報告会の代わりにご報告をします その2

前回に続き、報告会をやるのであればそこでご報告しようと思っていたことなんですが、「保育園などの建て替えに伴う仮施設を建てる際、公園の土地使用料として東京都が港区に約5,000万円要求してきたけれども、最終的には無償となった話」です。

 

 

あれは確か今年1月の委員会

委員会後のいつもの復習(2020.1.22 港区議会 保健福祉常任委員会報告)にもあるように、台場コミュニティぷらざの改修工事をする時にお台場レインボー公園の中に仮施設を建てて、そっちに保育園とかそういうの移動してから元の建物の改修工事をしていきます、という報告がありました。1月に。

 

で、その時にお台場レインボー公園の土地所有者様であります東京都殿より、「たとえ仮設としてでも保育園を建てるのというのであれば、土地代の半額は支払いなさい。タダは許さぬ」と、キビシー条件を付けられて困っていると。そして港区は頑張って粘って交渉しているけれども、トホホな扱いを受けているというお話でありました。

 

規程があるらしい

東京都の内部規定で「公園外の目的外利用の使用料は、公共的な利用に関するものについては50%減免」的なものがあるようなんですね。なので、これを根拠に、土地所有者様であります東京都港湾局臨海開発部様が「半額上納せいや、コラ」と。

 

ただ、大概はなんでもそうなんですが「首長が必要と認める場合」という例外規程はもれなくついているのが多々あるわけで、港区としては「助け合おうよ認めてよ」とお願いをし続けていたと。

 

なお、港区は以前にも同じ様な事で国にお願いをして無償を勝ち取ったという事例もあります。昨年4月にオープンした、港南緑水公園の中にあるゆらりん港南緑水保育園というところです。都市公園法という法律の中で「公園の中に保育園建てて良いですよ」というものから、土地所有者様であります財務省関東財務局殿から無償をもぎ取っております。国が理解してくれても、都は理解してくれないってそんな話あるもんかと、区役所の職員さんは頑張って交渉をしていたわけなんですが、常にバッサリ斬られていたらしいという事を聞いたら、そりゃこっちだって心を痛めますよそりゃ。

 

そうだ、都議会議員に相談しようそうしよう

そんなことで、「ねえ港区が困ってるんだけども」と、その報告があった委員会終了直後にかんの弘一都議会議員に相談をしましてね。違うな、石より硬い文句をふわふわワタアメみたいな相談という柔らか素材で包んだ「東京都どうなっとんじゃい!」という豪速球を放り投げてみた感じ?

 

色んな方の色んなご尽力のおかげをもちまして、3月に東京都殿から「無償でよろしい」というお手紙もきたようで、みんなハッピー。どうもありがとうございました。という内容の動画を5分でまとめるという、別に動画なんかにする必要なんかこれっぽっちもないじゃないと言われるかもしれないけれど、そこはまぁ報告会したらお話する内容だったのでご勘弁願いたい、という話でした。

 

そんな東京都の「感染拡大防止協力金」

 

 

 

  • 東京都緊急事態措置等・感染拡大防止協力金相談センター(相談窓口)
    開設時間 9時~19時(土日祝日を含む毎日)
    電話番号 03-5388-0567

 

現在開催されております東京都議会。ここで補正予算が成立すると、メディアでやんや言われている店舗に対しての協力金が支給されることになります(該当するところには)。↑のサイトに見に行った方はよくご存知だと思うんですが、まぁなんと言いますか、色んなものがとにかくわかりにくい

 

そんなことで、自分が理解をした上で人に伝えられるようにするにはどうしたら良いのかと考えて、「そうだ、自分がわかる資料を自作しよう」ということになり、こんな物作ってみたはいいんですが、対象外となるところもとても多そうでとっても残念であります。内容は無い様でもとりあえず出しましたと言わないでも丸わかりな詳細の無い東京都の施策に文句を言いたい。

 

 

