総務常任委員会報告

さて、本日は総務常任委員会がありました。いつものように簡単な報告と、委員のみなさんからのQなどを添えて。

 

1. H29年第2回港区議会定例会提出予定案件について

これこれこういう案件を全部で14件ほど定例会に上程しますので、議案審議にならない程度で質問なりどうぞ。

 

Q: これこれこういう資料をくださいな、など。

 

2. 港区基本計画(後期3年)見直し方針について

H27年度に作った6年間の港区に関するすべてのベースとなる基本計画なんですけど、中間の3年経ちますんで色々と見直しをしていきますね。

 

Q: 盛りだくさんになるのかもだけど財産活用とかどうするの?、自治体のバランスってあるよね、色んな事業の理由がオリンピックしか見てないような印象もあるけど大丈夫?、3年前に作った計画書なのに計画外の事業が中間見直しで盛り込まれるんだろうけど3 年間になんで予測できなかったの?、6年間のうち3年ごとの見直しは軌道修正かもだけど見てる期間が短すぎない?、どうやって後期計画に活かされるの?、『多様な人が〜』な重点課題が今更新しく追加されたのはなんで?、など。

 

3. H29年度港区政策評価の実施方針について

↑の基本計画を見直す時に事業政策評価を行います!H26年度から始めたので今回2回目です!

 

Q: この結果も基本計画に反映していくスケジュールよね、評価する人ってどうなのよ、など。

 

以上。

議会運営委員会報告

さて、本日は議会運営委員会がありました。いつものように簡単すぎる報告を。

 

1. H29年第2回定例会について

6/7(水)から16(金)を予定してますのでそのつもりで。議案は区長報告含めて14件、それぞれの議案を話し合ってもらう予定の委員会はこれこれこうですので。どうですか。はーいいいでーす。

 

2. 幹事長会の経過について

さっき幹事長会で話し合われたことは、議会人事を変えますよということと、暑くるしくなってきたのでノージャケットとかノーネクタイとかそういうやつです。はいはい。

 

3. 議会改革に関する提案事項の検討について

以前にね、議会にタブレット導入しようとかそういう話をしたじゃないですか。そんで、今月5/16に先行事例を見に行こう企画で逗子市議会に行きましたよね。どうでした?お聞かせてくださいな。まずは自民党から。

 

自:やっぱりですね、タブレット導入ありきで港区議会が導入を進めるのは今は必要ないと思うんです。だって今の現状みますとね、行政側はデータの取り扱いについて何もないですし、そっちのシステムの一環として議会がICT化するのは理解できるんですけれど、そういうのまだできてないですよね、行政側。お話聞いても100%ペーパーレスになるわけでもないですし。現段階で行政側の対応ができないものを率先してというのは難しいんじゃないでしょうか。連携してならわかりますけど。ま、もちろん今後も調査したり検討したりはする必要はあると思います。

 

はい、わかりました。次はみなと政策会議。

 

み:経費削減とか仕事の質が向上するじゃないですか。導入をお願いします。

 

はい、次は公明党。

 

公:逗子市議会では議会が先導していったので港区とは事情が違いますけど、紙の量が減って仕事のしやすさが上がったと言ってたじゃないですか。課題もまだあるようですけれど、そういうのを検討するにもあちらであったようなICT推進部会のようなものがあってもいいんじゃないでしょうかね。このまま議会運営委員会で話し合うのも難しいのかなと。導入は継続してお願いしていくスタンスです。

 

はい、共産党。

 

共:そうですね、実際行って、見て、話を聞いて、資料ももらって、思っていたより紙の量が減らないということがわかりました。もっと色々調べないといけないと思いますよ。早急に進めるのはどうかなあと思います。あとはやっぱり絶対に決めるのであれば全会一致で。

 

