シティプロモーション

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2015年の4月から、つまり今年の4月から、それは世間でいうところの4ヶ月ちょい前のこと。港区のお役所組織に『観光政策』というセクションが新しくできていること、誰もが知っている情報ではないようです。2020年のオリンピック・パラリンピックもありますし、港区の魅力をどどーんと発信したり、外国語対応ができるボランティアを育成したり。そんな予定が盛りだくさんの観光政策です。

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年に4回の冊子発行、8月いっぱいまで夏号(青)、9月から秋号(オレンジ)。区内22のホテル約4500室に配置。港区のホテルや旅館など総客室数が約25000とのことで、まだまだ数の上では1/5くらい。

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秋号は港区銭湯めぐりとして6つのお風呂屋さんが紹介されています。多分これからちょっとアレになるかとは思いますが、入墨やタトゥーの扱いをどうするか。日本では社会通念としてそのような方は利用できませんという施設や場所が結構あるわけです。外国人だから日本人だからという文化の違いも多少は薄れ始め、芸能人だったり、スポーツ選手だったり、はたまた伝統ある民族文化だったり、ファッション感覚だったり、テレビの中だけでは無く、街中で目にする機会が多くなってきている今日この頃です。

賛否両論無関心、色々あるとは思います。パラパラと見ていてちょっと気になりました。結構います。みます。年齢問わず、国籍問わず。

ちなみに、港区スポーツセンターはウェブサイトによると『刺青、タトゥーをされている方は、施設内では一切その部位が見えないように完全に覆ってからご利用ください』です。

さて、話を観光に戻して。

港区の魅力を発信。『港区でしょ?色んなモノ、コト、ヒト、たくさんあるんでしょ?』と『え!?港区役所に観光担当って無かったの!?』と、ご意見ご感想は半分ずつくらい。オリンピックだからといって浮足立たないよう、地に足つけて、トレンドに流されず、たくさんのいいモノを全世界に紹介できるように区役所には頑張ってもらいたいものです。そして我々区民も区民でない方も、考えたりサポートしたり頑張ったり。

外国から旅行で来る人、外国から仕事で来る人、国内から泊まりで来る人、国内から日帰りで来る人、目的は港区外だけどなんとなく時間潰してる人、そして港区内を移動してる人。よく言われる『観光客』の定義し(複数化、ただし全部は今の所欲張り)、ニーズを把握することがまず重要なのではないかと感じます。港区の何をアピールしたいのかをもっとよく練らないと。また来て欲しいの!なのか、住んで欲しいの!なのか、勤めて欲しいの!なのか。

海外に行くと街中でよく目にするもの、それは観光客向けの無料冊子。細かな町歩き地図から、電車/地下鉄マップ、今日の夕飯に悩まなくて済むようなレストランガイドも付いている無料冊子。ちょっと手にとってパラパラめくって、『ああ、こんなところあるんだ、行ってみようかな』と思っちゃうかもしれない無料冊子。

駅にホットペッパーとかR25があるように、そこら辺の道やホテルに港区で楽しんでもらえるような無料冊子を置いてもらうのはアリかと。ほら、札幌とかではあるじゃないですか。なぜか東京ではあまり見かけることないんですけど。商店街マップやお店リストを付ければ商店街振興とも結びついちゃうかもしれないと思うんですよ、おくさん!

ちなみに港区では秋からMINATOハッピーパスポートという有料(ちぃバス・お台場レインボーバス1日乗車券の引換券付、商品券付、掲載店舗では特典あり)の冊子を1000円で販売します。

うん、お得。でも特典なくとも引換券なくとも商品券なくとも、無料冊子もアリだと思います。あとはインフォメーションセンター。