委員会報告

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オリンピコ。スペイン語でオリンピックの意。イタリア語もポルトガル語もそうかしら。オリンピコ。可愛らしい響き。オリンピコ。おお、オリンピコ…!2020年東京オリンピコ…!それはそうと、決まりましたねエンブレム。正直申し上げまして、すったもんだがあったりするので全体的にトーンダウンしてる感は否めず。さて、港区議会でも東京オリンピコ・パラリンピコ特別委員会が開催されました。特別委員会は常任委員会に比べて開催頻度は高くないです。いつものように簡単なまとめと委員の皆さまからのQをそえて。

 

1. 東京オリンピック・パラリンピック競技大会に向けた暑さ対策のためのミスト発生装置の実証実験について

港区は街づくりの一環として暑さ対策というものを進めているんですが、公共空間におけるクールスポットを作ることも取り組んでいます。オリンピックの公式スポンサーでもあるパナソニックさんと協力して新橋SL広場にミスト噴霧装置を置いてちょっと実証実験しますね。6月から9月までの暑い期間にミストぶしゃー。

Q: 企業と区の負担割合ってどんなもの?実証実験というからには掲げているゴールはあるの?圧縮噴霧だけで冷却はしないの?実際のオリンピック期間でミスト活用の想定は?、など。

 

2. 2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会の事前キャンプ誘致について

東京都が事前キャンプを誘致するため、7月末からホームページで各地の情報を登録・公開するんですって。なので港区も紹介用ページにデータ登録します。みなとパーク芝浦のスポーツセンターがバスケ、バレー、車椅子バスケの3種目が公式練習施設としてIF(国際競技連盟)の技術要件に適合してますけど、東京都の基準は緩くなってるので25種目の競技を情報として載せて事前キャンプを誘致したいです!

Q: 国際競技連盟合致の3種目と東京都の練習施設の25種目って、基準ってなんでそんなに違うの?それでいいの?、など。

 

3. 東京2020年オリンピック・パラリンピック競技大会エンブレムの決定について

話題沸騰中のアレ、ようやく決まりましたんで。そういうわけでこれまで招致で使ってた見慣れたアレが使えなくなりましたんで、そこんとこよろしく。

Q: (特になし)

 

以上。

 

投票率の上げ方を考えてみた

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そういえば1年前は忙しい1週間でした。

選挙に行きましょう、投票に行きましょうと、呼びかけがたくさん行われるようになりました。7月からの18才選挙権絡みうんぬんでやらしい感じにも取れたりすること多々ありますが、国政だけじゃなく都道府県市区町村、どうやったら投票率をあげられるんだろうかと、選挙管理委員会含めてみんな必死。私も他人事ではないので投票率アップの可能性を考えてみました。ここ最近感じていることのメモ書き程度ですけど。

 

よく聞くのが『駅とかコンビニとかの便利なところに投票所を置けばいい』。区議会でもそう言う議員もいますが、利便性ってそういうものだけではないと思います。むしろそんな提案は時間の無駄ですよ。ずばり。地域の特性こそ考慮しないと。どこか地方都市のひろーい地域だったらわからないでもないですけど、日本全国一律に当てはまるものではないなかなと思います。生活に車が必要なところと、港区みたいに結構すべてが徒歩圏内というところ、事情が違う。家の裏の投票所に行くのが面倒だから行かないけど、駅やコンビニだったら行きますという流れには到底なりにくい。行かない人は通り道でも立ち寄らないでしょう。おそらく。

 

そんなそれほど広いということでもない港区の投票所は41ヶ所。港区で利便性を考えた投票をというのであれば、芝浦・港南・お台場あたりのひと区画が大きいようなところにもう少し区の施設でいいから投票できるところを設けて、期日前投票できるところを増やして、何よりも港区は『指定投票所の撤廃』を目指した方がいいんじゃないかなあと思います。

 

