港区議会 H29年度予算特別委員会 その1

第1回定例会は1ヶ月の期間です。区長の所信表明があって、各会派の代表質問と議員の一般質問があって、常任委員会が開かれて、そして予算特別委員会。4月から1年間の予算についてああだこうだ、予算に限らずとも何するどうするああするこうする、そんなやつ。

 

議員おひとり60分という持ち時間で、やれ議会費だ総務費、やれ土木費だ教育費、そういう項目にわけて色々な質問をするわけです。担当の課長さんとの1問1答形式のような感じで、そのやりとりを含めておひとり60分。あ、小学生の時に『女の60分』という土曜お昼の番組が好きでたまらなくて、半ドンダッシュで家に帰ってた記憶があります。半ドンって今でも通用するのかしら。

 

さて、そんなことはどうでもよくて。全部終了したらまとめてウェブサイトに掲載していきますが、簡単におさらいをしていきます。

 

【総務費】
1. 『やさしい日本語』について

Q: 秋の定例会で提案した『外国人向けに簡単な日本語で表現するやさしい日本語どうですか?』を早速H29年度から採用していただけるようでどうもありがとう。区役所に理解してくれる人がいておばちゃんとっても嬉しい。で、どうやって取り組んでいきます?

A: 今の多言語は英語を中心にハングル、中国語でやってましたが、やさしい日本語を4番目の言語として位置付けていきますね。『避難してください』を『すぐに にげて』とするような、外国人にも理解しやすい表現で。まずは防災情報、生活情報、地域イベント情報の表記からいきますよー。

 

Q: やさしい日本語、職員向けの課題って何かある?

A: 漢字にルビ振るとか、簡単な言葉を使うとか、日本人でも規則知らないと上手にできません。なおで行政情報多言語化ガイドラインを作って、職員向けに『やさしい日本語マニュアル』を作っていきますね。

 

2. 適正な職員数について

Q: 職員配置の適正数ってどうやって評価されるのかしら?

A: 業務量に応じた職員を配置ですよね。でも業務量把握することが難しい部門とか色々ありますし、執行体制の効率化とか総合的に踏まえて配置していかなければいけないなあとは考えてますよ。

 

Q: 人が足りてない部門もあるような気もするんだけど、今までに年度途中の職員異動ってあったりした?

A: 施設開設を目前に、最終調整で人を集中してもってくる必要があったから兼務で1名。臨時給付金とかで14名に兼務出したりとか、係長が退職したから他から異動したり、年度途中の異動ありますよ。

 

Q: 来年度に優先的に職員配置するのはどの部門?

A: 待機児童と児童相談所設置に関わる子ども家庭支援部かなあ。児童相談所関連は5名増やしますよ。

 

こんな感じの総務費。『やさしい日本語』がもちっとメジャーになるといいな。だって、日本在住の外国人で日本語できる人は6割7割、英語がわかる人4割とかだもの。民生費に続く。