港区議会 保健福祉常任委員会報告

さて、本日は保健福祉常任委員会がありました。いつものように簡単な報告と委員のみなさんからのQなどを添えて。  

 

1. 介護施設等における簡易陰圧装置等設置支援について

えー、国の補正予算で簡易陰圧装置の経費支援です。定員30名以上の介護施設は東京都が直接やるらしいので、港区では定員29以下のところを支援する予定です。あ、財源は全部国と都からです。

 

Q: 設置希望しているところあるの?、台数上限とかあったり?、これとは関係ないかもだけど事業者から行政に要望的なものってなんかあったりするのかな?、など。

 

2. 令和2年第3回定例会提出予定案件について

えー、来週からの定例会でこれこれこういう案件が出されます。議案審議にあたらない程度でご質問をどうぞ。

 

Q: 補正予算の中身で実績的なやつあったら教えてくださいね、など。

 

 

3. 被保護者健康管理支援事業の実施について

えー、生活習慣病の重症化を防ぎましょうという目的で、健康診断の結果とかからちょっと対象者を選んでいって、健康管理を支援してきたいです。

 

Q: 保健指導的な面談とかはどこで行うの?健康管理支援員は委託って何名ほど?、情報の取り扱いにはご注意を、など。

 

 

4. 国民健康保険及び後期高齢者医療制度における傷病手当金の支給適用期間の延長について

えー、9/30までということでしたけれども、12末まで延長することになりました。  

 

Q: これまで何件くらい支給されたの?、など。

 

 

5. 受動喫煙防止対策巡回業務の実施について
6. みなと受動喫煙防止対策店認定事業について

えー、国のアレと東京都のアレで4月から屋内全面禁煙になってますが、なかなかどうも守られてるのか守られていないのか、色んな問合せや情報が寄せられております港区です。23区で飲食店数最多を誇る港区です。新橋から巡回指導を始めてみますのでよろしくどうぞ。ちゃんとしているところは認定していきます。

 

Q: 分煙喫煙としてる4種類の仕分けはそれぞれ何件くらいあったりするの?、区内の電子タバコの取り扱いってどんなんだっけ?、取締りだけじゃなくてどこでタバコ吸えるのかということを聞かれたら答えられるようにセットにしてもらいたいんだけども、など。

 

 

7. 港区港南四丁目保育室の終了について

えー、都営住宅の一部を借りて保育室を作っておりましたが、去年も今年も待機児童はなく、周囲にいくつか保育園も出来てその入園状況を見た上で来年保育室が終了したとしても待機児童は発生しないという見込みです。  

 

Q: 小規模保育の今後はどんな感じになるんですかね?、保育園の空き定員がみられるようになったね、だからといって余裕がありすぎるという都合良い解釈で事業者の運営が上手くいかなくなって事業撤退とかいう本末顛倒にはならないようにね、など。

 

 

8. 保育園保育料見直しの基本的な考え方について

えー、基本保育料というものは、保護者の負担能力に応じて徴収するという応能負担が原則です。3歳未満の保育料は前回の改定から3年経過したので見直しをしますが、それはもちろん社会経済状況や受益者負担の観点を踏まえて見直していきます。

 

Q: 港区より高い保育料を取ってる区はどこ?、一番高い階層の人の年収ってどのくらいなのかな、保育園利用者のうち年収2000万円以上が13%ってこれが港区の特徴なのかしら、保育料高額納税者に支えられているわけよね…、など。

 

 

9. 港区保育園入園基準(保育利用調整基準)の一部改正について

えー、保育園の入園基準で、調整指数や優先順位の一部を変えていきますね。具体的には「自宅での自営で子どもを見ながら終了している世帯に限り減算」とか、「居宅外就労の場合も居宅内就労の場合も同じ順位」とか。

 

Q: 調整指数についてもっと詳しく、この指数はも少しあげてもらいたいんですけれども、なんで今のこの自体にこの指数マイナスつくのよ、いやでもねマイナスついててもちゃんと入れている人多いよ機能してるはずだよ、など。

 

  以上。


 

港区議会 エレ・コロ特別委員会報告

さて、本日はエレベーター等安全対策・新型コロナウイルス感染症対策特別委員会がありました。いつものように簡単な報告と委員のみなさんからのQなどを添えて。  

 

1. 区内感染者数の推移及びみなと保健所による主な取り組み状況について

えー、6月下旬以降は感染経路不明ほか、友人・知人との会食や家庭内感染が増えている模様です。港区では「発生届」の件数でカウントしておりまして、この数字全部が港区民というわけではありません。他区にお住まいの方が例えば港区の病院とかで検査して陽性とされた場合でも、病院が港区なら港区の保健所に連絡がくるわけで、そのカウントです。

