってどんなの?、10万人あたりの感染者数とか他所様ではあったりするけどどこまで重要なの?、区民も議員も医療機関に求める対応を保健所に求めがちな人が多くて保健所を病院みたいに思ってる人が多いからそのあたり保健所の役割を含めて情報整理と情報公開をしていただきたい、など。  

 

*港区はなぜ陽性率を公表しないのかという質問も飛び交いましたが、個人的には区の「把握できない情報含めた正確ではない情報を公開したところで何がどうなることでもないものはいかがなものか」というスタンスにまったく同意であります。東京都が公開しているモニタリング項目では陰性確認のための検査数は含まれず(これは別に問題ないです)、保険適応されない自費検査は含まれません(でしょうね)。この状況で5%弱。というか、自費検査しますよというクリニックとかにまで情報提供を求め、「なんとなくやってみた」的な検査で分母を増やすことが本当に適切なのかなあって思っちゃいます。個人の感想です。

 

と、逆にですね、なぜ陽性率を公表すべきだと思うのか理由を頑張って考えてみたり人に聞いたりもしてみました。そしたら聞き取りサンプルは少ない中ですら「数字が正しい正しく無いは関係なく、行政が何かをちゃんとやってる感あるでしょ」という漠然としたご意見が少なく無いことにちょっと驚き、それだけでなく「区内で増えてるのか減ってるのかわかるじゃん」という理由もまぁわからなくないけれども、累計は足し算だから1,000人超えたけれども毎週の感染者数は少しずつ減っているよというと逆に驚かれたりもしたので、個人個人何を指標にしているのかはバラバラだということがわかった次第です。広がり方に興味がある場合、感染者の実数とかそんなに気にならないのかもしれない。

 

23区内のうち、10区くらいが陽性率を公表しているということで、各自治体のHPを見て回ってみたわけですが、見せ方や出し方でそれぞれ個性が出ますね。

 


↑太田区

 


↑品川区

 


↑板橋区

 

……他区の事例を勉強してみようと頑張ってみたけれども、読み取れる情報の意図と意義がますますわからなくなってきたよママン。

 

 

 

2. 新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止や区民、事業者の生活を支えるための区の主な取り組み状況について

えー、保健所の頑張り以外にも多方面で行っておりますのでそのご報告をいたします、ということで、xx事業では申請がxx件とか、そういう。

 

Q: オーナー向けのテナント賃料助成は期間延長する予定とかあるの?、公園の遊具の消毒するマニュアルとか作っ欲しいんだけど、エンジョイディナー事業がエンジョイされている理由はなんだと思う?、東京都の感染防止ステッカーと港区のステッカーって差別化されてるのかしら、など。

 

 以上。