ほら、お手元に届く投票用紙引換券的なご案内、あれって『あなたの投票所はどこどこですよ』と住所によって決められてますよね。住民票なりから選挙人名簿の登録がされてて、そこの担当場所に行かないと投票できないわけです。確かここ数年の間で『投票のご案内的な券を無くした場合でも、身分証明で名簿と照らしあわせて照合できればオッケー』というルールが改めてネットを中心に大きく広まったかと、そんな最近の記憶(何故なら私も知らなかったから)。それならば、港区内の41ある投票所のどこででもできれば、もっと便利になると思うんですよ。期日前投票が最寄りの支所に限らなくできるみたいに。今まで住所が違って別の投票所に行ってた、道一本離れたところに住んでる家族お友達をお誘いの上、同じ所に行けるわけですしね。どこのアレとは言いませんが、一緒に行こうよってもっと簡単に言えるわけです。

 

こうするために何よりも大切なツールはセキュリティばっちりのICTだったり、二重投票の防止だったり、なりすましの防止だったり、とにかくセキュリティ抜群の選挙人名簿管理のシステムが何よりも必要なのです。多分。これ、港区はすぐにでも導入を視野に入れて検討始めるべきと思うんですよ。駅が先かコンビニが先かなんて国の動向を見てからなんてまどろっこしいことしなくていいんです。だって今ある区内41の投票所でデータが安全にシェアできるシステム構築ができれば、どこに投票所を増やそうが数が増えようが、基礎のシステムはできてるんですもん。いざという時はイチからじゃなくて、ヨンくらいからの検討でいいんですもん。多分。

 

戸籍制度とか住民票の無いような国の場合、例えばアメリカ、投票するための事前登録をしにわざわざ足を運ぶわけですよ。それが日本は住民票をもとにぴゅーんって勝手に投票引換券送ってきてくれる便利な国です。既にいたせりつくせりですよ。便利な場所より便利なシステムの方が、更に次に繋がりますって。何十年か後には、どこの都道府県市区町村からでもどこの都道府県市区町村の投票がピッてできるような時代になるんでしょうし、どこの地方自治体からでも一瞬で情報請求が処理できるような世界になるんでしょうから。時代を先取りしませんか、港区。

 

そんなハード面。次はソフト麺…もといソフト面。

 

『政治教育』というのも良く聞きます。やれ政治に関心を持ってもらおう、やれ学生に模擬投票してもらおう、そんなエデュケーション。私も政治教育のセの字を学校で受けたことの無い身として、そういうのとてもいいかも!とは思います。ただ、文化歴史背景が違うのに『どこどこの国では〜』という論法と手段を真似するのはよろしくない。18歳選挙権うんぬんの時によくメディアでも言われてました、どこどこの国では何歳からだの、若者の政治の関心率が何パーセントだの。でも日本って他の国みたいに選挙ひとつで国が生きるか死ぬか傾くかという歴史がそこまでないし、選挙の仕方も投票の仕方も違う。外国を参考に持ってきても何の役にも立たんのですよ。偉い人にはそれがわからんのです。なんてね。

 

プロ野球、宗教、政治。揉め事が起きやすい3大トピックス。言い争いが起きないようにこの3つを避けて通るのが大人のマナーとか未だに言われる日本社会、大人ができてないことを若者に求めてどうするの。大人にだってしましょうよ、政治教育。

 

政党理念や候補の誰をどういうモノサシで測るべきかという練習よりは、まず選挙に行くとどうなる、行かないとどうなると考えてみることが一番大切なんではないかと思うんですね。年齢関係なく。あと、論破して叩きのめすみたいなパフォーマンス要素は抜きに、正解も不正解もない色んな考えを交換する程度、それが『意識高い系〜』と言われない雰囲気を作るところからじゃないですかね。なんとなく。区立小中学校でも国際人育成で目指したいとされてる、自分の考えを発表したりディスカッションの練習にもなるんじゃないですかね。

 