 

なお、↑のグラフは毎週火曜日に保健所が港区HPにこまめにアップデートしている感染者数です。累計はこれまでの合算ですから増える一方ですけれども、週ごとの感染者数は減少傾向にあることは注目したく。   

 

なおなお、発生届の内訳も報告していただきまして、病院21%診療所69%保健所10%で、軽症及び無症状の20〜40代が多い状況ですと。なおなおなお、病院と診療所の違いは「病院=入院のためのベッド数が20以上」「診療所=入院のためのベッド数が19以下、入院施設無いところも含む」です。この情報から読み取れることは、「区内の医療機関の多くで検査体制が整ってるんだなあ」ということであります。素晴らしいことであります。

 

Q: 保健所での検査数はどういうふうになっていく感じなの?、感染症アドバイザーによる区有施設への相談ってどんなの?、10万人あたりの感染者数とか他所様ではあったりするけどどこまで重要なの?、区民も議員も医療機関に求める対応を保健所に求めがちな人が多くて保健所を病院みたいに思ってる人が多いからそのあたり保健所の役割を含めて情報整理と情報公開をしていただきたい、など。  

 

*港区はなぜ陽性率を公表しないのかという質問も飛び交いましたが、個人的には区の「把握できない情報含めた正確ではない情報を公開したところで何がどうなることでもないものはいかがなものか」というスタンスにまったく同意であります。東京都が公開しているモニタリング項目では陰性確認のための検査数は含まれず(これは別に問題ないです)、保険適応されない自費検査は含まれません(でしょうね)。この状況で5%弱。というか、自費検査しますよというクリニックとかにまで情報提供を求め、「なんとなくやってみた」的な検査で分母を増やすことが本当に適切なのかなあって思っちゃいます。個人の感想です。

 

と、逆にですね、なぜ陽性率を公表すべきだと思うのか理由を頑張って考えてみたり人に聞いたりもしてみました。そしたら聞き取りサンプルは少ない中ですら「数字が正しい正しく無いは関係なく、行政が何かをちゃんとやってる感あるでしょ」という漠然としたご意見が少なく無いことにちょっと驚き、それだけでなく「区内で増えてるのか減ってるのかわかるじゃん」という理由もまぁわからなくないけれども、累計は足し算だから1,000人超えたけれども毎週の感染者数は少しずつ減っているよというと逆に驚かれたりもしたので、個人個人何を指標にしているのかはバラバラだということがわかった次第です。広がり方に興味がある場合、感染者の実数とかそんなに気にならないのかもしれない。

 

23区内のうち、10区くらいが陽性率を公表しているということで、各自治体のHPを見て回ってみたわけですが、見せ方や出し方でそれぞれ個性が出ますね。

 


↑太田区

 


↑品川区

 


↑板橋区

 

……他区の事例を勉強してみようと頑張ってみたけれども、読み取れる情報の意図と意義がますますわからなくなってきたよママン。

 

 

 

2. 新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止や区民、事業者の生活を支えるための区の主な取り組み状況について

えー、保健所の頑張り以外にも多方面で行っておりますのでそのご報告をいたします、ということで、xx事業では申請がxx件とか、そういう。

 

Q: オーナー向けのテナント賃料助成は期間延長する予定とかあるの?、公園の遊具の消毒するマニュアルとか作っ欲しいんだけど、エンジョイディナー事業がエンジョイされている理由はなんだと思う?、東京都の感染防止ステッカーと港区のステッカーって差別化されてるのかしら、など。

 

 以上。


 

港区議会 エレ・コロ特別委員会報告

さて、本日はエレベーター等安全対策・新型コロナウイルス感染症対策特別委員会がありました。これまでの「エレベーター等安全対策特別委員会」に新型コロナウイルス感染症対策も併せた委員会が爆誕しましたので、名前長いので略します。いつものように簡単な報告と委員のみなさんからのQなどを添えて。

 

1. 令和元年度「港区安全の日」の取り組みについて

えー、昨年のことになりますが、年間通してこれこれこういうことを行いましたのでまとめてご報告いたします。なお今年度ですが、新型コロナウイルス感染症拡大の状況を踏まえ、色んなこと見極めながら色んなことの可能性を検討していきますです。

 

Q: 今年は区職員の新人研修はされたの?、パネル展はやるの?、など。

 