こういう時にしかじっくり見れないので、明日の都議会のネット中継はみようかなって。


 

 

報告会の代わりにご報告をします

人 <—————-> 人
2m

 

お約束通り、4月の中旬を目処にしますとお伝えしてたもののご報告。「この時期にこんなことやってんじゃねーよ!」とは怒らないでください。お約束なもので。第2弾はちょっとお時間ください。


 

今一度、新型コロナウイルス感染症が心配な時

今更感は否めないですが、改めておさらいをしてみますのでお付き合いください。例えば受診の目安とか。いろんなところがいろんな情報出してますが、「…で、結局どうなの?」と行政からの情報って正直ひたすらわかりにくい。

 

いろんなことが「陰謀だ!」とか「政治が許せない!」という方達もたくさんいると思いますが、それはまず置いといて、現時点で知っておくべき情報ということは知識として備えておいてください。自分だって思ってるよ、おかしいだろと。

 

あれ?ひょっとして...?と思ったら

↑は東京都福祉保健局のサイトです。フローチャートという形で「こういう時はここへこういう感じで連絡」という、比較的わかりやすい図になっています(デザインはさておき)。図が見にくい方はこちらの受診・相談目安フローPDFでご確認ください。

 

また、↓の東京都感染症情報センターのサイトでも同じようなことが書かれています。文章で。

そこから飛ぶリンク先、やっぱり文章だとチラチラ目移りするし、読みにくいですよね。と、自分のブログの文字ばっかりと長さを米粒の半分くらい反省しつつ、次に進みますけども。

 

感染症情報センターからリンクで飛ばされる先のURLみると、www.mhlw…とあるから厚生労働省。下のほうに

 

なお、現時点では新型コロナウイルス感染症以外の病気の方が圧倒的に多い状況であり、インフルエンザ等の心配があるときには、通常と同様に、かかりつけ医等に御相談ください。

 

ここも重要だと思われます。今のところは情報変わってませんので、先はわかりませんけれども。

 

要はつまり、港区の皆様の場合でいいますと

こういうことですよね。頭のメモにおいておいてください。

 

心配だったり電話が繋がらないことだってあると思います。自分だけがそうなんじゃなくて、みんなそうですし、また保健所もフル回転で頑張っている現実をほんの少しでもメモっておいてください。先はわかりませんけれども現時点ではこうです。

 

おっと、やたらめったら連絡するべしと言いたいわけではないんですよ。確かに命にかかわることではあると思います。ただ、紙で指を切った切り傷で救急車は呼ばないでくださいという類のような、医療機関だけじゃなく我々自身もトリアージのような「優先順位」も考える必要がありますよね、ということを言わせていただきたく。

 

今報道で色々なことが流されています。プラスになる情報もあれば不安を煽るしかしない質の低い情報とか、その中でもやはり医療資源は有限ということですのでその防波堤をみんなで守らないとね、という危機的状況であることはみんな理解してると思います。

 

そこでプラスして、自分がいざ感染したと、そうなった時をちょっと想像してみてください。それが今日なのか明日なのか、1週間後なのか1ヶ月後なのかもっと先なのか一生こないのか、それはそれでいいんですけれど、「その時人が多すぎて自分は自宅で隔離されているんだろうか」「家族がなったけどもうどこも受け入れてくれない」「急変した際に医療機関は受け入れてくれるのだろうか」。要はそこですよね。

 

これこそ不安を煽ってしまうようなことなのかもしれないですけれども、誰も抗体を持ってない類の感染症ってそういうものなんだということをちょっとだけ覚えてくれるといいなって。

 

昔の本をひっぱりだしてみた

20数年前、アメリカで大学生やってたんですよね。専攻は生物学。無類の不器用であった自分がよく実験とかやってたなと思い出しても恐ろしい大学生だった気がします。過去の自分を美化するより、自分に過去なんてあったっけ?と忘れてしまうくらいの今です。

 