選挙に行ったらどうなると思う?行かなかったらどうなると思う?目立った人の人気投票になりがちなのはどうしてだと思う?とか。どこそこの国には選挙というものがないけどいいと思う悪いと思う?とか。そういう根本的なところから始めるのが、今の日本に必要な政治教育なんじゃないかなあと。国政の被選挙権年齢の違いがクイズ番組の問題になるくらいの国ですもん、日本における大人の政治の知識もそんなもんですよ。おそるおそる宗教を探ってから政治の話ができるか否か、なんてことも多々ある大人の世界ですよ。

 

6月には区長選挙。投票率では国政≫都議会≫区議会≫区長って感じですかね。1年前の区議会議員選挙が36%、4年前の区長選挙が22%。

 

そんなチラシの裏書のようなメモ。今日の私はこんな事考えてましたという記録。来年の今頃は違う事感じてるかもしれない。

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商店街における経済活動とイベントの相関

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皆様に支えていただく商店街振興策の第一弾、4/11より港区コミュニティーバスのちぃばす車内モニターで『買い物するなら地元の商店街で』と、商店街情報の最後にアイキャッチが流れ始めることになってます。どんなもんなのか確かめるためにちぃばす乗りに行かなきゃ。これからどんな展開にするのか、今後も区と協働で話し合いを進めていければこれ幸い。

 

そんな商店街振興のことで、先月末にとても興味深い調査報告書をいただきました。その名も『港区における区民の消費に関する調査報告書』、回収率31.8%、標本数2,757のアンケート結果、230ページ弱。世代別に色々なグラフや表を用いて買い物動向だったり、認識傾向だったり、結果をじっくりと堪能しております。でも物足りない。全然物足りない。

 

もっとね、この調査結果を政策に活用してほしいんですよ。なので報告書の数字を拾いなおし、自分なりに年齢層を別のくくりに分けてグラフ化してみました。何かを見つけたいわけです。前職で散々やってたこと、これが経験を活かすということなんでしょうかね。わかんないけど。

 

〜34才、35〜44才、45〜54才…75才以上、調査では『なぜそこで分けた?』という年代だったところをちょびっとがっちゃんこして、『東京都の平均初産年齢30ちょいを考慮して、小6までのお子さんがいるあろう層を含むかもしれない44才まで』『それ以上、定年退職前であろう層までを含む世代』『世間一般でいう、いきいきシニアを含む層』。家族構成が重要な調査項目は行われてないので意味ないんですけど、ほら、細かすぎる世代のグラフはちょっと見にくいし。

 

『商店街の利用』『商店街のイベント』『商店街の活気認識』の3点を中心に見てみました。報告書の結果と基本同じなんですけど、年齢層を分け過ぎない構成にするとわかりやすい見栄えに(データが足りないので相関分析はまだできてないけど)。質問内容によっては回答数が違うので、アタリだけつけてみた。

 

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商店街でほとんど買い物しないよという若い層(ここでは44才以下ね)は48%。中間層(45〜64才)は38%。シニア層(ここでは65才以上ね)は25%。ふむふむ。

 

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それがですね、今度は商店街のイベントに行くかどうかという質問では、商店街で買い物しないと多く答えた若い層で『時々行く』『よく行く』というのが多いんですよ。時々行くというのが一番多いんですけど、合わせて57%。中間層では48%。先の質問で75%が商店街でよく・時々お買い物するわよというシニア層は、なんと43%が『イベントは存在は知ってるけど行ったことない』。へえー。

 

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何をもって商店街の活気があるかどうかを判断してもらってるのかはわからないですけど、簡単なイエス、ノー、わからない的な3択ではこんな感じ。若い層ほど『ない』か『わからない』が多いと。ほぉー。商店街に興味ないっていうのもひょっとしたらわからないに入るのかな。

 

調査結果から示唆されることの中で、報告書の中で注目すべきがやはり3点。

 

1. 若年層ほど、近隣の商店街に対して無関心。

2. 商店街の存在が認識されていても、頻繁に利用する住民は多くない。

3. イベントやお祭りの場所としての商店街が、日常的に買い物を行う商店街と結びついていない。

 