2. 子どもの安全を守るための区の取り組みについて

えー、防犯や見守りに関して昨年に警察を交えて危機管理対策検討委員会を開いたり、地域と協力して保育園・小学校などの交通安全点検など行ってます。学校のためのスクールゾーンというものがありますが、保育園などの園外活動移動のためのキッズゾーンというものを国が作りますので、港区でも設定を進めていきますね。  

 

Q: キッズゾーンっていつどうやって設定していくの?、大規模開発による通学路変更の時にこういう話の担当になるのはどこ課?、歩道と車道と自転車ってマナー啓発大切だと思う、青パトって何台くらい稼働してるの?、など。

 

3. 新型コロナウイルスの感染拡大防止に向けた区のこれまでの取り組みについて

えー、これまでの取り組みをご報告いたします。ご覧ください。

20200728 委員会資料1

20200728 委員会資料2  

 

Q: 感染者のデータとか数字の報告って今後どうやっていくのかしら、融資申し込みの件数と実際融資された数に差があるんですが、これまでのご報告があるのであれば今後のことを考えていくためにも、全体としてのこれまでの取り組みが十分かどうかについて区役所がどう思ってるかをまず教えてもらいたいんですが、他の区ができていることを港区がしない理由を区民に説明できません、区民の方から若い方向けにマスク着用啓発してほしいというお手紙を頂きましたのでお伝えはしておきますよ、など。

 

以上。


 

港区議会 保健福祉常任委員会報告

さて、本日は保健福祉常任委員会がありました。いつものように簡単な報告と委員のみなさんからのQなどを添えて。  

 

1. 新型コロナウイルス感染症対策に係る介護事業所への家賃助成の変更について

えー、6月に障害福祉事業所と介護事業所の家賃助成を開始しましたが、介護事業所は率といいますか、収入減少率を30%以上とだけにしてたんです。支障があるところが増えてきているので、障害福祉の方と同様の減収率の枠を増やします。

 

Q: 現状の申し込み状況とかどんなアンバイなの?、これまで減収30%以上でもまだ3件しか申し込みがない件、消毒とか感染防止のための資材とか未だに買いにくいって話聞きますよ、など。  

 

 

2. 児童相談所開設に向けた計画書について

えー、待ちに待ってる児童相談所、現在誠意建設中。来年4月にオープン予定でして、とうとう今月末に設置要請をしたいとがんばっております。組織の体制や人数も規定より増やし、計画書を作りましたのです。がんばりますよ。

 

Q: 「地域の理解」ってのは今は大丈夫そう?、組織体制とかしっかりよろしくね、里親さんへの支援体制もよろしくね、など。  

 

 

  以上。


 

報告書という名の自分新聞

懲りることなくコツコツとチマチマと地味〜に作っているのが、年に4回の自分活動報告。センスナッシングの名称で継続している小倉タイムス、あぁ2015年のあの時に戻って「もう少し考えろ」とあの時の自分に言いたい。小倉21号、やばい強そう。

 

オモテとウラとA4サイズ、色んな人から「ちらっと両面ざっと流し見して雑紙リサイクルに放り投げても申し訳なくないボリュームで」とか、「写真とかグラフみたいなの多少いれないと文字だけは読みにくい」とか、「もっと面白いことでも書け」とかアドバイスいただきながら、センスは二の次で相変わらず自作です。

 

楽しい。こういうの嫌いじゃない。センスないけど。だって内容が内容だからセンスもへったくれもねぇ。ご報告する内容があるかどうか、そこ思い出すのが楽しい。時々苦しい。そんなは小倉タイムスこちらからどうぞ。21号ですやばい強そう。

 


 

港区議会 保健福祉常任委員会報告

さて、本日は保健福祉常任委員会がありました。いつものように簡単な報告と委員のみなさんからのQなどを添えて。  

 

1. (仮称)南青山二丁目公共施設整備計画の整備スケジュール変更について

えー、何年も何年も継続している地域の方との話し合いがありまして、昨年にようやく話がまとまって施設の開設のスケジュールが立ったんですが、その後もまだまだ話し合いは続いておりまして、意見交換に時間を要してですね、整備スケジュールがまた変更となりました。9ヶ月後ろ倒しになりまして、開設予定は令和5年10月です。

 

Q: 引き続き頑張ってね、話し合いって例えばどんな要望が地域から出されてるの、など。

 

2. 介護保険システム用ソフトウェアの購入について

えー、サーバーOSのサポートが終了したことによって、システムのサーバーをまるっと更新しますね。順番で色々なシステムの変更やってます。

 

