一般質問に立たせていただきました。

20160916-3

先週、3度目の一般質問の機会をいただきました。一般質問、それは議員個人がお好きなテーマで区長とか教育長に『〜についてどうお考えでしょうか』『〜は港区でどう対応されるんでしょうか』『〜べきですがいかがでしょうか』みたいな、大きな枠について姿勢を聞くような、考えを聞くような公開クエスチョンの場。代表質問は会派の代表として色んなジャンルの質問を満遍なく、そんなイメージ。港区議会の自民党さんはペーペーは代表じゃなくて一般質問、そんな感じ。

 

議員になってからまもなく早1年と半年、一通りイベントが通り過ぎ、しかし未だに何が議員だか議員のお役目って何だか自問自答の毎日です。そんな中で質問を考えるのは嫌いじゃないです。むしろ日々の疑問を書き留めておいて、機会がある時にぶつけるような感じ。登壇するたび毎回思うんですが、自分の港区に対する熱い思いを!みたいなことより、『偉そうなこと言いやがって何様なの自分』と自己嫌悪に陥りがちです。社長に向けてのプレゼン大会でもないし、外部コンサルの提言とはちょっと違う。

 

ま、そんな自分の中のつまらないフィロソフィーはおいといて、『港区の何々が良くなーれ、良くなーれ』と願い倒してのケミストリー。ますますなんのこっちゃ。医療と国際化と地元愛という点はこれからも変わらずに、そんなジャンルの質問をいたしました。はしょってご紹介します。

 

がん対策・健康対策の推進について

1. みなと在宅緩和ケア支援センター
港区が目指すセンターって、医療機関が併設しているセンターとどう違うの?どういう点で区民サービスにつながる?医療機関とか研究機関とか企業とかとの連携もアリよね?

2. 区内企業への啓発
がんと共生できる企業文化づくりをもっと積極的にするのに啓発とか、民間の力をもっと活用する取り組みとかはどう考える?

3. 東京2020オリパラに向けた健康対策
高温対策だけじゃなくて、その他にも感染症とか台風とか色んな部門で連携しなきゃいけないけど、そのあたりはどうかな?健康危機管理とかは?小中学校でオリンピック教育とかあるけれど、ここぞとばかりに健康教育とか予防とか健康一般について知識増やす絶好の機会だと思うよ?

 

地域包括ケアシステムについて

1. 2025年・2035年問題
団塊の世代が後期高齢者になる2025 年、その10年後は平均寿命とかなんだけど、医療資源が不足すると思われる中で地域包括ケアってどうなのかしら?

2. 地域包括ケアの推進と加速
この1年半くらいなんか色々アレな印象なんですけど、時間もないですしもっともっと推進とかスピードアップとかいかがです?

 

施設整備に伴う用地取得について

1. 国有地・都有地以外の用地取得の可能性
港区にフリーな土地ってほとんど残ってないんだけど、これから2020 年のオリンピックとかもあって不動産物件高くなってるし、人口も増えるし、港区に必要な施設とか作るのに土地はどうやって確保するのかしら?

 

商店街振興について

1. 外国人客観光客の商店街への取り込み
商店街で免税手続きカウンターとか作れるようになったらしいけど、これからそういう外国人客の取り込みを検討したい場合もあるだろうし、どうやって支援してもらえるのかしら?

 

誰にでもとんがっている時期があるみたいに、鼻息荒くフンガーフンガーしながら文句や嫌味を交えた質問を1度や2度してみてもいいじゃないの。1年生議員だもの。りえこ。ただ、『とんがりすぎると、過去を振り返ると恥ずかしい事も多々ある』との先輩議員のご意見もしっかりと頭に入れておきます。

 

また改めて記録としてウェブサイトの方に区長答弁Q&A を掲載する予定です。しれっとこっそり載せておきます、そのうち。質問に対してビシっとした回答が返ってこないのが悩み(私の理解力が乏しすぎる可能性は否定できず)。