東町小学校の卒業生です。今でいうと、パティオ広場のあたりからあっちは南山、こっちは東町と道一本で学区がビシッと別れていたころの小学生。そんな東町小学校の3年生が社会科見学で区役所に来ると聞きまして、邪魔をしない程度に社会科見学の見学に行ってみました。みんなにおはよーと声をかけたかっただけなんですけれどもね。
自分が小学生のころの社会科見学、6年生の時に国会議事堂に行った記憶しかなくて。区役所にきたことあったのかなあ、多分無いよなあなんて思いながらお出迎えをしてみました。みんなおはよーと。3年生は3クラス、2週に渡って社会科見学。議場と防災室の見学なんですって。
黄色い帽子の東町の子、なんだろうね区役所でこの帽子を見る感慨深さ。今こうやって議員のお役目をいただくことで学校にもちょこちょこ寄らせてもらってますけど、「ねぇねぇ、誰のママなの?」って子供に時々声かけられた時には「誰かのママじゃないけど、東町卒業した近所のおばちゃんよ」と言ってたわけですけれども、まぁそんなことはどうでもいいとして。
区役所の中の「区長室」という部門がアテンドをするところ。区長とか副区長とかのアレもアレなんでしょうけれども、区に関する広報全般というお役目を担っているところ。そこに所属する職員さんに連れられて「こっちですよー」とグループごとに2ヶ所の社会科見学。
全体的にまず、「港区の人口は25万人くらいですよー」とか「港区の広さは約20㎢、東京ドームが435個くらいですよー」とかそういうお話がありまして。んで、そこからグループに分かれて移動して、防災室の方では防災無線とか毎日5時の夕焼け小焼け放送のヒミツとか、そういうことをお勉強したと聞きました。ほほう。で、私は議場見学の方の見学だけ。
区議会棟の6階、傍聴席があります。全体を見渡せる席で区議会とはという説明を。あっ、議会の説明は区議会事務局の職員さんが。私、邪魔しない程度にお行儀よくニコニコしてただけ。いいんです、それだけで。
子供向けの区議会資料というのがありまして、区役所の仕事、議会の意味、議員って誰、そんな大人でもわかってるようなわかってないようなことを小学校3年生に向けてわかりやすく説明する職員さん。ふむふむ、こっちが勉強になるわ。
あっ、2週にわたって見学したわけですけれども、みんなからの質問ナンバーワンは「速記者ってなんですか?」でした。子供向けの資料にね、誰がどこに座る的なことが書いてある一枚絵があってね、そこに速記者という文字があるんですよ。そんなことで、「映画館の席みたいー」と傍聴席を堪能していった東町の子供たち。
学校のHPを見たら楽しそうな社会科見学のレポートが載ってました。先生、お疲れ様でした。ありがとうございました。
あっ、社会科見学とは別のレポートというか、研究授業についてのことがあったのでふむふむと読んでいたところ、小学校英語教育アドバイザーの先生がいらして色々と、なんていうところを読みました。その方、4〜6年の時の担任だった先生です。先生の先生をしてるのよ〜なんて聞いてたけど、今度連絡しようっと。
ま、それはさておいて。
少しだけ気になったというか不思議に思ったという点がありまして、なんとなしに職員さんに「どのくらい頻繁に社会科見学って来るんですかー?」なんて聞いたんですよ。そしたら「毎年来る小学校は3校くらいですよ」と。
地理的にとか人数的にとか学校ごとに事情はあるのかもですけど、もっとたくさんの学校に来てもらった方がいいと思ったし、中学生だってアリじゃないのかしらなんて思ってみたり。そんなことを思った社会科見学でした。