港区、実は意外に坂が多いの巻 その2

坂に名前をつける、名前のついた坂道が通り名として使われる、これって日本独特なんじゃないかと。欧米は道すべてにストリート名をつけることは多いものの、傾斜のある道に特別な名前をわざわざつけるようなことはほとんどないんじゃないかと。それにしても名前の付いている坂なのか、名前の付いていないただの傾斜のある道なのか、坂っぽいところをうろうろしながら坂ポール(坂の案内?標識?立て札?)を探すぶらり散歩の続き。

 

image寄席坂。寄席があったから。

imageなだれ坂。土砂崩れ?

imageスペイン坂。これはどうなんだろう。私道のような私坂のような位置付けっぽい。

image道源寺坂。お寺の名前。

imageおくみ坂。幕府の先手(戦時戦闘部隊、常時は放火盗賊取り締まり部署)。

image三年坂。これね、道にところどころある地図付きの案内看板を眺めてたら『三年坂』と書いてあるところがあったんですよ。あれ、ウェブサイトには載ってなかったなと思いながらも行ってみると、坂ポールの代わりに…何ていうのこの石材。あたりをきょろきょろすると昔坂だったと思われる石段と麻布土木事務所によるインフォメーション発見。

image image港区のウェブサイトには載ってなかった三年坂。ますます坂に対する認定プロセスが気になってくるわけ。ほら、大通りに麻布通りとか名前が付くにはいくつかの種類があって、正式な手続きを経てどうのこうの的な。坂もあるのかしらないのかしら。

image雁木坂。階段になった坂を一般にそう言うんだって。それなら↑の三年坂はどうなのよとちょっとした疑問。

image永井坂。昔このあたりは芝・永井町。

image綱の手引坂。渡辺網さん。平安時代の勇士四天王のうちのひとり。ふははは、奴は四天王のなかでもry

image聖坂。高野山のお坊さん。

image潮見坂。坂のてっぺんから芝浦の潮の満ち引きが見えたんだって。

image蛇坂。薮からスネーク(notメタルギア)。

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そんな感じで坂ポールがあるものないもの含めて25坂。ぐるりと一周一筆書き的な2時間半コース、約10km、時速4km、消費カロリー600Kcal。名前のついた坂はあるものの忘れて通り過ぎたり、坂ポールだけをきょろきょろ探してて坂を見逃したり、ちょっと向こう側だからうーんどうしようまた今度でいいか等、事前にルート確認しておけばもっと回れたかなと思います。

 

さっき書きましたけど、坂に名前があるというのって日本独特なんじゃないですかね。これ、多分地味に十分使えるリソースだと思うんですよ、観光面で。住宅地に紛れ込んじゃうこともあるけれど、大使館を通り過ぎたり仏閣寺院を通り過ぎたり。ただ、坂道で有名な他の都市(長崎とか京都とか函館とか)と明らかに違うのが『坂から絶景がみれるかどうか』かなあ。いい所もあるんですけどね、大都会ビル群の中に情緒ある坂的な、なんて言うんでしょう、良い意味のミスマッチ。

 

観光について考えてて思いついた港区坂めぐり、実に意外に面白い。 虎ノ門スタートの別ルートはまた後日にご報告。目指せ坂86ヶ所(坂ポール探し)。