Q: OS入れ替えによって業務に支障は?、今回で入れ替え何回目?保守点検の業者って同じ?、など。  

 

3. 新型コロナウイルス感染症を契機とした障害者就労継続支援事業所への販路の開拓支援について

えー、障害者就労継続支援事業所の自主生産品や業務委託、この度のコロナ云々で大変です。そこで港区は販路の開拓を支援していくことにしまして、区内のCSRとかSDGsに積極的に取り組んでいる企業さんや団体さんに、こういう事業所さんがいろいろやっていますのでどうですかとPRしていくことをご報告。

 

Q: ロゴ的なものを作ってみるのもいいんじゃないの、ワークショップやるとかあるけど中身kwsk、減収って受注が減っているのか作業が中断してるのかどっちなの、など。

 

4. ロタウイルスワクチンの定期接種化について

えー、国の法律で追加がありましたので、ロタウイルスの定期予防接種を開始しますね。対象者は今度の8/1以降に生まれるベイビーちゃん達で、接種対象者に予診票を送るのは9月下旬あたりになる予定です。

 

Q: 今まで任意でどのくらい接種受けてるの、副反応ってなんか報告あるものだったっけ、2種類あるワクチンの選択は誰がするの、など。

 

5. 私立認可保育園の開設について

えー、来年4月に白金台3丁目に私立認可保育園1園オープンします。

 

Q: すでに建物あるのに「住居表示未定」って書いてあるのなんで?、など。  

 

6. 令和2年第2回港区議会定例会提出予定案件一覧について

えー、来週からの定例会でこれこれこういう案件が出されます。議案審議にあたらない程度でご質問をどうぞ。  

 

特になーし。  

 

7. 区における今後の認定こども園施策の方向性について

えー、認定こども園なんですけれども、港区は何年もさてどうしましょうかと考えておりましたが、ようやく今後の方向性を決めて発表できる運びになりました。ぱちぱちぱち。今芝浦に1園しかないんですけれども、基本「保育所型こども園を各地区に1園は作りたいです」と初めて発表いたします。ぱちぱちぱち。

 

Q: 質とか中身とかも頑張って欲しいわ、アンケートについてもっと詳しく教えて、こども園は増えるとして保育室ってどうするの、土地とか場所に関係するから正直区役所だけではどうにもならないよね、芝浦港南以外に増やしますとかいうけれども必要なら芝浦港南にも作ってね、など。  

 

 

 以上。


 

港区議会 保健福祉常任委員会報告

さて、本日は保健福祉常任委員会がありました。いつものように簡単な報告と委員のみなさんからのQなどを添えて。

 

1. 令和3年度公の施設の管理運営の方向性について

えー、港区の施設は指定管理制度を設けているわけなんですが、本来であれば来年度からの新しい指定管理者を選ぶための公募を始めている時期なんです(3月の委員会でそんなご報告ありました)。この度のコロナで公募開始時期に緊急事態宣言とかありまして、選考委員会を始め色々なことが「ミツです」と見送られることが多々あり、予定通りのスケジュールでこの数ヶ月物事が進みませんでした。ということで、来月予定の第2回定例会で「指定期間を1年延長して、今度の3月までだったところをもう1年」としたいと考えております…。

 

Q: そもそも指定管理に反対だけれどもそもそも指定管理の公募期間が短すぎるんじゃないの、そもそも指定管理に反対だけれどもそもそも港区はすっかり指定管理に馴れすぎなんじゃないの、など。    

 

2. 港区精神障害者地域活動支援センター等の開設時期の変更について

えー、来年から新しい場所で↑センター(あいはーと・みなと)がオープンするべく工事中なんですが、想定外の地中障害物がでてきちゃいました。撤去がいろいろ大変でして、これによって開設時期が2ヶ月後ろ倒しになって令和3年6月オープンです。指定管理の選定もやりなおしますね。  

 

Q: 場所が新しいところにお引越しすることで不安になる方もいらっしゃるので説明は今まで通りに丁寧にね、など。

 

3. 福祉総合窓口の設置について

えー、本来でしたら先月の委員会でご報告予定だったものですが、コロナでアレでしたので委員会開かれず本日になりました。  福祉相談を総合的に対応する機能をまとめたワンストップ窓口の設置を目指すことをご報告いたします。

 

Q: 保健師さんはどういうふうに情報共有していくの?、支援部と総合支所の繋がりってわかりにくいよね、ぶっちゃけ支援部と支所で連携が上手くいった試しはないよね、現場の人にちゃんとヒアリングして区が何をどうしたいか明確にしてからシステム作ってね、など。   

 

4. 港区立子ども家庭支援センターの管理運営について

えー、子ども家庭支援センターは南青山の児相が出来たらそっちにお引越しするわけですけれども、子ども子育て以外にもDV相談とかそういうのも統合したり、開館時間を決めたり、着々と準備を進めております!