他にも当然様々な要因も調べるべきこともありますけど、報告書に含まれてない数字を研究所に教えてもらったり、より良い方向に繋げられる何かを見つけられたらと。決して残念な結果には思ってませんし、想定内ですよ想定内。9月の決算委員会までに色々と考えてみるとして、無関心な層にちょびっと関心を持ってもらうためにも、アイキャッチから始めるのは案外有効な策なのかもなーなんて自己肯定をしてまずはこれまで。

 

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港区、保育園のための土地を買う。

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仙台坂をのぼって安藤記念教会の隣のアルゼンチン大使館の隣、今は使われてない邸宅があります。元検事総長の官舎として使われてたお屋敷というべきか、邸宅というべきか、2600平米くらいのひろーいひろーい今となっては空き家です。今は国の持ち物なんでしょうか、ここをですね、港区が買ったという話。何に使われるかというと、麻布地区に不足が見込まれるから保育園建てるとか。2月になりますが、保健福祉委員会の視察で見てきてました。

 

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土地を買うというところから始めなければならない、港区の対策児童対策。しかも土地代だけで55億円、ごじゅうごおくえん…!開設まで早くて4,5年はかかるんでしょう。公開されてる議事録で『元麻布二丁目』と検索してみると、2年前の定例会で自民党会派の代表質問で、使われてないここの用地を取得して地域需要にあった施設整備をしたらどうかと提案されてます。

 

55億円かあ…。55億円…。高いなあ港区…。本当に保育園なのかなあ…。なんでしょう、『港区の足りない保育需要に区が土地まで買って解消策を考えてくれました!やったー!』的な素直に称賛すべきかわからない55億円。場所柄も。

 

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視察の時の説明で気になって当時の課長さんに2点の感想を述べました。その1、大使館側の素敵なお庭を残してもらえないのかな。その2、2600平米の広さで6階建てというのはここらへんに合わないと思うの。

 

閑静な住宅地、隣接で高い建物ないところですよ(元麻布ヒルズ除く)。お庭を残して、3階建てくらいだったらまだなんとなく…景観の問題も出てくるだろうし…と感じてしまったわけです。

 

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うーん。 今の私にはわかりません。ごめんなさい。

色々追加をしました。

20160404

4月。港区ではH28年度の人事も予算も新たに新しい年度で張り切ってスタートしてます。先月2〜3月に行われた定例会一般質問、予算委員会のQ&Aをまとめてウェブサイトにアップしました。近日中に送付する新しい区政報告書も。

こちらから参照ください。http://ogura-rieko.com/reportlist.html

港区議会の公開している議員別の会議録画映像も、質問等の項目別で再生できるようになってます。あの議員ってどんなテンションで質問してるんだとか、紙(原稿)読み上げるだけかよとか、色々アピールしてる割には質問の意図がわからないし役所からの回答も冷たいなとか、アドリブ失敗したなとか、噛んだとか、面白いくらいに議員ひとりひとり本当に様々です。議員のお役目って見極めるのがすごく難しいので、色々と見比べて見定めてください。色々と。

そんなインターネット録画中継はこちらから。http://www.minato-city.stream.jfit.co.jp/?tpl=speaker_result&speaker_id=126

花祭りを英語で説明しなさい(10点)

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エレベーターで一緒になったかわいい僕ちゃんに『あ、あの時のおばちゃんだ』と言われ、「おばちゃんのこと覚えててくれたのねー、ありがとねー』と小倉りえこ40才、自らをおばちゃんと初めて表現した桜満開の春でございます。背の高いおねえさんからデカいおばちゃんに超進化していたようです。人間、成長とのびしろがあるって素晴らしい。前にどこかの人がいってました。『おじさんおばさんと呼わばりすると色々微妙だけど、男女関係なく平等におっさんと呼ぶと何故か誰も怒らない』と。うん、正しい正しくないはおいといて、わからないでもないその気持ち。

 

