地域包括ケア推進会議

IMG_1989

ありとあらゆる国家資格の類は何ひとつ持っておりません。唯一持っているのは車の免許(身分証明書代わり)な私ですが、お仕事でずっと薬の開発をしたりお医者さんとお話したりしてたことからも、医薬品や医療やその類のことはすごく興味のあるトピックスです。『議員として取り組んでます!』と言っていいものかどうなのか、『質問したり提案したり色んな回答引き出したりラジバンダリ(←どこいった)、何もしてないわけではないので取り組んでいると言っても差し障りはないかもしれない』とか考えているうち、『取り組む』がなんとなくゲシュタルト崩壊を起こしています。『取り組んでるのはお役所だ!議員はチャチャ入れるだけだ!』と心の中で叫びたいお役所の方々もいらっしゃるとは思いますが、まぁまぁ。

 

本日、4回目となる『地域包括ケアシステム推進会議』の傍聴に行きました。今のところ議員の中では唯一の傍聴皆勤賞かと。本日の傍聴議員は自民党議員団3名のみ、じみんとうはがんばってますよ。

 

昨年秋の決算特別委員会の民生費ででしたかね、地域包括ケア構築の進め方について6つのお願いという形で淡々とモノ申してみたんですね。『このまま進めても100%混乱するだけで色々とよろしくないですよ』と、もちろんちゃんと理由と目的があってですけれど。多方面からポジティブもネガティブも色々と言われたりしましたし、お役所からも『…そんなにイジメないでください』くらいのこともコソコソ言われたりもしましたが、なんて言いますか、そうですねぇ、ドンマイ(ビシッ)。

 

1. 区役所内の関連部署で方向性を統一してください。

2. 地域包括ケア推進会議の下に別の会議体を作ってください。

3. 区役所と関係機関とで話をして今の医療資源でできる運用方法を探ってください。

4. 各関係機関が何を担うのか合意を取ってください。

5. 必要であれば軌道修正をしてください。

6. 決定したことを地域包括ケア推進会議でちゃんと報告して再検討してください。

 

↑こんな感じで6つのお願いをしたわけなんですが、本日の会議で『2. 地域包括ケア推進会議の下に別の会議体を作ってください』の必要性というか理由をようやくご理解いただけたんでしょうかね、作業部会というものの設置をすることを区が提案し、特に問題も質問もなく会議で了承されました。これから医療・介護関係者で構成する作業部会で課題の抽出、課題整理、課題解決の検討を行ってもらえるようになると。よかったよかった。

 

(つまりね、現場に関わる課題の抽出、整理、解決の検討は今までどこの人がやっていたんだという事だったんですよ…)

 

各委員の皆様方にとっては、余分な会議体がひとつ増えてめんどくさいと思われるのかもしれないです。でも後は実務者による話し合いじゃないと何ひとつ具体性のある運用の可能性がでてこないと思われますので、どうかどうか皆様、部会長、あとはよろしくお願いいたします。ぺこり。

 

あ、本日の会議の中で委員の方から出たひとつの質問が、再来週にする予定だった一般質問の内容とビンゴでした。もう原稿書いちゃったし、答えの内容もよくわからなかったからそのまま質問続行。