 

Q: 地域住民が利用するためにどうやって何を進めていったりするのかしら、専門性を持った人材と会計年度任用職員制度って正直どうなのかしらね、など。  

 

 以上。


 

オンライン教育を考える

結構最近まで『コロナ禍』をなんと読むのかわからなかった自分です。今は当たり前のようにドヤ顔で書いたり読んだりしてるそこのアナタ、3ヶ月前に読めました?使ってました?くらいに訝しんでしまう以外にも、部首がころもへんなのかしめすへんなのかモニターじゃ判断もつかないのはもう完璧老眼。

 

そんな中でのこのコロナ禍(ドヤァ)、コロナ騒動、3ヶ月目に入ってる学校休校状態ですが、この度港区では教育委員会による授業動画の配信を始めました。対象者の保護者には閲覧のためのパスワードが送られ限定公開になっていますが、先生たちがものすごく頑張った感じがよくわかる動画が作られています。

 

先生の努力にまず敬意を

この数ヶ月間、右を向いても左を向いても「オンライン授業を!」。日本はとにかくなんでもかんでも欧米と比較されがちな上、公立はひたすら私学と比較されがちで、その中でお手本があるんだかないんだかの中で手探りしながら進めなければならないわけ。

 

各学校でもそれぞれ独自の対応を取り、課題を配布したりホームページ上に掲載したり色々と頑張っていましたけれども、学校独自だからこそ学校ごとに差が生じることに不満を持つ保護者もいらっしゃいましたし、後に希望する人には区が提携したところでオンライン教材の提供がされることになりましたけれども、それもまた差は開く一方じゃないですか。

 

それ以前に、「どこの家庭でもそういう教材が見れるようなスマホ・タブレット・PC・ネット環境が当たり前のように揃っている」わけではないので、そういうところからちゃんとしていこうね、というのがオンライン教育のオの字。だと思ってる。なので区はちゃんと必要な人には貸し出しますよというところから始めてくれたのは素晴らしいことだと思う。ほんとに。

 

ただ、こういうのは本来であれば国や東京都がもっとしっかりと重要性を認識してもらわないととは思ってる。義務教育期間なんでしょ?公立なんでしょ?ソフトの充実とともにハードの整備も一緒にしてかなきゃダメ。こういうのは自治体で差がついちゃいけない。って思ったりする。9月入学云々なんて検討するのはその先でいい。と個人的には思います。

 

リアルタイムvsいつでも閲覧

オンライン授業を考える時に、絶対にこの2択がでてきます。「xx時からやるのでみんなネットに繋いでくださいねー」というのと、「都合つく時間でいいのでちゃんと学習してね」と。

 

先日、先にオンライン授業というのを開始している、とある私学の小学校の授業を見学してみました。タブレットを前に授業に参加する子供の横でただただ黙って眺めるという、自分にとってもお勉強のような授業参観。

 

リアルタイムのいい所
– 「とりあえず授業受けなきゃ」という気になる
– コミュニケーションが取れる

リアルタイムの難しいところ
– 出席確認を含めて時間がかかる
– テクニカルトラブルで中断多し
– カメラとマイクのオンorミュート影響

 

いやぁー、リアルタイムがいいのかどうなのか、ちょっと今の時点ではさっぱりわっかんないわぁー。みんなの顔がみれるからどうのこうのとは言われたりするけれども、見れたら見れたで小学生低〜中学年あたりはそれだけで意味不明なテンション盛り上がりで授業どころじゃないと思われます。たぶん。

 

いつでも閲覧のいいところ
– いつでも都合のいい時に見れる(何度でも)

いつでも閲覧の難しいところ
– 永遠に見ない可能性あり

 

それぞれの家庭環境の難しさ

リアルタイムにしろ、配信にしろ、一番難しいなと思われるのが、おそらく家庭内の環境です。小学生にしろ中学生にしろ、課題は「家の中でしっかりと勉強できる環境が整っているか」であって、これは多分学校があってもなくても変わらないかもしれません。その時間だけでも座っていられるか、ある程度静かな環境で授業を受けたり配信を見たりできるか、が大きいような気がする。ま、大人のリモートワークでも似たようなものですけれども。