そうですかそうですか。以上。

アイ・スィー・ティー…ICT?な話

IT。スティーブン・キングの映画にもなったピエロの怖い怖いホラーな小説じゃないですよ。インフォメーション テクノロジー、つまり『情報技術』というやつですね。ICTともよく耳にする機会が増えたんじゃないかしら。ICTとはインフォーメーション&コミュニケーションテクノロジーの略でありまして、ITの情報技術に『通信』とか『伝達』とか相手がいることが加わったような前提もの。多分。いい方もICTという方が主流になっているような感じがありますが、ITをアイ・ティーではなく『イット』と間違えて連呼する人もいなくなったのがいいことなのかなあと。

 

と、いつものように本題とはまったく関係ない話でスタートしましたが、本日のお題は『デジモノ活用』です。議会でタブレットを活用している逗子市の市議会を訪ね、いろいろお話を伺ってきました。

 

 

4年ほど前から逗子市議会ではタブレットを導入しているということで、全国から視察希望が殺到するという大人気議会だそう。そもそもなぜ港区議会が訪ねていったかというと、昨年4月にタブレット活用の勉強会というのが開かれました。勉強会は初めてだったらしいですけど、その前からちょこちょこと『紙削減だ!』『ペーパーレスだ!』『ICTだ!』的なことがあったようでして。そんでその後もちょこちょこと話題には出ていましたが、先日の議会運営委員会で『活用しているところに見学に行こうね』ということになったわけです。

 

ようこそ!港区議会御一行様!ではないでしょうけど、運営委員を中心で13人くらいでお邪魔いたしました。ご対応くださった議会事務局の方々、逗子市議会のみなさま、貴重なお時間をどうもありがとうございます。あっもちろんいろいろ調整してくれている港区議会事務局のみなさんもどうもありがとう。ここが一番お仕事大変な部門じゃないでしょうか。今後ともお見捨てなきようどうぞよろしく。

 

まずは導入の経緯を含め、逗子市議会がどのように取り組んできたのかを伺いました。事前に色々とリサーチしていったんですが、改めてお話を聞くと『そりゃ進むよね』と感じざるを得ない理由がひとつ。紙とかコスト削減とかそういうレベルじゃないですよ。↑の画像にも写っていると思いますが、紙の資料をいただきました。経費削減のためカラーコピーが禁止なのですべての資料がモノクロの白黒印刷であるということ

 

 

議会の資料が全部そうだったんですって。これ、なかなか厳しいですよ。ほら、地図とか写真とか、オリジナルは色がついてても白黒になると何がなんだかさっぱり区別がつかなくなるし。そういうことから、まずはPCなどのデジモノを議会に持ち込むことからの検討が始まったというお話でした。そりゃデータさえもらえばカラーで見れるもんね。で、そこから色々と利便性とかのアレでタブレットに移行していったと。ふむ。

 

 

あ、もちろん紙の削減という目的もあったということですが、個人的にはモノクロコピーの方で十分な理由だと思う。あ、今タブレットを活用していても紙で必要な書類はあるからゼロになることはないようです。二つの情報を見比べなきゃいけないものありますからね、予算書とか。それはわかる。よく『議会のICT化は無駄なコスト削減だ!』ということが全面に押し出されたりしますけど、『導入にかかるイニシャルコストと維持のランニングコストを足しても、シンプルに紙とインクを使い続けていたよりコスト削減できましたよ!』というコスト回収的な結果がでるまでどのくらい時間がかかったのかを聞くの忘れてしまいました。大失敗。

 

市議会議員から直接色々と伺うこともできました。コストコストというだけではなく、労力というモノと作業時間というモノの観点では、デジタル化って随分と楽に便利にはなると思います。ほら、資料を準備してくれるお役所の方々のしんどいお仕事なわけじゃないですか。コピー機やプリンターに頑張ってもらいつつ、ホチキス留めだとか部数がどうだとか、資料に誤りがあったら差し替えだなんだの、気の遠くなるような作業なわけです。そういうところが減ることはとてもいいこと。

