アフターコロナへ残して欲しい文化とは

小倉くん『残念なお知らせがあります』
小倉さん『はい、なんでしょうか』
小倉くん『僕のリモートワークが無くなりました』
小倉さん『それは…残念ですね』

 

近い将来、コロナ禍脱出して元通りの生活に戻りたいと願うのはとてもいいことだけれども、折角定着したような「これはいいよねシステム」は残して欲しいなと思ってる人も多かったりするんではないかと思うんですよ。

 

 

あったよね、【新しい生活様式】というやつが

何だろう、【新しい生活様式】というやつがどんなんだったかすら、もうみんな正直忘れてる頃なんだと思う。ニューなライフタイル。

 

ぶっちゃけた話、これが出たの今年だったか昨年だったかすら思い出せないであろ。厚労省のサイトですら日にち入ってないから思い出しようもない。今年は高齢者ワクチンでハッスルしてた時期から昨年かなあ。喉元過ぎたら忘却の彼方。人類の残念なアレであります。

 

このコロナ禍のすったもんだは決して一過性のものではなくて、『何がキッカケで何がどうなるかわからん』という厄介なモノのひとつがたまたま表で大暴れしてしまってたわけで、暮らしだけじゃなくて生死にも関わることであったわけであります。これまではその多くが国内では多分災害というジャンルが多くを占めてたんじゃなかろうかと思ったりしますけれども、国によっては紛争とか戦争とかも加わって、しかも今回の感染性疾患であっという間に地球規模で困ったことになり、もうなんか『次に地球規模で大変なことになる何ががあるとしたら、地球生物に敵意を持つ宇宙人襲来だ』くらいな感じなんですかね。

 

んなアホな。

 

と、言い切ってはならないくらい、これまでフィクションではあっても映画とか物語とかそういう類いで人類の滅亡してきたネタでありますからね。災害然り、感染症然り、戦争然り、宇宙人然り。人類滅亡四天王ネタみたいな感じ。

 

 

それはさておき

『元通りの生活』というのは決して、『今回のことは無かったことにして、時間が巻き戻ったように当時の続きを何事もない感じて再び開始する』ということでは無いわけです。ほら、タイムリープですら身構えますからね、記憶があるから。

 

……SFマインド、どっかいけ(ただし異世界転生は除く)。

 

「元通り&これを機に採用した新しい何か』、これが正しくはこれからの生活で求める人が多いのかなあって思うわけですよ。よかったなぁと思うものは継続したいよね。

 

その2大巨頭が多分おそらく、リモートワーク電子化対応じゃねーのかなって。ゲンミツに言えばリモートワークだって広い意味での電子化対応になるんだろうけど、今回の意味ではどちらかというとキャッシュレス的な電子決済の方。通販然り。

 

あっ、あと個人的にはテイクアウト・デリバリーがこのままな感じであるといいなとは思う。ご飯は楽チンでいいんだよって定着したのはちょっとありがたいと思うんですよ。出来合い買って食卓に並べて何が悪い。お弁当買ってきたよ〜わーいすぐに食べれる〜も素敵じゃないか。ありがたくも、テイクアウト需要は当たり前の食卓の選択肢として残ってる感じはします。今のとこ。ありがたや。

 

すべてがリモート対応できるわけじゃないけども、AIチャットボットが普及したり、なんでもそこそこオンラインで対応ができるようになったり、もちろん通話だって使用頻度は増えたと思うけど、人に会わないのはなんだか寂しいって言うのもわかる。人に会わないと仕事ができないというのもあるのでそれもわかる。

 

なんかいいバランスが取れればいいなって願うわけですよ。

 

 

議会対応におけるプラス

これはもうハッキリ言って、デジタル化が進んでオンライン対応ができるようになったことに尽きる。

 

こないだの6月からやっとこタブレットが配布されて、資料がすべてオンラインでみれるようになったわけですよ。え、それまでどうしてたかって?紙ですよ紙、全部紙。役所に行って自分の机の上に紙資料がぜんぶ積まれてる的な感じ。

 

ペーパーレスが進む上、どこからでもみることができるのでイチイチ区役所に行く必要がなくなったのは大きいんですよね。委員会前の打ち合わせもある程度のことはオンラインでできるようになったし(オンラインでやるかどうかは人による)、内容によっては対面じゃないとというのもあるけども、コロナ禍をキッカケとして色んなことが進められたのはよかったよかった。

 

ただ、『めんどくせーから、これまでと同じように紙で寄越せよ、印刷して持ってこいよ』と言う人はいるのは仕方ないことで、それなら『んなもん自分で印刷しろよ、そのくらいできるだろ』とは中々言いづらい…のはわかる。ほら、俺様偉い的な勘違いも多いから。

 

なんだろうか、コロナの影響による課題というのは『誰がどれだけひとりでできるもん』が達成できるかを見定められるリスクではなかろうか。裏を返せば、デジタル対応以前に、ひとりで色んなことができない人が多いと思うのよね(注:自分のことは棚に上げた都合良い第三者的な感想であります)。

 

思い返してみれば、タブレット配布前から自前のやつでオンライン対応お試し始めてたのが2月くらい。それでも他の自治体に比べれば全然おそおそなんだろうけど、別にカッコつけるためにやってたわけじゃなくて。

 

ほら、保健福祉委員会なところに所属してるもんですから、たった5分10分の事前説明のために当時コロナ対応で忙しくててんてこまいの保健所から職員さん移動してもらうのも悪いじゃないですか。しかも議員の数だけイチイチ事前説明するっていう、非常に非効率な行動が結構当たり前だったし、選択肢が増えたというのは役所側も便利になったんじゃないかなあと思いますよ。

 

と、勝手に思ってる。でも逆に面倒くさいことになってるなら、コッソリ教えてください。

 

みなさん、どんな【新しい生活様式】的なやつ残して欲しい?一度考えてみると、意外に出てくるようで出てこなくてモヤモヤしますので、記憶力テスト程度くらいで振り返ってみるのオススメ。