でも、昔のものではあるんですけれども、「なんかこれ取っておきたいな」という教科書参考書的なものをずーっと取ってあって、学生じゃなくなって働いてからも仕事で勉強する必要があった領域とかそういう本も「処分するの忍びない」という理由で本棚の肥やしになっております。

 

で、当然PCRとかそういうのもやってきたわけですけれども、思い出は、「複数タイプの紫外線をハエちゃんに当ててそれによるDNAの変異をみてこうぜなる基礎の初歩研究の第一歩、野外に果物放置して腐ったらたかってくるハエを確保することを要求され、取れたは取れたでいいんですけれどもハエちゃん以外に寄ってくる5cm大のGが恐ろしくて恐ろしくて、『リエコ!残りは片付けなさいよ!』『無理!絶対無理!』と、そのあたり一切すべてを教授に後片付けしてもらったこと」です。

 

あっ、PCR自体の思い出は「長えなぁ」くらいです。

 

知る人ぞ知る、古いThe Cellをまだ持ってます。

生物学に関わる人が避けて通れないこれぞという教科書?がありまして、それがMolecular Biology of The Cell。細胞分子生物学とでもいうんでしょうか、セルですセル。つよそう。

実際つよいんですけど、特に角。分厚いハードカバーの角は凶悪。

自分が大切に本棚の肥やしにしてあるセル、1994年発行の第3版。著名な著者、ラスカー賞とかノーベル賞とかそういう有名な方々の発行物ですよね。DNAの分子構造とかでアレなワトソン氏とかですね、そういう。

 

で、なんで今更こんなのひっぱりだしてきたのかというとですね、この本の一番好きなところがありまして、それが急に見たくなって。読むじゃなくて、見る。背表紙なんですけれどもね。

 

著者6名の近影(1994年当時)なんですけれどね。こういう真面目な本にこういうオマージュ最高ですよね。ほら、ビートルズのあれですよ。ちゃんとポール担当の裸足の人だっているんですよ。これ大好きでね、だから取ってあるの。

 

今の状況だったらね、「プロフェッサー達、もう少し距離開けて(ソーシャルディスタンス)」、なんてね。


 

猫ならシャーって言うかもな小話

新型コロナウイルス感染症に関しては色々とたくさんの不安がありますよね。経済とか健康とか、仕事とかライフスタイルとか、幅広い分野に置いて残念だったり嘆いたり、時には怒ったり悲しかったり。

 

とある報道機関の記者さんを名乗る方からお電話いただきました。そんな事に慣れているわけでもなんでもなく、ちょっとびっくりしている恥ずかしがり屋なわたくしでありますが、はいはいどのようなご用件でしょうかと一応ね。そしたらまあおばちゃんビックリしたのなんの。

 

新型コロナウイルスで亡くなった方の周囲の環境とか影響とか、お葬式ができるとかできないとか、あっもちろんご遺族の方々の意向も十分に配慮してそういう番組を作りたく取材したいんですけれども、都内で亡くなってる方って30名みたいなんですが誰だかわからないんですよね。そういう方ご存知ですか?もしご存知だったら紹介して欲しいんですけども』(意訳)

 

と、もんのすごいビックリ仰天するような問い合わせの電話だったんですね。多分、色んな議員のとこにかけてるんじゃないかと思います。だって私のとこに連絡してくるくらいだもの。相当お困りなんでしょうね。知らんけど。

 

んで、もちろんこう答えました。

 

『あのですね、そういう報道って私はよろしくないと思います。お探しの方は知りませんけどもね、例えそういう方が周りにいたとしても、知ってたとしても、そんなことは絶対にお伝えはしません。お仕事だから色々大変なのかもしれませんけども、そういう報道姿勢は好きじゃないですし、先日も著名人の訃報流れましたけどもああいうのただただ悲しかったです。ご期待に添えず申し訳ありません」(意訳)

 