 

 

逗子市議会で活用されてるタブレットは貸与、議員ひとりひとりに貸し出されてると。そこにクラウドサービスを用いたデータフォルダーがあって、必要な書類はすべてそこに入り、アップロードされたらお知らせ配信がくるんだそうです。ちなみにそれ以外のアプリ、制限をかけてるわけでもなく、お好きに個人で使ってよいそうです。メールアプリも写真アプリも、他のでも。議員の裁量というか、モラルとか、良識を尊重していると。アクセスログは取っていないとのことでした。

 

 

タブレット採用している他の自治体、本会議や委員会の間にタブレットで遊んでいた的なニュースにもなったところがあるようですが、まぁアレですよね、モラルですよね、イロイロと。港区議会だったらどうかなあと想像してみると…恐ろしいからやめた。

 

 

逗子市議会は議員発案で『タブレット入れようぜ!』を全面に推し進め、導入費用を捻出するのに議長専用車の廃止とか議会費の中からの削減に尽力されたと。すごいですねー。ゴイスー。その半年後に行政でも管理職がタブレット活用し始めたと。へえー。

 

 

セキュリティとか色々ありますけど、議員が情報を受け取った時点で『公開情報』という認識があるかどうかで活用は変わってきますよね。情報の取り扱いという常識が各自治体で違うわけですから、もちろん個人でも。港区だと例えば『区からの公式プレスリリース的な何か』を事前に教えてもらえる議員とそうでもない議員がいるわけですし(役職とかですかね)、委員会が開かれるまで取り扱いにはご注意ください的な情報がありますし(委員会用の資料とかですね)、全議員に平等に同じ情報が同じタイミングにというわけではないように感じます。良いか悪いかは別として。

 

とにかく色々と参考になりました。でも改めて感じたのは、港区の場合は議会より先にデジタル化を考えるべきは行政側であって、議会はそのシステムに合わせるのがいいのかなっていう感じもします。でもそういうシステムになんとなく疎い感じのある行政側を議会からせっついていくのも手なんだろうなとも思います。なんにせよ、お役所の中の人々に視察に行ってもらいたい案件だと思いました。議員の活動のしやすさというより、港区が理想とする行政としての働き方や情報管理が今後の情報技術社会で生き残れるようにすることの方が大切だと思います。まる。

オリパラ対策特別委員会報告

さて、本日はオリパラ対策特別委員会がありました。いつものように簡単な報告と、委員のみなさんからのQなどを添えて。

 

1. 企業連携による東京2020大会カウントダウン装置の設置について

2月にですね、地元の方々から新橋SL広場になんか『オリンピックまであと何日!』的なやつが欲しいんだよねっていう要望がありまして。そりゃもうものすごい勢いで検討したりしまして、区内企業3社と連携を予定してることをお知らせいたします!東京2020大会の公式スポンサーの電気メーカーですよ!

 

Q: 3社ですけどSL広場以外に展開するの?イメージ図に企業名とかロゴとか載せてもいいようなものなのかしら?この連携企業ってやっぱりオリンピック公式スポンサーって大きいのかしら?役割分担の中で撤去について記載されてないけど?など。

 

 

2. 港区立幼稚園、小・中学校におけるオリンピック・パラリンピック教育の推進について

オリパラ教育というのを推進していくわけですが、港区では『ボランティアマインド』、『障害者理解』、『スポーツ志向』、『日本人としての自覚と誇り』、そして『豊かな国際感覚』という5つのジャンルを重点的にやってますです。これからも頑張っていきますです。

 

Q: 年間35時間以上の取り組みってどんな感じなの?障害者理解の取り組みってどんなことやってるの?今まで普通に教育の一環として実施されてることがここぞとばかりに『オリパラ教育』ってフィーチャーされるのには違和感があるよ、講師の先生が活動しやすいとか、プロの活動支援にもなるようなwin-winの関係じゃないとダメだと思うんだけど、運動会にオリパラ教育含められないの?など。