そんな4月の春、麻布十番商店街の花まつりお稚児さんパレードが盛大に行われました。去年は雨でパレードできなくて、今日もお昼近くまで雨が降ってパラパラとみんな心配でしたが、無事に開催。男の子も女の子も日本人もその他も、みんな可愛らしく大変身。

 

麻布十番商店街のイベントアナウンスを時々してますが、日本語と英語で両方やることが多いです。どこどこに何時に集合ですとか、商店街にまた来てねとかは単純なんですけど、英語アナウンスで一番気を使うのが『それっていったいなんなの?説明』をほんの少しだけ加えることです。

 

文化って背景がわからないと何説明しても理解はできないと。『4/8は花祭り』ということを知らない日本人もたくさん増えていると前に何かで読んだような気がします。そっちの方もどうかとは思うんだけど。

 

お釈迦さま(むしろ、ゴータマ・シッダールタ)のお誕生日をお祝いする灌仏会という仏教行事であることから説明しないと、桜の季節だからお花たくさんのフラワーフェスティバルに思われそう。白いゾウさんとか甘茶とか、脇からポロンと天上天下唯我独尊なんて、それこそどこまで説明が必要かどうかは悩むとして、花祭りという行事を知らないと説明が難しい。英語ができるできないのレベルじゃありません。

 

『フラワーフェスティバルです』だけより、『フラワーフェスティバルは仏教行事でブッダの誕生をお祝いするセレモニー、ブッダ像に甘いお茶をかけるのが習わしです』と、間をすっ飛ばしてもこの程度の説明を付けるだけで何となくはイメージつくでしょう。でも説明が長くなっちゃうのが困りもの、知識ゼロの人に伝わるキーワードをいくつ用意するかがセンスの問われるところかと思います。

 

そんなお稚児さんパレードは事前予約で150名くらい、今年逃してしまった方はまた来年の3月になったら商店街に詳細をお問い合わせください。

 

英語ができるから説明ができるのではなく、日本文化の知識としてなんとなくでも知っていないと、何語でも説明はできません。私も色んなことに大した知識がなくて悩んでいるので、国際人うんたらに語学教育だけじゃダメなんですよ!といつも鼻息荒く吠えてるのはこういう理由から。

委員会報告

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『ブログだかエッセイだか、そこそこわかりやすくまあまあ面白い、ただし表現に難あり』と先日嬉しいお言葉いただきましてね。どこが嬉しいかって、そりゃやっぱり『難あり』のとこでしょうか。どうもこんばんは、小倉りえこです。全学校生活通して苦手な教科は国語でした。

 

『下線部の意味を何文字以内で書き出しなさい』とか、その手の問題を一回でも正解できた記憶無し。大きくなってから何かで読んだ有名な話、某有名作家の作品が国語の授業に出たんですって。『その時の著者の気持ちを答えなさい』という質問に、その作家のお子さんはおうちに帰ってから聞いてみたと。そしたら『〆切に追われて必死だった』とご本人から聞いた答えを翌日のテストで記入したらバツを貰ったと。書き手と読み手の受け取りかた感じかたって、ほんと色々で楽しいよなオラわくわくすっぞ!というオチの無い話です。

 

さて、本日保健福祉常任委員会がありました。いつものように簡単な報告と、委員のみなさんからのQを添えて。委員長欠席により、自民党の鈴木たかや副委員長によるスムーーーズな進行。

 

1. 低所得の高齢者向けの年金生活者等支援臨時福祉給付金の支給について

H28年度中に65歳以上になる人で、H27年1月1日の基準日に港区の住基台帳に登録されてて、特別区民税が課税されてなくて、課税されてる人に扶養ではなくて、生活保護ではない区民に30,000円支給しますね(国の補助金)。申請書は4/25一斉郵送です。

Q: 支給されるべき方にちゃんといきつくように周知をお願いしますね、4/26の受付開始当日に申請したら給付はいつなの?、など。

 

