H28予算特別委員会 教育費

20160310-8

怖い顔した教育費。予算特別委員会での質問はこの項目が最後でした。教育といえば、もちろん国際人うんぬんについて。なんやねん、国際人って。

 

Q. 国際人育成の事業って、つまり何がどうなるの?

A. 国際人育成事業って4つあってね、国際科・英語科国際、小・中学生海外派遣、国内留学プログラム、日本語適応指導員派遣。全校に外国人講師を配置して、英語によるおもてなしができる意欲や能力を高めて、その他自分の考えだったり日本の良さ、伝統文化を積極的に発信できるような教育を目指します!

 

Q. 日本語学級ってどうすんの?東京都によると、日本語学級って10名いればできるんだけど、10名が需要に対する供給のラインじゃないの?

A. 中学校に日本語学級はないです…。でも中学校生活の適応を目的に個別に日本語適応指導員を派遣してます…。H27年度は25人の中学生が教科書の補足説明を受けてます…。

 

Q. 港区の国際理解教育のおかげで英語のレベルが高い子が中学校に行くことになるよ。中学校でそういうレベル別の授業編成ってどうするの?先生たちも高い能力が求められていくけど?

A. 英語の能力が高い生徒には習熟度の高い少人数学級で授業したりしてます。中学校の英語の先生の質を高めるためにも、年8回授業研究をしたり、代表1名が都の海外派遣研修で3ヶ月行ってたりするし、これからも英語の先生に対する研修の充実に頑張っていきます…!

 

私ね、言いましたよ。港区の学校に必要なのは指導の仕方じゃなくて覚悟だと。11年くらい海外で学校行ったり働いたりしてましたけど、国際人って未だにどういう人を指すのかわからないと。自分の経験上、語学のレベルはどうでもよく、自分の考えだったり国のことだったりを頑張って伝えよう、理解してもらおうと頑張る人が世界で戦える人だと。

 

港区には国際教育のトップランナーになって欲しいんですね。国際都市を目指す港区としても、どこよりも素晴らしい国際理解教育を提供しようとする教育委員会も、またそれを実現させるための予算配分をする財政課も、覚悟を持って取り組んでいただきたい!と。

 

英語教育に関しては色々な考えがあるとは思います。H28年度、どのような覚悟を持って港区の教育が変わるのかをまず様子見。そんな予算特別委員会でした。