色んなことを思ってみます

さて、色々なことは一旦さておくとしまして、一回立ち止まって色んなことを思い直してみたいと思います。正しい正しくないは関係なく、良い悪いも関係なく、考える時間。まずは頭の中を空っぽに…。

 

今週、ビタっとストップしますた

えー、港区議会は2/19から定例会が開催されておりまして、本来であれば3/2から来年度予算の特別委員会が始まってたはずで、本来であれば毎日質問やりとりなどの真っ最中でした。それがこの1週間はビタっと議会はストップしております。

 

どうやらビタっとストップしているのは聞くところによると港区議会だけのようです。まあ、それはいいです別に。それぞれの事情がありますし、ちょっとここはそっとしておいてください今のところは。

 

ここで世の中の人々は2種類の人々に分かれることが容易に想像できます。

1. あらあら、そうよねえ、こんなご時世だものねえ…

2. 議会軽視だ!まことにけしからん!

 

新型コロナウイルス感染症

今回の新型コロナウイルス感染症については、中国でわたわたわたっとした時期と、都内でわたわたわたっとした時期と、日本全国でわたわたわたっとした時期がちょっとずつずれています。

(情報確認はこちらも便利です →東京都HP  →港区HP

 

なんで港区ってこんなわたわたわたっとしてて議会ストップになっちゃってるんだろうと改めて考えてみたんですが、まぁそれには色んな理由があるわけですけれども、初動が早かったというのもひょっとしたら関係あったのかもしれません。と思った次第。

 

2/13 都内で感染者を初確認

2/14 区内某企業から感染に関するプレスリリース

 

港区ではこの一連のものすごい早い段階で保健所がフル稼働を始めています。積極的疫学調査という、ほら濃厚接触者の確認だとか色々ありますでしょう。保健所にはたくさんの役目がありますが、今回の流れの中でこういう指標といいますかマニュアルといいますか、きちんと全国保健所長会というところが直前(2/12)に改訂してたというのもありましてね。

 

www.phcd.jp › 2019_tmp02_2PDF新型コロナウイルス感染症 – 全国保健所長会

 

まぁ、そんなことはさておいてもいいんですけれども、とにかく2/14に区内の事業所でそんな事例がでたわけです。だからといって1日だけ保健所フル稼働してはいお仕事おしまいって事ではないわけですし、なんかあったらまた登板すりゃいいやって事でもないわけです。みんなの健康を守る保健所ですもの、職員さんみんな必死です。危機管理に関するところもね。

 

ここでも世の中の人々は2種類の人々に分かれることが容易に想像できます。

1. あらあら、そうよねえ、大変よねぇ…

2. 役所なんだからそんなの当たり前だろ!

 

職務の優先順位

そんな中、2/19からの区議会定例会は大丈夫なのかなってみんな心配してたわけですよね。いや、ひょっとしたらみんなじゃないのかもしれないですけれども、とにかく2/25から3日4日ほど常任委員会も開かれるわけですし、本来なら関係ある所管課の管理職さんは所定の常任委員会は基本フル参加(たとえ自分のところに関係ない議案しかなくとも)。

 

わたし、一応保健福祉常任委員会の副いいんちょさん。この新型コロナの件で真っ先に対応しなければならない所管課の管理職さんは常任委員会は欠席です、と早い段階から報告を受けておりました。その、いわゆる保健予防課(感染症の担当課)という所管課に関する議案もこの定例会ありませんし、報告を受けての感想は「うん、いいんじゃないですか」の一言です。あ、違うな。「でしょうね」。こんな感じだったと思います。

 

ここでも世の中の人々は2種類の人々に分かれることが容易に想像できます。

1. しっかりと専念してがんばって!

2. 議会軽視だ!まことにけしからん!

 

で、数日経ち、日本全国みんな混乱した2/28です。ちょびっと前だけど、人間ってすぐ忘れちゃう生き物。2/28ってそう、突然の休校要請が降ってきた日。

 

ここからてんやわんやで、保健所だけじゃなく、危機管理に関わるところだけじゃなく、学校・幼稚園に関わるところ、保育園に関わるところ、それはもう色んなところがわたわたわたっとなりました。

 

ここでも世の中の人々は2種類の人々に分かれることが容易に想像できます。

1. 区民対応を第一に!

2. 議会対応の手を抜くな!

 

すったもんだがありまして。

で、港区議会としては、すったもんだが色々ありまして。どういうすったもんだがあったかといいますと、うーん、ひとことで言えば『みんなバラバラ過ぎて何ひとつまとまんねえ』ということです。

 

ヨソの議会からすれば『お前ら何やってんだ』となり、区民からも『アンタら何やってんだ』ともなりそうなんですけれども、区役所の中からも議会の中からも『あいつら何やってんだ』と、結論的にはすっちゃかめっちゃかで、ひょっとしたらものすごい恥ずかしいことなのかもしんない。

 

そもそも、色んなところでシンプルに2種類の意見に分かれます。議会開催について区役所内では、

 

1. 通常通り議会はできますし、議会対応だって可能です

2. 現場対応に追われ過ぎてて無理です

 

で、議員的には

1. 人的・時間的最優先は現場対応に割くべきだ

2. 議会の役目を果たす方が最優先に決まってる

 

と、この時点でバラバラで大体いつもなんでもそうですけども、お互いが譲らない。個人個人の優先度が違うんですもの、多様性を寛容に認め合ってる港区議会ですからね。これもまた良いか悪いかは置いといて。

 

1. とにかく現場対応に追われる区役所に多少は配慮してもいいんじゃない?