まあ言わば取材拒否というか、ご相談事お断りというか、そういうことですよね。で、電話を切ったあと、ふと思うわけです。自分の回答は正しかったんだろうかそれともただ意地悪だったんだろうかと。時々急に不安になります、だって人間だもの。

 

いや、ホイホイ答える議員がいるんだろうかな?いや、いるんだろうな、だからかけてくるんだ電話。そういうの、Twitterか何かで募集して軽く炎上でもしてくればいいよ某局社会部さん。

 

と、ちょっとばかり寂しい気分になりました。という小話。シャー。


 

自宅にあるもので消毒液を作ってみた。

どうもどうも。小倉です。タイトルの通りです。東京都福祉保健局「家庭や施設における二次感染予防ガイドブック」をもとに消毒液作ってみました。水2リットル+ハイ◯ー10mL。

「行政提供の情報の中にある、次亜塩素酸ナトリウムって、つまりは何?」と、一般名じゃわかりにくいですよね。次亜塩素酸ナトリウムを用いた家庭で作れて使える消毒液、要は『YOU、(適正に適量で)水に薄めたハイターでいいのよ』と。


 

港区議会 保健福祉常任委員会報告

さて、本日は保健福祉常任委員会がありました。いつものように簡単な報告と委員のみなさんからのQなどを添えて。  

 

1. 港区立麻布いきいきプラザ等整備計画について

えー、前々から色々と麻布のいきいきプラザの計画をご報告しておりましたが、いただいたご意見等を踏まえて計画を策定しましたのでお知らせします。ちなみに建設費は約10億円…。

 

Q: 防音するのにおいくらくらいかかるものなのかしら、利用者の意見を聞きながらやってね、マンホールトイレが使えるようにするみたいだけど下水管耐震もちゃんとするのよね、など。  

 

 

2. 麻布地区港区立いきいきプラザ指定管理者の公募について
3. 赤坂地区港区立いきいきプラザ指定管理者の公募について
4. 高輪地区港区立いきいきプラザ指定管理者の公募について

えー、令和3年の3末に指定期間が終了するので、新たな管理者の募集を行いますです。  

 

Q: 公募要項を現時点で我々に公開できない理由とか今何をどうやってるかという状況教えてちょうだい、以前の公募の時から変更されてるものってあるのかしら、など。  

 

 

5. 港区立赤坂子ども中高生プラザ青山館の愛称について

えー、4/1から開設する赤坂の子ども中高生プラザ青山館なんですけれども、愛称が決まりましてね、カリッパですカリッパ。数年前から青山児童館でカッパのキャラがいましてね、カリッパという名前で親しまれてましてね、それをそのままカリッパですカリッパ。

 

Q: ガンガンにカリッパ推しでいくんですね了解しました、など。 

 

 

6. 港区立特別養護老人ホーム等指定管理者の公募について

えー、これも指定管理のお話で、令和3年3末に終了するので指定管理者を募集をすることをご報告です。  

 

Q: 選考委員会を含めてちょっと色々教えてちょーだい、さっきの指定管理の案件とは公募開始と応募開始の時期がちょっと違うんだけど、とにかく指定管理というやつが気に食わないのでいつものようにネチネチ言いたいことだけ言わしてもらうわよ、など。  

 

 

7.  港区立高輪子ども中高生プラザ指定管理者の公募について

  えー、これも指定管理の募集をしますよという報告です。  

 

Q: とにかく指定管理は気になることだらけなので同じことしつこく聞くわよ、など。    

 

 

8. 令和2年度組織改正について(追加)

えー、4/1から区役所組織が変わりますので、改めてそのご報告です。  

 

Q: 特になーし。  

 

 

9. 東京2020大会に伴う台場高齢者在宅サービスセンターの休館について

えー、本来ならオリパラ開催中に競技会場のある台場の施設が休館ですよというご報告のはずだったんですが、延期になりましたのでこれも延期です。  

 

Q: 特になーし。  

 