 

例えばデバイス機器が1台で、子供が2人いた場合は順番になるだろうし、そうすると通常の学校授業のような時間割でいくと片方はお休みになるだろうし。むしろ家の中が騒がしくてそれどころじゃないご家庭もあるだろうし。猫もにゃー言うだろうし犬もワンって言うだろうし。

 

今日本中が手探りで頑張ろうとしているオンライン教育は、まだまだ始まったばかりのものでこれから様々な試行錯誤がされていくものだとは思います。そう信じたいものです。ただ、現在の状況は「保護者が家にいて、ある意味つきっきりでオンライン授業を見守っていること」が条件のような気がします。そりゃそうだ。誘惑するものが家の中にありすぎる。みなさん、自分の子供の頃を思い出してみて…1人で家にいたとして…宿題ならまだしも1人で勉強しましたか…。

 

動画配信はもっと充実させて残していいもの

今、動画サービスを始めとして、無料で色んな教育関連の動画が世の中にしこたま転がってます。自分が「必要だ」「見たい」と思った時に適したものを探して動画を通じて学べばいいわけなんですが、それが学校の授業に沿ったもの、学校が採用している教科書に沿ったものが一番便利だと思います。いろんな意味で。ほら、中学校だったらテスト範囲とかそういうの関係あるし。

 

今回、先生方ができる範囲のもので、できることからできるものを一所懸命作ってくれてました。まだまだ発展途中ということもありますが、個人的にはものすごく評価すべきことだと思ってます。作り手側の先生にとってはものすごい大変な作業だと思うけれども、少しでもお勉強に興味を持ってもらったり勉強しようかなって思ってもらったりするためであるわけでして、それを役立てるか役立てないかはアナタ次第。と思われます。たくさんの小中学生に役立ててもらいたいと切に願う。

 

せっかく始まった配信動画ですけれども、やっぱり可能な限り近いうちに学校の再開を望む声はあるわけですし、再開になっていく方向であるとは思います。でもその時点でこういう動画を終了するにはもったいないので、いつでも好きな時に振り返り学習だったり、先取り学習だったり、そういうのに使ってもらえるアーカイブにしていくのが素敵かなって思います。

 

おうちでは残念ながらお勉強できる環境じゃないというご家庭もあるであろう中、学校が再開した後は校内にいる時でも休み時間でも放課後でもどこででも、動画で勉強したいなという子がいたらそれが可能になるシステムであればもっと素敵かなって思います。

 

勉強はあくまでも自らアクティブに。ただ与えられるだけの受け身パッシブモードじゃもったいないと、こういうことを言えるだけ学校が好きだったことが人生で一度もないおばちゃんは大人になってから初めて感じるようになりました。んで、高校からだけど海外で教育を受けたことがあるおばちゃんが今になって感じることは、日本の学校の日々の課題(宿題)の量は半端なく少ない、です。おわり。


 

可決した港区一般会計補正予算の中身

先日、全員でサンセーとなった港区の補正予算ですが、どういうことに使われていくかを説明する前に、どういうことに使うお金はどこから来るのかから簡単に説明をしていくところから始めます。自分の頭の整理も兼ねて。

 

プラス345億1,594万1,000円

えー、前回の終わりに「歳入歳出それぞれ345億1,594万1,000円を追加し…」で終わりました。その内訳が↓こちら。どこからいくら調達しますよという数字です。

国庫負担金 2億6,345万2,000円

国からのお金です。生活困窮者自立相談支援費という名目で、主に住宅確保給付金にこのうち2億6,2090万4,000円弱が使われる予定です。足りない分を出すのは港区です。

国からのお金のうち、残りの54万8千円は感染症予防事業費負担金という名目で、金額的に主に事務経費とかそういうやつのためでしょうかね。

 

 

国庫補助金 264億9,902万4,000円

これも国からのお金です。これが金額的にもみなさんの期待も大きな例のアレで、お一人10万円の特別定額給付金。10万円 x 26万3,000人。

その他、子育て世帯への臨時特別給付金というものもありますのでその分も。

端数というには大きい額とは思いますけれども、残りは事務経費とかでしょうか。ほら、申請書を作ったり発送したり色々あるでございましょうし。

 

 