 

 

3. 障害者スポーツ活動の推進に向けた取り組みについて

東京都とフジテレビと協働で障害者スポーツの応援イベントやります。5/24(水)15:30〜17:00@港区スポーツセンター5F サブアリーナで。どなたでもウェルカムです。

 

以上。

総務常任委員会報告

さて、本日は総務常任委員会がありました。いつものように簡単な報告と、委員のみなさんからのQなどを添える前に、今月から約1年ぶりにリニューアルオープンした港区役所本庁11階の食堂の本日スペシャルランチ(750円)の写真を添えて。なんだっけかな、きのこピラフにポークソテー的なやつオンしたもの。

 

 

1. 長期継続契約対象契約の追加について

H18年から港区では複数年契約が適切と思われる事項については長期継続契約制度を採用してます。業務委託契約でもH25年から建物清掃とか、H26年から役所の設備運転管理とか、H28年からその他いろいろ増やしたり。で、今年度から土木施設とか照明機器とかそういうのも長期継続契約の対象として追加しますね。

 

Q: 昨年から増やした中に『子ども・高齢者・障害者関連業務』ってあるけど例えばどういうの?(A: 子どもは放課GOクラブの業務委託とか。高齢者と障害者はまだないです)、LEDは耐用年数長いけど5年間の契約が終わったらどうするの?(A:  5年後からは区に無償提供されるような契約になってるよ)、買い切りじゃなくてリースにする理由ってなんなの?、区内中小業者に取り付けとかの作業を発注する目的がリースの目的でもあるという認識でいいんですよね?、区内業者の育成とか事業を守っていくような視点も今後も忘れないでよろしくね、など。

 

2. 東京都議会議員選挙について

6/23告示の7/2投・開票日で都議会議員選挙ありますんでよろしく!

 

Q: 特になし。

 

 

3. 港区政策創造研究所による社会調査『港区における新規開業実態調査』の実施について

昨年は商店街、その前は区民消費について調査したんですが、今年は開業5年程度のビジネスを対象に調査かけます。なぜ港区なのか、必要な行政サービスとか、そういう調査を行って、新規開業の拠点としての港区の現状と課題を明らかにして政策に結びつけていきますのでよろしく!

 

Q: 去年の商店街調査で『そんな政策に繋げるための調査とは思わなかったよ!』と出さなかった・出し忘れたとこの声も少なくなかったからか、実態に即してるようなそうでもないような結果だったんだよね。なので是非次は今までの反省を活かして、封筒のオモテにでも『結果が政策に直結します』くらいのことは書いて回収率あげれるように頑張ってください。

 

4. 社会保障・税番号制度における情報連携及びマイナポータル子育て電子申請等の状況について

マイナンバーとかそういうアレから、今年7月から国とか各地域公共団体との情報連携が始まる予定だったんですが、10月以降に延期になりましたのでご報告。機能改善のためと思っていただいて結構。

Q: 特になし。

 

 

お役所からの報告に対する我々の意見ってどこまでがどうアレなんでしょうね。以上。

議会運営委員会報告

さて、本日は議会運営委員会がありました。いつものように簡単すぎる報告を。

 

1. 事務局長の異動について

4月から議会事務局長が変わってますのでみなさん仲良くね。はーい。

 

2. 区の幹部職員の異動について

4月から人事異動で色々変わってますからよろしくね。誰々は常時、誰々は必要に応じて議会運営委員会に出席することになりますのでそんな感じでよろしく。はーい。

 

3. 議会改革に関する提案事項の検討について

以前にね、議会にタブレット導入しようとかそういう話で勉強会とかしたじゃないですか。その後、みなさんそれぞれ会派でタブレットとかの検討をお願いしてたと思いますが、どんな感じなのかお答え聞かせてくださいな。まずは自民党から。

 