10. 中学生学習支援事業の拡充について

えー、教育委員会管轄の「港区学びの未来応援学習講座」なんですけれども、事業を拡大して4月からアレでしたけれども、今ほらアレですので、様子を見ながらアレしていきます。  

 

Q: 拡大していくのはいいことよね、次に何をどうやって展開していこうか考えてるんですかねえ、色々とフレキシブルにお願いしたいわねほらこんなご時世だからね、など。  

 

 

11. 小学校入学前教育カリキュラムの改訂について

えー、「みなときっずなび『育ちと学び』をつなぐ小学校入学前教育カリキュラム」を改訂しますのでお知らせしますね。  

 

Q: 保育園とか幼稚園に通わせないで家庭保育の人に向けてはどうするの、保育的に5歳児のおひるねってどうなのかしら、など。  

 

12. 民法改正後の港区成人の日記念のつどいの対象年齢(素案)に寄せられた区民意見について

えー、成人が18歳とかになる件で、いわゆる成人式をいつやったらいいのかしらということをパブコメで募集したり、該当する中学生にアンケートとかとってみたところ、やっぱ一番多いのが「ハタチで」というご意見でした。というご報告です。  

 

Q: 特になーし。  

 

13. 港区子ども・子育て支援事業計画(素案)に寄せられた区民意見等について

えー、こちらもパブコメ募集してたんですが、ご意見3通いただきました。  

 

Q: 特になーし。  

 

以上。


 

 

 

 

 

 

以上。


 

3月だけど4月号

雨が降る前はどうも頭が痛くなる傾向がある小倉です。どうもどうも。年に4回の報告書、3月だけども4月号を作ってありますので短くお知らせです。

 

ちまちまちまちま、年4で自分報告を作成して5年目。キリの良い数字の20号がめでたく発行されました。めでたい。2020年に20号。これからもよろしくお付き合いください。

 


 

こんな状況ですので、年イチの報告会、延期です。

2016年から毎年桜が咲いたり散ったりする頃、一年の活動を振り返って区政報告会というやつを平日と週末に2回ほど行っていたわけですが、今年はこういう状況ですので延期することになりました。

 

1月発行の報告書でお知らせしていたんですけれどもね。残念ではありますが、でも今のこのご時世、活動報告というのは色んな媒体でご提供するのはいくらでも可能でして、常日頃は文字ばっかりで大切なことからくだらないことまでお送りしているところでしたがこの1年ほど動画という新しいツールを得まして、そっちも楽しくやっております。

 

そうだ、無観客試合をしよう」なんて思ってもみたんですけれども、正直お米粒にも満たない存在の区議会議員による生配信なんて需要がないし、むしろそんなことしたら最近のどハマり企画「最後にエンドロールとNG集」が作れなくなってしまいますし、ということで、4月の中旬を目処に動画でも作ってお好きにご覧くださいということになりました。

 

延期後の報告会再設定は今のところまだまだ未定ですが、色んなことが落ち着いたら開催しようとは思っております。その時はまたお知らせしますよろしくどうぞ。

 

なお、昨年の様子は↓からどうぞ。2回やってるんやで。

 

 

えっらそうに喋りやがって、みたいなことは大目にみてください。


 

令和2年度予算のしつもん。まとめ。つづき。

えー、前回は「予算の質問やるよ」というところからの「予算の質問やったよ」の前半までご報告したかと思います。なので今回は「予算の質問やったよ」の後半というご報告です。なお、ウェブサイト及びYoutubeにもまとめを掲載しましたので、しつこいくらいにお時間ありましたらどうぞ。

 

↑ウェブサイトはこちらから。

 

7. 港区が目指す男女平等参画について

(1) 今後の男女平等参画の推進

Q: 我々自民党さん、常に「性的マイノリティ当事者だけの配慮じゃなんの意味もないのよ」と言い続けてきてるわけですが、そういうことだけじゃなくて役割分担意識の解消とか家庭・社会生活の自立とか働きやすさとかも関係しますわよ?条例改正後は男女平等参画って何をどうやって進めていかれるつもりなの?