2. 議会は議会として機能させるべきなので、区役所の状況がどうであれ、アレコレいつものように質問するから答弁しなさいよ!

 

こういう見解の真っ二つから、更に2種類に分かれていきます。

 

1. 予算審議はどのみちしなきゃならんので、でもこれまで通り区役所側を委員会室に何時間も拘束するのはアレなので人数減らして口頭答弁をやめて書面上でやるのはどうかしら?

2. 予算審議はインターネット生中継があるからちゃんと仕事してるとこを見せねばならんので、登壇したいから書面でやりたい人はやればいいけど登壇したい人は登壇するから

 

見事に意見や考えがバラバラ。まあヒト個体はそれぞれ異なる生き物だからそれはそれで仕方ない。

 

我々が有権者である区民から受ける問い合わせに応じるため、新型コロナ対策と並行して時間と手間隙を割かせるのは当然であろ?

 

うーん、今回に限っては我々の質問答弁に注力するより対応に注力して欲しいから質問取り下げるわ…ちゃんと頑張ってね…

 

現場対応で忙しい所管課じゃないだろうし、政党として意見をいうことが最優先です。

 

書面の質問やりとりで済ませるのは構わないけども、ネット中継に顔も名前も映らないから自分が目立たないではないか!

 

とにかく要望書!区役所側の対応の手を止めさせてでも要望書!

 

職員さんいないと自分の質問が完成しないからとにかく困るんだけど。

 

ここまで読むと『議員が揉め事の種じゃないか』と感じる人もでてくると思いますけども、実際のところは区役所側からは『こうしたら我々も対応できますので』というような提案すら無いのも事実。どっちもどっちですったもんだの繰り返し。

 

ただ、一概に『議会はこういう風にやるのが普通である』と言えないところがありまして、各議会でやり方はそれぞれ。議員が全員登壇して質問できる予算委員会もあれば、会派で何名って区切られて代表してやるとこもあるし、朝から晩までやってるところもあれば午後だけってところもあるし、大喧嘩前提でガチンコ対決の仲悪いところもあればそうでもないとこもあるし。

 

何が言いたかったかというと、みんな色んな方面で思うところがあって、思うベクトルも全然違う人々しかいなくって、何ひとつ相容れない中で協働するってすごく難しいなって。だって、違う会派だって同じ会派だって、「何回生まれ変わってもあの人とは1ミリとも考えは合わないであろう」くらいの人々が34人もいるわけだもの。

 

え?そこで求められるものこそが政治主導ですか?

 

ここには2種類の人間がおりましてね、ひとつは「人数の多さで拳を振り上げるとはとんでもない!」というのと、もうひとつは……略。


 

お台場まで歩いてみた件。

「ねえ、レインボーブリッジ歩いて渡ろうよ」、そんなことを言われてたので本日はお日柄もよく、良い感じのお散歩日和。ここ数ヶ月チャンスがあればひたすらウォーキングな小倉家、本日20,000歩を超えたのであります。

 

 

うちから芝浦埠頭の遊歩道まで歩いて約45分。んで、20分ちょいで橋渡って。小倉家の散歩コースに「お台場ルート」が誕生。

 

 

別のルートで橋のたもとまで行ったんですが、区役所オススメな観光散歩的ルートには、どうやら田町駅からひたすらまーっすぐなようですよ。

これは汐彩橋のたもとの看板。ちなみに1は新芝橋、2は渚橋って書いてあるので、看板あるんだろうなあ。ちょっと確認するの忘れちゃった。

 

そんなことより橋ってね、片方はひらがな表記でもう片方は漢字表記なんですよね。

 

不思議。

 


 

なんかちょっと昔を探検してる話

ちょっと色々と用事と目的があって、古いものを漁って探し物をしている小倉です。どうもどうも。30年〜40年をタイムスリップしているような、ちょっとひと昔を探検中。麻布十番商店街のですね、昭和後半から平成の1/3くらいまでの道路整備の経緯をですね、ちょっとね。

 

麻布十番商店街は毎月広報誌を発行しています

麻布十番商店街、ご存知の方も多いと思いますが、毎月毎月広報誌を発行していますよね。商店街のみなさんのたゆまぬ努力の結晶、何十年もずーっとずーっと続いています。この広報誌の十番だよりをですね、ちょっとお願いしまして特別に過去のバックナンバーを閲覧させていただきましてね、それはもう恐ろしい勢いで読みふけったわけです。

 

ターゲットの年は、昭和58年から平成12年。そう、この期間がですね、十番商店街が東京都のモデル商店街とやらに指定されてから、地下鉄が通るまでの期間。その間の十番って、色んな方から色んな話を聞く限り、血気盛んな素敵なおじさま達が物凄い勢いで色んなことをやってきたわけでして、一度自分のためにも情報を整理しようかなって。

 

なんせ、自分が小学生の時からなわけですよ。子供すぎてこれっぽっちも知らない話な上、ちょっと海の向こうにいた時期もあったわけで、気がついたら地下鉄が通ってたくらいですもの。情報整理、重要。今更でごめんなさい。

 

昭和の時代、正直覚えておりまてん

わたし、昭和50年生まれの御年44歳。↑の画像は昭和51年7月発行ということなので、まだ1歳にもなってない時の十番商店街。カラーテレビが特等だったのね。

 

とか、

ずっと見慣れてる一の橋の一之橋(橋はなんか漢字表記なんですよね、ルールでもあるんでしょうかね)は昭和57年にできたとか。昭和57年の時点で総工費1億1,000万円弱ってすごく豪勢だったんじゃろかとか。