自:勉強会の時のようにタブレット配布ありきではダメだと思いますよ。資料閲覧だけできても意味ないですし。議会をICT化してくのはいいと思いますけど、目的をもっと明確にしてくのが先だと思います。もっと検討は必要ですね。

 

はい、わかりました。次はみなと政策会議。

 

み:タブレット導入を進める方向でお願いしますよ。ペーパーレスだけじゃなく、事務局とかみんなの作業効率化にもつながりますし、議会中でもネットに繋げてわからない用語があったら調べたりもできるじゃないですか。先進事例とか経験者に聞けるような視察に行きたいです。

 

はい、次は公明党。

 

公:早く進めたいと前々から言ってるわけでして、前に先進事例で視察にいったこともあるんです。委員会の日程調整とか楽になると思いますし、情報伝達手段でいいものだと思うんですよ。区民相談でも資料をデータで使いたいんですよね。タブレットも私物か共有か課題もありますし、セキュリティも課題ですけど、まずは議会で採用しているところを視察に行きませんか?

 

はい、共産党。

 

共:そうですね、やっぱり導入ありきで話進めるのはよくないと思いますね。実際に仕組みを考えて進めていくべきだと思いますよ。具体的な方法、例えば区の計画書とか報告書とかのペーパーレスとか。あとは全会一致でお願いしたいところです。

 

そうですかそうですか。じゃじゃじゃじゃあ、目的に会うようなところへまず視察行ってみるとかそういう感じで考えていきますかね?はーい。

 

以上。

報告会を通じてひとつ問題提起をしました。

『年に1度の2回の報告会』と文字にすると非常に不思議感満載で、1回なのか2回なのかどっちなんだいと言われる小倉りえこ報告会です。毎年1回、1日だけだと色んな職業とな働き方とか暮らし方があってアレですので、平日の夜に1回(お店閉めてからでもちょこっと見にきていただけるように)、それだけだと遅い時間だからお店関係ない方には申し訳ないので週末のお昼に1回。初回と最終回、『こけら落とし』と『千秋楽』のみという、字面だけある意味スペシャルな報告会。某姉妹風に言えばファビュラス☆

 

それでも残念ながら全部の方々に公平に平等にというわけにはいきません。なので資料抜粋とかそういう対応でいつでもお好きな時に『ああ、報告ってそんなもんか』とでも知ってもらえるようにまとめも作ります。そんでウェブサイトで公開しておいて、自分自身でもいつ何時でも見直せるように。備忘録はできましたのでサイトに載っけてありますのでご自由に参照ください。

 

そして前回は『お前は上から下まで色合いが地味だ』と指摘がありましたので、2回目はその地味度を少しだけ脱出してみたつもりです。どう?小倉りえこ、これが目一杯の精一杯☆

 

そんなことはどうでもよくて。

 

今年の報告会では聞きにきてくれたご近所を中心とした方々に対し、ひとつの問題提起をしました。それは『麻布十番商店街を観光スポットにしていいかどうか』ということです。私1人だけでは抱えきれないことですし、みなさんがどう考えているかが大切ですし。地域の意見は無視しちゃいけない。バランス取るのは難しいんだろうけど。個人的な思いと見解からは、麻布十番商店街を全力で観光スポット化することにちょっと難色を示したい方です。え?以外?

 

一概には言えない難しい、もどかしい、そんな話題を『みなさんも一緒に一度考えてもらえませんか?』と今年の報告会を通じて投げかけてみました。今、麻布十番にとってこれからの明暗を分けるくらいの大切な時期かもしれなくて、ひとつ何かを間違うと麻布十番は商店街の街から繁華街の街へ一直線になってしまうような気がするからなんです。『繁華街にならない商店街』というのを目標に努力してきた地域ですから、そこは引き継いでいきたいわけじゃないですか。や、個人的にずーっと考えてることなんですけど。

 