A: すべての、すべての方に関わる課題と捉えて条例で明示しました。性的指向・性自認にかかわらず、あらゆる人の尊厳を守るための施策を実施していきますです。

(´-`).。oO(…そうよ…あらゆる人よ…あらゆる人なの…)

 

(2) 学校の標準服の見直しの目的

Q: 前にちょっとあまりにも腹が立ったことはさておいて(「激怒の理由、それは報道 (2020.1.17)」)、この条例改正の中で「性別表現の自由」っつーことを定めることで学校での標準服の見直しが進んでいると聞いてますが?改めて、明確に、目的を教えてちょーだい。

A: 学校の標準服の見直しは、条例改正を受けて、トランスジェンダーの生徒のためだけに行うものではありません。全ての生徒のために、防寒や動きやすさなど、標準服が備えるべき機能、さらにはデザイン性などの様々な観点から、各学校が必要に応じて見直しをしていきます。見直しを行う際には、誰もが選べる標準服となるよう、生徒や保護者、地域の方々とともに、幅広い視点から検討を重ねていきます。

(´-`).。oO(…変テコな報道された時に、港区は責任を持ってしっかりこういうこと言うべきだったのよ…区長部局は教育に関わるところの部門を軽んじ過ぎていたんじゃないかしら…つーか、みんなジャージにヘルメットで好きに登校したっていいんだものね…)

 

 

8. リサイクル効果の視覚化について

(1) 廃プラスチックを利用した製品の製作による視覚化など、区民のやる気の喚起

Q: ごみ袋がプラスチックのこの時代、プラスチックを100から90にできても、いきなり50にはまだ難しいですよね。上手に付き合ってリサイクルがいいと思うんですけど、モチベーションあげあげな方法思いつきました。自分がリサイクルすることでそういうの使って製品化したらいいんじゃないすか?がんばるとこうなる、という見える化するとやる気出るんじゃね?

A: そーっすね、検討します。資源の売り払い収入と使い道もわかりやすく伝えてきますね。

(´-`).。oO(…よろしくどうぞ)

 

 

9. 受動喫煙防止対策について

(1) 指定喫煙所のキャパシティや施策の可能性

Q: 港区の毎年のたばこ税収入、年間50億円以上と大きいじゃないですか。でも屋内喫煙所だね屋外の指定喫煙所だの、副流煙とか迷惑とか色んなご意見ありますね。喫煙所ってそういえば利用人数とかの想定キャパはガン無視なんですよね。そういうのどうなんですか?

A: そうですね、利用実態とかそういうの必要ですよね。調査していきます。

(´-`).。oO(…よろしくどうぞ)

 

 

10. 児童虐待根絶のための啓発活動について

(1) 今後の取り組みの方向性

Q:児童虐待防止は制度もあることながら、地域の気付きからによるものはとても大きいわけで、オレンジリボンダイヤル189の知名度が低いのがとっても残念。港区の組織が変わって、今度子ども家庭支援センター内に地域連携担当ができるじゃないですか。啓発を進めるのにはそこですよ、そこ!

A: 民生委員・児童委員のみなさん、学校、NPOなどの民間団体とも連携しながらがんばります!がんばりますよ!

(´-`).。oO(…大切なことなのでもう一度言いますよ…ダイヤル189です…)

 

 

11. 認定こども園について

(1) これから必要となると思われるこども園の検討状況

Q: 港区の待機児童対策、年度始まりから終わりにかけて増加していく傾向はありますが、前と比べたらひと段落したような気も。でもでもまだまだ保育施設が必要な保護者は多いわけです。今の制度の壁、それは「保護者が就労しているか否か」でありまして、これに左右されないこども園は今のうちに本腰入れて検討するべきじゃなかですか?