2. 南麻布4丁目第2用地を活用した施設整備について

南麻布4丁目、麻布子ども中高生プラザに隣接した用地を特養、障害者支援施設、児童発達支援センターを整備するんですが、特養は民設民営、ほか二つは公設民営としますね(先月、議論が紛糾しすぎて保留となった案件)利用者等への意見もちゃんと聞いて反映しますね。

Q. 近隣への説明は?、設計について東京都とはどんな協議をするの?、など。

 

3.(仮称)障害者グループホーム南麻布事業候補者の決定について

南麻布5丁目、広尾駅のバリアフリー化に併せて整備する保健福祉施設の事業候補者が決定したのでお知らせしますね。

Q. 再公募した時の建物の貸付料の減額について、火災や夜間の緊急時の対応は?、など。

 

4. 港区子どもの未来応援施策の方向性について

子どもの未来応援のため、貧困対策の検討をするため、H28年度に向けた具体的な取り組みを考えています。1. 教育・学習の支援、2. 生活環境の安定の支援、3. 保護者に対する就労の支援、4. 経済的安定の支援、という4本立てでがんばっていきます!

Q. 子供の貧困実態調査ってどういうところをヒアリングする予定なの?、など。

 

5. 里帰り等定期予防接種費用助成について

港区において接種を受けることが困難な人に向けて、区外で接種を受ける歳の費用を全部or一部助成しますね。『予防接種実施依頼書』を先にみなと保健所で発行してもらって、里帰り先の自治体の指定医療機関で受けた人に向けたものですよ。

Q. (特になし)

 

6. 特定不妊治療費助成の見直しについて

男性不妊治療の一環として行われる、精巣内精子吸引採取法(TESA)、経皮的精巣上体内精子吸引採取法(PESA)、精巣上体内精子吸引採取法(MESA)、精巣内精子生検採取法(TESE)の助成を1年度で上限15万円の助成を開始しますね。女性は対象年齢を43歳未満とし、通算期間は5年としますね。

Q. 男性には年齢制限設けられてませんけど今後医学的にも変更があるのかもしれないので、是非とも学術的にも情報としてもフォローアップしてくださいね、自然妊娠率についても正しい情報提供をお願いしますね、など。

 

7. H28年度の母子保健事業について

産前産後の母子保健事業を拡充しますね。産後デイケアサロンを月1から月2に、新米ママ健康相談を産後1年未満に1人1回から2回に。母親学級の3回目(妊婦体操、お産の経過・補助動作、母親学級まとめ)を定員40名から80名に。

Q. 規模拡大に伴った職員の体制も整える必要あるけど、どうやって充実させていくの?、など。

 

8. 小規模保育事業の実施場所等の変更について

H28年4月から小規模保育事業が1件開始される予定でいましたが、ちょっと事業者の都合により予定が変更となりました。H28年7月から開始予定、場所も海岸3丁目から港南3丁目に移ります。

Q. 今の港区の待機児童状態は?、小規模保育事業に対して港区の指導はちゃんとやってるの?、3歳以降の受け皿はどこ?、など。

 

9. 港区職員の障害を理由とする差別の解消の推進に関する取り組みに寄せられた区民意見について

H28年4月から始まる障害者差別解消法、2月の1ヶ月で港区職員に対するパブコメ募集したら11件ありました。

Q. 障害者が遠慮を感じることがないようにしっかりと取り組んでくださいね、など。

 

以上。

区政報告なのか自分報告なのか

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自分も通ってた聖徳学園三田幼稚園の卒園式で『人間って、教育がやっぱり大事なんだなあ…!』と、きちんとお行儀良い子供達を前に感動の涙を堪え。どっちかと言うと城南中学校もとい六本木中学校の卒業式では『中学の時はもっとああしてこうしておけばよかった…!人生一度きりなんてあの時考えたこともなかった…!』と昔を思い出して混ざる後悔の涙を堪え。そして自分も通ってた東町小学校の卒業式ではもう東町というだけで緩む涙腺に耐えられず、来賓席でひたすら涙とハナを拭ってたわたしです。