今の麻布十番はそりゃもう立派な有名な街になりました。地下鉄が通り、交通の利便性が高くなったからたくさんの方が訪れ、メディアでも取り上げられます。でもね、地下鉄通る前までは麻布十番って陸の孤島と言われていました。だってずっと昔に『地下鉄はいらん!』と確か日比谷線の開通を反対した地域です。それが地域と商店街の努力である意味(いい意味で)ガラパゴス化というか独自の進化をしてですね、普通に暮らす上で必要なお店が残りつつ、今は新しいお店もできて色々と共存できてるのが麻布十番商店街です。と、そう思ってます。

 

お店もたくさんあるだけじゃなく、暮らす人もたくさんいますし。だからこそ商店街を中心に発展・存続してきた地域なわけです。そこはやっぱり尊重したいですよね。や、あくまでも私見ですよ。や、もちろん訪れるお客さんが大切なのも十分理解してますよ。だってお店の集合体ですもの。

 

今は地下鉄が2本も通り、そういうことからだろうけども六本木ヒルズも出来て、たくさんの方々がなんとなくふらりと訪れるもよしというエリアになりました。でも私は声を大にして言いたい。地下鉄が通ったのはあくまで『たまたま』であって、地元組織と地元商店街が麻布十番商店街を維持してきたからの努力に周囲が魅了されてることを忘れてはいけないよと。そういう見方もあるかとは思いますよ。

 

観光客がどっと押し寄せると暮らしにくくなると感じる人もいるわけですし、観光客もお客さん候補なわけですから売り上げ貢献に期待するとこもあるわけですし、上手なバランスが必要になるわけです。難しい問題ですよね。

 

なぜこういう風に改めて問題提起をしたくなったのか、その理由のひとつとする港区政策創造研究所による『港区商店街・商店等実態調査』の結果を近いうちにまとめようと思います、まる。

報告会してます。


区議会議員のお役目(not仕事)について報告すべく、年に1度報告会を開いています。昨年に続いて2度目、どなたでもウェルカムな報告会です。ご近所にお住まいの方々、十番商店街の方々、ふらっと寄ってみたよはじめましての方々、昨日の報告会にお越しいただきましてありがとうございました。来賓少なめな上、自分が司会進行、自分報告メインの自分オンステージ。それが小倉りえこ区政報告会、俺リサイタルの喋り倒す40分のステージ。ボエーー。今回も長くてごめんなさい。

 

麻布十番商店街会長&港区商店街連合会会長でもあります、きものアートすなが店主&小倉りえこ後援会会長の須永さんからまずご挨拶をいただいて、『小倉りえこはあれだな、真面目なのはいいけれど上から下まで色合いが地味すぎる』と爆笑トークから始まり、『まだまだひよっこだから頑張れよ』をゲキをいただきました。きたしろ勝彦都議会議員、かんの弘一都議会議員にも今回も褒めていただいてどうもどうもありがとうございます。

 

喋りたいトピックがたくさんありすぎて、知ってもらいたいこともたくさんありすぎて、上手にまとめて報告できるようになるのが課題でありまして。『よくあれだけ長くしゃべるねえ』とは言われましたけど『長すぎたねえ』とは今回言われず。よかった…としていいのかどうかはよくわからないけど。

 

お話した内容は『1年間の活動報告』なわけですが、

1. こういうこと提案したらこんなことが新しく始まることになったよ

2. 新しく何かを作ったとか建てたとか目に見えるようなものじゃなくて、表に出るところまで至ってないこともこういうこと言ったらこうなったよ

3. みなさんからの要望があってこんなことを申し入れているよ

 

このような内容をスライド使ってわかりやすくお話します。演説とか来賓挨拶は噛み噛みで全然上手ではないけれど、説明することは比較的得意。多分。でも長い。ごめん。

 

 

