交歓会

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つい去年までの会社勤めの折、世の中というのは新年会より忘年会の方が多いというものだと思っていました。忘年会か何かでへべれけになったお勤め帰りの方々が、新橋SL広場でベロンベロンのままインタビューを受け、それが公共の電波に乗ってお茶の間にお届けされるなんてものは日本独特の年末の風物詩ではないかと感じるくらい。そういうのを見て『ああ、年の瀬だわ』と。でも新年会帰りでへべれけになった人に『さ!今年の抱負は!?』というインタビューとか見たことない(ちょっと見てみたい)。

 

そんなこともありますし、新年会という行事が周囲にあまりなかったもので、世の中には『忘年会>>>新年会』のようなパワーバランスと思ってたわけです。それが今やどうですか、右を向いても左を向いても新年会新年会。港区の関係団体や地域の町会など、たくさんの新年会にお招き頂いております。ありがとうございます。

 

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地元である麻布十番商店街振興組合の新年会ももちろんありまして、区長や区役所職員や都議会議員や近隣の学校の校長先生や企業など、たくさんの方々に参加いただく賑やかな新年会です。

 

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商店街の代表のようなスタンスで区議会議員やらせてもらってますので、改まったご挨拶もさせていただきます。しかしながら未だに慣れないご挨拶。もっとウィットに富んだことがお話できればいいんですが、どーしたらいいもんやら。真面目過ぎても面白くないし、面白すぎてもふざけてるみたいだし、自分の抱負を話しても『そりゃお前の事情だろ!』と突っ込まれるし。難しい。

 

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そんな新年会だらけの中、交歓会というフレーズを実は初めて耳に目にしまして。『こうかんかい?(名刺でも交換する会なの?)』という感じで多少混乱しまして。あと賀詞交換会とか。今まで交歓会という表現にご縁がなく過ごしてまして。改めて日本語って色んな表現があるんだなあということと、自分はモノを知らないんだなあと反省。

 

あ、あと反省することといえばもう何年も前になりますが、職場の忘年会の帰り道にベロンベロンになった同僚を連れて新橋SL広場を抜けて銀座線に向かう時、ここぞとばかりに待ち構えていたTVのインタビュアーに捕まりまして、『今年一番記憶に残ってる出来事はなんですか!』と聞かれまして。いいですすみませんーと断っても断りきれず、仕方ないから『◯◯さんの灰皿テキーラですかね!』と適当なことをいっちゃったことです。