 

昭和57年以前の橋がどんなんだったか、ひとつも覚えてない。小学校1年生の記憶はどっかにすっとんでいった模様。

 

協和銀行にマップができました!というお知らせもあったわけだけども、

 

時代も変わり、りそな銀行に変わりマップも変わって。そんな時の流れに思いを馳せながら。

 

すっかり見慣れて定着した「パティオ十番」。名前は公募だったってのは覚えてる。知ってる人の知ってる人の応募した名前に決まったって聞いて、へぇ〜って思ったのは覚えてる。賞金は5万円だった模様。

 

完成は1986年(昭和61年)の3月。そして4月に落成式したんだって。小学校5年生くらいなのかなあ。覚えてないです。子供時代の記憶ってそんなもん。

 

お、若かりし頃のお父ちゃんが写っとる!とか興奮はした。さっぱり覚えてない。若かりし頃のお父ちゃんごめん。今の方がカッコええで。


 

ごみの話

ずっと興味というか、機会があればなと思ってたんですけども、そんなチャンスがやってきたのでちょっと講演を聞きに行ってきたのです。マシンガンズ滝沢氏によるごみ問題について。

 

この方にお願いしましょう!と、どの課のどなたが声をあげてくれたのかわからんけど、講師のセレクションが最高や。何年か前から色々されてるのを知っていたのでとっても興味があった次第。

 

みなと環境アワード

第一部は表彰式。みなと環境アワードという素晴らしい活動されてる団体さんを表彰しましょうという表彰式。これまでは分野別でバラバラに表彰式をやっていたような感じでありまして、そこに新たに諸々混ぜてがっちゃんこして新しいアワードというのを作りましょうとやら、今年初めてできましたみたいなことを言ってたような。おめでとうございます。

 

すんごい普通の格好で、アナタなんですか買い物帰りですか的な大きい袋持って(中身はおつかいで頼まれたラジオ6台)、第一部表彰式開始ギリギリに到着し(区役所からのちぃばす所要時間を見誤った)受賞関係者と区役所関係者の全力スーツ軍団の中でぽっつりと明らかな場違い感を全力で披露するだけでなく、一般のお客様はこちらですと久しぶりに『あ、議員の先生はこちらで』的な線引きされない嬉しいパンピー扱い。いいね、最高。

 

 

で、休憩挟んでの第2部。自分的にはここからがメイン。

 

司会の方からお写真はご遠慮くださいとありましたが、講師の滝沢氏は『全然撮ってください!オモテのお仕事なので!』的なお話されたので、そのまま言葉の意味を受け止めることにして、いやっほー!ひゃっはー!とパチパチしてみました。素晴らしい講演会だったと宣伝しないでどーすんですか。

 

内容としてはとってもお勉強になりましてね。ご本人のSNSとかから得てた知識もあったんですけども、改めてお話伺うとふーん、へぇー、ほぉーって、芸人さんだからお話もとっても面白く、飽きることなく45分。ああん、もっと聞きたい。

 

資源はごみじゃない

滝沢氏は言ってました。ごみにするか資源にするかは自分の行動次第だと。紙1枚にしろ、可燃ごみとして出すこともできるし、雑紙リサイクルにも出せるわけですから、どうするか自分の判断次第でごみというものは削減できるんですと。ただ、リサイクルはとってもコストが高い。それも悩みどころ。

 

港区のウェブサイトにも、よーく調べてよーく見るとちゃんと書いてあってお願いされてるわけですよね。でも、誰がどんだけこういうとこを見てるかといったら、明らかにごく僅かなうえ、リサイクルとかゴミ出しって難しいんだよね…。

 

そんな自分はというと、『これっぽっちも出来てなかったけれども、ここ数年はできることをちょっとだけでも頑張ろうと、十分か不十分かはわからないけどとりあえずせめて分別は努力はしているつもりです』です。

 

分別を初めてがんばろうという気になったワケ

5年前になるんでしょうかね。議員になりたてホヤホヤな時に、新人議員向けの区の施設見学ツアーがあったんですよね。その時に清掃事務所にも行きまして、ドカドカとごみが運ばれてくる様を見、職員さんが手作業でベルトコンベアで流れてくるごみの仕分けされてるのを見たんですよね。

 

初めて見たんですよ。そういうの。上手に言葉に表せないんだけど、ちょっと色々ショックを受けたのを覚えてます。今日の滝沢氏の講演でもあったんだけど、『ごみの向こうに人がいる』的なことにわかりやすくショックを受けたわけですよ。

 

で、それ以来ですね、おうちの中のゴミ箱を増やしましてね、可燃ペットポトル ・びん・缶プラ不燃新聞紙雑紙と分けてですね、洗ったりゆすげるものはちゃんとやってですね、それをマンションの一時ごみ置き場に持っていって指定通りにさらに分けてですね。このくらいしかできないんですけれど、最低限これだけはと言われるであろうと推測されることをやってます。前に区役所の職員さんから言われたことを、小倉家ふたりはちまちまと今も継続中。

 

と、滝沢氏が『紙はできるだけまとめろ!(願わくば種類別で分けてくれると作業員の効率アップするぞ!)』、『プラスチックもまとめろ!(ペットポトルのアレも剥がせよ!)』を最低限実行するべく地道な我々。

 

あ、聞いた話だけども、マンションとかによってもごみ出しの上手なところと下手なところっていうのがあるみたい。どういう人が住んでるかにもよるとは思うんだけど、大雑把に聞くと賃貸が多いところはなかなか厳しいという話も聞きます。

 