自分のお話だけだとものすごくつまらない会になってしまうと思うので、先月に港区政策創造研究所(区役所のとある部署のような感じ)が『港区の商店街とか商店とかで大規模調査を行ったので色んなことまとめました』という調査結果がでたので、その概要の報告も行ったんですね。港区の商店街とかに限定したこういう調査ってかなり珍しいと思うし、貴重だと思うんです。

 

しかも、研究所(というか区役所)にお願いして、麻布十番商店街だけのデータを別途もらって、その内容を報告したり。興味深いものですよ。『商店街が賑わえば自分のお店の商売も良くなると思う』とか『商店街が賑わってようがそうでもなかろうが、自分の店の商売は自力でなんとかできるから大丈夫です』とか、そういう質問に対してどう考えているかの調査結果ですよ。悩みますよ。あ、あと政務活動費の使い道とか割合とかそういうあまりヨソで聞かないようなお話も。

 

小倉りえこ報告会は必ず2回、平日の夜と週末の昼。ちなみに内容は同じです。次回の報告会は4/9の午後2時から麻布十番会館2Fで行います。次回は報告会の前に30分の時間で特別講師を招いて『全年齢(特にシニア向け)がおうちでできるかんたんストレッチ講座』もありまして、そっちだけ見にきて帰るというの全然オッケーです。

お時間ありましたら是非お越しくださいませ。

 

同じ会派の区議会議員だって見学にくるくらいの喋り倒す de show。お役所の中の人だってもちろんウェルカムさ。区議会議員が何考えて街場に報告してるか気になるじゃろ??

委員会報告

さて、本日は総務常任委員会がありました。いつものように簡単な報告と、委員のみなさんからのQなどを添える前に、来週4/3から約1年ぶりにリニューアルオープンする港区役所本庁11階の食堂の内覧会の写真を添えて。『社食』的な空間は嫌いじゃない。

 

 

1. 港区電力調達方針の策定について

電力の小売が全面自由化したでしょう、そんなことから港区でもいろんなことを踏まえた考え方とか調達方法とか『港区電力調達方針』というのを定めましたよ。

Q: 小売電気事業者って港区にどのくらいあるの?(A: 区内登録は26社だよ)、こういうので港区にメリットってどういうのがあるのかな?(A: 例えばみなとパーク芝浦だとね、電気の基本料金が3分の1くらい安くなったよ)、など。

 

2. 港区人口推計(H29年3月)について

毎年この時期に港区政策創造研究所が出してる港区の人口推計、新しいのできました!

Q: 人口が増えてもただ2極分化するだけで人口が増えればいいというものでもないような気もするなあ、こういう推計をもとに他の課からこういうデータが欲しいとか問い合わせとかあったりするの?(A: 無くはないね、保育とか学校教室数とかそういうのの考え方で必要ってことあるよ)、推計だけじゃなくて『こうこうこうなのでああしたらいいと思いますよ』っていうアドバイスも一緒に渡せるようになるといいね、など。

 

3. H29年度組織改正について

総務部の関連だけで言いますとね、『働きやすい職場づくり推進担当部長』ってポスト設けますわ。超過勤務のこととか、メンタルヘルスのこととか担当で。ちな、『人材育成推進担当課長』と兼務な。

Q: ま、実態と懸け離れたようなものにしていかないようにということが心配、教育委員会とかいわゆる『区長じゃない教育長管轄』のところも対応するの?(A: しますよ、全庁対応で)、など。

 

4. H28年度港区外郭団体経営評価結果について

『港区外郭団体経営評価委員会』というのがありまして、見直しにかかわる検討とかアドバイスのために4団体の評価しました!シルバー人材センターと、スポーツふれあい文化健康財団と、社会福祉協議会と、みなと障害者福祉事業団です。

Q: 自主財源を増やしていく取り組みってどういう風に考えているのかな?評価シートをもっときっちりちゃんと記入するなりして欲しいよ、先を見据えた評価って絶対必要だよ、スポーツふれあい文化健康財団の職員(正規、その他)の平均年齢高すぎじゃね?など。

 

5. 土地の購入(元麻布2丁目)について

保育園作るのに仙台坂上の土地を去年買ったんだけど、そのお隣の土地も買えることになりました!これで長方形のいい感じの土地として使えます!単価は約201万6725円/平米(308.52平米)で総額6億2220万円です!財源は公共用地買収基金から出します!

