道路と歩道がのっぴきならない

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今年春のH28年度第1回定例会にもれなくセットで付いてくる予算特別委員会でしたかね、土木費で『麻布十番の道路修繕、ぼっこぼこのガッタガタのところをちょこちょこお願いしてますけど資材とか大丈夫?足りてる?いつもごめんね?』って質問しました。そしたら『H28年度はパティオ通りを直しますので!』と麻布支所からお答えいただきまして、11月下旬より駅側から40m50m程度の工事を始めてもらってます。

 

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他の地方自治体からも『素晴らしいですね!』と知られている支所改革制度(区役所本店以外に地域地域で支店を作って、ある程度の裁量権を与えて区民ニーズに迅速に対応しましょう的な取り組み)、そのおかげでこの手の道路工事が本店の土木課だか支店の土木課だかよくわからなくなってるんだけど、そんなことはどうでもいいくらいにありがとうございます港区さん。

 

綺麗な歩道とか道路って素敵ですよね。シャレオツな感じ醸し出しますし。レンガっぽいブロックっぽいような舗装をみることがあります。麻布十番もそうなんですけど。あれ、『インターロッキング』っていう名前のついた舗装方法なんですって。結構最近まで知らなかったです。シャレオツなレンガ調。

 

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いつまでも未来永劫同じモデル?とかカラーバリエーション?とかがあるとは限らないらしく、必要な修繕後はなんかロックな仕上がりになったりならなかったり。

 

そんなインターロッキング舗装、調べてみるとメリットは『水ハケがいい(ブロックの隙間から水吸収)』『ブロックの下をコンクリ補強しなくていい』『シャレオツな色彩景観』『柔軟性がある』らしい。『土台となる下地(地盤とか?)がしっかりしないとデコボコになっちゃうよ』、というのがデメリットらしい。すごいざっくりとグーグル先生が教えてくれました。

 

参考となる画像も出てくるけど、なるほど、インターロッキングとはならして固めた砂場の上にレゴを並べるようなものか。なるほど、だから隙間から水が染み込んで水ハケがいいのか。なるほど、だから年月が経つとアスファルトに比べてガタガタでこぼこになりやすいのか。なるほど、水ハケがいいから水の浸透で地盤が動くのか。なるほど、インターロッキングはブロックの隙間に粒子の細かい砂を流し込んで固定するから、だから雨だとザラザラ粒子が溢れてくるから滑りやすくなるのか…ってそれむしろデメリットではないんですかという疑念が湧いてしまった。中途半端に調べてごめんなさい。

 

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麻布十番商店街の歩道や車道が綺麗になったのは20年くらい前なのかしら。実はその頃の記憶がまったくないんです。多分その頃既にアメリカに行ってたのかも、多分そんな時期。ある時帰国してみて気がついたら六本木ヒルズができてましたしね。私にとっての空白の10何年間の真っ只中だったと思います。今となって色んな話を聞く機会があり、大変なご苦労があったとも。地元側も行政側も。

 

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地元の地盤の問題もあるのかないのかわからないですけど、20年くらい経てばそりゃガタもきます。昨年あたりから『道がねえ…』『凸凹だよねえ…』という声を色々な場面でよく聞くようになりました。もちろんその前から気付いてましたし。なんせ身内が凸凹というかブロックが浮き上がってしまった段差に引っかかって盛大に転倒して両手骨折、私も2ヶ月近くお勤め先を介護休業でお休みしたくらいですから。

 

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気になりますよね道のでこぼこ。車道は車道で時間経過の他にもたくさんの交通量から轍に沿ったへこみができますし。雨が降ったらそのに水たまりができる上、車が通るとバチャン!と跳ねた水が店舗やお客さんにかかるとか。そういうのを含めたお直しも昨年あたりから支所にちょこちょことお願いしたりしてたんですが、未来永劫同じ型番があるのかないのか、地盤自体ががへっこんじゃったら何がどう修繕できるのかできないのか、結果はこんな感じです。

 

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…もう少しでたい焼き柄になれたのに。惜しい。地盤云々が絡んでくると同じようなブロックをどうにかはめ込めばいいだけという話ではなくなるということがわかりました。デビュー戦でキレイになるのと同じくらい、後々のお直しのための控えの選出も大事。多分。

 

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そんなわけでもありまして、今色々な事を色々とアレしてる最中でどうなるのかアレなんですけれども、とりあえずは一番がったがたでボコボコな道路をまずはつるぺた真っ平らに素敵に仕上げてもらえるのを楽しみに、雨降って土日工事に支障がないようにてるてる坊主を作り続けたいと思います。まる。