 

おめでとう!という気持ちの他、感動する理由なんてほんとに人それぞれ、どうもこんにちは小倉りえこです。区議会議員というお役目を任されてます。

 

年に4回、議会がおわった後に区政レポートと称してこんなことやりました、あんなことやりましたとA4のサイズの報告書を作成しています。外注しないで自分でぽちぽち、結構楽しいです。何を報告しようかを考えるのも含めて楽しい。でも『要望しました!』と『提案を区に採用してもらいました!』は全然意味が異なるし、区がオフィシャルに既にお知らせしてることを改めて内容にするのもどうなのかなあと、頭を捻ってる毎日。

 

明日は2回目の区政報告会です。お忙しい中恐縮ですが、お時間ありましたら手ぶらでふらりとお立ち寄りください。

 

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初めての区政報告会

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まもなく1年、ひと通りの年間スケジュールが終わったのでこじんまりとした報告会を開催しました。自分の目でみた区議会、自分が見てきた区議会議員、そして自分が何か役に立ってこれただろうかのわかりやすい(はずの)プレゼン大会。私ね、フリーハンドでの自己アピールが壊滅的に下手なんですが、プレゼン資料を用いての物事の説明は結構得意です。

 

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パワーポイントさまさまですよ…!1スライド、1メッセージ。これ基本。

 

 

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そんなことはさておき、地域のみなさん、麻布十番商店街のたくさんのみなさんにもお忙しい中おいでいただきまして、小さいながらも手作りの報告会(超地味)の第1回目。司会も進行もわたくし、小倉りえこがお送りします。まずは後援会会長の麻布十番商店街の須永理事長にご挨拶いただきまして、『一期生の一年目でこれだけやれるとはついさっきまで思いもしなかった』とありがたーくお褒めいただきました。ありがとうございますありがとうございます。

 

 

 

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ご来賓の方々からもありがたいお言葉を頂戴しまして。東京一区選出の山田美樹衆議院議員。同世代で女性同士ということですし、とても好きなんですよねミキティ。また国際キャリアを活かして2期目で外務大臣政務官って本当に素晴らしい。ありがたいお言葉を頂戴しましてありがとうございますありがとうございます。

 

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そして麻布十番ではお馴染みのきたしろ勝彦東京都議会議員。『えー、小倉りえこの素行について、区議会自民党議員から聞き取り調査してきました』的な出だしで爆笑をかっさらい、奇行の暴露ではなくちゃんとお褒めいただきましてありがとうございますありがとうございます。

 

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報告会の内容は、1. 区議会について、2. 定例会について、3. 一年間の活動報告について。プレゼンスライド抜粋の資料をお渡しし、少しでも区議会や地方自治に興味を持ってもらおうと(気にも留めたことなかった私が言うのもなんですが)、区議会のお役目ってなんだろうかとか(これっぽっちも知らなかった私が言うのもなんですが)、区議会議員に求められる能力・技術ってなんだろうか(驕ることなかれ小倉りえこ)、区民の声を区政に反映させるってどうやるのか(小さいことからコツコツと)、そんなお話をしてみたり。

 

もちろん、自分の提案が区に採用されたことを抜粋して8項目くらい報告させていただきました。あれとかこれとかそれとか。医療系と商店街振興がわかりやすいものなのかなあと思ってるんですけど、でもまだ開始されて結果がでたわけじゃないですからね。まだまだなーんにも出来上がってない。これからこれから。

 

わかりやすかったと感想いただいたり、すごく嬉しく思います。ただ、『笑いを取れるようなトークの腕も磨け』とハードル高めの設定もされました。…そんな!

 

次回予告!

3/26(土)午後1時〜午後2時 @麻布十番会館2階(港区麻布十番2-3-10 セブンイレブンのあるビル)ではたして小倉りえこは真面目な報告だけではなく、フリートークで爆笑をかっさらえるのか!?お楽しみに!…でも多分無理!(注:報告内容は同じです)