難しいですね、ごみって。

 

プラ対策

ほら、最近は色んな企業がプラスチック削減だってすごく一生懸命じゃないですか。海洋プラだ、マイクロプラだと色んな問題が明らかになってきて、プラスチックという文明の利器というかもたらされる科学の恩恵というか、マイクロプラスチックはお洋服の化学繊維が原因だとか、何が本当で何がどうなのかさっぱりわからん話でいっぱいです。

 

プラスチックは悪、そんな話に繋がっていっちゃうのは仕方ないのかなあと感じたりすることもあります。特にストロー、ペットポトルがよく例としてあげられるじゃないですか。「使い捨て」と分類され、かつプラスチック製品であることがなんかもう悪だと。

 

でも正直なところ、我々プラスチック技術の恩恵ずっぽしで生きてるわけですよね。コンビニで売られているおにぎりがプラ製品に変わって笹の葉なんかで包まれて売られる日がくるんでしょうか。非常用の水が樽かなんかに入って貯蔵される時代がきちゃうんでしょうか。でもそしたら我々は言うんでしょうね、『衛生的にそれはどうか』と。

 

食品販売の過剰包装とかも色々あるじゃないですか。でもまぁそういうことは意識としてみんなの心の中にセクシーに留めておこうじゃないですか。今のところは。

 

やっぱ分別なのかなあ。

でね、滝沢氏によるとですね、日本のペットボトルの回収率って88%くらいなんですって。これが低いのか高いのかは置いといて、残りの10数%がどこにいってるのかというお話になったんです。その答えはおそらく、分別無しで可燃としてごみに出されているか、ポイ捨てから行方不明(最終的には海的なとこ)と。

 

前に職員さんに『ペットボトルのリサイクルって結局何がどうなるの?』と基本的なことを聞きました。そしたら『今の日本ではペットボトルのリサイクルでペットボトルにはなりにくい、でも他のプラスチック製品には変身してる』というお答えをいただきましてね。

正直、環境問題はすごくややこしいし、難しい。科学の恩恵を受けるか受けないか、そういう究極の2択になっちゃうかもしれないし、白黒つけれる問題でもない気もします。

 

代替品も代替案、こういうものの研究開発もセットで進むと良いなあと。

 

3R→4R

Reduce(リデュース)、Reuse(リユーズ)、Recycle(リサイクル)、みんな一度は耳にしたことあるいわゆる3Rというやつ。滝沢氏はこれにRespect(リスペクト)を加えて是非とも4Rに、というお話で〆ました。できることをこつこつと、ひとりひとりがそういう気持ちを持っていれば、いろんなことが少しずつ変わるのかなあって。ま、自分がまさしくそうだったんですけどもね。

 

清掃担当のみなさん。いつもありがとうございます。とりあえずは分別くらいしかできないですけど、がんばります。

 

で、とっても良い講演会だったと自分では思ってるんですけれども、こういうのもっと広くたくさんの方に聞いてもらいたいなと素直に思いました。学校とかいいと思うんですよねえ。中学生あたり。

 

 

で、最後に全然関係ない話なんですけれども、なんか今日すっごく身体中が痛いんですよ。特に肩甲骨とか背中とか。何かしたかなあ寝違えたのかなあやだなあ、そんなことを思ってたらですね、ふと思い出したんですよ。昨日人間ドックに行ったことに。

 

あれです、バリウム飲まされてぐるぐる回されて台からずり落ちないように必死で棒につかまる胃の検査。筋肉痛だわ、これ。44歳、キビシー。


 

ラヂオの時間

そんな面白い映画があったような無かった様な、いや、あったんですけれども、そんなことより最近の港区では防災ラジオをお求めやすいお値段どころか、どーんとすごくお安く安定的にご購入いただけますよ、というご案内です。

 

防災ラジオを持っておくという一番の利点はやっぱり「防災行政無線をちゃんと聞き取れる」ということなのでしょうか。とにかく聞きにくいといいますか、聞こえにくいといいますか、台風とか大雨の日に「なんかわんわん放送してるけど何言ってんのかわからない」というご不満・ご心配の声も大きくですね、区役所も安定供給をするためにすごい頑張っておったわけです。

 

防災行政無線ってなに?

ほら、時々お外からピンポンパンポン聞こえてくることあるじゃないですか。

 

こちらわぁんわんわんわん…、みなぁとぉうぅおぅおぅぉう…、区役所ですぅんすんすんすん…

 

台風とか大雨の時とか、古川の水位が上昇してますとか、そういう災害危機とかを地域のお住まいのみなさんにスピーカーでお知らせしてますよね。で、そういうお知らせするある意味唯一の術である防災スピーカーの作動状況を確認するため、毎日夕方5時に夕焼け小焼けのBGMが流れてるわけです。

 

 

あーあーあースピーカーのテスト中、テステステス

 

となるのもちょっとアレですので、夕焼け小焼けBGMで「ああ5時だな」という素敵な仕組みになっておるのです。区内小学校の何校かでは、小学校3年生の社会科見学で区役所にきて、防災課でこういうお話を聞いて物知り博士のタマゴが増えていくんですよ。

 

とまあ、こういう防災無線が聞こえにくいということがあります。最近の遮音性高いお住まいとか、高層ビルとか、大雨ザーザーの音とかでかき消されちゃうと。災害情報は可能な限りリアルタイムでお知らせしたいですし、リアルタイムで知っていただきたいですし、そういうことです。

 

お申し込み方法

今のところ、申込方法は2通りです。こちらをポチっと参照くださいませ。

 