都補助金 9,558万円

東京都からは「とうきょうママパパ応援事業補助金」というやつで、おっと『なんで東京都は大好きな横文字使ってねえんだ!』とか『ペアレンツof TOKYOでいいじゃねえか!』とか色々ご意見はあるのかもしれませんが、これをまるっと港区では現在妊娠中の方や今年度に妊娠届を出された方のための施策に使う予定と。

これまで東京都の補助金だか助成金だかの条件が合わなくて港区はこれ使うことができなかったようで、それが何かというと「妊婦全数面接は会って対面で行うこと」みたいだったんです。それが今年度に限り電話とかでもいいですよとなってもんで、それならということになったんですと。

でも、まぁ、正直なところ、都の補助金なくても独自でもっと早くにできたんじゃなかろうかとは思う。こども商品券と港区内共通商品券を1万円ずつ。足りない分はもちろん港区が出します。

 

 

雑入 3,769万3,000円

これ、何かといいますと「学校臨時休業対策費」という名目で、公益財団法人東京都学校給食会からいただくと思われる補助金です。

 

と、今回はこのように国や東京都からこういう感じで予算が下りてくる予定になってます。この他、港区は港区のお財布や貯金箱(財政調整基金とか)をやりくりして色々と足りないところにプラスしていくわけです。

 

 

港区の貯金を切り崩しつつ、こういうことに使われます。

国の〜というところは↑でこれまで説明してきた通り。

 

港区HPのプレスリリースのところにもありますが、かいつまんで説明していきますね。

 

テナントオーナーさん向けのテナント賃料支援事業

実際どうなのかという議会側からの意見もあるものですが、案を温めすぎて世にでないよりまずは試行錯誤でもチャレンジすることはいいことであると思います。オーナーさんが家賃を下げますよと言ってくれた場合に限り、減額50% x 3ヶ月分を助成しますというものです(ただし、限度額はひと月あたり15万円)。

正直、なかなか難しいものであるかもしれません。が、しかし、それでも、助かる人はいると信じたい。難しいようであれば修正をお願いしていきたいもんであります。なんでもそうなんですけれども、こういった類の地域の声というものは我々議員が一番よく知っているもので、せめて前もって骨子の段階で内容の相談なりをして欲しかったと心底思う。だって、家賃補助的なものは一緒に考えて進めていきたかったんですもの。

 

高齢者買い物支援事業

70歳以上の高齢者のみの世帯に向けて、週2回 x 2ヶ月でお買い物代行ということですけれども、対象世帯には区からお手紙が届く予定みたい。

 

居所確保事業

保護者が感染して入院などが必要になった場合、子供の居場所の確保をするべくですね、ホテルの部屋を借り上げて専門の保育事業者が24時間常駐する体制を整備するというものです。原則的には保健所が児童相談所や病院と協議して保護先を確保することになってますが、支援体制として港区もバックアップということです。

 

みなとプレママ応援事業

さっき↑の都の補助金のところで説明したので割愛。

 

ものづくり・商業・観光応援金

港区商店街連合会加盟の54商店街、港区産業団体連合会加盟の7団体には会員数に基づいて100〜300万円の給付、その連合会本部に500万円ずつ、観光協会に1,000万円。がんばろう商店街。

 

町会等関係団体活動応援金

町会・自治会は150世帯以下で5万円、500世帯以下で10万円、1,000世帯以下は15万円、1,000世帯以上は20万円。

区の地域活動を支える関係団体は、1団体あたり原則10万円を上限とする額。個別に周知するということです。

 

障害者就労事務所・介護事業所への家賃支援

4月〜6月の3ヶ月分の家賃の助成です。介護事業は減収率が30%を超えた場合に上限50万円で助成率3/4。障害福祉施設は減収率10〜30%以上で助成率1/4〜3/4。

 

区立小中学生へひとり1台のタブレット

4年かけて整備する予定だったのを前倒し万歳。全体の2/3(約7,250台)分は国の補助と港区の予算分で既に予算に入っているものの、残りの分の約3,000台の費用を今回の補正予算で賄います。

また、事前に区立小中学校で家庭学習用にネット環境が必要な家庭もあるわけでして、Wi-Fiルーターの貸し出し希望などを確認しているので、すべての必要な子供達に学習支援の手を。

 

みなと図書館運営

3月末から図書館が休館しているわけですが、それまでに予約してた約6,000名の方と新規に予約した方に本郵送します、ということです。

 

と、非常にざっくりではありますが、これが今回の臨時会で全会一致で可決した補正予算の中身でございました。詳細はこれから発表されるものもありますので、その際はまたご報告したいと思います。(港区のHPからでも確認できます)


 

 

 

 