A: 区の考え方は来年度に策定する次期港区基本計画で示していきます。

(´-`).。oO(…よろしくどうぞ)

 

 

12. 聞こえの改善支援について

(1) 集音ツール等の導入・普及

Q: 聞こえにくいとか聞こえづらいとか、まずやっぱり気付きが必要ですよね。行政窓口とかいきいきプラザとかによく聞こえる集音ツールとか、ちょっとアレ?と気付くかもしれないアプリ/ツールを置いてはどうでしょうかね?こういう普及拡大は気付きの促進でございますれば。

A: 高齢者の方々が利用する集音とかそういうやつ、施設利用者の状況や要望を踏まえながら窓口でICT技術の活用も視野に入れて充実させていくでござす。

 

(2) 効果的な補聴器使用のための制度の検討及び、所管課の横の連携

Q: 高齢者向けだけじゃなくて、もともと難聴児向けの制度とかもありますし、今度学校でも難聴学級も増えますし、要は「やさしい補聴器使用の支援制度」と、「本庁以外にも各総合支所や保健所、学校施設などの横の連携をしっかりとお願いしたい」です。

A: はい、子どもから高齢者までのライフステージに応じた、切れ目ない支援の充実に努めていきますです。

(´-`).。oO(…よろしくどうぞ)

 

 

13. 土砂災害防止対策

(1) 事業の拡充、対象者を拡大していく中での促進

Q: ほら、前々から我々、崖・擁壁改修事業の見直しお願いしていた中で、昨年東京都が港区内の120ヶ所を「土砂災害特別警戒区域(レッドゾーン)」に指定したじゃないですか。それを受けて改修事業の助成額とか金額とか充実してくれてありがとうございます。でもですね、崖とか擁壁とかって1件程度が直したら安全ってわけじゃないじゃないですか。隣近所も直して欲しくとも、強制はできないですよね。さて、どうしていきます?

A: せ、積極的に、じ、事業の、あ、案内を…!

(´-`).。oO(…よろしくどうぞ)

 

以上。


 

令和2年度予算のしつもん。まとめ。

えー、前回は「予算の質問やるよ」というところまでご報告したかと思います。なので今回は「予算の質問やったよ」というご報告です。自民党議員団としての総括質問というやつです。なお、ウェブサイト及びYoutubeにもまとめを掲載しましたのでお時間ありましたらどうぞ。

 

自分だけで45分も喋ってるわけです。クスリともしない話を長ったらしく話してるわけで、面白くもなんともないと思われますけれども、せめて「この人、こういう質問をするんだ」とか「議員の質問ってイマイチよくわかんねーし何の意味があるの?」とか、「質問に対して答えになってないべ」とか、なんとなくふぅーんと思ってもらえるだけで十分です。

 

編集して編集して、最後にせめてもの感謝のキモチで噛みまくるシーンを厳選したNG集をそっと入れてみましたけども、17分の動画のうち15分43秒からだけ見ていただいても結構です。

 

今回、自民党の他の議員さんからもご協力いただきまして、いつのも自分じゃカバーしきれない大きな範囲で質問ができました。池田さん、二島さん、土屋さん、たかやさん、やなざわさん、黒崎さん、どうもありがとうございました。

 

なお、その上で「質問全部読んでみたいわ」とか、「映像全部見てみたいわ」など、時間と気力に余裕のある方は

 

小倉りえこの公式もへったくれもない文字だらけのシンプルウェブサイト→区政報告→議会報告

 

港区議会ホームの…↑あ、マルするとこ間違えた。その上の「動画配信」です。

議員名で検索すると色々でますけど、まだ直近すぎるので議員ごとには反映されておりません(時間かかる)。なので左側の「最新の録画を見る」から

3月16日を選択。

開始30秒くらいから始まるので。よろしくどうぞ。

 

 

1. 新型コロナウイルス感染症に関わる一連の対応について

(1) 新型インフルエンザ編港区業務継続計画(BCP)の検討及び見直し

Q: 新型コロナじゃないけど、新型インフル発生した際に色々とこうしましょうね、という手引きがあるわけですが、2010年に作られて、2013年に改訂されてますが、今回の一連のことで課題も色々とあると思いますので検証して見直しをお願いいたす。