1. 区役所本庁の防災課の窓口に行って、その場で。

申請書にご記入のうえ、1,000円と身分証明書(住所と名前確認できるもの)を握りしめて区役所本庁の防災課まで。あ、申請書は窓口にも置いてあったので、1,000円と身分証明書を握りしめていけばなんとかなります。生活保護世帯と非課税世帯は無償で。

 

2. 65歳以上の高齢者または身体障害者手帳、愛の手帳、精神障害者保健福祉手帳をお持ちの方は郵送でお受け取り可。

 

基本、防災課でお受け取り。それ以外は特例と思ってください。のようです。

 

↑ご参考まで。そしてこちらをポチっと参照くださいませ。

 

今はまだ区役所本庁まで行かないとどうにもこうにも、というお話なんですけれども、来月くらいにちょっと異なる方法で入手できるとかいうお話も聞いておりますので、正式なお知らせが出るまでちょっとお待ちくださいませ。広報みなととか要チェックや(多分)。

 

ざーざー降りの雨でもよく聞こえます。おうちの中だし。

幕の内弁当感満載な防災ラジオです。

 

でもちゃんと防災ラジオですよね。

 

ちなみに、防災ラジオがなくとも、「さっきの放送は何を言ってたんかな?」と確認する方法はありますのです。

 

1. 内容確認電話 03-5401-0742

 

2. 防災情報メール登録

どうぞご利用くださいませ。

 


 

激怒の理由、それは報道

先週から腹が立って腹が立っていてもたってもいられん!ということがありましてね。温厚で有名なこの小倉りえこ、久々に煮えくりまくりも周囲もびっくり。何に腹が立ってるって?メディア報道が勝手に出した「LGBTと制服」とかいうやつですよ。許さん。

 

そもそもの始まりは1/5のメディア報道。

 

 

それ以外にも某政党の機関紙とかにも。そんで1/13日に別の媒体。

 

これまでも区立中ではトランスジェンダーの生徒が申し出れば、ズボンやスカートなど本人が望む制服を選べたが、最終判断は校長に委ねられていた。担当者は「条例により学校側は法的根拠をもって個別対応ができる。トランスジェンダーの方の生きづらさの解消につなげたい

 

こんなこと書かれてるの。

 

どれもね、基本的に「LBGTなど性的少数者の子供だけ、自分の望む性別の制服をスカートかスボンか選ぶことができる」的なことをアピールして書かれてるわけ。私は4つのことに怒ったのね。

 

1. LBGTとかひとまとめにすること自体間違ってるけど、あえてこの4つの中から服装に関して課題があるとするならTであって(LGBTQと5つにするならTとQ)、それを誤解させるようなメディア報道のあり方に腹が立った。そういえばトイレに関しても同じような感じだよね。

2. いわゆるLGBT(このひとまとめ好きじゃない)以外は制服の選択肢は無いように書かれてるし、そういう印象を意図的に与えている報道のあり方に腹が立った。

3. そんなことより、LGBT対策の結果制服がどうのこうのというデタラメ記事であることに腹が立った。

4. というか、そういう事実をねじ曲げて拡散された報道に対して、港区はなんのアクションもとっていないし何も考えていないところに激怒した。

 

小倉、激おこ

なんで自分がこんなに怒っているのか、正直自分でもよくわからない。自分が思っている世の中にならず、ヘンテコな方向に進んでいることに嘆いているだけなのかもしんない。周りの理解が足りてないことに憤りを感じてるのかもしんないし。

 

でもね、「LGBTの配慮の対応策が制服の自由化です」ってこんなアホな話あるもんか。で、もし区役所がこんなことを真面目に考えているんであれば、こんな愚かな自治体は心底反省すべきだとまで考えちゃうわけさ。

 

で、一報目のデタラメ記事がでたあと、正直なところ自分は役所が何をどうするのか様子見してたの。そんなところに別のメディアから更にデタラメ記事がでたわけ。みるみるネットで広がる動きに我慢できなくなって問い詰めたさ、役所に。

 

ねえ、どうなのコレ。というか、なんなのコレ。

 

制服の自由化がLGBT配慮策だというやつ、ちょっと出てこい

制服を自由化するってのは別に何の対策でも何ともない。寒いからズボンはきたいという子だっているし、スカートはきたい気分だったらはいたっていいじゃないの。

 

「xxを着たい」

「おk、好きにすれば」

 

学校であれ職場であれ、ただこんだけの話。

 

こういう配慮は素晴らしいと称賛する類の中に、必ず「スカート好きじゃないヘテロ女子=勝手にT認定」する人もいるだろうし、それがどんだけ誰のためにもならない話に繋がるんだろうかと考えたことないのかね。

 

とうか、何で世の中はビジネスに政治にLGBTを利用したがるんだ。なんで「LGB」と「T」と「その他」と「その他大勢であるかもしれないヘテロ」に分けたがるんだ。

 

あ、自分が怒ってるのはこれが理由なのかしら。

 