令和2年 港区議会第1回臨時会が終了しました。

臨時会ということは臨時に開かれた議会というわけでして、今回のメインは『通常6月に定例会があるんだけどもそこまで待つんじゃなくて、必要な補正予算とかを今回ビシっと通させていただきたく!』という議会です。

 

感染拡大防止策ということで、本会議場の議席も間引きされた感じの配置で行われました臨時会です。最後の議決の時は34人全員集合したけれどもね。↑色がついているところが「xx会派(グループ)から大体半分目安で出席してください」ということが議会運営で決まったので、会派によって誰が出るだのはそれぞれの理由があると思いますけれども、それがアタリとするかハズレとするかはそれぞれの心の中にあるとは思いますけれども。

 

あっちなみに自民党さんは手挙げ制でした(議長、運営委員長は必須、自分はこの日の本会議議事録署名委員なのでマスト、幹事長もある意味適切でマスト、残りは手挙げで)。早かったね、手ぇ挙がるの。素晴らしいね。

 

で、議案9件、長いかもだけど簡単に説明していきます(順番ばらばら)。区長による専決処分というのが何件かあるんですけれども、今回の新型コロナ感染症のアレで、3月中旬で終わった第1回定例会から昨日まで、議会も委員会も色々と延期決定がされていたんですね。なので先に諸々と必要なことは色々とやってありますんでご報告と承認をお願いしますねという議案でもあります。

 

1. 区長専決処分(損害賠償(交通)請求事件に係る控訴の提起)

区の職員が運転する自転車と原告が運転する普通乗用自動車が衝突した事故に係る民事訴訟について、令和2年3月19日、判決の言渡しがありました。区は、控訴期限が限られていることもあり、当該判決を不服として同月27日、東京地方裁判所に控訴したものです。訴額は4万8,683円でした。

 

2. 区長専決処分(令和2年度港区一般会計補正予算第2号)

令和2年度港区一般会計補正予算(第2号)について専決処分しましたので。特別定額給付金及び子育て世帯への臨時特別給付金の給付事務に要する経費の計上で、2億8,372万7,000円です。

 

3. 区長専決処分(港区健康保険条例の一部を改正する条例)
4. 区長専決処分(令和2年度港区国民健康保険事業会計補正予算第1号)

新型コロナウイルス感染症に感染した給与等の支払を受けている被保険者等(以下「支給対象者」といいます。)に傷病手当金を支給するため、条例の一部改正をしましたので。令和2年3月10日付で厚労省からそういうお手紙も来ましたし。

(1)支給対象者が療養のため労務に服することができない期間について、給与等の収入の額の合計額の3分の2に相当する金額を支給します。
(2)傷病手当金と給与等との調整について定めます。

新型コロナウイルス感染症に感染した被保険者等に係る傷病手当金の支給に要する経費の計上で、4,675万4,000円です。

 

5. 区長専決処分(令和2年度港区一般会計補正予算第1号)

令和2年度港区一般会計補正予算(第1号)について専決処分しましたので。新型コロナウイルス感染症に係るPCR検査の実施、中小企業者向け特別融資の拡大等に要する経費の計上で、37億3,110万4,000円です。

 

6. 区長専決処分(港区介護保険条例の一部を改正する条例)

「介護保険法施行令及び介護保険の国庫負担金の算定等に関する政令の一部を改正する政令」が令和2年3月30日に公布されたことに伴い、条例の一部改正しましたので。

第1号被保険者のうち所得段階が第1段階から第3段階の保険料を軽減します。
第1段階 2万4,356円 → 1万8,735円
第2段階 3万7,470円 → 3万3,723円
第3段階 4万6,838円 → 4万4,964円

 

7. 港区特別区税条例の一部を改正する条例

「地方税法」の一部改正に伴い、規定を整備するものです。新型コロナウイルス感染症等に係る住民税等の徴収猶予の特例の申請書を提出した者に対し、当該申請書の訂正等を求める場合における訂正等の期間を定めます。

 

8. 港区職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例

職員の特殊勤務手当の特例を定めるものです。新型コロナウイルス感染症から区民等の生命及び健康を保護するために緊急に行われた措置に係る業務に従事した職員に防疫等業務手当を支給します(1日あたり4,000円以内で区規則で定める額)。

 

9. 令和2年度港区一般会計補正予算(第3号)

歳入歳出それぞれ345億1,594万1,000円を追加し、総額を1,839億7,077万2,000円とする。

 

メインはここ。細かく書くと長くなるので次の投稿に分けますわ。