南山小に国際学級、六本木中に英語科国際ネイティブコースができることになりました。

国際学級拡大を心待ちにしていた議員さんとか保護者のみなさんとかたくさんいらっしゃると思いますが、私が港区の頑張りを一番評価するポイント(偉そうで申し訳ない)と、地域の声を代弁した結果に対応してもらえて本当に良かった(偉そうで申し訳ない)という点は、六本木中学校に区内最初の英語力を考慮した取り組みを開始するということです。サンキュー港区さん(偉そうで申し訳ない)。東町の国際教育が始まった年に入学しが子たちが卒業するのもあと少し、間に合ってよかったよかったというのが本音で。ありがとうね港区さん(偉そうで申し訳ない)。

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六本木中学校における外国籍生徒等への英語教育の充実について

H29年4月から英語科国際の授業にネイティブ・コースを設置し、外国籍生徒と日本人生徒の両方にとって効果的で質の高い英語教育に取り組みます。

対象者:東町小学校の国際学級を卒業した生徒をはじめ、二重国籍や海外生活経験があるなど英語能力が高い生徒

実施内容:各学年の英語科国際の授業(週1時間)を生徒の習熟度別にネイティブコース、スタンダードコースの2つに分けで実施。外国人講師と区費講師を1名ずつ増やし、計4人体制(2+2)で。

 

東町小学校国際学級の運営方法の見直しについて

日本人児童の増加により学級数が急増し、教室の不足が見込まれています。H29年4月入学の1年生からESC児童はひとつのクラスに在籍し講師が学年に1名体制となります。

 

南山小学校での国際学級の拡大について

H29年4月入学の1年生から国際学級を開始します。ESC児童への指導方法は↑の東町の見直し後と同じ方法で(ただし、南山小では最初の国際学級のため初年度はESC講師2名配置)。

対象者:港区在住の外国人児童(外国籍のみ)で英語能力を有する児童

スケジュール:9/1から区の広報媒体に掲載、9〜10月に保護者会&説明会

 

国際学級については昨年の一般質問登壇デビューから、決算委員会やら予算委員会やら、発言できる機会すべてで取り上げてきたわけでして、私が議員になる前からもたくさんの議員さんが訴えてきたからこそ国際学級というものが作られて、東町で成功したからと拡大を求める声がありました。私は東町の卒業生ですし色んな声を聞く機会は多かったんですが、その中でも切実なリアルなお母さんお父さん方の声は『東町を卒業した子たちが行く区立中学校の環境』でした。

 

国際色豊かな港区の義務教育の中で、何をどうしたら日本の素晴らしい教育というものを提供しつつ国際化に向けた環境が整うのか、港区も元からとても悩んで大変だったと思います。しかも議員(自分含む)が議会で取り上げたりするわけでしょう、更に大変だったと思います。昨年9月の一般質問で『東町を卒業した子たちの受け皿の中学校の環境はどうするの?』と教育長に聞きました。そしたら動向を含めて調査をすると。結果もでたようです。

 

これまで東町の国際学級を卒業した子たち、7人中6人が区立中学に進学して日本語指導受けてるんですって。しかも、日本の高校に行くことを考えてね。そうよね、高校受験しなきゃいけないものね。問題用紙にフリガナさえ振られてないわけだし、特別枠っていうものないわけでしょう(あるのかもしれないけど)。日本語の教育環境でがんばれ。というか、やっぱり日本語学習指導ももっとどうにかしたほうがいいと思う。

 

それはさておき。中学校のさらなる習熟度別英語授業は港区の時代にあった良いニュースでした。授業内容等の確定や保護者への説明等はこれからだとは思いますが、どうかこれからもたくさんの地域のみなさんの声を理解していただき、良い区の施策となるよう反映してもらえればと思います。港区さんありがとうございます。ただ、ネイティブ・コースという名前は(仮)ですよね?ね?