役所に確認したこと

1. 制服の自由化がLGBT対策というのは本当? →違います

2. 制服云々って結局どうなのよ →これから考える話です、決まってません

3. じゃあなんで何社にもデタラメ記事掲載されてんの →勝手に書かれてます

4. 勝手なこと書かれて学校にどう対応してんの →校長会でそんなことはありませんと説明しました

5. こんなデタラメ書かれてどう思うのさ →困りますねえ

6. というか、なんでLGBTというかTに限定して許可みたいな話になってんの?女子でズボンはきたい子いたらその子みんなTなの?違うでしょ? →違います

7. 全校の全員が好きなもの着りゃいいだけでしょ? →……そうなんですけどもね

8. じゃあ条例なんて改正する必要ないじゃん、今のままで何の問題もないじゃん →……いやあ

9. なんでそんなに性表現とか性仕草とかにこだわるの? →……答申でそういうふうに言われたもので…

10. 答申をそのまま採用なわけ?ちょっとは考えないの? →……いや、文科省が…

11. 文科省が遅れててダセェって考えはないわけ? →……いやあ

12. 望む性がどうのこうのとか、そんなので線を引くことが逆にマイナスになるって考え方は区役所にないの? →…いやあ

13. もう弊害出たじゃん。これ事件だよ?学校に既に迷惑かけたよ? →……いやあ

14. なんでそんなに条例に明記したいの?そこまでアピールして注目されないと平等な世の中って実現しないの? →……いやあ

15. で、どうすんの? →……いやあ

16. 抗議しないの? →……いやあ

17. デタラメ記事書きやがってと抗議すべきだと思うよ? →……いやあ

19. 区役所はプレスリリースでもなんでもきちんと「あれはデタラメです」と表明すべきなレベルだよ? →……いやあ

19. 上に掛け合ってでも対応考えてまた報告ください →……はい

 

これが数日前。

 

抗議、訂正要求、区としての声明、この3点セットを要求しました。当然のことだと思ってる。だって間違いだらけなんだもん。

 

で、その後どうなったかというかという報告。

結論として、港区は一番最初に報道した東京新聞社の社会部記者に抗議をしました。と報告がありました。

 

このことについては抗議の要請が通ったわけで、区役所には感謝をしています。ちなみに、とある学校の校長先生にもお礼を言われました。抗議を要請してくれてありがとうと。そのくらいの大問題だったわけだよ、これ。誰も気づいてないのかもしれないけれども。

 

ちなみに区議会からの苦情は自分1件だけみたいだけども、それはまた別の話。

 

 

悲しいこと

当事者達の中でもいろんな人がいるわけで、それぞれ抱える問題も悩みも違うもの。でもね、それをビジネスとして、そして政治に利用してきた人達が想像以上に多いということが何より悲しい。

 

そんで、「あれ、これおかしいよね」と感じた人が区役所にいたんだったら、役所の中の人が率先して抗議すべきだったと思うし、「心配してます」以上のお気持ちコメントなり行動なりが誰1人からも出てこなかったことが悲しい。

 

間違ってることを間違ってますと声を挙げない区役所に悲しい。

 

そして、抗議先は一番先に報道した1社だけ。それ以外のその最初報道をネタかなんかに書き加えたメディアには何もしなかったことも悲しい。

 

で、「抗議」「訂正要求」「区としての声明」の3つを要求したけど、最後のひとつがスルーされたのが悲しい。なので自分でお知らせしておきます。担当者に了解は得てることも併せてお知らせしておきますね。

 

で、抗議をされた報道サイドには、何をしてくれるのかこれから注視していきます。


 

新年明けましてちょっと経って落ち着きまして、今年もよろしくお願いしまチュウ。

12年に一度のネズミドシ、12年に一度は例のアレを思い切って言ってみちゃってもいいんでないかいと、声を大に『よろしくお願いしまチュウ』と新年会1発目のご挨拶で盛大に滑ってきた小倉りえこでございます。言ってみたかったんだよねえ。やってやったぜえ。後悔はしていない。

 

我々、議員の1月から2月にかけて新年会にお呼ばれすることが少なくありません。団体であったり町会であったり、お声がけいただくことも少なくないわけで、『よっしゃ!ワイの活動シーズンや!』とやたら張り切る議員さんも少なくはないとお見受けします。

 

議員の新年会

何件行ったぜ(ドヤ顔)、何件呼ばれたぜ(ドヤ顔)が活動成果と思われがちな我々です。良い悪い、バカかアホかと議員の新年会に関しては様々なご意見があるこの世の中ですが、色んなことを考えながら会場に足を運んでいる我々のことも少しは「どっちタイプだ?」と観察されてみるのも一興なのではないでしょうか。

 

どこでも新年会に行きたいタイプ、どこの新年会にも行きたくないタイプ、呼ばれれば参加するタイプ、呼ばれなくても押しかけるタイプ、呼ばれてもお断りするタイプ、挨拶させてもらうことがすべてなタイプ、挨拶苦手なタイプ、色々あります。多種多様。非常に愉快、でも時々不快。

 

そして我々、来賓というたいそうなご身分でご招待いただくわけなんですけれども、そんなたいそうなアレじゃないのに来賓とか恥ずかしく、新年会的な会の主人公はその団体の中の人々だったり町会の中の人々だったり、みなさん楽しくやってるところでのこのこお呼ばれするのも悪いなあって思う時もしばしばあるし、申し訳ない気持ちでいっぱいの時もよくあります。

 

会社勤めだったころはね、忘年会にしたって新年会にしたって、基本内輪の会じゃないですか。来賓が来るようなところの会の経験がなかっただけと言えばそれだけの話なんですけどもね。慣れてない。じゃあ慣れてたらいいのかというと、多分そうではなくて。

 

上手に言葉でまとめられなく申し訳ない。簡単に言うと「気の利いた挨拶ひとつできなくてほんとすんません」ということなのかしら。

 

と、このようになんの参考になるのかならないのかサッパリな、非常に偏った「議員の新年会参加考察」でありますが、これと対になって一緒に考えなきゃいけない「議員を呼ぶ新年会考察」もすべきであります。見落としがちですが、これはセットです。

 

