何が違反か何が違反じゃないか、この時期誰もが感じることがある、かもしれないのが『公職選挙法』。グーグル先生にそれはなんぞやと聞いてみても、尋ねる人によってそれぞれのお答えが返ってくるくらいなので、頭を悩ませるだけの結果に。
モノとかカネとか、そういうのをあげたらいけないもらってはいけないというのは誰でも知ってることではありますけれども、その他の細かいところに是非はあるのかと。例えば、渡ってる最中に赤に信号が変わればどうとか、青が点滅しているだけで次の青で渡ろうとするか、どこでも車がいなければ別にいいやか。人それぞれ。
あっちなみに信号は日本語は『青』ですけれども、英語だと『グリーン』となるので、よく青だか緑だかわかんなくなる時も未だに。
一番ややこしいのが『選挙活動』と『政治活動』。自分が該当者になる前なんか、この2つの区別なんてつきようがなく、どっちがどっちでも別にどうでもよかったわけで。選挙がそのうちあるだのないだの、どうやって気付くかといえばポスター掲示板が急に設営されたり、けたたましく選挙カーが走り回ったり、そんな程度。
んで、あ、なに、選挙なの?なんの選挙なの?と気付く。
『これ見よがしに駅に人いっぱい立ってんじゃん』と感じる方も大勢いるとは思います。でも自分お勤めしてたとき、フレックスで家出るの遅いからさあ。あとは出張で超早く家出るか。そういう方達が来る前もしくはとっくに引き上げた後で家出るもんだから見たこと無かったんですよねえ。
そういう人もいる。います。いたもん…。
で、今もものすごく面白くて不思議だなあと感じてることがいくつもありましてね、『公示日にならないと立候補とか出ますとかダメ』とか、『挑戦しますはOK』とか、自分で言うんじゃなくて人が言うならいいとか。
『一票よろしくはダメ』で、『統一地方選があるので投票に行ってくださいねはいい』とか。わかります?この微妙な違い。
ほら、名前入りのタスキは完全ダメなんだけども『本人』のタスキならセーフだとか。アウトもセーフのへったくれもない中で色んな人が色んなこと考えるわけですよ。
でも共産党だけは何故かいつも名前入りのタスキしてるじゃないですか。いつも気になるんだけども、あれって誰が注意すべきなの?というか注意してもアレなんだったら、別になんでもよくね?とか公職選挙法って一体なんなのと思うことすらあるわけです。注意で済むなら別にいいというんであれば、そんなもんなんだなあって。
こういうのに密接に関わってるわけではないみなさんにとって、名前入りのタスキが違反だどうだなんて話はご存知ないかもしれませんし、むしろそんなことどうだっていいお話じゃないですか。むしろ真似してやれやれと、名前を売れと、そうけしかけてくる人も中にはおりましてですね。
いや、やらんし。図々しくないんです、ごめんなさい。
『ゲンミツに言えば』という解釈が常に付き物で、そんなこと言い始めたら今展開されてるようなことは全部ダメなのかもしれないし、ゲンミツにグレーだから何ともないのかもしんないし。
きちんと守ると『やる気あんのか!?』とお小言を言われ、なんらかのやる気を出し始めたとしたら『それはゲンミツに言えばNG』となり、真面目一辺倒な小倉りえことしたらにっちもさっちも板挟み。ただ大人しくサンドイッチの具になっているのも、それもまた良し。ツナサンドが大好きです。
ほんと、公職選挙法がよくらわからん上、とっても昭和な感じだなあと、思うわけであります。4年前も同じ事思ってました。ルールからはみ出す人が頑張ってる人、そんな評価で席巻されるこの世の中です。
とりあえずは綺麗事かもしれないんですけれども、まだまだおかしいモノはおかしいと言いたい反抗期。投票に行こうとか選挙がどうので主権者教育云々とか言うなんかより、公職選挙法を変えていったらどうですかね。
そんな中、先日お散歩してたら、とある人から『こないだお店に警察がきたよ』というお話をしてくれました。警察署でも選挙対策本部が立ち上がり、どの部署の誰が何をどうしてるのかは詳しくないんですけども、そういうお仕事の一環なんでしょうかね。
んで、何を聞かれたかというお話ですけども、『選挙運動とか事前運動とかしてる人来てませんか?ポスター貼らせてくださいとかいう人来てませんか?』とかだそうで、しかも『小倉りえこも来てませんか?なんて言われたけどなんなのあれ?』と。
そうか、地元の警察すら小倉りえこがわかりやすくクリーン過ぎて心配だか不思議だか感じてんのかしらね…。ということにしておこう、そうしよう。