A: ですよね。

(´-`).。oO(…特に在宅ワークあたりが当時と全然違うわよ)

 

(2) 緊急的な措置のための予算対応

Q: 産業振興課の中小企業融資の例のやつ、すっごい助かってますよ。でも対象とならないところもありますし、高齢者とか家庭向けとかこれから色んなことで費用がかかるとおもいますので、国とか都の補正予算を待つことなく独自でフレキシブルに対応をお願いいたす。

A: 基金だったり予備費を使って柔軟かつ積極的に対応いたす所存。

(´-`).。oO(…フレキシブルにね、お願いね)

 

(3) 危機に備える体制構築

Q: なんかあんま声を大にして言えないけれども、連携がぐだぐだでしたわ。

A: 適宜、対応しております。

(´-`).。oO(…ほーぅ、そうきたか…我はそうは思わぬ)

 

2. 休校に伴う義務教育の継続について

(1) 実施される予定であった授業のフォローを含めた今後の対応

Q: 3学期が半月ほどふっとんだわけですが、今後はいかほどに?

A: 休校中の自宅学習、学校開放に来た子達に補足説明、念のために教科書を来月にも取っておいてねとお願いしたり、色んなことがんばります。

 

(2) オンライン学習などICTを活用した教育の考え方

Q: まったく環境整ってないけれども、これを機に区独自のオンライン学習とか考えていってもいいと思います。

A: 来年は教育センターで不登校の子向けにオンライン遠隔やるんですけれども、それ以外は検討会作りますので、そこで教育用コンテンツは積極的に。

 

(´-`).。oO(はい、よろしくどうぞ。)

 

3. 東京2020大会について

(1) 大会期間中における区独自の取り組みを成功させることについて

Q: 色々頑張って企画したりしてますよね。去年のラグビーのやつもパブリックビューイングやったりそういう経験とかを活かして、オリパラ事業も頑張っていただきたく。

A: がんばります。

(´-`).。oO(…今の私の頭の中は、もし年単位でそういうことになった場合にオリパラ担当課長の内線番号2020も変わっていくのかどうかでいっぱいです)

 

(2) 港区ならではのレガシー継承に関する検討について

Q: レガシーという種を巻いて、水をやって、栄養を与えて、根付いていくまでのサポート体制を検討していただきたい。今の段階から予算とか執行体制とか検討してちょうだいな。

A: 検討は進めますです。

(´-`).。oO(…ちゃんと花を咲かせて種も回収するのよ…)

 

4. 港区版ふるさと納税制度について

(1) 「区外からの寄付を増やすか」「継続して寄付してもらえるか」がキーになるわ。それにしても「区政全般への寄付」が一番多いのは、つまりそういうことじゃなくて?

Q: き、寄付文化の醸成を目指して、こ、公益的な活動団体への支援を追加します!

(´-`).。oO(…あくまでも「返礼品を設けたら負け」なのね…別にいいけど…)

 

5. 内部統制制度について

(1) 導入にあたっての準備状況及び期待される効果

Q: 新しく導入する組織マネジメント、いかがな感じ?

A: 不適正事務の予防です、予防。

(´-`).。oO(…予防…要望)

 

6. 職員の適正配置

(1) 未来に向かって港区を改革するための人員数や配置

Q: やっぱり人が足りなくないっすか?

A: 異動とか応援体制でやっております!

(´-`).。oO(…ふぅん)

 

(2) 全体の業務量と職員の適正配置などの管理の考え方

Q: 指定管理とかアウトソーシングが増えたので、全体の業務量と職員の人員配置とかわかりにくくなってない?

A: んなことありません!外に仕事出すことで今年度は6人も定数削減しました!

(´-`).。oO(…我はそうは思わぬ)

 

まだ半分なので、残りは次回に。