議員と新年会

どういうところが議員を新年会に呼ぶのか。コミュニティとはご縁の無い中で生活してる場合って、こういうのってサッパリわからんのでありますよね。まあ、業界団体とか町会だとかそういうところがほとんどなわけですが、正直世の中のほとんどの方々がこういう会と無縁だと思っとります。狭い狭い世界の中で、くるくる回っているのです。知らんけど。

 

参加する議員は色んな思いがある場合があるかもよとさっき述べてみました。呼ぶ方はどんな意図があるのか、これまで経験したことのある偏ってはいますがいくつかの理由と思われるやつを挙げてみましょう。

 

身近に感じられるからそんなの当たり前のように普通に来て欲しいじゃん、呼んで来るヤツが使えるかもしれない議員だろ、挨拶させてやりゃほいほい来るから雑費収入は多い方がいいだろ、呼ぶヤツはちゃんと選ぶよ、要望聞かせるために圧力かけられるじゃん、こういう時に会えるのも嬉しいよ、新年会なんか来なくたって大丈夫よ、などなど。

 

たぶんね、色んな親切がこんがらがっているんだと思いますよ。あ、ご不快な思いをおかけしたならごめんなさい。そういうつもりはないんです。議員のお役目いただいて5年目、これまで経験してきた、あれー?って感じるようなところもあるんですよってのもお伝えしたいだけ。

 

 

呼ばれる方も呼ぶ方も、お互いある意味義理堅い。それが時折辛くもあったりそうでもなかったりするのかしら。会を通じても通じなくても、楽しく苦しくないお付き合いができるといいですね。

 

 

そんなどーでもいいことは置いといてですね。

 

髪が伸びました。毎年撮ってパラパラgif製作で年相応に、素敵に歳を重ねていく様をありありと見せつけていきたい野望を胸に抱えて、今年もよろしくお願いしまチュウ(懲りない)。


 

12/21(土)麻布十番商店街でゼロワンさんのチャリティプロレスなのです。

2年連続の冬の祭典、寒い季節に屋外の半裸をお願いする心苦しさはさもありなん、屈強な素敵レスラーズが寒さを吹き飛ばす激アツな試合をこんな近くで、しかも商店街ど真ん中で、それが麻布十番商店街歳末チャリティプロレス。

 

昨年も書きましたけども、実現するにあたり芝商店会さんの心温まるご協力がありました。ZERO1プロレスさん、芝商店会に加盟されております。ゼロワンといえば芝、ゼロワンといえば芝まつり、ゼロワンといえば芝のプロレスナイト。

 

そんな有名なゼロワンさん。お隣のお隣町と、商店街と商店会の垣根を超えて、麻布十番と芝のコラボレーションという感じでご協力2年目。ありがたいことです。

 

もちろんゼロワンさんを麻布十番に繋いでくれたのは同じ自民党区議会議員の鈴木たかや幹事長、芝のひとであり、自民党のミスター商店会。こっちもタッグマッチだ麻布十番と芝。いえい。

 

そんなことはおいといて。

12/21、麻布十番のパティオに特設リングが急遽出現します。午後1時からシングルマッチ、午後2時半からはちびっ子プロレス教室とタッグマッチ。ゼロワンさんの激アツで胸熱な試合をみなさん見に来てください。

(第1部と第2部の間で、双子アイドルユニットのあすきょうのスペシャルライブも!?)

 

商店街内、午前11時から通行止めで大変ご迷惑をおかけしますがどうかご容赦くださいませ。


 

配慮というモノへの配慮

ここ数年というか、特にここ最近なんだけども、「配慮」という言葉が非常に苦手になってきました。理由は簡単、求められている「配慮」っつー意味とか定義がわかんなくなってきてるから。たんじゅん。

 

とある立場から「配慮」という表現を使うと「なんだよオメー、上から目線でモノ言いやがって何が配慮だよ」となり、また別の立場から「配慮」という表現を使うと「なんだよオメー、そこは言うこと聞くのが配慮だろ」と、最近の「配慮」は「遠慮」を強いられるようなことがたくさんあるような気がするようなそうでもないような。

 

相手の気持ちを考えることが配慮。相手の気持ちを考えて控えめにするのが遠慮。配慮と遠慮は違うというけれども、ニホンゴ、ムズカシイネ。というか言語は文化・風習的な背景の影響も大きい。

 

ご迷惑をおかけしてすいません。

ご配慮いただきありがとう。

 

そう、配慮というものは、たぶん、受け手側のご機嫌と何を求めてるかによってえらい勢いでブレるんじゃなかろうかと思う。ブレるというかなんというか。

 

求めるもの100%=配慮

それ以下%=ひとつも配慮されてない

 

そう、この配慮配慮押し問答には妥協してもらえる着地点がないのであります。そして、片方は未来永劫叩かれっぱなしなのであります。良い悪いは別として。

 

例えば配慮する側、『配慮する側』っつー定義もおかしなもんだけども、『ああそうだそうだ、こういうこと頭からスッポリ抜けてたからちょっと考えてあげないと』なんて雰囲気を醸し出しちゃったら、『配慮される側』はたぶん『あげないと、ってお偉い立場から随分とアレですのねえ?』とそこでへんてこりんなやる気スイッチが入ってしまい、本末転倒な叩かれ方をするのが最近の世知辛い世の中。

 

そして配慮される側の要求が通るまで配慮する側(ここまでくると配慮もへったくれもないただの敵)をヘイトスピーチ並みに罵詈雑言。そしてそれは許されちゃう。だってそういうのも求められてる配慮だもの。

 

