港区商店街・商店等実態調査 その2

さて、前回は調査結果の最初の最初くらいをかるーく報告しました。選択された商店街9つのエリア内におけるビジネス(どんなお店があるかなど)割合だったり、どういうお客さんが来たりしますかね、というような結果だったり。ご近所のお客さんが多いところ少ないところ、そんなところで中断しました。今回はそこからの続き。

 

商店街エリアによって、近所のお客さんが3割以下と4割以上というところをわけてみたところまではお伝えしましたね。商店街と言っても場所やメインとなる客層がバラバラであることもわかりましたし、そうすると『どういうお店にどういうお客さんが?』ということが気になりますよね。わかりますわかります。3種類に分けてみました。

 

物販業、飲食業、そしてその他。この3つに分けた結果です。やっぱり飲食業はメディアの影響とかもあるんでしょうか、『やーん、あのお店行ってみたいー!』っていうことが多いでしょうからわざわざお出かけしてということが多いんでしょうかね。あとやっぱり物販のお店にご近所割合が多いのは生活のための『ちょっと買い物』ということなんでしょうかね。スーパーだってお惣菜屋さんだって本屋さんだって文房具屋さんだって物販だもの。暮らす上で近所にお店ってやっぱり必要です。特に物販。

 

さて次に景気というか、まぁそれと同じような意味のお店の売り上げについての質問。いいところもあれば変わらないところもあるし、そうでもないところもあるし。それにしても同じ白金とつく白金商店街と白金プラザ会の差がすごいなあと。

 

そんな売り上げに色々と差がある中で、『商店街、賑わってます??』と単刀直入に聞いてみました。繁華街型と近隣型ではだいぶ異なりますね。はい、いいえの2択はわかるんだけど『わからない』という選択肢を選ぶということは一体どういうことなんだろうかと気になります。『賑わっている商店街がどういう状態のことを指すのかわからない』ということなのかしら。人がただたくさん歩いているだけ(通りすぎる人含む)でもいいのか、儲かってるところが大半である必要があるのか、それとも昔の記憶に残っている商店街と比較するわけにもいかないよねえ…なんて消極的な奥ゆかしい感じなのかしら。

 

ちなみに商店街別の結果はこう。なんか、なんていうんだろう、『うん、そういう結果になっちゃうよね。知ってた。』という感じ。いい意味でも悪い意味でも。それこそ麻布十番商店街が一番お店が大きくて一番アレなのかもしれませんけど、その中でも『賑わってない』『わからない』という答えが4割を占めるんですよね。

 

商店街があるということは、お店の集合体ということの他に、組織というものがあるわけです。商店街組合とか。自分のところのビジネスをやりつつ、商店街地域の活動ですよ。二足のワラジどころのレベルの話じゃなく、体2倍の仕事量2倍くらいなもんですよ。そこがお客さんのため、お客さん候補のため、地域のみなさんのためにお祭りやったりイベントやったりするわけですよね。時々そういうのは商店街じゃなくて区とか行政が主導してやってると思ってる方もいるんですよ。え!とびっくりしたことありましたから。

 

ま、そんなことは置いといて。しかもですね、行政からは『商店街は地域コミュニティの核』だのなんだの、商店街の存在というものをとても大切に思われているわけでして、それは別にいいことですしそう思ってもらえるのは地域のみなさんで色々と頑張ってきた結果なので素晴らしいことだとは思うんですが、求められる役割が大きくなっちゃってるんですよね。外部からね。HAHAHA、自分たち以上のことに期待感持たれてもトゥーマッチだぜ。なんて感じる人も多いかもね。ホントに。

 

商店街組織活動についての質問を見てみると、『活動が活発』と『賑わっている』がイコールではないことがわかります。何らかの相関はあるのかもしれないですけど。お祭りやイベントの数が多ければ多いほど組織活動が活発だ、ということにはひょっとしたら関係はあるかもしれないですけどね。

 

あ、そういえばこの調査の前年に区民の方対象に消費調査っていうのをこの研究所が行いましてね、『若年層ほど商店街に興味がない』『お祭りやイベントの場所として商店街はあって、普通の買い物をするところであると繋がっていない』と結論が出ています。若い層に商店街を利用してもらいたくてイベントなどで知ってもらう良い機会と認識している商店街、しかしその結果はイベントにしかこないお客さんが増えた、そんな悲しい調査結果を思い出しましたよ…。

 

そんな商店街組織にどの程度協力していますかという質問に対しては、こんな結果。目立ちますよね、オレンジ色の『組合非加盟店』の割合が。

 

商店街によって非加盟店が5%から28%。うーん。

 

続く。