Q: 使いやすい形の土地になってよかったね、スケジュールってどんなもんでしたっけ?など。

 

6. 港区政70周年記念 港区オープンデータアプリコンテストの実施結果について

11〜12月で募集してたコンテスト作品、先月に表彰式行いました!応募作品総数は34件のうち、5作品が受賞しました!

Q: 素敵な作品のアイディアは反映されます?こんなオープンデータあんなオープンデータがあったらいいななんて話ありました?など。

 

7. 港区財務書類作成基準の改正について

国の方で財務書類の標準書式が変わったんですよ。もちろん港区もそれに倣って、項目が細かなものに変わったりとか、資産の取り扱いについて少しだけ変わりましたのでご報告しますね。

 

8. 『港区公共施設マネジメント計画(素案)』について

12月から1ヶ月ほどパブリックコメントを募集していたんです。3通、11件の貴重なご意見がきましたのでご報告しておきますね。

 

以上。

委員会報告

さて、本日は来月発行の区議会だより編集委員会のあとに、オリンピック・パラリンピック対策特別委員会がありました。いつものように簡単な報告と、委員のみなさんからのQなどを添えて。

 

1. オリパラ大会に向けた暑さ対策の取り組みについて

昨年の夏に1ヶ月半くらい、新橋のSL広場でドライミストぶしゃーな実証実験を行いましたけど覚えてます?結果が出てですね、目標マイナス5度(空間温度、体感温度共に)が達成できたようです。今後は業者さんが機器改良もやるようですし、H30年度導入を向けてがんばりたいです。あ、あと路面の温度を下げるような遮熱性舗装とか保水性舗装の区の道路も増やしていきます。H32年度には『区道の舗装完了、目指せ全体の9%』です!

Q: ミストぶしゃーを導入って財源とかどうすんの?設置場所の選定とかどうすんの?道路を遮熱と保水としてるけど、どちらをどうやってがんばっていくのかな?遮熱性の塗料塗ればいいだけじゃなくて木を植えるとかさ、色々大きなレベルでのまちづくりもあるわけでしょ、ミストぶしゃーだって1カ所ではどうにもならないし。目指せ区道9%ってそこがゴールなわけじゃないよね?そういうとこも大きく考えてくださいよ、など。

 

2. 『都市鉱山からつくる!みんなのメダルプロジェクト』について

オリパラの金銀銅メダルを家電リサイクル金属から作ることになったようですし、港区としても集めていきますよ!元々小型家電リサイクル用のボックスを支所とかに置いてありますし、チラシとかポスターとか使って集めていきます!

Q: 全部のメダルつくるのにどのくらいの量がいるの?何台くらいの何がいるの?メダル作りに参加しましたっていう証明みたいなお礼みたいなものはあった方がいいのかな?リサイクルの締め切りってあるの?メダル分がすべて集まりきったあとは普通通りに戻るの違うの?記憶に残るようなことだと思うし学校にも声かけてあげようよ、など。

 

3. 東京2020公認プログラムの認証状況について

12事業で『東京2020公認プログラム』を取りました!ご報告まで!

Q: 区の主催なの?共催なの?など。

 

4. 港区東京2020応援プログラム推進事業助成制度について

助成金出します!限度額10万円から100万円まで!(ただし公益財団法人東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会による『東京2020応援プログラム』の認証を受けた港区内の団体に限る)

Q: これ、町会・自治会もやろうと思えば入るものなの?どうしても認証受けなきゃいけないの?第1期・第2期の受付ってことはなんか早い者勝ちな印象あるけど大丈夫?など。

 

以上。