何しても言われっぱなし。じゃあと反論するとひどい人扱い。だったら関わるのを辞めようと縮こまることを推奨するような流れ。それも配慮なんだろうか。

 

うーん、こういうのよくみるよね。そんでよくわかんないよね。配慮を願う人も、配慮する人も、目的達成のために多分それぞれ結構酷いこと言ってると思わんでもない。もちろん自分を含めて。

 

反省。ごめんなさい。何かに。誰かに。

 

 

心から気持ちに正直に相手のことを考えるのが配慮

腹の探り合いも配慮

良い人に思われたい末の行動も配慮

良かれと思った末の行動も配慮

腹を探り合って自分にマイナスが降りかからないようにする行動も遠慮寄りの配慮

かわいそうという同情寄りの感情も配慮

どうなったらいいのか考えるのは考慮

考慮から結論づけた配慮は時々遠慮

かわいそうという同情からの行動は遠慮

腹を探り合って自分にマイナスが降りかからないようにする行動も配慮を装った遠慮

良かれと思った末の行動も遠慮

良い人思われたい末の行動も、悪い人に思われたくない末の行動は遠慮

腹の探り合いに疲れたら遠慮

心から気持ちに正直に相手のことを考えて我慢するのも遠慮

 

 

もうここまでくると、配慮の最終形態が遠慮

 

日本一億総配慮ニスト。良いか悪いかサッパリわからん。そして自分が自分じゃなくなっていく感じ。あっちにもこっちにも気を遣う日本一億総我慢大会。

 

じゃあ配慮の対義語ってなんだろ。配慮に欠けて、相手の気持ちを考えないで自分で行動して、細かいところまで気を遣えないで、相手を選ばずに信念をもって行動して。

 

あ、わかった。それ、無差別。うーん、なんかイメージ悪い。


 

オリとかパラとかミライトワとかソメイティとか

どうもみなさんご無沙汰しております。小倉です、小倉。コクラやないで、オグラやで。最近いろんなことがありすぎて筆が進まず、「YOU、一言も漏らさずに書いちゃいなよ!」という心の中の悪魔がささやいてきますが、議員たるもの「書けない類の方が多い」ということもあり、あーやだやだ。でもそのうち書いてやろうと思ってる。

 

オリンピックとかパラリンピックとか

さて、気がついたらもう12月の年の瀬が迫り、気がついたら「にせんじゅうきゅうねん、って言い慣れないうちににせんにじゅうねんがきちゃう」とか、毎年毎年感じていることがどどんとやってくるシーズンです。

 

2020年といえばオリンピックとかパラリンピックとかありますし、新国立競技場はなんかそれっぽく色々とできてるし、でもマラソンは札幌に移されちゃったし、ネットの書き込みかなんかで読んだ「都民ファーストじゃなくてサッポロ一番じゃないか」的なコメントに無駄に感銘を受けたり、まぁ色々とありますよねオリパラに関しては。

 

ミライトワとかソメイティとか

Google先生にオリパラマスコットのことを聞くと、「それはミライトワソメイティだよ!」と教えてくれます。確か3種類くらい候補があって、確か投票とかで決めたとかそんなような感じだったような?と数年前の記憶すら曖昧なお年頃になってきました。

 

私ら区役所とか行政施設とかそういうところによく足を運ぶ人の類は、嫌になる程こういうのを目にする機会があります。あ、「嫌になる程」とかいうのは語弊があるので、「名前をきっちり覚えちゃうほど」に訂正しますね。

 

訂正してお詫びいたします。あ、お詫びして訂正するのがいいんですかね?どっちやねん。

 

自分の周囲、自分が囲まれているとってもとっても小さい世界の中では、よく目にするもの=十分に周知されてるもの、と勘違いしがちなわけですが、それが100%正しいわけではないということに気づいてる人と気づいてない人ではどっちが多いんだろうか、なんて小難しいことをふと考えたりします。

 

ま、世間一般では「ミライトワソメイティという名前がどんだけ浸透しているか」なんて1ミリも1秒も思いを馳せる人なんていないと思うんだけれども、0.05秒くらいは話のネタになるかもしれないものをひとつ。

 

右と左の並び順、どうやら大切らしい。知らんけど。

オリンピックとパラリンピックに関連するもの。これ、基本両方セットでひとつ扱いということはみなさんある程度「あぁそんなもんだよね」と思ったことがあるはず。ほら、オリンピックという単体で使わず、オリンピック・パラリンピックって耳にすること多いだろうし、時々見かけるポスターとかそういうのでもオリパラはセット。

 

これは別にいい。配慮配慮。そういうもんだ。

 

で、見渡す限り左がオリンピック右がパラリンピックなのであります。統一されているのであります。

 

そう、キャラの並びも左ミライトワ右ソメイティ。なんかどっかで聞いたことある感じだな。あーそうそう、左カレイ右ヒラメ。これこれ。

 

こっそり聞いた話、どっか偉いとこからそういうお達しが来ているとか来てないとか知らんけど、とにかく左ミライトワ右ソメイティ。これ鉄板。というかお約束ごとみたい。知らんけど。

 

一生懸命そういうの徹底されてるようだけれども、一般で目にする我々にとっては「どーでも良い」と思われがちな規則であるのかもしれません。

 

↑これ、正しい並び順。

 

↑これ、基本NG。

 

…うん、違和感まったくないよね!!ということなんですが、なんか街をふらっと歩いている時にでも視界に入ったらなんか見といてあげてください。左カレイ右ヒラメ

 

左がミライトワ右がソメイティでした。訂正してお詫びいたします。